ユニ(聖学祭) 第1話
生徒会から解体令を下されたユニちゃんズ。その去就は文武の祭典『聖学祭』の勝敗に委ねられていた。大会本番の数日前、運動競技において自身の参加こそが敗因と知るユニは、擬体の運用準備を進める。


-------------- situation:
陳情書と擬体運用青空教室
--------------

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 続・研究レポート『世界に連なる高次よりの耳目』。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 あるいは『決してサボってたわけではないユニちゃんの言い分』。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 前略、聖テレサ女学院学生課担当者殿。
筆者は先般、教務主任マザー・ヒルダを通じて、
学院より以下の旨を要請された。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 数日後に開催を控えた文武の祭典『聖学祭』において、
ユニ博士は日頃の学習成果を発表されたし──との由。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 言うまでもなく、当学最大の年間行事『聖学祭』には、
生徒の父兄や地域住民のみならず
多数の教育関係者や出資者・後援者も列席する。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 それら権力者たちに対し、
この聖テレサ女学院が
いかに優秀な生徒を輩出する教育機関であるか示せということだろう。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 端的に換言すれば、当学は見栄っ張りなのである。
筆者を見下ろす教務主任マザー・ヒルダの眼鏡の奥の眼光が、
「たまには役に立て、穀潰しの不良優等生が」と暗に告げていた。

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ユニ:
【chara 116411 face 4 (sad)】 これに対し、
筆者の口をついて出た咄嗟の回答は「え無理」の三文字だったが、
マザーはそれを容易に諒としなかった。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 貴様は授業にも出ず図書館棟に籠って今日まで何をしてきた?
よもや日がな一日ぐうぐう眠り散らかしていたわけではあるまいな?
──彼女のランドソルスナギツネのごとき目がそう告げていた。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 よって以下は、筆者にかけられた嫌疑を晴らすべく、
これまでの活動経過および付随する陳情をここに記すものである。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 『世界にわだかまる根源的な虚構』。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 かつて筆者が取り組んだとされるその研究課題は、
学会に提出するやたちまち大いに嘲笑された。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 そして筆者自身は
学術的仮説と誇大妄想を履きちがえた莫迦者との誹りを受け、
当該研究は綺麗さっぱり「なかったこと」にされた──。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 ──らしい。

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ユニ:
【chara 116411 face 4 (sad)】 正直よく覚えてない。
【chara 116411 face 1 (normal)】 我々の脳には、精神的外傷となり得る忌まわしい記憶を
都合よく忘れる防衛機能が備わっているらしいので、たぶんそれ。

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ユニ:
【chara 116411 face 4 (sad)】 というか、まあ、正直なんでもいい。
【chara 116411 face 1 (normal)】 とにかく筆者の身にかかる事情は、容易に言語化できるものではない。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 瞼を撫でる朝の陽光が。
血を躍らせる夜の高揚が。
世界のあらゆる事物事象が、筆者の思考を穏やかに妨害するのである。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 端的に換言すれば、考えるのめんどくさくなる。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 それが筆者生来の気質に由来するものじゃねえのと言われれば、
ああ、うん、もともと筆者そういうとこあるしね?
と曖昧に濁さなければならないのが我ながら遺憾ではある。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 本来ならば、
これは筆者が何らかの認識阻害を被ったとも考えられるわけだが、
案の定というか、本邦の有識者たちはその説に耳すら貸さなかった。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 思考停止の誘惑に囚われない真なる識者の一人もいれば、
あるいは筆者の研究も今とは異なる結果を招いたかもしれない。
【chara 116411 face 4 (sad)】 だが、しかし、そうはならなかった。

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ユニ:
【chara 116411 face 4 (sad)】 どうでもいい。
ぼくの話なんて、どうせ誰もまともに聞きやしないんだ。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 当学院の図書館棟──通称『象牙の塔』には、
きわめて歴史的資料価値の高い文献や古文書が数多ある。
端的に換言すれば、宝の山だ。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 だが不思議なことに、いかなる学者も識者もそれらに興味を示さない。
あたかも興味を示すこと自体が禁じられているかのように。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 閑話休題。
それらの書の中には、
神話とも御伽噺ともつかない荒唐無稽な物語もあった。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 例えるならそれは、
別なる地平より訪れし異界人たちの活動記録であった。
あるいは、そうした異界人同士の交信記録であった。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 ここで筆者は、莫迦者らしく一つの馬鹿げた仮説を立ててみる。
もしもそれらの荒唐無稽な冒険譚が『真理』だとした場合──。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 この世界は、
我々と地平を異にする高次な存在が創造したある種の箱庭であり──。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 そしてここに息吹く我々もまた、
そうした高次存在に連なる系譜であり──。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 つまり、ぶっちゃけ換言すれば、我々は──。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 我々は──【chara 116411 face 4 (sad)】 あれ、なんだっけ?

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 まあいいや。めんどくさい。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 筆者はいわゆるところのメモ魔だ。
日常の中に得た学びや気付きを、
大なり小なり徒然なるままに記録している。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 そして我が外部記憶たりうるメモ帳の、
幾ばくか破り捨てられた項の下にはこう記してある。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 『惰眠を貪れ 余生を愉しめ』

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 『示談は成立せり 我こそは勝者』

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 その筆跡は、疑いなく筆者自身のものである。
要領を得ない筆致は、さながら検閲逃れの暗号のようだ。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 それはきっと、いつかのぼくがぼくへ遺した、
賢明なる脅し──あるいは懸命なる祈りだ。

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ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 是非もなし。
すでに勝利しているなら、残りの日々は消化試合だ。

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ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 遺言に従い、衆愚に倣い、
欺瞞を孕んだ世界でせいぜいお気楽な余生を愉しもう。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 この閉じられた箱庭の中で、
いち早く自身の頬を抓ったぼくは幸いだ。
夢にあって夢が夢だと気付けたのだから。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 いいとも世界、折り合いをつけてやる。
ぼくの学びは他へ向けよう。
【chara 116411 face 1 (normal)】 この長閑な明晰夢をせいぜい愉快に泳がせてもらう。

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ユニ:
【chara 116411 face 3 (anger)】 だからおまえは勝手に閉じてろ。
ぼくはおまえの掌の上で、いつか夢見た青春活劇を勝手に続ける。
それで文句はないんだろう?

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ユニ:
【chara 116411 face 3 (anger)】 くそったれが。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 ──前略、学院どの。
以上の理由を以って、筆者は『聖学祭』学芸展示への論文提出を
全面的に見送らせていただくものとする。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 叫んだところで、どうせ誰にも届かないんだ。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 追伸。
むろん学院に籍を置く者の義務として、
当該展示には別の形で参加させていただくのでどうか安心されたし。

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ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 新進気鋭の芸術家・ユニ博士の意欲作にご期待ください。かしこ。

--- Switch scene ---

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 OKロゼッタ、世界は今日も閉じているかい?

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 この空のずっと向こうには何があるのだろうな?

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 ぼくの得た学びに、果たして意味はあったのだろうか?

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 なあロゼッタ、ぼくの声は届いているか?

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ぽーん!
お探しの回答が見つかりません!
仮想自我に対するコマンドは明瞭にお願いいたします!

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 ふむ、少々ポエムが過ぎたか……
【chara 116411 face 1 (normal)】 よかろう、では質問を変える。
OKロゼッタ、ぼくはまだ馬鹿と呼ばれているか?

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 エゴサーチは精神の健康を損なう恐れがあります!
世論の吸い過ぎにご注意ください!

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 真実は必ずしも幸福を担保しない──
【chara 116411 face 1 (normal)】 なるほど、知らぬが華ということか。

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ユニ:
【chara 116411 face 3 (anger)】 しかし君、もっと主人に対する言葉を選びたまえよ。
【chara 116411 face 1 (normal)】 知りたいのは要するに、
ぼくの選択は正しかったのかということだ。

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ぽーん!
「正しい」の定義が曖昧です!
正義も正当も主観次第と、以前ドクター・ユニが言っていました!

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ユニ:
【chara 116411 face 4 (sad)】 ああ言えばこう言う。反抗的な飼い石だ。
やれやれ、いったい誰に似たのやら。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 OKロゼッタ、すべてを白か黒かに区分しようなどとは考えるな。
そんな二元論は、魂が理系に堕ちるぞ。
【chara 116411 face 2 (joy)】 肝要なるはグラデーションだ。行間を愛せ、世界は曖昧でいいんだ。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 端的に換言すれば、もっとぼくを甘やかそう。

voice: vo_adv_1164001_061
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 では、曖昧機能ONで回答します!
近ごろのドクター・ユニは毎日楽しそうなので、たぶん大丈夫です!

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ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 いい子だ、そういう言葉を待っていた。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 OKロゼッタ。
先ほどの戯れ言は、むろん学院に提出するべくもない。
跡形もなく破棄しておいてくれたまえ。

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ユニ:
【chara 116411 face 4 (sad)】 ……えっ?
ところで大丈夫って何?
ユニちゃん世間にどう言われてるの?

Choice: (1) ごきげんよう!
----- Tag 1 -----
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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 おや、誰か来たようだよロゼッタ。

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ぽーん!
ごきげんよう、ミスター「同志」!

Choice: (2) ユニ先輩が二人いる……?
----- Tag 2 -----
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ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 ああ、{player}君か。
憩いの仮眠所へようこそ、驚かせて済まないね。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 ぼくはご存知、象牙の塔のユニ。
こっちは喋る石のロゼッタを人型の素体に乗せてみたものだ。

voice: vo_adv_1164001_069
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 いまだ試験段階ゆえ複雑な動作はさせられないが、
素体にはぼくに似せた幻影テクスチャーを貼ってある。
【chara 116411 face 2 (joy)】 どうだ、傍目にはまるで双子の美人姉妹だろう。

Choice: (3) まったく同じ!
Choice: (4) ぜんぜん違う!
----- Tag 3 -----
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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 そ、そうか……まったくか……
【chara 116411 face 4 (sad)】 いや、自分で言っておいて何だが、
君の目ちょっと節穴が過ぎないかね……

Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1164001_071
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 「似てる」の定義は主観次第です!
個人の感想につき、真に受けなくて大丈夫です!

----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1164001_072
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 まあ、人型ロゼッタの本運用は数年先になるゆえ、
擬体には多少の成長見込みを加味してある。

voice: vo_adv_1164001_073
ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 身内にも区別がつかないほど酷似させてしまうと、
クロエ君やチエル君あたりに色々悪用されかねんしな。
【chara 116411 face 1 (normal)】 似てそうで似てない、でもちょっと似てる絶妙なラインを狙った。

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 「絶妙」の定義は主観次第です! 言ったもん勝ちです!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1164001_075
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 ……さて、休憩という名の現実逃避は終わりだ。
ロゼッタ、ぼちぼち自律運動回路の調整を始めるとしよう。

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ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 うん? なんだね同志、その意外そうな顔は。
よもやぼくがクロエ君の猛特訓から逃げて、
ただ飼い石を膝枕に惰眠を貪っていたとでも?

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 正解です! 逃れようもない真実です!

voice: vo_adv_1164001_078
ユニ:
【chara 116411 face 3 (anger)】 馬鹿を言うんじゃあない。
外側からはそう見えたかもしれんが、
内実ぼくは回路調整のための思考実験に耽っていたのだ。

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ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 ふむ、分からんかね。
ロゼッタには聖学祭でぼくの影武者をさせるつもりなのさ。

voice: vo_adv_1164001_080
ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 何故だと?
【chara 116411 face 1 (normal)】 君とて生徒会長の話は聞いていただろう、
来たる『聖学祭』には我々ユニちゃんズの命運がかかっているのだ。

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ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 そうですね!
我々なかよし部の命運がかかっていますね!

voice: vo_adv_1164001_082
ユニ:
【chara 116411 face 3 (anger)】 ゆえに、負けられない戦いがそこにはある。
陸に上がったイルカよりも遅いと評判のユニ博士が、
熾烈な運動競技にしゃしゃり出るわけにはゆかんのだ。

voice: vo_adv_1164001_083
ユニ:
【chara 116411 face 3 (anger)】 ユニちゃんズはぼくが守る!
この夢のような青春活劇は、
たとえどんな手を使ってでも終わらせないぞ!

voice: vo_adv_1164001_084
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 後ろ向きに前向き!
ドクターかっこいい!

voice: vo_adv_1164001_085
ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 よせやい、照れるぜ。
【chara 116411 face 1 (normal)】 さあ、君にも手伝ってもらうぞ共同研究者。

voice: vo_adv_1164001_086
ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 ん? おい、どうした{player}後輩。
何をきょろきょろと左右を見回している。
他の誰でもない、君に協力を仰いでいるのだ共同研究者。

Choice: (6) 僕には何もない。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1164001_087
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 承知している。
だから何だね。
君に求めるのは知識でも技術でもない。

voice: vo_adv_1164001_088
ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 以前、言ったはずだぞ。
君はただ傍にいてぼくの話を聞いてくれるだけでいいんだ。

voice: vo_adv_1164001_089
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 ぼくの学びは、ぼくの為のものだ。
元より誰かに伝える意図も野心もありはしない。

voice: vo_adv_1164001_090
ユニ:
【chara 116411 face 6 (surprised)】 ……だけどね?

voice: vo_adv_1164001_091
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 もし誰か一人でも耳を傾けてくれる味方がいてくれるなら──。

voice: vo_adv_1164001_092
ユニ:
【chara 116411 face 1 (normal)】 ただそれだけで、ぼくの学びも報われる気がするんだよ。

voice: vo_adv_1164001_093
ユニ:
【chara 116411 face 2 (joy)】 感謝してる。
いつもありがとう。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}には
ユニが何を言っているのかよく分からなかったが、
それでもユニがうれしそうなのは分かったので共に微笑むのだった。