アンナ(パイレーツ) 第4話
海賊映画を観た杏奈と{player}は、公園の湖で海賊ごっこに興じる。その最中、同級生にデートと勘違いされて気に病む杏奈だったが、{player}の屈託ない言葉にほっと胸をなでおろす。
-------------- situation:
鷹になりたい白鳥の子
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}が海賊船にやってくると……
甲板上に机と椅子、本などが並べられており、
シュテッヒパルムがいそいそとなにかの準備をしていた。
voice: vo_adv_1219004_000
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
ふん、ふん、ふふ~ん……♪
海賊船に財宝の地図、そして手配書風の表彰状──
voice: vo_adv_1219004_001
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
海賊の三種の神器とも言うべきこれらに囲まれていれば、
きっと革新的な構想が思いつくはず……!
voice: vo_adv_1219004_002
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
んっ? 【chara 121912 face 2 (joy)】
……シグルド!? 貴様も駆けつけてくれるとは!
これもアカシックレコードの導きによるものか……!
Choice: (1) なにしてるの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1219004_003
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
ふふ、冥風戦記、新章の執筆準備だ!
【chara 121912 face 1 (normal)】
たまには太陽の下で構想を膨らませるのも一興かと思ってな。
voice: vo_adv_1219004_004
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
こうして海賊らしい品々に囲まれて、波の音に耳を傾けていれば……
ものすごくいいアイデアが降りてきそうな気がするだろう?
voice: vo_adv_1219004_005
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
決して……船室で文字を読むと船酔いするからではない。
【chara 121912 face 3 (anger)】
見晴らしのいい甲板でなら酔わないかもとか、
そんな話では断じてないぞ!
voice: vo_adv_1219004_006
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】
だが貴様も船室で本を読むときは気をつけるがいい。
おかげで昨晩はちっとも筆が進まなかった……
Choice: (2) それは考えてなかったね……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1219004_007
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】
うむ、想像してたのとちょっと違ったな……
【chara 121912 face 6 (surprised)】
まあいずれ慣れるとは思うのだが……
voice: vo_adv_1219004_008
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
と、とにかく! 【chara 121912 face 1 (normal)】
冥風戦記の新たな1ページが……
冥蒼姫・黒淵裂海号の甲板上で、今まさに紡がれようとしているのだ!
voice: vo_adv_1219004_009
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
ふふ、まるでそのことを祝福するかのように、
太陽もまばゆく輝いているな……!
voice: vo_adv_1219004_010
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
……い、いや、それにしてもさすがにまぶしすぎるような……?
【chara 121912 face 4 (sad)】
うぅっ、白紙の原稿に反射してなにも見えない……!
voice: vo_adv_1219004_011
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
って、光っているのは貴様か!? シグルド──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1219004_012
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
──はぁっ、海賊漫画の金字塔とも言うべき作品の映画化……
やはり劇場まで観に来て正解だったな、我が盟友よ!
voice: vo_adv_1219004_013
杏奈:
【chara 100931 face 1 (normal)】
特に海賊船がタコの怪物と対峙するシーンはすごかった……!
【chara 100931 face 6 (surprised)】
座席が揺れて、実際に水が飛んできて……
voice: vo_adv_1219004_014
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
怪物に銛を撃ちこんだときの作画も最高だったし……
あのシーンをどう映像に落とし込むのか気になっていたが、
【chara 100931 face 2 (joy)】
すべてが期待以上の出来だった!
voice: vo_adv_1219004_015
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
まるで本当に船に乗っているかのような没入感で、
実に素晴らしい映像体験だったな!
Choice: (3) 海に行きたくなったね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1219004_016
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
ふふっ、そうだな。私も行きたくなった……
【chara 100931 face 3 (anger)】
──いや! 海のほうが我ら暗黒騎士を呼んでいるのだ!
深き者の盟約に従い、蒼海枢機点に集えと!
voice: vo_adv_1219004_017
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
あっ、でも……
【chara 100931 face 4 (sad)】
原作漫画をまとめ買いしてしまったから、今はあまり持ち合わせが……
voice: vo_adv_1219004_018
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
うーん、あれほどの傑作を見せられては、
来月発売の初回特典付き円盤も買わざるを得ないし……
【chara 100931 face 4 (sad)】
す、すまない。しばらく遠出は無理かもしれん……
Choice: (4) 公園の湖に行ってみるのは?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1219004_019
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
そ、そういえば……【chara 100931 face 2 (joy)】
あそこの公園はボートの貸し出しもしていたな。
さすが我が盟友! その機転の早さたるや、
閃光の異名は伊達ではないな!
voice: vo_adv_1219004_020
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
門限までまだ時間もあるし、【chara 100931 face 1 (normal)】
早速馳せ参じるとしよう!
いにしえの封印によって閉ざされし、魔の海域へ……!
voice: vo_adv_1219004_021
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
えぇ~っ!? こっ、これしかない──んですか!?
この……スワンボートしか!?
voice: vo_adv_1219004_022
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
へ? あ~、そっすね。
今乗れるボートはこれだけっすけど……なんか問題あります?
voice: vo_adv_1219004_023
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
いや、問題というか……【chara 100931 face 4 (sad)】
スワンボートでは
どうがんばってもカッコよくなりそうにない、というか……
【chara 100931 face 6 (surprised)】
あ、あのぅ、できれば私たち、普通のボートがよくて……
voice: vo_adv_1219004_024
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ~、まあ……週末っすからねえ。
飛び込みで乗れるだけでも、お客さん運がいいほうっすよ。
voice: vo_adv_1219004_025
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
このスワンボートもたまたま空きが出ただけで、
すぐ埋まっちゃうと思うんで、乗るなら今のうちっすけど。
……どーします? やめときます?
voice: vo_adv_1219004_026
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
うぅっ、しかしこれでは……思ってたのとだいぶ、違う……
Choice: (5) こういうのは気の持ちよう。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1219004_027
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
はっ! た、たしかにその通りだ、盟友よ!
【chara 100931 face 1 (normal)】
こういうのは楽しもうという気概がなくてはいけないな。
voice: vo_adv_1219004_028
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
私としたことが、現世の器に魂を縛られ……
【chara 100931 face 1 (normal)】
暗黒騎士の本懐をひととき忘れてしまっていたようだ。
あるいはこれも「機関」の妨害によるものか──
voice: vo_adv_1219004_029
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
えぇと……すんません、乗るってことでいいんすよね……?
voice: vo_adv_1219004_030
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
あっ、はい。乗ります。大人2枚で……
あの、学生割引とかってありますか?
voice: vo_adv_1219004_031
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
うっす。学生2名様ご案内しまーす。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1219004_032
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
──はーっはっは! ついに辿り着いたぞ……
約束の地、蒼海枢機点へと至る暗黒航路にっ!
voice: vo_adv_1219004_033
杏奈:
【chara 100931 face 1 (normal)】
針路そのまま、全速前進だっ!
【chara 100931 face 3 (anger)】
盟友たちよ。眼前の嵐に臆するな! あれこそが……
我々が真の海賊かを試す、海原の試練なのだっ!
voice: vo_adv_1219004_034
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
た、楽しい……!
存外、始めてしまえば船の形など気にならないものだな……
【chara 100931 face 1 (normal)】
これは浸れる、浸れるぞ! とてもいい気分だ……!
Choice: (6) 右舷に船を発見!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1219004_035
杏奈:
【chara 100931 face 3 (anger)】
むむっ、あれは……「機関」の船か!
【chara 100931 face 1 (normal)】
ふっ、やつらもこの閉ざされた海域のただ中に、
蒼海枢機点へ通ずる航路があると気づいたらしいな!
voice: vo_adv_1219004_036
杏奈:
【chara 100931 face 1 (normal)】
どうやらこの船の秘密兵器を解き放つときが来たようだ……
【chara 100931 face 3 (anger)】
シグルド、錨を下ろせっ! 合図とともに回頭し、
「機関」の船を迎え撃つぞっ!
voice: vo_adv_1219004_037
杏奈:
【chara 100931 face 1 (normal)】
──今だっ! 取舵一杯!
主砲、【chara 100931 face 6 (surprised)】
撃ち方用意……だ……?
voice: vo_adv_1219004_038
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
……あら? そこのあなた……
もしかして柊さんではなくって?
voice: vo_adv_1219004_039
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
──ぴえっ!?
あっ、あなたは……もしかして、同じクラスの……?
voice: vo_adv_1219004_040
女学生:
【chara 1 face 1 (normal)】
まあ、やっぱり柊さんですわ! うふふ、ごきげんよう。
こんなところでお会いするなんて奇遇ですわね~
voice: vo_adv_1219004_041
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
ごっ……ごきげん、よう……
い、いやあのっ、今のはその、えぇと……
voice: vo_adv_1219004_042
女学生:
【chara 1 face 1 (normal)】
ずいぶん熱が入っていらっしゃいましたけど、
柊さん、演劇部に入部なさったの?
voice: vo_adv_1219004_043
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
ち、ちがっ、今のは、お昼に観た映画の場面を……
盟友──【chara 100931 face 6 (surprised)】
じゃなくてっ! 友人に説明していたところ、でしてぇ……!
voice: vo_adv_1219004_044
女学生:
【chara 1 face 1 (normal)】
あら、あらあら。殿方と映画を観て湖に……ということは、
わたくしデートのお邪魔をしてしまいましたの?
voice: vo_adv_1219004_045
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
デートっ!? ちちち、違くてっ!
【chara 100931 face 4 (sad)】
か、彼はその、私の理解者というか……!
voice: vo_adv_1219004_046
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
で、でも恋人とかそういうのじゃ……なくて……!
清いお付き合いの──【chara 100931 face 6 (surprised)】
でもなくてっ! ただの……
やっ、【chara 100931 face 4 (sad)】
大切な、友人で……!
voice: vo_adv_1219004_047
女学生:
【chara 1 face 1 (normal)】
……なるほど。やはりデートですのね。
実を言えばわたくしも、お忍びデートの真っ最中ですの。
これからダーリンと湖上で待ち合わせる手はずですのよ。
voice: vo_adv_1219004_048
女学生:
【chara 1 face 1 (normal)】
ですからこのことはお互い他言無用ですわ。
わたくしこれで失礼いたしますが、柊さんも用心なさって。
では、ごめんあそばせ~
voice: vo_adv_1219004_049
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
ち──違うんですぅっ! 本当にデートとかじゃなくて……
【chara 100931 face 6 (surprised)】
お、お願いですから話を聞いてくださいぃっ!
voice: vo_adv_1219004_050
女学生:
【chara 1 face 1 (normal)】
なんですのー? 遠くてよく聞こえませんわー!
柊さんもがんばってくださいまし! わたくし応援してますわ!
voice: vo_adv_1219004_051
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
あ、あうぅ……待ってくださっ……!
【chara 100931 face 4 (sad)】
──誤解なんですぅ~~~っ!!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1219004_052
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
……うぅ……
voice: vo_adv_1219004_053
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
け、結局誤解は解けずじまいだった……
ものすごく気まずい。気まずすぎる……!
voice: vo_adv_1219004_054
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
私だけが恥ずかしい思いをするなら堪えられる……
しかしデートだなんて勘違いされて、彼もきっと嫌な思いをしたはず。
voice: vo_adv_1219004_055
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
せ、せっかく私を受け入れてくれる同胞と巡り合えたのに……
どうしよう……これがもとで距離を置かれてしまったら……
voice: vo_adv_1219004_056
杏奈:
【chara 100931 face 4 (sad)】
うぅっ、考えただけで目頭が熱くなって──
【chara 100931 face 6 (surprised)】
だ、だめだ! 泣いたりしたら余計気まずくなる……!
Choice: (7) 楽しかったね!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1219004_057
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
ふぇっ? そ、そうです……ね。
【chara 100931 face 2 (joy)】
いや、そうだな。私も楽しかった……
Choice: (8) どうかした?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1219004_058
杏奈:
【chara 100931 face 6 (surprised)】
い、いや……
【chara 100931 face 5 (shy)】
ううん、なんでもないっ! なんでもないぞ!
voice: vo_adv_1219004_059
杏奈:
【chara 100931 face 5 (shy)】
貴様と過ごす時間があまりに楽しすぎてな……
余韻に浸っていたというか、その……
【chara 100931 face 1 (normal)】
そう! 小説の構想を閃きかけていたんだ!
voice: vo_adv_1219004_060
杏奈:
【chara 100931 face 1 (normal)】
やはり貴様と魂を共鳴させることが、
私の失われた記憶を取り戻す鍵なのだろうな……!
【chara 100931 face 2 (joy)】
ふふ、全盛期の力がよみがえる日も近いぞ!
voice: vo_adv_1219004_061
杏奈:
【chara 100931 face 5 (shy)】
……だから、その……
よかったらまたこうして……私と遊んでくれるか?
シグルド……
Choice: (9) 次は海に行こう。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1219004_062
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
! ああ、もちろんだ! そうしようっ!
お小遣いが貯まり次第にはなるが……必ず行こう!
【chara 100931 face 5 (shy)】
ふふ、約束だからな!
voice: vo_adv_1219004_063
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
……あはは、私はなにを思い悩んでいたんだろうな。
変に意識をしてしまっていたのは、私だけだったみたいだ。
ふふ、安心した──
voice: vo_adv_1219004_064
杏奈:
【chara 100931 face 2 (joy)】
私と貴様の友情は……時を超え、
俗世の荒波に揉まれてなお、不滅なのだな。【chara 100931 face 5 (shy)】
我が盟友よ……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1219004_065
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
はぁっ、全身全霊で恥ずかしがるアンナ……これはもう永久保存版ね。
円盤っていうのがあるなら、あたしも買いたいぐらいだわ。
voice: vo_adv_1219004_066
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
にしても、あんたとアンナって、独特だけど良い関係よね~
変に意識をしたり気負わなくても、そばにいられて……
近いけど近すぎない絶妙な距離感っていうか。
voice: vo_adv_1219004_067
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
けどそういう関係って……特別な分、とっても繊細なのよ。
アンナもたまーにだけど、それを気にすることがなくはないみたいだし。
voice: vo_adv_1219004_068
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
今回はあんたの鈍感さが良いほうに働いたけど……
もし彼女が、あんたと「違う関係」を意識する日が来たら──
voice: vo_adv_1219004_069
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
そのときはちゃんと向き合って、彼女の気持ち……
大切にしてあげなさいよ? ふふ、それじゃあね~
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1219004_070
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】
うぅ、今のはいったい……?
【chara 121912 face 6 (surprised)】
おそらくは前世の記憶の一部なのだろうが……
voice: vo_adv_1219004_071
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】
くっ、思い出そうとするたび、頭が──
【chara 121912 face 6 (surprised)】
いや、どちらかというと胸のあたりが高鳴ったり、
落ち着いたりする! なんなのだ、これは……!?
voice: vo_adv_1219004_072
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
もしや私の中で、なにかの封印が解かれようとして……?
【chara 121912 face 1 (normal)】
そうか! これこそが、アカシックレコードの導き……!
Choice: (10) 構想を思いつきそう?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1219004_073
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
う、うむ! なにやら妙な夢だったが……
素晴らしいインスピレーションが得られた!
voice: vo_adv_1219004_074
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
頭の中に次々とアイデアが浮かび上がって……
今すぐにだって執筆を始められそうだ! 【chara 121912 face 1 (normal)】
ふふ、続編には期待してくれ!
voice: vo_adv_1219004_075
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 7 (special_a)】
題して、冥風戦記──覇道霊海航路!
蒼海枢機点を巡る、新たなる冒険の始まりだっ!
Choice: (11) どんな話になるの?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1219004_076
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
ふっふっふ、知りたいか?
【chara 121912 face 1 (normal)】
いいだろう、同じ暗黒騎士である私と貴様のよしみで、
ほんのちょっとだけ教えてやろう!
voice: vo_adv_1219004_077
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】
「機関」との闘争の果て、辛くもやつらの大幹部の一人を滅ぼした、
私こと疾風の冥姫と閃光のシグルドであったが……
voice: vo_adv_1219004_078
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
歪められた因果を正すべく、すべての魔力を使い果たした
私たちに、容赦なく「機関」の残党が襲いかかる……!
voice: vo_adv_1219004_079
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
断崖に追い込まれ、絶体絶命かに思われたそのとき──
波濤を切り裂いて海底から現れたのは……【chara 121912 face 1 (normal)】
そう! この黒淵裂海号だ!
voice: vo_adv_1219004_080
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
かくしてアカシックレコードの新たな導きに誘われ、
蒼海枢機点と呼ばれる約束の地を目指した我々だったが……
【chara 121912 face 6 (surprised)】
航海の途中で嵐に見舞われ、無人島に漂着してしまうんだ!
voice: vo_adv_1219004_081
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
そしてそのあと……【chara 121912 face 6 (surprised)】
そのあとにだな……
私とシグルドは無人島で……【chara 121912 face 4 (sad)】
あー、二人きりになって……
【chara 121912 face 6 (surprised)】
ひ、ひととき洞窟に身を隠し、そこで……【chara 121912 face 4 (sad)】
あの……
voice: vo_adv_1219004_082
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
──い、いやっ!
ここから先はネタバレになるから、まだ秘密だ!
Choice: (12) 楽しみにしてる。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1219004_083
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】
そ、そうか……【chara 121912 face 6 (surprised)】
あっ、あのな、シグルド。
こんなことを言うのは、今さらかもしれないのだが……
voice: vo_adv_1219004_084
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 5 (shy)】
その、いつも……ありがとう、な。
私の話を、楽しそうに聞いてくれて。
voice: vo_adv_1219004_085
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
も、もちろんそれだけじゃなく……
【chara 121912 face 2 (joy)】
この黒淵裂海号や、迷宮を一緒に作ってくれたり、
相談に乗ってくれたりしたことも……
voice: vo_adv_1219004_086
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
ちゃ、ちゃんと言葉にして伝えていなかったからな!
【chara 121912 face 6 (surprised)】
私と貴様は魂で繋がっているから、本来なら言葉は不要なのだが。
この機会に言っておくべきだと思って……
voice: vo_adv_1219004_087
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
……【chara 121912 face 2 (joy)】
いや、違うな。
私が言いたかったんだ。ただ貴様に言いたかった。
【chara 121912 face 5 (shy)】
いつも付き合ってくれて感謝している……と。
voice: vo_adv_1219004_088
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
──さ、さて! 伝えるべきことも伝えたことだ!
そろそろ執筆に取りかかるとしよう!
voice: vo_adv_1219004_089
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
シグルドも、思いついたこと……
いや、思い出した記憶があればぜひ聞かせてくれ!
voice: vo_adv_1219004_090
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
私と貴様で、冥風戦記の新たな1ページを……
【chara 121912 face 7 (special_a)】
のちに伝説となる海賊の物語を、紡いでいこう!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後、{player}は連日のように、
シュテッヒパルムの執筆活動に付き添い……
冥風戦記の新作は、無事に出版へと漕ぎつけたのだった。