クレジッタ 第4話
{player}は道に迷っている外国の女性、クレアに出会い、道案内を頼まれる。自分を嘲笑った人物へ雪辱を果たすためにはるばるやって来たのだと語るクレアは、彼を巻き込み目的地に乗り込む。
-------------- situation:
海外から来た商人(迷子)
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある日。
{player}が一人、街を歩いていると──……
voice: vo_adv_1180004_000
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
ちょっとちょっと!
気をつけなさいな、人にぶつかっておいて──
voice: vo_adv_1180004_001
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
……って。
貴方でしたの。
Choice: (1) こんにちは。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1180004_002
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
ええ、こんにちは。
Choice: (2) それじゃあまた。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1180004_003
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
はい、それじゃあまた。
voice: vo_adv_1180004_004
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
……ってちょっとちょっと!
お待ちあそばせ貴方っ!
Choice: (3) ……?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1180004_005
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
丁度良い機会ですわ。
貴方、少々わたくしに付き合いなさいな。
どうせおヒマなのでしょう?
Choice: (4) え……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1180004_006
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
なんですのなんですのその嫌そうな顔は。
【chara 118011 face 6 (surprised)】
別に、無料とは申しません。
貴方の時間を買うくらいのお駄賃は差し上げますし。それに……
voice: vo_adv_1180004_007
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】
わたくし、以前より貴方には興味がありましたのよ?
Choice: (5) ええぇ……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1180004_008
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
だからその嫌そうな顔をおやめなさいったら!
ったくもう失礼しちゃいますわ!
voice: vo_adv_1180004_009
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
あのですね。勘違いしないよう申し上げておきますけれど、
男女の仲とか惚れた腫れたとか、そんな意味での興味は
これっっっっぽっちもありませんのよ? 【chara 118011 face 4 (sad)】
……ですが……
voice: vo_adv_1180004_010
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
少々、いえ、かなりとっても頼りないですけれど……
【chara 118011 face 6 (surprised)】
貴方は陛下の騎士なのですからして。
voice: vo_adv_1180004_011
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
どのようにして陛下に気に入られたのか、とても興味が……【chara 118011 face 6 (surprised)】
いえっ!
【chara 118011 face 2 (joy)】
貴方の人となりを知悉することは、
わたくしにとって非常に大事なっ──……
voice: vo_adv_1180004_012
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
へっ?
voice: vo_adv_1180004_013
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
なっ、なんですのこの光っ!?
【chara 118011 face 4 (sad)】
ひいいいっ~!?
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある日。
{player}が一人、街を歩いていると──……
voice: vo_adv_1180004_014
???:
【chara 118031 face 3 (anger)】
…………
Choice: (6) えっと……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1180004_015
???:
【chara 118031 face 3 (anger)】
『ちょっとちょっと!
貴方、人にぶつかっておいてなんですのその態度はっ!』
Choice: (7) 外国の人……?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1180004_016
???:
【chara 118031 face 3 (anger)】
『mimiのおかげで、言葉は伝わっているようですけれど……
ジャパニーズの少年は、
ぶつかってもごめんなさいもできないのかしらっ?』
Choice: (8) ごめんなさい。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1180004_017
???:
【chara 118031 face 3 (anger)】
『ふん。
ま、素直に詫びるならそれでいいでしょう』
voice: vo_adv_1180004_018
???:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『丁度良い機会ですわ。
貴方、少々わたくしに付き合いなさいな。
どうせおヒマなのでしょう?』
Choice: (9) え……
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1180004_019
???:
【chara 118031 face 3 (anger)】
『なんですのなんですのその嫌そうな顔は。
【chara 118031 face 6 (surprised)】
別に、無料とは申しません。
貴方の時間を買うくらいのお駄賃は差し上げますし。それに……』
voice: vo_adv_1180004_020
???:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『わたくし今、少々困っておりますの。
【chara 118031 face 4 (sad)】
どうも端末のナビゲーションがおかしくて……
こんな住宅街まで迷い込んでしまいましたわ』
Choice: (10) そういうことなら、道案内するよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1180004_021
???:
【chara 118031 face 2 (joy)】
『フフ。
話が早くて助かりますわ』
voice: vo_adv_1180004_022
???:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『そういえば、自己紹介が遅れましたわね。
わたくしは──』
voice: vo_adv_1180004_023
???:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『わたくしは、クレア・ボヤンシア。
投資家をしております。
【chara 118031 face 2 (joy)】
どうぞよしなに、異国の少年』
voice: vo_adv_1180004_024
クレア:
【chara 118031 face 5 (shy)】
『ってちょっとちょっと!
目的地の椿ヶ丘グランドホテル、
一向にたどり着かないのですけれどっ!?』
Choice: (11) あまりホテルって使わないから……
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1180004_025
クレア:
【chara 118031 face 3 (anger)】
『わからないなら最初から道案内なんか
するんじゃありませんでしてよっ!!』
voice: vo_adv_1180004_026
クレア:
【chara 118031 face 4 (sad)】
『くっ……わたくしとしたことが。
行きずりの学生に頼ったのが間違いでしたかしらね……』
voice: vo_adv_1180004_027
クレア:
【chara 118031 face 4 (sad)】
『……はぁ。
わざわざこうして、シドニーから出向いてきたというのに。
待ち合わせに遅れたら、どのように嘲笑されることかしら……』
Choice: (12) そういえば、あなたはどうして日本に?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1180004_028
クレア:
【chara 118031 face 6 (surprised)】
『それは……』
voice: vo_adv_1180004_029
クレア:
【chara 118031 face 3 (anger)】
『……汚名をすすぎ。
雪辱を果たすためですわ』
Choice: (13) 雪辱……?
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1180004_030
クレア:
【chara 118031 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_1180004_031
クレア:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『先程も言いましたけれど。
わたくし、投資家を生業にしておりますの』
voice: vo_adv_1180004_032
クレア:
【chara 118031 face 2 (joy)】
『今のご時世は便利ですわね。
【chara 118031 face 1 (normal)】
先を読む目、そして一握りの幸運さえあれば
部屋から一歩も出ることなく巨万の富を築くことが可能なのですから』
voice: vo_adv_1180004_033
クレア:
【chara 118031 face 2 (joy)】
『ええ、そうです。
わたくし、投資によってほぼ一文無しから
億万長者まで成り上がりましたのよ。【chara 118031 face 4 (sad)】
……ですけど……』
voice: vo_adv_1180004_034
クレア:
【chara 118031 face 4 (sad)】
『きっと調子に乗り過ぎたのでしょうね。
顔も見たこともない、ネット上の繋がりだけの相手を……
つい信用してしまって。稼ぎの大半を、奪い去られてしまいましたわ』
voice: vo_adv_1180004_035
クレア:
【chara 118031 face 4 (sad)】
『おかげでわたくしそれ以来、完っ璧に人間不信なのです。
現地のガイドを雇うこともせず、自分の目で見て
お人よしそうだと判断した少年に道案内させるほどにね』
voice: vo_adv_1180004_036
クレア:
【chara 118031 face 4 (sad)】
『結局、その詐欺師の行方は杳として知れず。
【chara 118031 face 3 (anger)】
今日会う予定の相手はまた別の……憐れなわたくしを
回線越しに罵り、嘲笑った、許しがたい人物なのですわ』
voice: vo_adv_1180004_037
クレア:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『さてさて!
ようやく到着しましたわね椿ヶ丘グランドホテル!』
Choice: (14) 良かった。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1180004_038
クレア:
【chara 118031 face 1 (normal)】
『道案内ご苦労さまですわ、少年。
そして……』
voice: vo_adv_1180004_039
クレア:
【chara 118031 face 2 (joy)】
『さぁ、行きますわよ!』
Choice: (15) えっ?
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1180004_040
クレア:
【chara 118031 face 6 (surprised)】
『何をとぼけた顔をしてらっしゃるの。
【chara 118031 face 2 (joy)】
ここまで来たら一蓮托生。
貴方も一緒に、乗り込みますわよ!』
Choice: (16) ええぇ……
----- Tag 16 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1180004_041
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
はい、お疲れさまー
voice: vo_adv_1180004_042
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
クレジッタ、かぁ。
ランドソルでもだけど、
あっちでもなんていうかおかしなやつねー
voice: vo_adv_1180004_043
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
でも、こんな記憶……
一体どこから出てきたのかしら。
voice: vo_adv_1180004_044
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたにとって、
よっぽどどうでもいい記憶だったか。
あるいは……
voice: vo_adv_1180004_045
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……っと。
今日はここまでみたいね。
ちょっと気になるけど、まあいっか。
voice: vo_adv_1180004_046
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
それじゃあ、またね。
【chara 190011 face 1 (normal)】
へんなやつだけど、あんま邪険にしちゃだめよー
かわいそうだから。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1180004_047
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
……う、ぅ~ん……
voice: vo_adv_1180004_048
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
……はっ!?
voice: vo_adv_1180004_049
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
い、今のはいったい……
【chara 118011 face 4 (sad)】
わたくし、気絶しておりましたの……?
voice: vo_adv_1180004_050
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
なにがなにやら、さっぱりわかりませんが……
【chara 118011 face 3 (anger)】
……そんなことよりも!
voice: vo_adv_1180004_051
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】
さぁ、貴方!
わたくしに教えるのです!
お姫さまに好かれる方法を~っ!!
Choice: (17) ええぇ……
----- Tag 17 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それからしばらく、{player}は
クレジッタに付きまとわれたのだった……