ユキ（オーエド） 第1話
健康診断を手伝うユキたち。持ち前の美しさで人々の心をつかんでいたが、知らぬまま希少なカンポーを飲み尽くしてしまう。弁償すると言う{player}に、二人なら大丈夫だと笑いかけるのだった。
-------------- situation:
かわいいボクと健康診断
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
オーエドの町を散策中の{player}は
人々に取り囲まれるユキを見つけた。
voice: vo_adv_1176001_000
ユキ：
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ちょっとちょっと～困るんだけどな～
【chara 100811 face 1 (normal)】
あ！ {player}さん！ ちょうどいいところに！
Choice: (1) なにかあったの？
Choice: (2) なにをやったの？
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1176001_001
ユキ：
【chara 100811 face 6 (surprised)】
それが大変なんだよ～
【chara 100811 face 4 (sad)】
いくらボクが美しいからって、みんなよってたかってさあ～
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1176001_002
ユキ：
【chara 100811 face 6 (surprised)】
って、なんでボクがなにかやったみたいなこと言うのさ。
【chara 100811 face 3 (anger)】
おかしくない？
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1176001_003
男性：
【chara 1412 face 1 (normal)】
おお、ショーグン！
ちょうどいいところに！
【chara 1412 face 6 (surprised)】
あなたからもぜひ頼んでいただけませんか？
voice: vo_adv_1176001_004
男性：
【chara 1412 face 4 (sad)】
実は、前回の事件もあって、ここオーエド町でも普段から
健康ってのに気をつかわないと、なんてことになってまして。
voice: vo_adv_1176001_005
男性：
【chara 1412 face 1 (normal)】
とある旦那の肝いりで健康診断ってのをやろうって話になったんですよ。
【chara 1412 face 6 (surprised)】
それでミツキ先生のところで看護師をしてた
ユキさんにぜひ、とお願いをしてたのですが……
voice: vo_adv_1176001_006
ユキ：
【chara 100811 face 4 (sad)】
って、言われてもさあ……
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ボクなんてただかわいくて美しいだけで医療知識なんてないんだよ？
voice: vo_adv_1176001_007
男性：
【chara 1412 face 1 (normal)】
お医者様はランドソルからお招きしていますので、ご安心ください。
【chara 1412 face 2 (joy)】
あの病院でのユキさんの立ちふるまいが
オーエド町の住民たちに非常に好評だったんです。
voice: vo_adv_1176001_008
ユキ：
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ボクの立ちふるまいが？
みんなとおしゃべりしてただけだと思うんだけど？
voice: vo_adv_1176001_009
男性：
【chara 1412 face 1 (normal)】
それがとても大切なことだと、私たちはユキさんから学んだんですよ。
voice: vo_adv_1176001_010
男性：
【chara 1412 face 1 (normal)】
病院には怖いイメージがあったけど、ユキさんとお話しするのが
楽しいから行く気になった、という話を町でよく耳にしまして。
Choice: (4) ユキは人気者だね。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1176001_011
ユキ：
【chara 100811 face 6 (surprised)】
そう言われてもさあ、無い袖は振れないんだよね。
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクじゃなくて他をあたってよ。
voice: vo_adv_1176001_012
男性：
【chara 1412 face 4 (sad)】
先ほどからずっとこの調子でして……
【chara 1412 face 6 (surprised)】
どうにかなりませんか？
voice: vo_adv_1176001_013
ユキ：
【chara 100811 face 6 (surprised)】
だいたいさあ、ボクが行く必要なんて最初から……
Choice: (5) ユキの美しさが必要なんだ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1176001_014
ユキ：
【chara 100811 face 3 (anger)】
……もう一度言って。
Choice: (6) ユキの美しさが必要なんだ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1176001_015
ユキ：
【chara 100811 face 5 (shy)】
まあキミが？ そこまで言うなら？ 行ってあげてもいいけど？
【chara 100811 face 2 (joy)】
は～まったく、ボクの美しさが必要ならしょうがないね。
【chara 100811 face 1 (normal)】
そのかわり、キミにも手伝ってもらうからね！
voice: vo_adv_1176001_016
男性：
【chara 1412 face 1 (normal)】
では、やっていただけるんですか？
【chara 1412 face 2 (joy)】
さすがショーグン、ありがとうございます！
ではさっそくこちらへ……！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ユキと{player}が
健康診断の手伝いを始めてから数日が経った。
voice: vo_adv_1176001_017
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
ふんふんふーん♪
さ～て、今日も一日頑張ろう！
voice: vo_adv_1176001_018
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
それよりどう？
やっぱりここで働くからにはこの格好じゃないとね。
似合うでしょ？
Choice: (7) 似合ってる。
Choice: (8) 美しい。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1176001_019
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
うんうん、素直でよろしい！
さすがボクの美の信奉者なだけあるね。
【chara 117611 face 1 (normal)】
ボクの美しさ、存分に堪能するといいよ。
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----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1176001_020
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
でしょ～？ さすがボクだよね～
【chara 117611 face 1 (normal)】
もしかして{player}さん、またこの姿を見たくて
ボクに仕事をさせたかったのかな？
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1176001_021
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
ふふっ……【chara 117611 face 6 (surprised)】
って、どうしたんだい？ 【chara 117611 face 1 (normal)】
ずっとボクから視線を外さないね。
見とれてる気持ちはわかるけどさ。
まさか、ボクの美しさになにか変化でも……？
voice: vo_adv_1176001_022
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
え？
ボクがこうして楽しそうに働いているのが不思議だって？
voice: vo_adv_1176001_023
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
心外だなあ。ボクだってご褒美……
じゃなくて【chara 117611 face 1 (normal)】
やりがいがあれば仕事は頑張るさ。
voice: vo_adv_1176001_024
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
それよりもさ、
ボクの美しさになにか言うことはないのかな？
Choice: (10) なにか……？
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1176001_025
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
もー、わからないかなあ？
【chara 117611 face 1 (normal)】
ヒントはこの格好で働き始めてから変わったこと！
Choice: (11) 楽しそう……？
Choice: (12) さらに美しくなった？
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1176001_026
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
だから、その理由。
わからないようなら、もっと近くでボクの顔を見る？
【chara 117611 face 2 (joy)】
ほら……！ さらに美しくなってるでしょ？
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----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1176001_027
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
ん～～正解！
やっぱりわかるよね？ うんうん、さすがだよ！
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1176001_028
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
おっと、そろそろ人が来始めたね。
それじゃあ、健康診断開始だよ！
voice: vo_adv_1176001_029
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
それにしても健康診断って
いったいなにをするんだろうねえ？
voice: vo_adv_1176001_030
女性２：
【chara 1 face 1 (normal)】
私も息子に言われて来てはみたけど、
不安だわあ……
voice: vo_adv_1176001_031
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
こんにちは。
健康診断に来たんだよね？
voice: vo_adv_1176001_032
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
あら？ 随分とかわいい看護師さんだこと。
voice: vo_adv_1176001_033
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
あはは、ありがと。
みんなから言われるよ。
voice: vo_adv_1176001_034
女性２：
【chara 1 face 1 (normal)】
こんなに若い子が看護師なのね。
……大丈夫なのかしら？
voice: vo_adv_1176001_035
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
ほらほら、だめだよ～
そんなに心配そうな顔してちゃ美容によくないよ？
せっかくいい素材してるんだからさ。
voice: vo_adv_1176001_036
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
あらまあ、なかなかうれしいこと言ってくれるじゃないの。
でも私たちももう年だからねえ……
voice: vo_adv_1176001_037
女性２：
【chara 1 face 1 (normal)】
いまさらよねえ？
voice: vo_adv_1176001_038
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
そんなことないさ。
【chara 117611 face 1 (normal)】
美しさを求めるのにいつか、なんて関係ないよ。
voice: vo_adv_1176001_039
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
そう……かしら？
voice: vo_adv_1176001_040
女性２：
【chara 1 face 1 (normal)】
あなたみたいに若いうちはわからないものなのよ。
肌だってもうあの頃みたいな張りはないし……
voice: vo_adv_1176001_041
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
だからこそコンディションを保つ努力をしなきゃ。
【chara 117611 face 1 (normal)】
そのためにこういう健康診断っていう機会を
利用しちゃえばいいんだよ。
voice: vo_adv_1176001_042
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
健康診断を利用？
voice: vo_adv_1176001_043
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
そうそう。【chara 117611 face 2 (joy)】
すべては美しさのためにね！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
それから数日後──
健康診断には多くの女性たちが訪れるようになっていた。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1176001_044
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
あらユキちゃん。
今日もきれいねー
voice: vo_adv_1176001_045
女性２：
【chara 1 face 1 (normal)】
うらやましい限りだわあ。
voice: vo_adv_1176001_046
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
いやあ、常備してあったハーブティーを飲み始めてから
肌の調子がいいんだよね。
【chara 117611 face 1 (normal)】
それに瞳もいいかんじに潤んでるでしょ？
voice: vo_adv_1176001_047
女性３：
【chara 1 face 1 (normal)】
ほんとねえ。
それなんてお茶なの？
voice: vo_adv_1176001_048
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
うーん、よくわかんないんだけど、
【chara 117611 face 1 (normal)】
お医者さんがお肌の状態をよくしてくれるものだって言ってたんだ！
voice: vo_adv_1176001_049
女性１：
【chara 1 face 1 (normal)】
興味あるわぁ。今度お医者さんに聞いてみなくちゃ。
これからも色々教えてね？
voice: vo_adv_1176001_050
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
もちろんさ。
美しさを布教するのも美しき者の使命だからね！
voice: vo_adv_1176001_051
女性２：
【chara 1 face 1 (normal)】
ふふ、ユキちゃんは美の伝道師ねえ。
voice: vo_adv_1176001_052
ユキ：
【chara 117611 face 2 (joy)】
うんうん、みんなで美しくなっちゃおうよ！
--- Switch scene ---
still display end
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして、オーエド町では女性たちを中心に、
健康診断を通じた意識の向上と活気が生まれたのであった。
しかし……
voice: vo_adv_1176001_053
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
えー？
あのハーブティーって飲んじゃダメだったの？
voice: vo_adv_1176001_054
男性：
【chara 1412 face 6 (surprised)】
だめに決まってるじゃないですか！？
【chara 1412 face 3 (anger)】
あとハーブティーじゃありません！ カンポーです！
【chara 1412 face 4 (sad)】
とっても希少なものだったんですよ！？
voice: vo_adv_1176001_055
男性：
【chara 1412 face 4 (sad)】
はぁぁ……まさか、
診療所の在庫を全て飲んでしまうなんて……
voice: vo_adv_1176001_056
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
ええ？ 大変だよ！
【chara 117611 face 4 (sad)】
あんな美容にいいハーブティーがもう飲めないなんて……
voice: vo_adv_1176001_057
男性：
【chara 1412 face 6 (surprised)】
このままですとこの診療所の運営にも支障が……
【chara 1412 face 4 (sad)】
そうなってしまうと健康診断も続けられるかどうか……
Choice: (14) 弁償します！
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1176001_058
男性：
【chara 1412 face 4 (sad)】
それが、あの大変言いにくいのですが……
【chara 1412 face 6 (surprised)】
あのカンポーはかなり高価なものでして、【chara 1412 face 4 (sad)】
弁償するとなると
これくらいは……
voice: vo_adv_1176001_059
ユキ：
【chara 117611 face 6 (surprised)】
そんなにするのかい！？
うーん……ちょっとだけ待ってもらえるかな。
【chara 117611 face 1 (normal)】
なんとかしてみるから、ボクに任せてよ。
voice: vo_adv_1176001_060
男性：
【chara 1412 face 6 (surprised)】
え、でも……大丈夫ですか？
voice: vo_adv_1176001_061
ユキ：
【chara 117611 face 1 (normal)】
大丈夫だって。
ボクたちならできるさ。ね？
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ユキの自信にあふれた笑顔に
うなずくしかない{player}であった。
