ノゾミ(サマー) 第3話
散歩に出かけたノゾミは、二人で迷子の少女を探すことに。洞窟で魔物に怯えて泣く少女を歌で笑顔にしたノゾミは、自分を知らない少女に彼との出会いを思い出し、彼に自分の素直な気持ちを話すのだった。
-------------- situation:
キミが支えてくれるから
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ツアー先の海辺で、ノゾミと{player}は
今日の予定について話し合っていた。
voice: vo_adv_1172003_000
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
この前も、その前のオフも騒ぎになっちゃったけど、
【chara 117211 face 1 (normal)】
今日こそは、のんびりとオフを過ごしたいと思います!
voice: vo_adv_1172003_001
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
というわけで、ゆったり海辺のお散歩でもしようよ。
【chara 117211 face 2 (joy)】
何もしないって時間の使い方も贅沢だよね♪
voice: vo_adv_1172003_002
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
それで、海に沈む夕日を眺めちゃったりしてさ。
夜になったら──
voice: vo_adv_1172003_003
女性:
【chara 1212 face 4 (sad)】
あの……すみません。
voice: vo_adv_1172003_004
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
はい、えっと……何かご用ですか?
voice: vo_adv_1172003_005
女性:
【chara 1212 face 4 (sad)】
小さい女の子を見かけませんでしたか?
うちの娘なんですけど、背はこれくらいで……
voice: vo_adv_1172003_006
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
女の子? いいえ、見てないですけど……
voice: vo_adv_1172003_007
母親:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
じゃあ、こっちには来てないのかしら……
【chara 1212 face 4 (sad)】
すみません、お騒がせしました。
voice: vo_adv_1172003_008
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
あっ、ちょっと待ってください!
【chara 117211 face 4 (sad)】
娘さんを捜してるんですか?
voice: vo_adv_1172003_009
母親:
【chara 1212 face 4 (sad)】
ええ、さっきまで一緒にいたんですけど、
ちょっと目を離した隙にいなくなってしまって……
voice: vo_adv_1172003_010
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
あの……よかったら、
【chara 117211 face 1 (normal)】
私たちにもお手伝いさせてもらえませんか?
voice: vo_adv_1172003_011
母親:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
えっ? 【chara 1212 face 4 (sad)】
でも、そんなご迷惑じゃ……
voice: vo_adv_1172003_012
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
お母さんとはぐれちゃったなら
娘さんもきっと心細い思いをしてると思うんです。
【chara 117211 face 1 (normal)】
それなら、早く見つけて安心させてあげたいなって。
Choice: (1) 僕も手伝うよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1172003_013
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
ありがとう。キミなら一緒に来てくれるって信じてた。
【chara 117211 face 1 (normal)】
手伝わせる形になっちゃってごめんね。
voice: vo_adv_1172003_014
母親:
【chara 1212 face 1 (normal)】
すみません、ありがとうございます。
voice: vo_adv_1172003_015
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
それじゃあ、私はこっちの海岸沿いを捜してみるね。
【chara 117211 face 6 (surprised)】
キミは向こうの方をお願い!
【chara 117211 face 1 (normal)】
時間が経ったら、またここで落ち合おうね!
voice: vo_adv_1172003_016
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
{player}くん、そっちはどう? 見つかった?
Choice: (2) 見つからなかった。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1172003_017
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
こっちも海辺をずーっと向こうまで行ったけど成果なし。
【chara 117211 face 6 (surprised)】
お母さんも、もう一度林の方を見てくるって。
voice: vo_adv_1172003_018
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
うーん、街の方に出ちゃった?
それはちょっと考えにくいかな……【chara 117211 face 6 (surprised)】
って、あれ?
voice: vo_adv_1172003_019
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
ねえ、キミ。ちょっとこっち来て! ここって……
voice: vo_adv_1172003_020
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
海からこんなところにつながってるなんて。
【chara 117211 face 4 (sad)】
この奥に迷い込んじゃったのかな?
Choice: (3) 足跡がある。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1172003_021
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
ほんとだ。ずいぶん小さい……
【chara 117211 face 4 (sad)】
きっと、ここに迷い込んじゃったんだ。
voice: vo_adv_1172003_022
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
それにもう一つ……
【chara 117211 face 3 (anger)】
これって魔物の足跡だよね?
voice: vo_adv_1172003_023
ノゾミ:
【chara 117211 face 3 (anger)】
まだ海水で湿ってるし、さっき通ったばかりみたい。
ちょっとまずい状況かも……! キミ、急ごうっ!
voice: vo_adv_1172003_024
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
ここ、どこぉ……?
おかあさん、どこ行ったのぉ……
voice: vo_adv_1172003_025
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
あっ、いた! 【chara 117211 face 1 (normal)】
よかった、無事みたい。
voice: vo_adv_1172003_026
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
ふぇ……お、おねえちゃん、だれ?
voice: vo_adv_1172003_027
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
お姉ちゃんはね、ノゾミっていうの。
【chara 117211 face 1 (normal)】
お母さんと一緒に、お嬢ちゃんを捜してたんだ。
voice: vo_adv_1172003_028
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
お母さんがお外で待ってるよ。
【chara 117211 face 2 (joy)】
だから、お姉ちゃんと一緒に来てくれるとうれしいな。
voice: vo_adv_1172003_029
少女:
【chara 213 face 6 (surprised)】
う、うん……おかあさんのとこ、行く……
voice: vo_adv_1172003_030
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
よかった。それじゃあ──
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1172003_031
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
ひっ……!?
voice: vo_adv_1172003_032
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
魔物っ……!? 【chara 117211 face 3 (anger)】
{player}くん、その子をお願いっ!
voice: vo_adv_1172003_033
ノゾミ:
【chara 117211 face 3 (anger)】
やあああぁっ!!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1172003_034
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
だめ、浅かったみたい……!
Choice: (4) 力を貸すよ!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1172003_035
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
ありがとう!
力が湧いてくる……! 【chara 117211 face 1 (normal)】
これならっ!
voice: vo_adv_1172003_036
ノゾミ:
【chara 117211 face 3 (anger)】
これで……どうだぁっ!!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1172003_037
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
ま、間に合ってよかったぁ……
voice: vo_adv_1172003_038
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
う……うぅ、うぇ……
voice: vo_adv_1172003_039
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
ああっ、泣かないで!
【chara 117211 face 1 (normal)】
怖ーい魔物さんは、お姉ちゃんがやっつけたから!
voice: vo_adv_1172003_040
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
で、でも……怖いもん……!
ぐすっ……う、うぅぅ……!
voice: vo_adv_1172003_041
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
ど、どうしよう……なんとかして、
安心させてあげないと……
voice: vo_adv_1172003_042
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
……手が震えてる。よっぽど怖かったんだ。
こんな洞窟に一人でいて、魔物も出てきて……
voice: vo_adv_1172003_043
ノゾミ:
【chara 117211 face 4 (sad)】
怯えちゃってるこの子を、元気づけてあげたいけど……
【chara 117211 face 6 (surprised)】
私に何ができるんだろう? 私に、できること……
voice: vo_adv_1172003_044
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
……ねえ、お嬢ちゃん。お歌は好き?
voice: vo_adv_1172003_045
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
ひっく……おうた?
voice: vo_adv_1172003_046
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
うん! お姉ちゃんね、お歌が好きなんだ。
【chara 117211 face 2 (joy)】
それでね、みんなに聞いてもらうのもだーい好きなの!
【chara 117211 face 1 (normal)】
よかったら、聞いてくれるかな?
voice: vo_adv_1172003_047
少女:
【chara 213 face 4 (sad)】
ぐすっ……うん、いいよ。
voice: vo_adv_1172003_048
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
ふふっ、よかった。それじゃあ、歌うね──
voice: vo_adv_1172003_049
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
私が、アイドルになりたかったのは……
みんなを笑顔にしたかったから。
voice: vo_adv_1172003_050
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
みんなを笑顔にしたい。もっともっと喜んでほしい。
【chara 117211 face 2 (joy)】
何より、つらい気持ちや悲しい気持ちを
ぜーんぶ吹き飛ばして、笑顔に変えたい……!
voice: vo_adv_1172003_051
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
歌には人を元気に、笑顔にする力もあるんだって。
それを信じて、私はアイドルをやってるんだ。
voice: vo_adv_1172003_052
少女:
【chara 213 face 1 (normal)】
おねえちゃん、【chara 213 face 2 (joy)】
おうた上手だね!
voice: vo_adv_1172003_053
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
ありがと。【chara 117211 face 1 (normal)】
それじゃあ、一緒に歌おっか。
はぐれないように、おててつなごうね。
voice: vo_adv_1172003_054
少女:
【chara 213 face 2 (joy)】
うん! 【chara 213 face 1 (normal)】
おにいちゃんも、はい!
voice: vo_adv_1172003_055
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
ふふっ、そうだね。迷子にならないようにね。
【chara 117211 face 1 (normal)】
ほら、キミも手をつないであげて。
voice: vo_adv_1172003_056
少女:
【chara 213 face 6 (surprised)】
おねえちゃん、おうたの先生なの?
voice: vo_adv_1172003_057
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
えーっと、先生……【chara 117211 face 1 (normal)】
ではないかな? うん。
voice: vo_adv_1172003_058
少女:
【chara 213 face 6 (surprised)】
そうなの? 【chara 213 face 1 (normal)】
おねえちゃんなら、おうたの先生になれるよ!
【chara 213 face 2 (joy)】
だってすっごく上手だもん!
voice: vo_adv_1172003_059
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
ありがとう。【chara 117211 face 6 (surprised)】
お歌の先生かぁ……
【chara 117211 face 1 (normal)】
そうだね、そういうのもいいかも。
voice: vo_adv_1172003_060
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
ふふっ♪ 【chara 117211 face 1 (normal)】
でも、私もまだまだだなぁ。
キミと初めて会った時も、こんな感じだったよね。
Choice: (5) そうだっけ?
Choice: (6) そうだった。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1172003_061
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
そうだよ~! 【chara 117211 face 1 (normal)】
ほら、私がファンに追いかけられてた時。
私のこと全然知らないのに助けてくれたでしょ?
Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1172003_062
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
あの時はびっくりしちゃった。
【chara 117211 face 1 (normal)】
キミってば、私のことを全然知らないんだもん。
【chara 117211 face 2 (joy)】
それでも、私を助けてくれたんだよね。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1172003_063
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
……私ね? あの日、キミと出会ってから、
アイドルとして目指してたもの……なりたかった自分に、
【chara 117211 face 1 (normal)】
ちょっとずつでも近づけてる気がするんだ。
voice: vo_adv_1172003_064
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
キミがいたから、支えてくれたから、
今日も一人の女の子の笑顔を守ることができたんだよ。
voice: vo_adv_1172003_065
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
キミには感謝してるんだ。
【chara 117211 face 2 (joy)】
これからも、私を支えてくれるとうれしいな。
voice: vo_adv_1172003_066
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
なーんて。アイドルの裏側なんてあまり人に見せるものじゃないけど……
【chara 117211 face 5 (shy)】
キミだったらいいかなって。えへへ♪
voice: vo_adv_1172003_067
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
……今の話は、二人だけの秘密にしてほしいな。
アイドルはいつだってキラキラしてなきゃいけないから。
voice: vo_adv_1172003_068
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
つらーい気持ちや悲しい気持ちを吹き飛ばして、
【chara 117211 face 2 (joy)】
みんなを笑顔にするためにね!
voice: vo_adv_1172003_069
母親:
【chara 1212 face 2 (joy)】
ありがとうございます。
このたびは本当になんとお礼を言ったらいいのか……
voice: vo_adv_1172003_070
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
そんな、気にしないでください。
【chara 117211 face 1 (normal)】
お母さんのところに戻ってこれてよかったね。
voice: vo_adv_1172003_071
少女:
【chara 213 face 2 (joy)】
うん! おねえちゃん、ありがとー!
voice: vo_adv_1172003_072
父親:
【chara 312 face 1 (normal)】
大事な娘を助けていただいたんです。
是非お礼をさせてください。よければ、お名前を……
voice: vo_adv_1172003_073
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
私がお手伝いしたかっただけですから。
そういうことにしておいて──【chara 117211 face 6 (surprised)】
voice: vo_adv_1172003_074
男性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
そういえば、さっきこのビーチにノゾミンがいたって噂だぜ。
voice: vo_adv_1172003_075
男性2:
【chara 1 face 1 (normal)】
んなわけねーだろ。天下のトップアイドルが
わざわざ人の多い海辺を出歩くもんか……って、んん?
voice: vo_adv_1172003_076
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
……うん。海辺をあちこち走り回って、
これで全くバレないように、っていうのは【chara 117211 face 1 (normal)】
都合よすぎるよね。
voice: vo_adv_1172003_077
ノゾミ:
【chara 117211 face 6 (surprised)】
この後のオフ、ゆっくり過ごそうと思ってたのになぁ。
とはいえ、このままだと大騒ぎになっちゃいそうだし。
voice: vo_adv_1172003_078
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
……ってことで{player}くん! 【chara 117211 face 2 (joy)】
ほら、走るよっ!
voice: vo_adv_1172003_079
少女:
【chara 213 face 1 (normal)】
おうたのおねえちゃん、【chara 213 face 2 (joy)】
バイバーイ!
voice: vo_adv_1172003_080
ノゾミ:
【chara 117211 face 2 (joy)】
うん! 私も、もっともっと有名になって
あなたに知ってもらえるくらい頑張っちゃうから!
voice: vo_adv_1172003_081
ノゾミ:
【chara 117211 face 1 (normal)】
その時は、【chara 117211 face 7 (special_a)】
ライブ会場で会おうねっ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
手を振る女の子にウィンクを投げかけながら、
ノゾミは{player}の手を引いて、
白浜を駆けてゆくのだった。