カスミ(サマー) 第2話
{player}を追跡し、海に辿り着いたカスミ。その足取りを追ううちに怪しい取引現場を目撃し、事件の気配を感じ取ったカスミはなんとか止めようとするが、いつの間にか一緒に海を楽しんでしまう。
-------------- situation:
探偵が水着に着替えたら
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
探偵のアルバイトに突然顔を出さなくなった{player}。
その行動の真相を確かめるため、カスミは調査を始めた。
voice: vo_adv_1157002_000
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
なぜ……
voice: vo_adv_1157002_001
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
なぜ私はこんなところに──。
voice: vo_adv_1157002_002
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
──海に、来ているんだい!?
voice: vo_adv_1157002_003
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
私になにか隠し事をしている助手くんを追ってきてみれば、
【chara 101411 face 6 (surprised)】
まさか海に辿り着くとは……
voice: vo_adv_1157002_004
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
どうして助手くんは海に……?
荷馬車もあったし、ここに来ているのは間違いないのだけれど……
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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
配達の仕事とはいえ、
助手くん一人が何度も配達に来るというのは不自然では?
【chara 101411 face 3 (anger)】
ううむ、ますます気になる……!
voice: vo_adv_1157002_006
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
だが、当の本人は……【chara 101411 face 4 (sad)】
海水浴客が多くて見つけられないね。
【chara 101411 face 3 (anger)】
ここはまず、周辺の観察をして……
voice: vo_adv_1157002_007
女の子:
【chara 213 face 1 (normal)】
ねーねーお姉ちゃん。
voice: vo_adv_1157002_008
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
へっ?
あ、【chara 101411 face 1 (normal)】
ああ……なにかな?
voice: vo_adv_1157002_009
女の子:
【chara 213 face 1 (normal)】
お姉ちゃんって、探偵さん?
voice: vo_adv_1157002_010
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
っ!?
な、なぜそう思うんだい……?
voice: vo_adv_1157002_011
女の子:
【chara 213 face 6 (surprised)】
だって、海に来てるのに水着じゃないし、
虫眼鏡でいろいろ見てたから、探偵さんかなって。
voice: vo_adv_1157002_012
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
う……この格好だと、目立ってしまうのか……
郷に入っては郷に従え、木を隠すなら森の中と言うし、
【chara 101411 face 3 (anger)】
仕方がないね……!
voice: vo_adv_1157002_013
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
──よし!
voice: vo_adv_1157002_014
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
この格好なら周りにしっかりと溶け込めているだろう。
【chara 115711 face 4 (sad)】
助手くんに見つかって、逃げられてしまっては元も子もないからね。
voice: vo_adv_1157002_015
カスミ:
【chara 115711 face 2 (joy)】
ふふっ、私の変装術もなかなかのものだろう。
【chara 115711 face 6 (surprised)】
……水着に着替えただけだけど。
voice: vo_adv_1157002_016
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
では改めて助手くんの行方を捜すとしよう。
なぁに、聞き込みをするまでもない。
voice: vo_adv_1157002_017
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
助手くんは大きな荷物を運んでいるうえに、靴を履いている。
voice: vo_adv_1157002_018
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
そしてここは砂浜。
重いものを抱えていれば、他よりも深い足跡が残ってしまうはずさ。
voice: vo_adv_1157002_019
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
そういう足跡を見つければ……【chara 115711 face 1 (normal)】
おっと、これだね。
間違いない、助手くんの靴の跡だ。
voice: vo_adv_1157002_020
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
ふっふっふ、
探偵の観察眼から逃れられると思わないことだね……!
voice: vo_adv_1157002_021
カスミ:
【chara 115711 face 3 (anger)】
覚悟したまえよ、助手くん……!
voice: vo_adv_1157002_022
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
随分と奥まったところまで来たね。
海水浴客も近寄らない海岸の隅じゃないか……
voice: vo_adv_1157002_023
男1:
【chara 911 face 2 (joy)】
ぐぇっへっへ。
運び屋の兄ちゃん、この辺りにしておこうや。
voice: vo_adv_1157002_024
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
ん……声……?
voice: vo_adv_1157002_025
男2:
【chara 811 face 1 (normal)】
誰にも尾けられてねぇよな?
もしこの現場を見られたら……【chara 811 face 2 (joy)】
くくく……!
voice: vo_adv_1157002_026
カスミ:
【chara 115711 face 4 (sad)】
な、なんだあの見るからに怪しい男たちは……!
それに、【chara 115711 face 6 (surprised)】
あれは……助手くん!?
voice: vo_adv_1157002_027
男1:
【chara 911 face 1 (normal)】
さぁ運び屋さんよ、見せてくれや。
俺たちが頼んだ例のブツをよ……!
Choice: (1) 例のブツです。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1157002_028
男2:
【chara 811 face 2 (joy)】
おお、間違いねぇですぜ……!
voice: vo_adv_1157002_029
男1:
【chara 911 face 2 (joy)】
相変わらずいい仕事するじゃねぇか兄ちゃん。
こいつぁ上物だな……!
これくらいのものになると、大きな街でしか手に入らないからなぁ!
voice: vo_adv_1157002_030
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
なんて不審な会話だ……!
それに、例のブツって……?
voice: vo_adv_1157002_031
男2:
【chara 811 face 2 (joy)】
くくく……楽しみだぁ……
この海に来る連中が上げる悲鳴……!
voice: vo_adv_1157002_032
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
と、ともかく、あれが助手くんの取引相手なのは間違いなさそうだ。
【chara 115711 face 4 (sad)】
しかし、彼らを見た目で判断するわけじゃないが……
どうも匂う……危険な匂いがするよ……
voice: vo_adv_1157002_033
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
もしかして助手くん、
彼らに騙されているのでは……?
voice: vo_adv_1157002_034
カスミ:
【chara 115711 face 4 (sad)】
知らないうちに悪事に加担させられるとか……
人のいい助手くんならありうる……!
voice: vo_adv_1157002_035
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
ただの配達の仕事かと思っていたけれど、
【chara 115711 face 3 (anger)】
これは……まずい状況かもしれないね……!
voice: vo_adv_1157002_036
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
ひとまず、助手くんの後を追ってはきたけど……
voice: vo_adv_1157002_037
カスミ:
【chara 115711 face 4 (sad)】
これからどうしようか。
【chara 115711 face 6 (surprised)】
もし、助手くんが何らかの事件に巻き込まれているとすれば、
【chara 115711 face 3 (anger)】
探偵として彼を止めなければ……
voice: vo_adv_1157002_038
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
でも、助手くんは真面目で誠実な人だからね。
【chara 115711 face 4 (sad)】
犯罪にかかわっていた、なんて知ったら……傷ついてしまうな。
voice: vo_adv_1157002_039
カスミ:
【chara 115711 face 4 (sad)】
それは……イヤだ。
voice: vo_adv_1157002_040
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
まずは彼にそれとなく接触して……
Choice: (2) カスミちゃん?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1157002_041
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
わぁあっ!?
voice: vo_adv_1157002_042
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
だ、誰のことかな?
私は通りすがりの海水浴客で……
voice: vo_adv_1157002_043
カスミ:
【chara 115711 face 4 (sad)】
えっと……無理だよね。
【chara 115711 face 1 (normal)】
──やぁ、奇遇だね助手くん!
voice: vo_adv_1157002_044
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
私は偶然、たまたま、奇跡的に海に遊びに来ていたんだけど、
【chara 115711 face 1 (normal)】
君は配達のアルバイトかな?
Choice: (3) 終わったところ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1157002_045
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
そ、そうかい!
だったらその、【chara 115711 face 1 (normal)】
ここで会ったのも何かの縁だ。
voice: vo_adv_1157002_046
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
私と一緒に海でバカンス……なんてどう、かな……?
Choice: (4) いいよ!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1157002_047
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
それはよかった!
voice: vo_adv_1157002_048
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
よしよし、なんとか誤魔化せたね。
voice: vo_adv_1157002_049
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
このまま助手くんと一緒に行動して、
取引相手の彼らの情報を引き出しつつ、
【chara 115711 face 6 (surprised)】
もしそれが危険なことだったら……【chara 115711 face 3 (anger)】
私の手で止めてみせる!
voice: vo_adv_1157002_050
カスミ:
【chara 115711 face 3 (anger)】
助手くんは……私が守る!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1157002_051
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
──それぇ~っ♪
あははは、サーフィンというのもなかなか楽しいものだね!
voice: vo_adv_1157002_052
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
波の強さ、流れる方向を予測して、
このサーフボードで海を滑走する……!
【chara 115711 face 2 (joy)】
どうかなっ、うまいものだろう?
voice: vo_adv_1157002_053
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
──遠くに見えるあの船は……漁船かな?
【chara 115711 face 1 (normal)】
大漁旗を掲げているし、今日はおいしい海の幸に
ありつけるかもしれないね!
voice: vo_adv_1157002_054
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
この望遠鏡かい? 【chara 115711 face 2 (joy)】
もちろん、探偵としてのたしなみさ。
【chara 115711 face 1 (normal)】
探偵秘密道具、なんて気取ったものではないが、
他にもまだまだ持ってきているよ。いつか見せてあげよう。
voice: vo_adv_1157002_055
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
──ふむ。これはなにかの卵かな……?
この辺りに生息していて、砂浜で産卵する生き物といえば……?
voice: vo_adv_1157002_056
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
あ、ちょっとそこのカニくん。
よく見えないからそこをどいてくれないかな?
voice: vo_adv_1157002_057
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
──おおっ、見たまえ助手くん!
この貝殻、珍しいと思わないかね?
voice: vo_adv_1157002_058
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
形といい色彩といい、実にミステリアスな魅力を秘めている。
ふふっ、持って帰って部屋に飾るとしよう。
voice: vo_adv_1157002_059
カスミ:
【chara 115711 face 2 (joy)】
──ふふっ♪
海で遊ぶのも楽しいものだね、助手くん♪
voice: vo_adv_1157002_060
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
この開放的な環境がそうさせるのか、
ついウキウキしてしまうよ……♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1157002_061
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
って、ちがーうっ!
voice: vo_adv_1157002_062
カスミ:
【chara 115711 face 3 (anger)】
私のバカ!
海を遊びつくしてどうするんだい!?
voice: vo_adv_1157002_063
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
目的を忘れちゃダメじゃないか。
【chara 115711 face 3 (anger)】
助手くんを守るのが目的だろう?
Choice: (5) 次はビーチベースボールをしよう。
Choice: (6) 次は釣りをしよう。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1157002_064
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
ほう、それは興味深いね!
海で行う球技といえばビーチバレーだと思っていたけど、
そういうのもあるんだね……!
Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1157002_065
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
いいねっ、私と助手くん、どっちが多く魚を釣れるか勝負するかい?
魚の思考を推理しながらうまく釣り上げればいいんだろう?
【chara 115711 face 2 (joy)】
私の推理力を見せてあげよう!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1157002_066
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
……こほん。
voice: vo_adv_1157002_067
カスミ:
【chara 115711 face 6 (surprised)】
えーっと……
voice: vo_adv_1157002_068
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
じゃあ、もう少しだけ。
……遊んでいこっか。
voice: vo_adv_1157002_069
カスミ:
【chara 115711 face 4 (sad)】
こ、これは仕方がないんだ!
【chara 115711 face 6 (surprised)】
探偵として、助手の息抜きをしてあげるのも大事だからね!
voice: vo_adv_1157002_070
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
あっ!
海の家があるよ、助手くん!
voice: vo_adv_1157002_071
カスミ:
【chara 115711 face 1 (normal)】
私、海の家の焼きそばを食べてみたかったんだ。
ああ、ソースの香りがここまで漂ってくる……!
voice: vo_adv_1157002_072
カスミ:
【chara 115711 face 2 (joy)】
よーし助手くんっ、海の家まで競争だっ♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
名探偵カスミは、事件に巻き込まれつつある助手のため、
軽やかな足取りで海の家へと走るのであった。