クロエ(聖学祭) 第4話
アメスの見せる「夢」の中で、黒江花子はバイトや家事や学業で多忙を極めながらも日々の鍛錬を怠ってはいなかった。一方『聖学祭』を制覇してなかよし部を守ったクロエはこれからも青春を続けるのだった。


-------------- situation:
クロエ学祭雑記/青春の灯
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 文武の祭典『聖学祭』は、
なかよし部を擁する「しとやか」組の勝利で幕を閉じ、
すでに校内では撤収作業が始まっていた。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 大会運営のご指名を受けたクロエは、
なかよし部の面々と別れ、作業の陣頭指揮を執っていた。

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クロエ:
【chara 116211 face 8 (special_b)】 ちょー、A班そっちの最終点検よろー
【chara 116211 face 4 (sad)】 C班ごめ、この廃材そっちに逃がしといてー

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 チエル発案の後夜祭企画を手伝っている{player}は、
その旨を伝えるためクロエの元を訪れた。

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クロエ:
【chara 116211 face 1 (normal)】 あれ、{player}まだ帰ってなかったんだ?
何、どしたの。おつかい頼まれた子供みたいな顔してるけど。

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クロエ:
【chara 116211 face 8 (special_b)】 へぇー、後夜祭ねぇ……
チエルそんなことやるんだ。わざわざご苦労っすわ。

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クロエ:
【chara 116211 face 2 (joy)】 ま、あいつらしいけど。

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クロエ:
【chara 116211 face 2 (joy)】 おっけ、いいじゃん。
したらコレ全部片付けたら、うちも合流するッつっといて。

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クロエ:
【chara 116211 face 6 (surprised)】 あれ、ちょっと待って……
え、なんかこの辺ピカついてない?

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クロエ:
【chara 116211 face 4 (sad)】 何何何、なにこの光……
てか覚えある気味だわ、なんだっけコレ……えーっと……

--- Switch scene ---

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花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 らっしゃーせー

voice: vo_adv_1162004_008
花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 ──って、なんだ{player}か。
【chara 110832 face 1 (normal)】 おつかれ、今日またヘルプ入ってくれンだって?

voice: vo_adv_1162004_009
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 うち昼番で5時までだから、もう上がるとこ。
【chara 110832 face 2 (joy)】 そんじゃ、あと閉店までヨロっすわ。

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花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 え? ああ、アストルム?
【chara 110832 face 1 (normal)】 ん……インするかもだけど、今日はだいぶ遅くなるかな。

voice: vo_adv_1162004_011
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 この後、家のご飯作ったり、ガッコーの宿題的なのもあるし。
まあ、あと、他にも色々あってさ。

Choice: (1) 忙しいんだね。
----- Tag 1 -----
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花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 まーね。
【chara 110832 face 2 (joy)】 逆に言えば充実してるってカンジ?

voice: vo_adv_1162004_013
花子:
【chara 110832 face 2 (joy)】 そんじゃ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その後、{player}は閉店まで働いた。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 帰り道、河沿いの道を歩いていると、
ランニングウェアで走り込んでいる花子とすれちがった。

Choice: (2) 声をかける。
----- Tag 2 -----
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花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 はッ、はッ……! はッ、はッ……!

Choice: (3) (あれ? 聞こえなかった……? )
----- Tag 3 -----
Choice: (4) 追いかけて大きな声をかける。
----- Tag 4 -----
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花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 きゃああああ!

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花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 なっ、なに……
ああ、あんたか、びっくりした……

voice: vo_adv_1162004_017
花子:
【chara 110832 face 4 (sad)】 ごめ、集中してて気付かなかったわ。音楽ガン流ししてたし。

voice: vo_adv_1162004_018
花子:
【chara 110832 face 3 (anger)】 てかさ。あのさ。大声あげながら背後追走すんのやめてくんない。
びっくりして萌えキャラみたいな声出ちゃうとか以前の問題で、
シンプルな身の危険感じてゾワッとしたわ。不審者的な意味で。

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花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 あ?
いや、何してんのって……見れば分かるくない?
【chara 110832 face 1 (normal)】 いいけど逆にコレ、ランニング以外の何に見えんの。

voice: vo_adv_1162004_020
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 そ、基本的には毎んち走ってる。
うん、いつも大体こんぐらいの時間かな。

voice: vo_adv_1162004_021
花子:
【chara 110832 face 4 (sad)】 まあ、学校だのバイトだの家事だのの後ってなると、
どーしたってこんぐらいの時間にはなるよね。

voice: vo_adv_1162004_022
花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 ああ、まあ、そーね。
大変っちゃ大変なんだろうけど、どーだろ。
【chara 110832 face 1 (normal)】 子供の頃からずっと続けてて、すでに慣れてるっていうか。

voice: vo_adv_1162004_023
花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 ハ? 偉いって何が。なんで。フツーでしょ。
え、だって、べつに誰かのために走ってるわけじゃないし。

voice: vo_adv_1162004_024
花子:
【chara 110832 face 6 (surprised)】 いや、トレーニングっていうか……なんだ、ファッション的に?
【chara 110832 face 1 (normal)】 うちのシュミだと、カラダ締まってた方のがカッコよくハマるからさ。
しゃーないのよ、自分のこだわり。

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花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 てか、べつに、キホン体動かすの嫌いじゃないし。
気晴らしっていうか、暇つぶしっていうか? そんだけ。

voice: vo_adv_1162004_026
花子:
【chara 110832 face 4 (sad)】 まーね。そりゃダルい日もあるけどさ。
【chara 110832 face 1 (normal)】 でもこういうのって一度始めちゃうと、
逆に継続しなきゃ勿体ないって感覚ンなるんだよね。

voice: vo_adv_1162004_027
花子:
【chara 110832 face 2 (joy)】 勤労バイト少女は体が資本だし。
健康でなきゃね。家族に迷惑かけたくないし。

Choice: (5) やっぱり偉い。
----- Tag 5 -----
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voice: vo_adv_1162004_028
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 そ?
うーん、【chara 110832 face 2 (joy)】 じゃあ素直に褒められとくわ。ありがと。

voice: vo_adv_1162004_029
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 そだ、あんたも始めたらいんじゃない。ランニング。
最初タルいかもだけど、やってりゃそのうち慣れるよ。
始めちゃえば意外と「そこまで」じゃないし。

Choice: (6) じゃあ始めようかなあ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1162004_030
花子:
【chara 110832 face 7 (special_a)】 ちょー、テンション。
ソレぜったい始めないやつじゃん。

voice: vo_adv_1162004_031
花子:
【chara 110832 face 2 (joy)】 しゃーないなぁ。
したら、慣れるまでうちが監視するわ。

voice: vo_adv_1162004_032
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 つーわけで、とりま明日、この時間にここ集合ね。

Choice: (7) えっ……?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1162004_033
花子:
【chara 110832 face 1 (normal)】 いや、わかれ。
一緒に走ったげる、つってんの。
【chara 110832 face 3 (anger)】 あ? なに。なんか文句あんの。

voice: vo_adv_1162004_034
花子:
【chara 110832 face 2 (joy)】 ……ま、楽しいと思うよ。
たまには二人で走ったりとかって。
知んないけどね。

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_1162004_035
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 はい、お疲れさま。

voice: vo_adv_1162004_036
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 あんたが今見てたのは夢みたいなものよ。
起きたら全部忘れてるから、今は気にしなくていいわ。

voice: vo_adv_1162004_037
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 それにしてもクロエって、あっちでもこっちでも、
普段はだるいとかめんどいとかしか言わないのに、
本当に大事なものを守るための努力だけは怠らないのね。

voice: vo_adv_1162004_038
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 んー……もしかして逆なのかしら。
大事なことのために努力してるから、
他のことに使うリソースを節約してたりとか?

voice: vo_adv_1162004_039
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 ま、それは美談が過ぎるわね。
あれは単にあの子の性格よ、性格。

voice: vo_adv_1162004_040
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 ちょっとひねくれてて、斜に構えたがるところがあるけど、
根は真面目でとっても心の優しい頑張り屋さん。

voice: vo_adv_1162004_041
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 それがクロエっていう子なんだわ。知んないけどね。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1162004_042
クロエ:
【chara 116211 face 4 (sad)】 あれ……何コレ、またうち寝てンじゃん。
かァー……も、いいわこのパターン。飽きたわ。

voice: vo_adv_1162004_043
クロエ:
【chara 116211 face 4 (sad)】 あーあ、例によって、
なんかヘンな夢見たのに、なんか全然覚えてないし……
【chara 116211 face 8 (special_b)】 ほら、{player}も起きれー

voice: vo_adv_1162004_044
クロエ:
【chara 116211 face 1 (normal)】 で? なんの話だっけ? 後夜祭?
【chara 116211 face 8 (special_b)】 ああそうだ、後夜祭ね。

voice: vo_adv_1162004_045
クロエ:
【chara 116211 face 2 (joy)】 うん、いいじゃんソレ。行く行く。
うちら、せっかく居場所守ったんだから、
もーちょっと勝利の余韻的なやつに浸りたいと思ってたんだよね。

voice: vo_adv_1162004_046
クロエ:
【chara 116211 face 8 (special_b)】 ま、なんての?
こーゆーのあんま言いたくないけどさ。
強いて誰かさんたちの言葉を借りるなら──。

voice: vo_adv_1162004_047
クロエ:
【chara 116211 face 2 (joy)】 なかよし部は永遠に不滅! つって?

voice: vo_adv_1162004_048
クロエ:
【chara 116211 face 7 (special_a)】 だっさ。ウケる。
まあいいけど何でも。

voice: vo_adv_1162004_049
クロエ:
【chara 116211 face 8 (special_b)】 ……てか、【chara 116211 face 2 (joy)】 めっちゃいいけど。