ツムギ(サマー) 第3話
ツムギは{player}に内緒でディナーを計画しつつも、トラブルと素直になれない自分に不安が募る。だが彼の存在に元気づけられていつもの調子を取り戻し、二人は特別な時間を過ごすのだった。
-------------- situation:
特別なバカンス
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
無事にカルミナのツアーが終わった後、
{player}はツムギから呼び出された。
voice: vo_adv_1174003_000
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
騎士さん、お話があります!
【chara 117411 face 6 (surprised)】
その……
voice: vo_adv_1174003_001
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
…………明日と明後日、暇ですか?
voice: vo_adv_1174003_002
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
予定があるなら別にいいんです。
ついでに声かけただけなんで!
voice: vo_adv_1174003_003
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……え? 予定はない?
【chara 117411 face 1 (normal)】
ほんとですか!?
voice: vo_adv_1174003_004
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
実は近くにリゾート地として有名な孤島があるんですけど、
宿泊できる優待券をもらったんです。
voice: vo_adv_1174003_005
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
一枚余ってるんで、騎士さんさえ良ければ一緒にどうですか?
Choice: (1) いいの?
Choice: (2) どういう風の吹き回し?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1174003_006
ツムギ:
【chara 117411 face 2 (joy)】
いいから誘ってるんじゃないですか。
おかしな人ですね。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1174003_007
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
どういう意味ですか!?
【chara 117411 face 3 (anger)】
私が騎士さんを誘うのは、そんなにおかしいですか!?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1174003_008
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
先に言っておきますけど、これは騎士さんへの借りを返すためです。
【chara 117411 face 5 (shy)】
……この夏、色々とお世話になりましたからね。
voice: vo_adv_1174003_009
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
来るつもりがあれば明日船着き場へ来てください。
それじゃ私はこれで!
voice: vo_adv_1174003_010
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
騎士さん、来てくれるかな?
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……いえ、誘ったら断らない人ですし、大丈夫です。
voice: vo_adv_1174003_011
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
優待券を手に入れるのも大変だったのに、
騎士さんのためにサプライズディナーの予約まで入れて……
【chara 117411 face 3 (anger)】
むしろ来てくれなかったら怒りますからね!
voice: vo_adv_1174003_012
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……というか、最初からそう言えば良かったんじゃ。
【chara 117411 face 4 (sad)】
私ってほんと騎士さんの前だと素直じゃありませんね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日──
voice: vo_adv_1174003_013
船長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
お二人さん、着いたぞ。
【chara 1411 face 2 (joy)】
ようこそ、秘境の島へ!
voice: vo_adv_1174003_014
ツムギ:
【chara 117411 face 2 (joy)】
ん~! やっとついたぁ~!
【chara 117411 face 1 (normal)】
それでどうですか? この島の風景は?
Choice: (4) きれいだね。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1174003_015
ツムギ:
【chara 117411 face 2 (joy)】
ふふん。私に感謝してくださいよ。
騎士さんじゃ絶対に来れない場所なんですから。
voice: vo_adv_1174003_016
船長:
【chara 117411 face 1 (normal)】
【chara 1411 face 1 (normal)】
それじゃ、荷物はオレがコテージまで運んでおくから、
【chara 1411 face 2 (joy)】
お二人さんは楽しんでな!
voice: vo_adv_1174003_017
ツムギ:
【chara 117411 face 2 (joy)】
ありがとうございます!
voice: vo_adv_1174003_018
船長:
【chara 117411 face 1 (normal)】
【chara 1411 face 1 (normal)】
……そうそう、耳よりの情報だ。
この島の砂浜には『星の欠片』っていうキレイな砂が落ちてる。
voice: vo_adv_1174003_019
船長:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
【chara 1411 face 1 (normal)】
それを100個集めると、願いが叶うって話だ。
voice: vo_adv_1174003_020
船長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
……お嬢ちゃんぐらいの年頃なら、
叶えたい夢の一つや二つ、あるんじゃないのか?
【chara 1411 face 5 (shy)】
たとえばあの坊やと一緒になり──
voice: vo_adv_1174003_021
ツムギ:
【chara 117411 face 5 (shy)】
ちょっ!? からかわないでください!
縛り上げますよ!?
voice: vo_adv_1174003_022
船長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
はははっ! そんな真っ赤な顔で怒っても説得力ねぇな!
【chara 1411 face 2 (joy)】
それじゃ、邪魔者は退散しますかね! ごゆっくり!
voice: vo_adv_1174003_023
ツムギ:
【chara 117411 face 5 (shy)】
ぜ、絶対勘違いされた……!
Choice: (5) ツムギちゃん、見て。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1174003_024
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
な、なんですか!
voice: vo_adv_1174003_025
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……え、白い砂?
よく見れば、若干星の形に似てますね……
もしかしてこれが『星の欠片』?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1174003_026
船長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
それを100個集めると、願いが叶うって話だ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1174003_027
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
私の願い……そもそも願いは自分で叶えるものです。
でも、願掛けとして集めるぐらいならいいですよね。
voice: vo_adv_1174003_028
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
騎士さん。夜になるまで自由行動しましょう。
私はしばらくこの浜辺にいるので!
voice: vo_adv_1174003_029
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……え? 欠片を集めるなら一緒に探す?
【chara 117411 face 3 (anger)】
別にいいですよ。騎士さんもたまには遊んでください。
Choice: (6) ツムギちゃんと一緒にいたいから。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1174003_030
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
またそういうこと言って……【chara 117411 face 3 (anger)】
本当に生意気ですね。
それなら100個集めるまで付き合ってもらいますから、
覚悟してくださいね!
voice: vo_adv_1174003_031
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
ここにはもうありませんね。【chara 117411 face 6 (surprised)】
騎士さんの方はどうですか?
【chara 117411 face 4 (sad)】
……ん~、【chara 117411 face 6 (surprised)】
そっちもないなら、もう少し先へ行ってみましょうか。
voice: vo_adv_1174003_032
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
はぁ。騎士さんにくつろいでもらうつもりが、
結局こき使っちゃってます……
voice: vo_adv_1174003_033
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
騎士さん、楽しんでますかね?
ほんとは気を使ってるだけなんてことは……
voice: vo_adv_1174003_034
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
あれ? 急に雨ですか!?
【chara 117411 face 4 (sad)】
騎士さん、あっちの森へ避難しましょう!!
voice: vo_adv_1174003_035
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
……雨、やみませんね。
voice: vo_adv_1174003_036
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
どうしよう、コテージからだいぶ離れちゃってるし、
このままじゃディナーに間に合わないかも……
voice: vo_adv_1174003_037
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
騎士さん。木陰にいても結局濡れちゃってますし、
このままコテージへ戻りましょう。
voice: vo_adv_1174003_038
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……って、なんですかその大きな葉っぱは!?
もしかして、傘代わりですか?
Choice: (7) 一緒に入って。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1174003_039
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
それじゃ、お言葉に甘えますけど……
voice: vo_adv_1174003_040
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
えっ!? 距離が近すぎる!?
【chara 117411 face 5 (shy)】
さすがにこの状態は……!
voice: vo_adv_1174003_041
ツムギ:
【chara 117411 face 5 (shy)】
や、やっぱり歩きにくいので私──
voice: vo_adv_1174003_042
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
うひゃあっ!?
voice: vo_adv_1174003_043
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
……あ、あぶなかった。
地面、雨のせいで滑りやすくなってるみたいですね。
voice: vo_adv_1174003_044
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
その……泥だらけにならずにすみました。
【chara 117411 face 3 (anger)】
というか手っ! い、いつまで掴んでるんですか!?
Choice: (8) 葉っぱはあげる。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1174003_045
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
それじゃ騎士さんが濡れちゃうじゃないですか!?
voice: vo_adv_1174003_046
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
わ、分かりました。
【chara 117411 face 6 (surprised)】
ちょっと狭いですけど、【chara 117411 face 3 (anger)】
二人で風邪をひくよりかはマシです。
【chara 117411 face 5 (shy)】
一緒に入りましょう。
voice: vo_adv_1174003_047
ツムギ:
【chara 117411 face 5 (shy)】
うう……やっぱり近すぎる。
早く雨あがってください~……
voice: vo_adv_1174003_048
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……雨はあがりましたけど、【chara 117411 face 3 (anger)】
もう夜じゃないですか!?
【chara 117411 face 4 (sad)】
もしかして私たち迷子になったんじゃ……
voice: vo_adv_1174003_049
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
私はいやですよ!
こんなところで騎士さんと一夜を明かすなんて!!
voice: vo_adv_1174003_050
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
だってそれじゃ……
【chara 117411 face 3 (anger)】
計画が台無しじゃないですか!!
Choice: (9) ごめん。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1174003_051
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
えっ!? そもそも、【chara 117411 face 4 (sad)】
騎士さんのせいじゃないですし……
voice: vo_adv_1174003_052
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
と、とにかく!
立ち止まっていてもしょうがないですし、前へ進みましょう!
voice: vo_adv_1174003_053
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
うう……八つ当たりするなんてなさけない。
voice: vo_adv_1174003_054
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
本当は今頃、一緒にご飯を食べながら、
楽しくおしゃべりしてたはずなのに……
voice: vo_adv_1174003_055
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
後悔させないどころか、
騎士さんにとって嫌な思い出になったらどうしよう……
voice: vo_adv_1174003_056
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
……
Choice: (10) ちょっと休憩しよう。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1174003_057
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
え、でも……
【chara 117411 face 4 (sad)】
いえ、分かりました。
voice: vo_adv_1174003_058
ツムギ:
【chara 117411 face 4 (sad)】
はぁ……気まずくて、騎士さんに話しかけられない。
Choice: (11) ツムギちゃんに特別インタビュー!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1174003_059
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
え!? 突然なんなんですか!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1174003_060
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
『ツアーは楽しかったか?』って……
【chara 117411 face 1 (normal)】
も、もちろんですよ!
voice: vo_adv_1174003_061
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
今回はリベンジということで、
衣装も振り付けも、普段以上に気合いを入れましたし。
voice: vo_adv_1174003_062
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
トラブルもありましたが、
それを乗り越えたカルミナは最高に輝いていたと思います。
【chara 117411 face 2 (joy)】
完璧に近い、一番のライブでした!
voice: vo_adv_1174003_063
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
それに──
voice: vo_adv_1174003_064
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
騎士さんのインタビューを通して、
自分を振り返ることができたのも、良かったかもしれません。
Choice: (12) 次の目標は?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1174003_065
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
両立、ですかね。
【chara 117411 face 1 (normal)】
仕立て屋としてもアイドルとしても、プロとして高みを目指したいです。
voice: vo_adv_1174003_066
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
一つに集中するべきだって思う人もいるかもしれませんが、
誰かを輝かせることも、自分を輝かせることも、私には必要ですから。
voice: vo_adv_1174003_067
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
ノゾミさんじゃありませんが、
お客さんの笑顔が私にとって頑張りの源です。
【chara 117411 face 2 (joy)】
だから私、両方とも諦めません!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1174003_068
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
……って、何熱く語らせてるんですか!
笑わないでくださいよ! もう、ほんっとに騎士さん生意気です!
voice: vo_adv_1174003_069
ツムギ:
【chara 117411 face 1 (normal)】
でも騎士さんのおかげで、また普通に話せてる。
こういうところ、本当にズルイですよね。
voice: vo_adv_1174003_070
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
……んん? 騎士さん、空を見てください。
ほら、煙が見えます。もしかしてコテージからじゃないですか?
voice: vo_adv_1174003_071
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
ということは、あの煙を辿れば戻れるんじゃ……
【chara 117411 face 1 (normal)】
騎士さん、まだ間に合います。行きますよ!
voice: vo_adv_1174003_072
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
え? 何が間に合うのかって……
voice: vo_adv_1174003_073
ツムギ:
【chara 117411 face 3 (anger)】
決まってるじゃないですか!
騎士さんのために用意した、サプライズディナーですよ!!
voice: vo_adv_1174003_074
ツムギ:
【chara 117411 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1174003_075
ツムギ:
【chara 117411 face 5 (shy)】
ああぁーっ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ツムギの情けない悲鳴が、星空まで響き渡る。
その後、無事にコテージまでたどり着いた二人は、
ツムギの用意した特別なディナーを楽しむのだった。