ラビリスタ(オーバーロード) 第3話
ラビリスタは様々な協力を得ながら{player}の救出に尽力する。戻ってきた{player}にラビリスタは自分が力を託したせいだと詫びるも、おかげで人を助けられると感謝されるのだった。
-------------- situation:
可能性の描く未来を
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
キャルを覇瞳皇帝の元へと向かわせたラビリスタは、
一人でアジトへと赴いていた。
voice: vo_adv_1212003_000
ラビリスタ:
【chara 106812 face 7 (special_a)】
そろそろ終わるはずだけど、間に合ってくれたかな……?
voice: vo_adv_1212003_001
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
……おお! 解析終わってる!
【chara 106814 face 7 (special_a)】
どれどれ〜……?
voice: vo_adv_1212003_002
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
ああ〜! そっかそっか! やっぱりそうなってたんだ!
魂に紐づけていたはずのプリンセスナイトの力の影響が、
こんな形で出るとはね……
voice: vo_adv_1212003_003
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
少年の場合は特に魂と精神の連結が強固だったから
ここまでの反応に至ったっぽいな……
voice: vo_adv_1212003_004
ラビリスタ:
【chara 106814 face 4 (sad)】
自分で作っておいてなんだけど、
よくもまあこんな訳の分からない力になったもんだ。
voice: vo_adv_1212003_005
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
とにかくだ。これで『道』の作り方はなんとなく分かった。
【chara 106814 face 1 (normal)】
強引なやり方にはなるけど、試しにここでやってみようっと……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_006
ラビリスタ:
【chara 106814 face 6 (surprised)】
っ! っつぅ〜! 熱いんじゃなくて痛い!
【chara 106814 face 4 (sad)】
肉体に起こる現象の再現じゃないからか、
データ改竄に近い痛みだねこりゃ……
voice: vo_adv_1212003_007
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
アタシが一人で干渉してみたところで、
精神の場所の特定どころか、大した変化は起こせない……
【chara 106814 face 4 (sad)】
となると、まだ手が足りないな……
voice: vo_adv_1212003_008
リノ:
【chara 101112 face 1 (normal)】
あれ? マスター帰ってたんですか……【chara 101112 face 6 (surprised)】
って
どうしたんですかそれ!? 熱くないんですか!?
【chara 101112 face 4 (sad)】
お姉ちゃん水! 水持ってきてください!
voice: vo_adv_1212003_009
シズル:
【chara 104914 face 1 (normal)】
お水? どうしたの……【chara 104914 face 6 (surprised)】
ってマスターが燃えてる!?
【chara 104914 face 4 (sad)】
待っててね、すぐにお水持ってくるから!
voice: vo_adv_1212003_010
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
ああこれ? 大丈夫だから気にしないで。
本当に燃えてるわけじゃないし。
voice: vo_adv_1212003_011
リノ:
【chara 101112 face 6 (surprised)】
そうなんですか?
【chara 101112 face 4 (sad)】
ならいいですけど……
voice: vo_adv_1212003_012
シズル:
【chara 104914 face 4 (sad)】
マスターって大丈夫じゃないのに大丈夫って言う人だから、
一応対策は用意しておこうかな。
voice: vo_adv_1212003_013
ラビリスタ:
【chara 106814 face 6 (surprised)】
いい感じに信用がないな〜アタシって!
【chara 106814 face 1 (normal)】
でも本当に大丈夫だよ。心配しないで。
voice: vo_adv_1212003_014
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
それよりも、二人に今すぐやってほしいことがあるんだ。
アタシが指定したいくつかの場所に行って、そこにいる人たちを
一ヶ所に集めておいてほしい。
voice: vo_adv_1212003_015
シズル:
【chara 104914 face 2 (joy)】
了解だよマスター! 【chara 104914 face 6 (surprised)】
ところでこれって、
何が目的でやってるんだっけ?
voice: vo_adv_1212003_016
リノ:
【chara 101112 face 6 (surprised)】
そういえばそうですね。なんとなくマスターからの
任務だからって、何も聞いてませんでした。
voice: vo_adv_1212003_017
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
目的はズバリ……
voice: vo_adv_1212003_018
シズル・リノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ズバリ?
voice: vo_adv_1212003_019
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
少年のため! 今度は嘘じゃないよ。
【chara 106814 face 4 (sad)】
黙っててごめん。実は今、少年が……
voice: vo_adv_1212003_020
シズル:
【chara 104914 face 2 (joy)】
な〜んだ。弟くんのためかー!
【chara 104914 face 1 (normal)】
マスター、早くその場所を教えて!
voice: vo_adv_1212003_021
リノ:
【chara 101112 face 3 (anger)】
私にお姉ちゃんよりたくさんの所に行かせてください!
【chara 101112 face 2 (joy)】
後でお兄ちゃんに褒めてもらいます!
voice: vo_adv_1212003_022
シズル:
【chara 104914 face 3 (anger)】
あーっ! ずるいぞリノちゃん!
voice: vo_adv_1212003_023
ラビリスタ:
【chara 106814 face 6 (surprised)】
……詳しく聞かないの?
voice: vo_adv_1212003_024
シズル:
【chara 104914 face 2 (joy)】
だってマスター、私たちの任務の目的が
弟くんのためだった時は、全部本当のことしか言わないから。
【chara 104914 face 5 (shy)】
今回も本当なんだって思ったよ。【chara 104914 face 2 (joy)】
ね、リノちゃん?
voice: vo_adv_1212003_025
リノ:
【chara 101112 face 2 (joy)】
お兄ちゃんのことで嘘はつかないのがマスターの
数少ないいいところです! 【chara 101112 face 1 (normal)】
私たちはお兄ちゃんのためなら、
どんなことだって頑張れちゃいます!
voice: vo_adv_1212003_026
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
二人とも……ありがとう。
全部片付いたらちゃんと説明するよ。
【chara 106814 face 4 (sad)】
といっても、アタシもまだ全貌が掴めてないけどね。
voice: vo_adv_1212003_027
シズル:
【chara 104914 face 6 (surprised)】
マスターに分からないなら、
今は私たちがあれこれ聞いてもしょうがないし、
【chara 104914 face 2 (joy)】
早く弟くんのために動きたいな!
voice: vo_adv_1212003_028
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
ははっ、頼もしい姉と妹だねキミたちは。
それじゃあまずは道を作ってっと!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_029
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
そして地図地図……あった。
【chara 106814 face 1 (normal)】
こことここ、次はここで、【chara 106814 face 7 (special_a)】
あとはここもか……
voice: vo_adv_1212003_030
ラビリスタ:
【chara 106814 face 1 (normal)】
はいこれ。二人の目的をそれぞれ書き込んでおいたから、
今作った道を使ってみんなを集めに行ってね。よろしく!
voice: vo_adv_1212003_031
シズル・リノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
行ってきます!
voice: vo_adv_1212003_032
ラビリスタ:
【chara 106814 face 7 (special_a)】
これで一つ目の手は用意できた。
【chara 106814 face 1 (normal)】
次はキャルちゃんの方をサポートしに行かないと。
ああ忙しい忙しい……
voice: vo_adv_1212003_033
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】
ネーネカ。やっほー♪
voice: vo_adv_1212003_034
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
晶。人の城に入ってくる時はノックくらいしなさい。
voice: vo_adv_1212003_035
ラビリスタ:
【chara 106811 face 4 (sad)】
アンタの家じゃないでしょこの城。
【chara 106811 face 1 (normal)】
少年たちの件で、ちょっと手伝ってほしいことがあって──
voice: vo_adv_1212003_036
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
いいですよ。
voice: vo_adv_1212003_037
ラビリスタ:
【chara 106811 face 6 (surprised)】
え? いいの? しかも内容聞く前に即答? 怖っ!
【chara 106811 face 4 (sad)】
後でものすんごい見返り要求してこないよね?
voice: vo_adv_1212003_038
ネネカ:
【chara 107011 face 3 (anger)】
……貴方にそんなものを期待して、
これまでに返ってきたためしがあるとでも?
voice: vo_adv_1212003_039
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】
うんにゃ。返した覚えがない!
voice: vo_adv_1212003_040
ネネカ:
【chara 107011 face 3 (anger)】
そうでしょうね。【chara 107011 face 1 (normal)】
ですから、
つべこべ言わずに早く何をすればいいかを言いなさい。
voice: vo_adv_1212003_041
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】
はいはい、ネネカ先生。
【chara 106811 face 1 (normal)】
えっとまずは……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうしてネネカの協力を得たラビリスタは、
自らも王宮内部のオブジェクト変更を行い、
キャルと覇瞳皇帝の再会を成功させた。
voice: vo_adv_1212003_042
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
……まさかあの真那が、
あんな真似をするとは思いませんでした。
voice: vo_adv_1212003_043
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
晶。前言を撤回します。【chara 107011 face 2 (joy)】
初めて貴方からお返しを
してもらいましたね。珍しいものが見れました。
voice: vo_adv_1212003_044
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】
アタシもだよ。正直なところ賭けだったんだけど、
うまくいってよかった。これでとりあえず大きい手は
二つも用意できたよ。
voice: vo_adv_1212003_045
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
二つしかない、ではないのですね。
voice: vo_adv_1212003_046
ラビリスタ:
【chara 106811 face 4 (sad)】
そうだね。【chara 106811 face 7 (special_a)】
これまでに得たデータとアタシの予想が
合ってれば、後は座標の特定さえできたら上手くいくはず。
voice: vo_adv_1212003_047
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
そうですか。出ていく前に後片付けはしてくださいね。
voice: vo_adv_1212003_048
ラビリスタ:
【chara 106811 face 6 (surprised)】
あれ? これ以上はもう手伝ってくれないの?
voice: vo_adv_1212003_049
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
当たり前です。自分が選んだ騎士の問題は、
自分で片付けなさい。その責任を取れるのは、
貴方しかいないのですから。
voice: vo_adv_1212003_050
ラビリスタ:
【chara 106811 face 1 (normal)】
……そうだね。【chara 106811 face 2 (joy)】
その通りだ。
じゃあ取れるだけ取りに行ってくるよ。責任。
voice: vo_adv_1212003_051
ラビリスタ:
【chara 106811 face 1 (normal)】
それにしても、まさか七冠同士が誰かのために
ここまで協力し合う日がくるなんてね……
voice: vo_adv_1212003_052
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】
唯我独尊って言葉と一緒に生まれてきたような
人間たちが、手を取り合ったんだよ。
voice: vo_adv_1212003_053
ラビリスタ:
【chara 106811 face 1 (normal)】
もっと早くにできてたらよかったんだけどね。
一人一人が完全でも、集まると不完全になる……
voice: vo_adv_1212003_054
ラビリスタ:
【chara 106811 face 4 (sad)】
我ながら、まったくもってどうしようもない連中さ。
voice: vo_adv_1212003_055
ラビリスタ:
【chara 106811 face 1 (normal)】
でもそんなアタシたちが変わってきたのは、
【chara 106811 face 2 (joy)】
間違いなくキミのおかげだよ。少年。
voice: vo_adv_1212003_056
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】
待っててね、少年。みんな。
アタシたちが助けてみせるよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_057
ラビリスタ:
【chara 121211 face 3 (anger)】
少年から流れてくる力を受け止めて、
我がものにしてみせる!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_058
ラビリスタ:
【chara 121211 face 1 (normal)】
よし、上手くいった!
【chara 121211 face 7 (special_a)】
あとは思いを『道』にして繋げればいい!
voice: vo_adv_1212003_059
ラビリスタ:
【chara 121211 face 3 (anger)】
戻ってくるんだ、少年!
キミの世界は、ここにあるんだ!
voice: vo_adv_1212003_060
ラビリスタ:
【chara 121211 face 3 (anger)】
同時に、準備しておいた少年の
デバッグとアップデートを、一気にやりきる──!
voice: vo_adv_1212003_061
ラビリスタ:
【chara 121211 face 6 (surprised)】
空間の安定と並行しての処理、頭が焼き切れそうだ……!
【chara 121211 face 3 (anger)】
ああ、やりきるよ。やりきってみせる!
【chara 121211 face 1 (normal)】
アタシは天才、七冠だからね!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_062
ラビリスタ:
【chara 121211 face 1 (normal)】
よし、アップデート終わりぃ!
後は少年、キミに託したよ!
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
この後{player}は、
仲間との協力によって暴走した力の収束に成功した。
ラビリスタはその様子を最後まで見届け……
voice: vo_adv_1212003_063
ラビリスタ:
【chara 121212 face 1 (normal)】
……さすがだね、少年。
それでこそ、アタシのプリンセスナイトだ──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_064
ラビリスタ:
【chara 121212 face 7 (special_a)】
……
voice: vo_adv_1212003_065
ラビリスタ:
【chara 121212 face 7 (special_a)】
ここは……
【chara 121212 face 4 (sad)】
あれ? 少年? みんなはどこに……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1212003_066
ラビリスタ:
【chara 121212 face 6 (surprised)】
うわっ!
voice: vo_adv_1212003_067
ラビリスタ:
【chara 121212 face 7 (special_a)】
……流れ込んでくる……少年の思いが……
【chara 121212 face 1 (normal)】
みんなを大切に思う、目映いくらいに熱い気持ちが……
voice: vo_adv_1212003_068
ラビリスタ:
【chara 121212 face 7 (special_a)】
そうか、これはアタシと少年にしか
知覚できてないのか……
voice: vo_adv_1212003_069
ラビリスタ:
【chara 121212 face 1 (normal)】
お疲れ、少年。【chara 121212 face 7 (special_a)】
色々と大変だったね。
voice: vo_adv_1212003_070
ラビリスタ:
【chara 121212 face 4 (sad)】
……ごめんね、少年。
今回の出来事も、元を辿ればアタシがキミに託した、
プリンセスナイトの力がきっかけだった。
voice: vo_adv_1212003_071
ラビリスタ:
【chara 121212 face 4 (sad)】
本当にキミには、謝っても謝りきれないよ……
Choice: (1) なんで謝るの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1212003_072
ラビリスタ:
【chara 121212 face 4 (sad)】
少年……
Choice: (2) この力のおかげでこれからも……
----- Tag 2 -----
Choice: (3) たくさんの人を助けられる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1212003_073
ラビリスタ:
【chara 121212 face 7 (special_a)】
そんなふうに考えてくれるんだね……
【chara 121212 face 1 (normal)】
ありがとう。選んだのがキミで、よかった。
Choice: (4) こちらこそ、ありがとう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1212003_074
ラビリスタ:
【chara 121212 face 1 (normal)】
……少年。これからもキミを、
キミという可能性の行く先を、
見届けさせてもらうよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
自らの選んだ騎士が見せてくれるであろう、
未知なる可能性が待つ未来を見据えながら、
ラビリスタは優しい微笑みを浮かべるのだった。