アユミ(怪盗) 第4話
夢の中。あゆみは{player}に進路で悩んでいると打ち明け、自分の意志で進学することを決意する。さらに勇気を振り絞って彼を映画に誘うことができたあゆみは、その横顔を見ながら幸せに浸る。
-------------- situation:
案ずるより歩むが易し
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
今宵もランドソルを駆ける『見えざる乙女』。
アユミと{player}は、
とある強盗団のアジトから飛空艇で華麗に脱出するのだった。
voice: vo_adv_1215004_000
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】
しゅしゅしゅ、しゅごいでしゅ……! 【chara 121511 face 4 (sad)】
か、噛んじゃった……!
【chara 121511 face 6 (surprised)】
脱出ルートは確保してあるって聞いてましたけど、
ま、まさか飛空艇で迎えに来てくれるなんて……!
voice: vo_adv_1215004_001
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】
というか{player}先輩、この飛空艇はどこから……!?
Choice: (1) 友達から借りてきた。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1215004_002
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】
と、友達からって……【chara 121511 face 2 (joy)】
先輩、やっぱりすごいです……!
こんなすごいものを貸してくれる友達がいるなんて!
voice: vo_adv_1215004_003
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】
飛空艇のはしごにぶら下がって逃げるなんて、興奮しちゃいました。
まだ心臓が高鳴ってる……
でもこの興奮も疲れも、なんだかすごく心地がよくて……
voice: vo_adv_1215004_004
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】
ふふ、やっぱり怪盗を続けてよかったって思います。
【chara 121511 face 1 (normal)】
……以前のままの私なら、こんな体験をすることなんて
きっとできなかったと思いますから。
voice: vo_adv_1215004_005
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】
ふぅっ、夜風が気持ちいいです。
ランドソルの夜景も、あんなにきれいに輝いて……
voice: vo_adv_1215004_006
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】
えへへ、たまにはこんなご褒美があってもいい、ですよね?
依頼品の王冠も、無事に取り返せたことですし……
Choice: (2) その王冠がそう?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1215004_007
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】
はい。【chara 121511 face 2 (joy)】
あとはこの王冠を依頼主の劇作家さんに
お返しすれば、依頼達成……ですね!
voice: vo_adv_1215004_008
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】
それにしても、ほんとうにきれいな王冠です。
こんな高価なものを取り返したのは、初めてかも……
【chara 121511 face 4 (sad)】
き、傷とかつけちゃってないかな……?
voice: vo_adv_1215004_009
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】
……って、わわっ!? 王冠が、光ってます!?
【chara 121511 face 4 (sad)】
せ、先輩っ! こここ、これっていったいどうしたら──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1215004_010
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
はぁ、進路希望調査票……なにを書けばいいのか
全然思い浮かばないよぉ……
期限、今日までって言われても……うう~!
voice: vo_adv_1215004_011
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
無難に進学って書いておけばいいのかな。
でもそうしたら、どこに進学したいか聞かれちゃう……
うぅ、どうすればいいんだろ……?
Choice: (3) 居残り?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1215004_012
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
ひゃあぁっ!? 【chara 105532 face 4 (sad)】
せ、先輩……!?
どどど、どうして私のクラスに……なにかご用事でも……?
Choice: (4) 難しそうな顔してたから……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1215004_013
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
あ、あはは、そんなに難しい顔してましたか、私……
実はその、進路希望のことで悩んでまして……
voice: vo_adv_1215004_014
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
私、どの科目も全部平均点だったので、
なにが得意で、なにが苦手なのかも分からなくて……
やりたいことも、なりたいものも思いつかないんです。
voice: vo_adv_1215004_015
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
悩みすぎだとは思うんですけど、改めて聞かれてみると、
私ってなんにもできないんだなぁって。ちょっと落ち込んじゃって……
voice: vo_adv_1215004_016
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
ご、ごめんなさい。【chara 105532 face 4 (sad)】
こんなこと言われても困りますよね?
私、先輩の前だと、弱音ばかり言っちゃって……ダメな後輩ですね……
Choice: (5) この間の依頼は受けないの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1215004_017
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
依頼……? 【chara 105532 face 6 (surprised)】
あぁ、前に相談したお話のことですよね?
【chara 105532 face 4 (sad)】
実は、昨日もアストルムで遊んでたら連絡があったんです……
ネネカ? っていう人から。
voice: vo_adv_1215004_018
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
この前と同じことを言われました。
こっそりお願いしたい特別な依頼があるから、
話だけでも聞いてもらえないかって。
voice: vo_adv_1215004_019
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
も、もちろん断ったんですけど……
【chara 105532 face 4 (sad)】
この依頼はあなたにしかできないからって、
強引に連絡先、渡されちゃって。
voice: vo_adv_1215004_020
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
これってどう考えても、いたずらですよね?
私にしかできないだなんて。私にできないことなら、
たくさんあるでしょうけど。あはは……
Choice: (6) やってみないとわからない。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1215004_021
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
えっ? 【chara 105532 face 4 (sad)】
で、でも……
得意なことも苦手なことも分からない私なんかに、
特別な依頼なんてこなせるわけ──【chara 105532 face 6 (surprised)】
あっ……
voice: vo_adv_1215004_022
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
先輩の目……すごく真剣だ……
ほ、本当にそう思ってくれてるんだ。【chara 105532 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_1215004_023
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
……その、{player}先輩はどうして
そんなふうに思うんですか……?
voice: vo_adv_1215004_024
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
私、こんなに地味で、なんの取り柄もないのに……
もちろん先輩の言葉が信じられないわけじゃないです、けど。
voice: vo_adv_1215004_025
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
理由が分からないんです……
やってみないと分からないって、そんなふうに思える理由が──
Choice: (7) やってみたことがないことだから。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1215004_026
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
……へっ? そ、それだけですか?
voice: vo_adv_1215004_027
あゆみ:
【chara 105532 face 2 (joy)】
あはは……やっぱり{player}先輩はすごいです。
試したことがないなら、とりあえず試そうってことですよね?
【chara 105532 face 1 (normal)】
そんなふうに考えたこと、ありませんでした。
voice: vo_adv_1215004_028
あゆみ:
【chara 105532 face 1 (normal)】
……そうですね。どんな才能があったって、
やってみようって思わなきゃ、なにも始まらないですもんね。
voice: vo_adv_1215004_029
あゆみ:
【chara 105532 face 2 (joy)】
……うん、私、決めました。
進学、考えてみようと思います。【chara 105532 face 1 (normal)】
無難に、とかじゃなくて……
先輩のお話を聞いてたら、それが一番だって思えました。
voice: vo_adv_1215004_030
あゆみ:
【chara 105532 face 1 (normal)】
なにになれるか分からないからこそ、
誰かが私を必要として、私もそれをやろうって思えたとき……
ちゃんと期待に応えられるように準備しておこうって。
voice: vo_adv_1215004_031
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
ま、まあさすがに……
だからといって、あの人の依頼を受けるつもりはないですけど。
【chara 105532 face 4 (sad)】
できるかどうかというより、単純に怖いですし……
voice: vo_adv_1215004_032
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
そもそも、ゲームの中で依頼を請け負って……だなんて。
【chara 105532 face 1 (normal)】
そんな映画みたいなことがあるわけ──【chara 105532 face 6 (surprised)】
あっ。
voice: vo_adv_1215004_033
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
え、映画といえば、友達からもらった映画のペアチケット……
【chara 105532 face 4 (sad)】
こっちも今日が期限なんだったぁ……!
voice: vo_adv_1215004_034
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
ど、どうしよ……{player}先輩を誘えたらって
思ってたけど、進路のことで頭がいっぱいで忘れちゃってた……!
【chara 105532 face 6 (surprised)】
誘うならもう、今しか──
voice: vo_adv_1215004_035
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
──あ、あのっ、{player}先輩……!
【chara 105532 face 4 (sad)】
話は変わるん、ですけど……
そそそ、その……え、え、映画とかって……
Choice: (8) 映画?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1215004_036
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
は、はひっ! 【chara 105532 face 4 (sad)】
映画、映画に……【chara 105532 face 6 (surprised)】
あっ、でもそのっ!
せせせ、先輩にお時間があればなんですけど、【chara 105532 face 4 (sad)】
えっとぉ……
voice: vo_adv_1215004_037
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
ゆ、勇気を出して、あゆみ……!
あああ、あとちょっと、ほんの一言……!
voice: vo_adv_1215004_038
あゆみ:
【chara 105532 face 4 (sad)】
やってみようって思わなきゃ、なにも始まらない……そうだよね。
【chara 105532 face 1 (normal)】
私は……{player}先輩と一緒に、映画が観たい。
【chara 105532 face 4 (sad)】
その理由が、気持ちがあるなら、あとは──!
voice: vo_adv_1215004_039
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
もっ、もしこのあとの放課後……!
お時間があるようでしたら──
voice: vo_adv_1215004_040
あゆみ:
【chara 105532 face 5 (shy)】
かっ、怪盗モノの映画とかって……
興味、あったりしません、か……!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1215004_041
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
ふあぁ、すごい、すごい……!
【chara 105532 face 5 (shy)】
わわ、私、{player}先輩と映画観てる……!
{player}先輩が横に座ってる……!
voice: vo_adv_1215004_042
あゆみ:
【chara 105532 face 5 (shy)】
むっ、胸がドキドキする……
ぜ、全然映画の内容が頭に入ってこないよぉ~……!
voice: vo_adv_1215004_043
あゆみ:
【chara 105532 face 6 (surprised)】
勇気を出したら、やりたいことが叶っちゃった……
【chara 105532 face 5 (shy)】
はぅぅ、しっ、幸せすぎてどうにかなりそう……!
【chara 105532 face 2 (joy)】
{player}先輩を見習ってみて、よかったぁ……
voice: vo_adv_1215004_044
あゆみ:
【chara 105532 face 1 (normal)】
──{player}先輩の横顔……
目がキラキラしてるなぁ。ずっと見てたいくらい。
【chara 105532 face 2 (joy)】
えへへ、喜んでくれてよかった……
voice: vo_adv_1215004_045
あゆみ:
【chara 105532 face 1 (normal)】
……いつか、もっともっと勇気を出せたら……
私が見つめるばかりじゃなくて、【chara 105532 face 5 (shy)】
先輩も
私のこと……見てくれるようになる、かな──
voice: vo_adv_1215004_046
あゆみ:
【chara 105532 face 5 (shy)】
なんて……えへへ、【chara 105532 face 1 (normal)】
今はこうして、
{player}先輩のそばにいられるだけで十分幸せだから……
voice: vo_adv_1215004_047
あゆみ:
【chara 105532 face 2 (joy)】
その勇気を出すのは、またいつかでも──いいよね。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1215004_048
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
さすがネネカ、見る目があるわね~
【chara 190011 face 2 (joy)】
あたしも前々から思ってたのよ、アユミは案外、
秘密裏にする仕事……怪盗とかそういうのが向いてそう、って。
voice: vo_adv_1215004_049
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
地味で目立たないからこそできることもある……
というか、その手の仕事をする人が目立ってたら、
すぐに捕まっちゃわない? って話だし。
voice: vo_adv_1215004_050
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
見方を変えれば気配の薄さや地味さだって、
れっきとした個性よ、個性。
voice: vo_adv_1215004_051
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
まだ何者でもないからこそ、何者にだってなれる……
【chara 190011 face 2 (joy)】
アユミには、まだたくさんの可能性が秘められてると思うの。
voice: vo_adv_1215004_052
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんた、ちゃんと見守っててあげなさいよ?
そのほうがアユミも普段出せない力が出せるみたいだし。
【chara 190011 face 2 (joy)】
ふふ、それじゃあね~
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1215004_053
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】
はわっ!? 私、今寝ちゃってました……? 【chara 121511 face 5 (shy)】
あ、あはは……
立て続けに依頼を受けてたから、疲れが溜まってたのかもです……
voice: vo_adv_1215004_054
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】
不思議な夢だったな……でも、
【chara 121511 face 2 (joy)】
夢の中でも{player}先輩がそばにいてくれたから
なんだかとっても幸せな気分……えへへ……♪
voice: vo_adv_1215004_055
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】
あっと、そ、それよりも……
この王冠、早く持ち主の劇作家さんに返してあげないとですね。
【chara 121511 face 1 (normal)】
このまま飛空艇でお届けに行きましょう!
voice: vo_adv_1215004_056
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
──ああ、この王冠で間違いありません……!
確かに私が演劇の小道具として購入したものです!
ありがとう、『見えざる乙女』……!
voice: vo_adv_1215004_057
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
ど、どういたしまして……【chara 105511 face 6 (surprised)】
でも、傷とかついちゃってたりしませんか?
【chara 105511 face 4 (sad)】
とても高価なものだって聞いてましたけど……
voice: vo_adv_1215004_058
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
ええ、傷一つなく。
【chara 4911 face 1 (normal)】
いやあ、災難でした。
【chara 4911 face 4 (sad)】
予算をかき集めて手に入れた、本物の王冠でしたからね……
voice: vo_adv_1215004_059
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
ですがおかげをもって、無事に開演することができます!
渾身の新作演劇、題して──
voice: vo_adv_1215004_060
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
『見えざる乙女伝説
新章・暗夜の君と太陽の王子』をっ!!
voice: vo_adv_1215004_061
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
……へっ!? えぇぇっ!? 【chara 105511 face 5 (shy)】
ししし、新作の演劇って……
わ、私がモデルの話なんですか……!?
voice: vo_adv_1215004_062
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
はい! 原作である漫画版をベースにした
舞台化作品でして……ちなみに今回で3作目です!
voice: vo_adv_1215004_063
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
さ、3作目……!? いつの間にか舞台化までされてたなんて……!
【chara 105511 face 5 (shy)】
うぅ、そんなの初耳です……はっ、恥ずかしい……
voice: vo_adv_1215004_064
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
ふふ、よもや舞台のモデルになっているご本人に
舞台の小道具を取り返していただけるとは、光栄の極みです。
【chara 4911 face 1 (normal)】
そのお礼と言ってはなんですが──
voice: vo_adv_1215004_065
劇作家:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
【chara 4911 face 2 (joy)】
お金は報酬として受けつけていないと聞きましたので……
よろしければこの舞台のチケットを、受け取っていただけませんか。
voice: vo_adv_1215004_066
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
そんな、せっかくこだわって作った劇なのに無料でなんて……
【chara 105511 face 4 (sad)】
ちゃ、ちゃんと自分でお金払いますから……
voice: vo_adv_1215004_067
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
いえ。これは対価や報酬ではなく、
私にできる最大限の感謝の気持ちなのです。
voice: vo_adv_1215004_068
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
あなたがお金を求めていないのと同じように、
私もまたお金以外の形であなたに感謝を伝えたい……
どうか受け取ってはいただけませんか?
voice: vo_adv_1215004_069
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
そ、そういうことなら……
【chara 105511 face 1 (normal)】
あなたの気持ち、受け取らないほうが失礼ですよね。
【chara 105511 face 2 (joy)】
分かりました、いただきます。その……必ず観に行きますから!
voice: vo_adv_1215004_070
劇作家:
【chara 4911 face 2 (joy)】
ええ、ぜひそうしてくださいませ!
どんなものでも盗み返す怪盗、『見えざる乙女』の伝説を
鮮やかに描き切った傑作です! ご期待ください!
Choice: (9) 楽しみだね!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1215004_071
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
は、はひっ!
【chara 105511 face 5 (shy)】
そそそ、そうですね……私もその、楽しみ、です……っ!
voice: vo_adv_1215004_072
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
はぅぅ、結局受け取っちゃったけど……
自分がモデルの劇だなんて、そんなの恥ずかしすぎて
最後まで観れる気がしないよぉ……
voice: vo_adv_1215004_073
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
伝説って言われるほどのことなんてしてないし、
どんなものでも盗み返すだなんて、もっと大げさだし……
【chara 105511 face 1 (normal)】
……そ、それに──
voice: vo_adv_1215004_074
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
……{player}先輩に盗まれちゃった私の心は、
今になってもまだ、盗み返せてない、のに──
【chara 105511 face 5 (shy)】
……な、なんちゃって。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
怪盗、『見えざる乙女』として
ランドソルに名を馳せたアユミは、ひっそりと頬を赤らめるのであった。