ネビア 第3話
ばったり出会い『再構築』前の記憶を持つ者同士昔の話で盛り上がるムイミとネビア。話の中で自身の変化を自覚するネビアに{player}はたとえ変わってしまってもネビアはネビアだと答えるのだった。


-------------- situation:
懐かしきアストルム
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 数日後──
ネビアは街を一人散策していた。

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ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 この前まで水の都って感じだったのに、すっかり元通りね~

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ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 もちろんそれでいいんだけど。
また暑すぎる毎日に逆戻りってのも、なんだか癪ね……
飛んでても座ってても暑いし……

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ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】 あ! 今度は街全体を冷やしてみちゃったり?
環境じゃなくて時間をずらしてみるとか?
【chara 190911 face 2 (joy)】 きゃは! 大混乱になっちゃうわよね~!

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ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 だけどもう環境システムは使えないし……
はーあ、つまんないの……

Choice: (1) 悪戯しちゃダメだよ。
----- Tag 1 -----
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ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
あんた! なんで追いかけてきたのよ!?

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ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 って……私を捕まえるためよね。分かってるわ。
どうせキャルに言われたんでしょ? 食べちゃいなさいって。

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ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 ……言われてないの?
ふ、ふーん……じゃあ、あんたは自分の意志で
追いかけてきたってわけ。

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ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 ちょっと。拗ねて悪さなんてしないわよ!
そういう心配をされてるわけ……?

voice: vo_adv_1186003_008
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 じゃあいいわ。ねえ、ちょっと付き合いなさいよ。
ちょうど新しい悪戯、考えてたとこなの♪
あんたもアイデア出しなさい──【chara 190911 face 6 (surprised)】 あれ?

Choice: (2) ノウェムちゃんだ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1186003_009
骨董屋の店主:
【chara 1411 face 2 (joy)】 残念だがツケ払いは対応してないんだよ、悪いな。
【chara 1411 face 1 (normal)】 だけどこの市はまだ明日もやってる。
手付金を払えば取り置きならしてやるさ。

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ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 うーーーーーーーん……
【chara 106113 face 4 (sad)】 どうしようかな……完全に予算オーバーなんだよな。
【chara 106113 face 6 (surprised)】 それに、一角獣のツノは欲しいけど、なんか足りない気がする……

voice: vo_adv_1186003_011
骨董屋の店主:
【chara 1411 face 2 (joy)】 希少な品だよ。今じゃもう手に入ることはないらしい。
何しろ一角獣が絶滅したって話だ。
悩んでると取り置きも難しくなってきちまうぞ?

voice: vo_adv_1186003_012
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 そういわれると弱いけど……【chara 106113 face 4 (sad)】 うーん……

voice: vo_adv_1186003_013
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】 へえー、懐かしいわね♪
【chara 190911 face 2 (joy)】 だけど希少価値を推すなら一角獣のツノだけじゃダメでしょ。
金色のたてがみもなくっちゃ。見たところ、在庫はないみたいだけど。

voice: vo_adv_1186003_014
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 そうだった! 一角獣のツノに金色のたてがみを合わせるんだったな!
それで運命の剣が作れるんだった──懐かしいな!
【chara 106113 face 6 (surprised)】 って。{player}じゃないか。何してるんだ?

Choice: (3) こんにちは。ちょっと散歩に。
----- Tag 3 -----
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ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 そうそう♪ 私は歩かないけどね!

voice: vo_adv_1186003_016
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 あれ? もしかしてそっちのはガイド妖精なのか!?
【chara 106113 face 2 (joy)】 久しぶりに見たな~!

voice: vo_adv_1186003_017
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 それはどうも♪
【chara 190911 face 6 (surprised)】 ねえ、一角獣のツノを買ってどうするつもりだったの?

voice: vo_adv_1186003_018
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 店先で見つけて、急に懐かしくなったんだ。
{player}は覚えてるか?

Choice: (4) 覚えてない……
----- Tag 4 -----
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ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 なーんだ、そうなのか。
【chara 106113 face 2 (joy)】 けどま、仕方ないか! 前とは違うんだもんな。

voice: vo_adv_1186003_020
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 あの頃は楽しかったけどね♪ 悪戯し放題だったし☆
【chara 190911 face 6 (surprised)】 それにしても今でも一角獣のツノが
市場に出てくることがあるのね。買うの? これ。

voice: vo_adv_1186003_021
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 いや! やめておくことにする!
冷静に考えたらだいぶ高い気がするし。

voice: vo_adv_1186003_022
骨董屋の店主:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 えぇ!? おいおい、そんなすっきり諦めちゃうのかよ?
希少品なんだぞ? さっきの話、聞いてたろ!?
【chara 1411 face 4 (sad)】 俺がこいつをいくらで仕入れたと……

voice: vo_adv_1186003_023
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 じゃあたくさんあれば問題ないってことよね♪
えいっ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1186003_024
骨董屋の店主:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 うわああ!?
一角獣のツノが……増えた!?
しかも山盛り……!?

voice: vo_adv_1186003_025
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 きゃはは☆
これだけあれば十分希少じゃなくなったわよね~?
欲しい人にちゃーんと行き届くわね♪

voice: vo_adv_1186003_026
骨董屋の店主:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 な、な、な……
【chara 1411 face 4 (sad)】 偽物だろうこんなんっ!!
どうしてくれるんだ、みんな一緒に見えるぞ……!?

voice: vo_adv_1186003_027
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】 ほんとかどうか、鑑定してみたらいいじゃない♪
【chara 190911 face 2 (joy)】 複製だけど、データレベルで全部本物だから、心配はいらないわよ!

voice: vo_adv_1186003_028
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 きゃははっ☆
これで釣り上げまくってた希少アイテムとやらの価値は暴落ね~

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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 おおっ、オマエなかなかの悪党だな!
そういえば、ランドソルを水浸しにした悪戯も
なかなかのものだったって聞いたぞ!

voice: vo_adv_1186003_030
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 悪党じゃないわよ。
【chara 190911 face 1 (normal)】 ただのガイド妖精だもの♪
悪戯は大好きだけどね!

voice: vo_adv_1186003_031
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 水の都になったランドソル、アタシは見られなくて残念だったけど……
すごかったんだって話を聞いたぞ。
希代の大悪党様だってあんな悪戯はなかなか思いつかないもんな。

voice: vo_adv_1186003_032
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 きゃはは! だって私はみんなにゲームを楽しんでもらうための存在よ。
バグだらけだろうと悪戯好きだろうと変わらない。
みんなに夏を楽しんでほしかったの♪

voice: vo_adv_1186003_033
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 だから、やる時はとことんやっちゃうの♪
【chara 190911 face 1 (normal)】 やりすぎちゃうことも多いけど。

voice: vo_adv_1186003_034
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 悪戯三昧の日常っていいものよ。キャルの絶叫はいつも最高だし♪
【chara 190911 face 6 (surprised)】 ……最近はちょっと違うんだけどね。
【chara 190911 face 4 (sad)】 理由は分かんないけど……

voice: vo_adv_1186003_035
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 飽きた、ってわけじゃないの。
昔は拗ねて悪戯したこともあったけど、
【chara 190911 face 4 (sad)】 今は楽しくやってるはず、だったし。

voice: vo_adv_1186003_036
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 ……ふうん。
なあ、ガイド妖精って成長要素があるのか?
【chara 106113 face 1 (normal)】 環境に応じて変化するとか。

voice: vo_adv_1186003_037
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 だとしたら、環境に応じて悪戯のパラメータが下がってきてる、
なんてこともあるかもしれないな。

voice: vo_adv_1186003_038
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 そんな設定はないはずだけど。もしそう見えるなら、何かのバグかもね。
【chara 190911 face 4 (sad)】 この前ちょっと無理しちゃったせいで、ひどくなってる、とか。

voice: vo_adv_1186003_039
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 このところ小さな異常が見つかることは多いし。
だからってどうにもできないもの。

voice: vo_adv_1186003_040
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 ふうん。じゃあ試してみよう!
悪戯好きがそうじゃなくなったりするなら、悪戯好きから悪党に
変わるとかそういう変化はどうだ? 大歓迎だぞ!

voice: vo_adv_1186003_041
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 ちょっと、変な実験やめてよね!
私だって好きでバグってるわけじゃないんだし。
【chara 190911 face 4 (sad)】 ていうか壊れるのはともかくなんで悪党になるのよ。

voice: vo_adv_1186003_042
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 だって、悪党のガイド妖精がいたら、倒してみたいだろ?

voice: vo_adv_1186003_043
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 そんな妖精なんて、なかなかいるもんじゃないから
貴重だなってさ。【chara 106113 face 6 (surprised)】 だから本気じゃないぞ!
【chara 106113 face 2 (joy)】 ただの仮定ってやつだからな。

voice: vo_adv_1186003_044
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 ……ったく、うれしそうに物騒なこと言うんじゃないわよ!
【chara 190911 face 4 (sad)】 本人を前にして縁起でもない。
それに、そう簡単に壊れてたまるもんですか。

voice: vo_adv_1186003_045
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 いくらバグだらけだって、そんな簡単には……
たぶん。

Choice: (5) ネビアはネビアだよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1186003_046
ネビア:
【chara 190911 face 5 (shy)】 ……っ。
【chara 190911 face 7 (special_a)】 あんた、毎回いきなりそれ言うのやめなさいよ。

Choice: (6) だって、ネビアはネビアだから。
----- Tag 6 -----
Choice: (7) もしもどんなに壊れても、変わらない。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1186003_047
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 もしも……って。【chara 190911 face 4 (sad)】 だから縁起の悪い話をするんじゃないわよ。
あんたのことだから、本気で言ってるんだろうけど。

voice: vo_adv_1186003_048
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 もし……【chara 190911 face 6 (surprised)】 もしもよ?
仮定の話として……私がもし、ガイドができなくなっても、
【chara 190911 face 4 (sad)】 何もかも忘れちゃっても、もっとひどい悪戯をするようになっても。

voice: vo_adv_1186003_049
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 例えば、魔物になって、あんたを食べちゃうようなことがあっても?
【chara 190911 face 4 (sad)】 そのくらい、私が私じゃなくなるくらい壊れても?

Choice: (8) うん、もちろん!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1186003_050
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 ……バカ。

voice: vo_adv_1186003_051
ネビア:
【chara 190911 face 5 (shy)】 バカバカバカバカ! こういうのは即答しちゃダメなのよ!
【chara 190911 face 3 (anger)】 ちょっとは考えてから言いなさいよ!

Choice: (9) ごめん。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1186003_052
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 ……バカ。今のは八つ当たりなんだから怒りなさいよ。

voice: vo_adv_1186003_053
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 なーんだ、残念だな!
【chara 106113 face 2 (joy)】 こういうヤツは悪党にはならないんだよな~

voice: vo_adv_1186003_054
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 うれしそうに残念がるんじゃないわよ!

voice: vo_adv_1186003_055
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 うんうん、けど、そうだな……もし悪党になるんだったら
その時は教えてくれ! すぐに大悪党様が駆け付けるから!

voice: vo_adv_1186003_056
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 だから絶対、連絡くれよな!
じゃあな!

voice: vo_adv_1186003_057
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 好き放題言うだけ言ってくれるじゃない……
なによ、あれ。

Choice: (10) ノウェムちゃんも心配してるんだと思う。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1186003_058
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 分かりにくいわね……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1186003_059
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 大丈夫。
寂しくないし、退屈もしないはずだわ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1186003_060
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 ねえフィオ。あんたは前にそう言ったわよね。
私も、退屈なんてしないと思ってたのよ。

voice: vo_adv_1186003_061
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 でも。そうじゃないみたい。
ギルドハウスの賑やかな暮らしが嫌いなわけじゃない。
こいつらがいて、悪戯もし放題で、毎日が楽しいし。でも。

voice: vo_adv_1186003_062
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 それだけじゃ、足りないのよ。

Choice: (11) どうしたの?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1186003_063
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 う、ううん! なんでもない。【chara 190911 face 1 (normal)】 こっちの話。
【chara 190911 face 2 (joy)】 あーあ、困っちゃうわよね! 新型のガイド妖精って機能が多すぎて!

voice: vo_adv_1186003_064
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 こうして、思いもよらないことがいつも起きるんだもの……

voice: vo_adv_1186003_065
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 欲張りになっちゃうのだって、仕方ないことだわ。

voice: vo_adv_1186003_066
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 ……そう思わない、フィオ? 

voice: vo_adv_1186003_067
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 ガイド妖精がこんなに欲張りになるなんて、きっと一番のバグよね。

voice: vo_adv_1186003_068
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 私、もっと知りたい。
人のぬくもりも、冒険の楽しさも、【chara 190911 face 4 (sad)】 誰かといる苦しさも。

voice: vo_adv_1186003_069
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 アストルムは昔とはもう違って。
今も変わってく。

voice: vo_adv_1186003_070
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 私も、たぶん同じなのよね。
【chara 190911 face 1 (normal)】 だったら目いっぱい楽しまなくちゃ。

voice: vo_adv_1186003_071
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】 ねえねえ、一角獣のツノ、一つ買って帰らない?

Choice: (12) 何に使うの?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1186003_072
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】 これを使った悪戯を思いついたの♪
だから、付き合ってよね!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 悪戯を実行したくてたまらないネビアは
少々不安な顔をした{player}を急かしつつ
帰路に就いたのだった。