イオ(ノワール) 第4話
夢の中。伊緒は家庭訪問で訪れた{player}の部屋でイケナイ本を発見し、注意を兼ねて補習を始める。しかし、伊緒の熱の入った指導は、{player}に本の内容を連想させてしまうのだった。
-------------- situation:
先生のイケナイ注意報!
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
イオが、その体に宿した力を受け入れてから、しばらく経った頃──
ルーセント学院では、以前と変わらない和やかな授業が行われていた。
voice: vo_adv_1190004_000
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
──ということから、
この問題の答えは……35です。分かったかなー?
voice: vo_adv_1190004_001
生徒1:
【chara 211 face 2 (joy)】
分かんないけど、勉強たのしいー!
voice: vo_adv_1190004_002
イオ:
【chara 211 face 1 (normal)】
【chara 101811 face 2 (joy)】
あははっ、そっか~
【chara 101811 face 1 (normal)】
分かるようになるまで、先生がしっかり教えてあげるからね。
voice: vo_adv_1190004_003
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
えーっと、次の問題はね~……
voice: vo_adv_1190004_004
生徒1:
【chara 211 face 6 (surprised)】
【chara 101811 face 6 (surprised)】
【chara 211 face 6 (surprised)】
えー、もう授業終わっちゃったのー?
もっとイオちゃんに教えてもらいたかったなー
voice: vo_adv_1190004_005
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
うふふ、ずっと勉強ばっかりじゃ疲れちゃうわよ。
気分転換も大事なんだから。
voice: vo_adv_1190004_006
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
その代わり、次の授業でもっと教えてあげるわ。
【chara 101811 face 1 (normal)】
じゃあ一旦授業はここまで。お昼休みの時間よ~!
voice: vo_adv_1190004_007
生徒1:
【chara 211 face 2 (joy)】
はーい、じゃあ校庭で遊んでくるー!
voice: vo_adv_1190004_008
生徒2:
【chara 415 face 2 (joy)】
私もいくー!
voice: vo_adv_1190004_009
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
思いっきり遊んできなさい。
くれぐれもケガには気を付けてね~
voice: vo_adv_1190004_010
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
{player}君は、なにして過ごすのかしら?
Choice: (1) なんだか眠くなってきた……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1190004_011
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ふふっ、お昼寝するのね。
【chara 101811 face 1 (normal)】
すっきりして午後の授業に臨むのもいいわ。
voice: vo_adv_1190004_012
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あら……なんだか暖かい光が……?
【chara 101811 face 4 (sad)】
やだ、私もなんだか眠くなってきちゃった……
--- Switch scene ---
Choice: (2) ……誰だろう?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1190004_013
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
こんにちは。担任の支倉です。
voice: vo_adv_1190004_014
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
抜き打ちで家庭訪問にきちゃいました。
あげてもらえるかしら?
voice: vo_adv_1190004_015
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
お邪魔します。
【chara 101831 face 6 (surprised)】
君、ご両親は出張中で、確か一人暮らしだったわよね?
voice: vo_adv_1190004_016
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
実家とはいえ、
一人暮らしをしてる男の子の家にあがるなんて、私、初めてだわ。
voice: vo_adv_1190004_017
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
へぇ~、ちゃんと掃除してるみたいね……【chara 101831 face 6 (surprised)】
あら?
voice: vo_adv_1190004_018
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
こーら、下着が落ちてるわよ?
脱ぎっぱなしはダメじゃない。ちゃんと洗濯機に入れなくちゃ。
voice: vo_adv_1190004_019
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
やっぱり……最近ちょっとたるんでるわね。
【chara 101831 face 3 (anger)】
さっそくだけど、家庭訪問を始めます。君の成績についてよ。
voice: vo_adv_1190004_020
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
最近、成績が落ちてきてるでしょ?
【chara 101831 face 4 (sad)】
この前の中間テストだって、前回よりかなり順位が下がってたし……
voice: vo_adv_1190004_021
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
なんだか心配になっちゃって、今日はこうして話にきたの。
voice: vo_adv_1190004_022
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
それに、一人暮らしっていうことも気になっていたの。
【chara 101831 face 4 (sad)】
まだ高校生なのに、家事もしなくちゃいけないなんて大変よね。
voice: vo_adv_1190004_023
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
ちゃんとご飯は食べてる?
お風呂も、ちゃんと湯船に浸かってる?
voice: vo_adv_1190004_024
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
それに……あら?
枕の下にある本は何かしら……?
voice: vo_adv_1190004_025
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
もしかして、参考書?
ちゃんと勉強してるのね。偉いじゃない! どれどれ……?
voice: vo_adv_1190004_026
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
~~~~っ!?
voice: vo_adv_1190004_027
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
イ、イケナイ本だわ……!
【chara 101831 face 3 (anger)】
こんなのを君は枕元に……? 【chara 101831 face 6 (surprised)】
これ、どうしたの……?
Choice: (3) クラスの友達が読んでみろ、って。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1190004_028
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
そう、貸してもらったのね……
【chara 101831 face 4 (sad)】
けど、まさか君がこういう本を……イメージになかったわ……
voice: vo_adv_1190004_029
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
男の子のことはよく分からないけど……
ここは先生として、しっかり言わなくちゃダメよね……
voice: vo_adv_1190004_030
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
生徒を怒ったことなんてあんまりないけど……
【chara 101831 face 3 (anger)】
今は真剣に、心を鬼にして注意しなくちゃっ!
voice: vo_adv_1190004_031
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
こほん……君だって年頃の男の子だもんね。
それに一人暮らしだし……
voice: vo_adv_1190004_032
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
でも! それとこれとは別!
こういう本を読むのもいいけど、勉強だってしなくちゃ。
voice: vo_adv_1190004_033
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
いいかしら? 今は大事な時期なの。
まだ二年生と言っても、あっという間に卒業よ?
voice: vo_adv_1190004_034
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
まだ進路は固まっていないかもしれないけど、
【chara 101831 face 1 (normal)】
どんな道も目指せるように、できる限りの準備をしておかなくちゃ。
Choice: (4) こんなに注意されたの初めて……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1190004_035
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
当たり前じゃない……私の大切な生徒なんだもん。
【chara 101831 face 4 (sad)】
こんなに強く言うつもりはなかったけど、君のことを思ったら、つい……
voice: vo_adv_1190004_036
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
どう? 先生の気持ち、分かってくれたかしら?
【chara 101831 face 2 (joy)】
……うん、しっかり反省しているようね。
voice: vo_adv_1190004_037
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
それじゃあ、次のテストに向けて、今から補習を始めましょう。
voice: vo_adv_1190004_038
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
あら? 何かしらその嫌な顔は?
【chara 101831 face 4 (sad)】
私の気持ち、分かってくれたんじゃなかったの……?
Choice: (5) 補習をお願いします。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1190004_039
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
うん、頑張りましょう。
【chara 101831 face 3 (anger)】
前回よりもいい点取れなかったら、先生許さないんだから。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1190004_040
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
じゃあ、この問題は分かるかしら?
これは簡単な解き方があって……
voice: vo_adv_1190004_041
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
こ~ら、どうして集中してないの?
voice: vo_adv_1190004_042
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
休日に私の補習を受けるのが、そんなにイヤ……?
つきっきりで教えてあげたいから、しっかり聞いてほしいな……
Choice: (6) こうやってくっついてる写真が本にも……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1190004_043
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
もうっ! そんなこと考えてたのっ!?
voice: vo_adv_1190004_044
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
四六時中あの本が頭から離れないなら、没収しますっ!
勉強の妨げですからっ!
voice: vo_adv_1190004_045
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
あとで貸してくれた子の名前を教えてちょうだい?
先生から返しておきますっ!
voice: vo_adv_1190004_046
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
と、年頃の男の子って大変ね……すぐなんでもかんでもそうやって……
多感な時期だから、大目に見てあげなくちゃ……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1190004_047
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
……けど、今日は来てよかったわ。
勉強が進まない理由が分かったから。
voice: vo_adv_1190004_048
伊緒:
【chara 101831 face 2 (joy)】
たまには息抜きしたいわよね。一人暮らしって大変だもん。
【chara 101831 face 1 (normal)】
けど、ほどほどにね?
voice: vo_adv_1190004_049
伊緒:
【chara 101831 face 1 (normal)】
それと、息抜きしたかったら、いつでも私に言ってちょうだい。
【chara 101831 face 2 (joy)】
先生が付き合ってあげるから。
voice: vo_adv_1190004_050
伊緒:
【chara 101831 face 6 (surprised)】
……どうしたの? 急に黙っちゃって。
【chara 101831 face 3 (anger)】
あっ! もしかして、またイケナイコト考えてる!?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1190004_051
伊緒:
【chara 101831 face 3 (anger)】
息抜きって、アストルムのことよ~!
そんなお誘い、先生がするわけないじゃないっ!
voice: vo_adv_1190004_052
伊緒:
【chara 101831 face 4 (sad)】
も~! これじゃ補習が進まないわ~! しっかりして~!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1190004_053
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
イオってば……
どこまでも無自覚で色気を撒き散らしちゃうのよね……
voice: vo_adv_1190004_054
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
見てるこっちがヒヤヒヤするけれど、
【chara 190011 face 1 (normal)】
人畜無害なあんたなら、いくらかはマシね。
voice: vo_adv_1190004_055
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
いろんな意味で、あんたが受け止めてやんなさい?
頼んだわよ。【chara 190011 face 2 (joy)】
それじゃあね。
voice: vo_adv_1190004_056
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1190004_057
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
けど……イオのあの迫力は……受け止めるのも大変だわ……
全くうらやましいわ……あたしもあんなに大きくなれたら……
voice: vo_adv_1190004_058
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
~~っ!?
【chara 190011 face 3 (anger)】
ちょっと! あんたまだここにいたの!?
voice: vo_adv_1190004_059
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
今の聞いた? 聞いてたわよね!
忘れなさい! 今回だけは絶っ対に忘れなさいよ~~っ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1190004_060
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
んっ、んん~……っ!
voice: vo_adv_1190004_061
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あら……私、寝ちゃってた……?
voice: vo_adv_1190004_062
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
やだ、もうこんな時間じゃない。
お昼休みが終わっちゃうわ。
voice: vo_adv_1190004_063
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
ほら、{player}君も起きてちょうだい。
寝ぼけながら授業受けちゃダメよ?
Choice: (7) 夢を見てた気がするけど、思い出せない。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1190004_064
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あら? 奇遇ね。私もなのよ。
【chara 101811 face 1 (normal)】
けど、夢ってそういうものじゃないかしら。
voice: vo_adv_1190004_065
生徒1:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 4 (sad)】
きゃーーっ!
voice: vo_adv_1190004_066
生徒2:
【chara 1 face 4 (sad)】
校庭にアンチビーストがー!!
voice: vo_adv_1190004_067
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
っ!?
Choice: (8) 出番だよ!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1190004_068
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】
ええっ!
アンチビースト:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1190004_069
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 3 (anger)】
そこまでよっ!
voice: vo_adv_1190004_070
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
ふふっ、愛のムチのお味はどうかしら?
voice: vo_adv_1190004_071
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 3 (anger)】
アンチビーストちゃん、ここは神聖なる学び舎よ。
これ以上のオイタは許しませんっ!
voice: vo_adv_1190004_072
生徒の声1:
【chara 211 face 1 (normal)】
すごーい! がんばってー!
voice: vo_adv_1190004_073
生徒の声2:
【chara 415 face 1 (normal)】
負けないでー! やっつけてー!
voice: vo_adv_1190004_074
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 2 (joy)】
はーい、応援ありがとー!
【chara 119011 face 1 (normal)】
みんなの声が、私の力になるわ~!
voice: vo_adv_1190004_075
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 6 (surprised)】
けど、校舎の窓からあんまり身を乗り出したら危ないわよ~?
【chara 119011 face 1 (normal)】
いい子だから、言うことは守るのよ?
voice: vo_adv_1190004_076
生徒たちの声:
【chara 1 face 1 (normal)】
はーーーーいっ!!
Choice: (9) もう戦いに慣れたみたいだね。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1190004_077
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
ええっ!
もう力を使うことに迷いなんてないわ。君のおかげね。
voice: vo_adv_1190004_078
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
いつか胸を張って、私も魔法少女だって言えるようになるまで……
それまでは、闇の力だって使いこなしてみせるわ。
voice: vo_adv_1190004_079
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
愛と希望と……それに闇の力も、
【chara 119011 face 2 (joy)】
生徒たちのため、学院のために、ぜーんぶ使うから!
voice: vo_adv_1190004_080
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
今はみんなを守れる力があるってことだけで十分よ。
【chara 119011 face 2 (joy)】
だって私……先生なんだもん!
voice: vo_adv_1190004_081
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
だから、魔法少女だって名乗るのは、また今度。
ほんのちょっと先の未来でね。【chara 119011 face 2 (joy)】
君がいてくれるなら、きっとすぐだわ♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1190004_082
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
さあ、行くわよ!
アンチビーストちゃんのために、とびっきりの公開授業を始めまーす!
voice: vo_adv_1190004_083
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 3 (anger)】
覚悟はいいわね。
【chara 119011 face 1 (normal)】
反省しないイケナイ子には、たーっぷり教えてあ・げ・る♪
voice: vo_adv_1190004_084
イオ・ノワール:
【chara 119011 face 1 (normal)】
秘密の授業のチャイムが、今鳴り響く──
【chara 119011 face 2 (joy)】
マジカル・ラブガイダンス♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
イオは、無限の愛と未来の希望を教えるため、
隠し味に闇の力も混ぜつつ、今日も教鞭を振るうのだった──
still display end