シノブ(パイレーツ) 第1話
幽霊船の捜索依頼を引き受けたシノブたちは、船に乗り込み大海原に出航する。そして幽霊船の呪いで亡霊となった海賊たちと、同じく呪いで縛られ幽霊となっていた騎士団の面々を安らかに成仏させるのだった。
-------------- situation:
彷徨える魂に灯火を
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある依頼のため協力してほしいとシノブから頼まれた
{player}は、待ち合わせ場所にやって来た。
voice: vo_adv_1220001_000
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
あ、{player}さん、【chara 122012 face 2 (joy)】
こんにちは。
お待ちしていました。
voice: vo_adv_1220001_001
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
ふむ、貴方が騎士殿……でありますかな。
voice: vo_adv_1220001_002
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
失敬。我々はある海賊の行方を追い続けておりまして。
奴らを捕らえるのにシノブ殿、そして騎士殿の力をお借りしたいのです。
voice: vo_adv_1220001_003
騎士団員:
【chara 122012 face 1 (normal)】
【chara 712 face 1 (normal)】
なにせ我らの追う敵は……
幽霊船、でありますからな。
Choice: (1) 幽霊船?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1220001_004
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
見つけたと思えば、いつの間にかするりといなくなってしまう。
過去には、何度か捕らえるところまでは辿り着いたのです。
voice: vo_adv_1220001_005
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
しかし、目を離すと忽然と姿を消してしまい……
幽霊船も捕らえた海賊も、すべて跡形もなく消え失せてしまうのです。
voice: vo_adv_1220001_006
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
そこで私が呼ばれたんです。
幽霊船を捕まえるために力を貸してほしいと。
voice: vo_adv_1220001_007
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】
それに今回の依頼には、
あなたのお力を借りた方がいいと占いで出ましたので。
voice: vo_adv_1220001_008
ドクロ親父:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
【chara 2413 face 1 (normal)】
ふん! むさくるしい騎士団の依頼なんざ、
本当なら死んでもごめんだがな。小僧がいるとあっちゃ尚更だ!
voice: vo_adv_1220001_009
ドクロ親父:
【chara 122012 face 4 (sad)】
【chara 2413 face 1 (normal)】
これが、豪華なクルーズ船でキレイなねーちゃんに囲まれて
楽しくバカンスってんなら大賛成だがよ。
voice: vo_adv_1220001_010
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
……だがシノブが、どうしてもこの依頼を引き受けたいって
言って聞かねぇもんだからな。
voice: vo_adv_1220001_011
騎士団員:
【chara 122012 face 1 (normal)】
【chara 712 face 1 (normal)】
では、騎士殿。改めて確認させていただくが、
この依頼を引き受けていただけるということでよろしいですかな?
Choice: (2) 僕でよければ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1220001_012
騎士団員:
【chara 122012 face 2 (joy)】
【chara 712 face 1 (normal)】
ご協力感謝します。
それでは、お二方もどうぞ我々の船へ。
近くの港に停泊させておりますゆえ。
voice: vo_adv_1220001_013
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
……占いの結果が出ました。
このまま北北西に針路を取っていただければ、
目的の船に出会えるかと思います。
voice: vo_adv_1220001_014
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
ただ、まだぼんやりと存在を感じる程度なので
かなり距離があるとは思いますが。
voice: vo_adv_1220001_015
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
承知しました。……おい、皆に伝令。
針路このまま、周囲を警戒しつつ船速を維持せよ!
voice: vo_adv_1220001_016
騎士団員たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
はっ!!!
voice: vo_adv_1220001_017
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
そうだそうだ! キリキリ働け野郎ども!
voice: vo_adv_1220001_018
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
もう、お父さん。失礼でしょ。
voice: vo_adv_1220001_019
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
ははは、愉快な御父上でおられますな。
voice: vo_adv_1220001_020
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
さて、我々も交代しながら見張りに当たります。
お二方も少し休憩されてはいかがですかな。
狭苦しい船ではありますが、部屋の用意をしております。
voice: vo_adv_1220001_021
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】
お気遣いありがとうございます。
【chara 122012 face 1 (normal)】
{player}さん、
ここはお言葉に甘えて、休ませてもらいましょうか。
voice: vo_adv_1220001_022
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
ふぁぁ……あ、すみません。
依頼の準備に明け方までかかってしまって、少し寝不足なんです。
voice: vo_adv_1220001_023
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
このまま長丁場になるのなら、
少し仮眠を取った方がいいかもしれませんね。
voice: vo_adv_1220001_024
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】
あなたもよければどうですか?
このベッド、ふわふわしてて寝心地いいですよ。
Choice: (3) お邪魔します。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1220001_025
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
あ、あの……{player}さん?
voice: vo_adv_1220001_026
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
ちょっと待て小僧!
おまえ、なんでシノブと同じベッドに入ろうとしてる!?
おい、不思議そうに首をかしげてんじゃねぇ!
voice: vo_adv_1220001_027
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
その、私が言ったのは……
二段ベッドですから、空いている上の方でという意味で……
voice: vo_adv_1220001_028
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
あなたが嫌でなければ……
【chara 122012 face 4 (sad)】
ご一緒でも構いませんけれど……うぅ。
voice: vo_adv_1220001_029
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
構いませんけれど……じゃないぞシノブ!
おい小僧! まかり間違ってシノブのベッドに入ってきやがったら
このオレが問答無用でぶっ殺してやるからな。
voice: vo_adv_1220001_030
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
分かったら、とっとと上に行け!
そんで勝手に寝ちまいやがれ!
Choice: (4) わかった。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1220001_031
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
あ…………
Choice: (5) どうかした?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1220001_032
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
……い、いえ。何でもないです。
【chara 122012 face 4 (sad)】
おやすみなさい。
voice: vo_adv_1220001_033
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】
おはようございます。
【chara 122012 face 1 (normal)】
ゆっくり眠れましたか?
Choice: (6) シノブちゃんは眠れた?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1220001_034
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
え、えっと、その……【chara 122012 face 4 (sad)】
ちょっと目が冴えてしまったので、
幽霊船の位置を占っていました。
voice: vo_adv_1220001_035
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
今ちょうど結果が……【chara 122012 face 6 (surprised)】
こ、これは!
voice: vo_adv_1220001_036
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
きゃああああっ!?
voice: vo_adv_1220001_037
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
な、なんだぁっ!?
voice: vo_adv_1220001_038
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
甲板の方で何かあったみたいですね。
【chara 122012 face 1 (normal)】
{player}さん、行きましょう。
外の様子が気になります。
voice: vo_adv_1220001_039
幽霊船の船長:
【chara 911 face 2 (joy)】
ハーッハッハッハッハッ!
懲りずに追いかけてきたのか、アイツらめ。
何度やっても無駄だってことがまだわからねぇのか。
voice: vo_adv_1220001_040
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
おい、野郎ども! 準備はいいか!?
【chara 911 face 2 (joy)】
アイツらの船も、金も! 根こそぎ全部奪っちまうぞ!
voice: vo_adv_1220001_041
幽霊船の海賊たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
オオーーーーーーッ!!!
voice: vo_adv_1220001_042
シノブ:
【chara 122011 face 3 (anger)】
どいてくださいっ!!
voice: vo_adv_1220001_043
幽霊船の海賊たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぐわあああーーっ!
voice: vo_adv_1220001_044
幽霊船の船長:
【chara 911 face 3 (anger)】
あぁん? 見慣れねぇ活きがいいのが居やがるじゃねぇか。
voice: vo_adv_1220001_045
シノブ:
【chara 122011 face 6 (surprised)】
っ……この感じは……
【chara 122011 face 1 (normal)】
あなたが……幽霊船の船長ですね。
voice: vo_adv_1220001_046
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
ほう。だったら、どうする。
voice: vo_adv_1220001_047
シノブ:
【chara 122011 face 3 (anger)】
私たちは、みなさんの旅を終わらせに来ました。
voice: vo_adv_1220001_048
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
俺たちの旅を終わらせる、だぁ……?
【chara 911 face 2 (joy)】
おいおい、面白い冗談を言う奴がいたもんだな。
voice: vo_adv_1220001_049
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
なら、是非やってみせてくれよ。【chara 911 face 3 (anger)】
嬢ちゃんよぉ!
voice: vo_adv_1220001_050
シノブ:
【chara 122011 face 4 (sad)】
くぅっ……! あの、私たちの話を──
voice: vo_adv_1220001_051
幽霊船の船長:
【chara 911 face 3 (anger)】
話すことなんかねぇ!
俺たちは俺たちの勝手にやるさ、海賊だからな!
voice: vo_adv_1220001_052
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
なんだ、受けるだけで精一杯か?
【chara 911 face 3 (anger)】
そら、このまま押し切っちまうぞ!
Choice: (7) シノブちゃん!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1220001_053
シノブ:
【chara 122011 face 6 (surprised)】
これは{player}さんの力……!
【chara 122011 face 3 (anger)】
これなら……!
voice: vo_adv_1220001_054
幽霊船の船長:
【chara 911 face 6 (surprised)】
な……!? なんだこの力は……?
【chara 911 face 4 (sad)】
ぐっ……この俺が、力負けするなんて……!
voice: vo_adv_1220001_055
シノブ:
【chara 122011 face 3 (anger)】
すみません、少し大人しくなってもらいます……!
やああぁーーーーっ!!
voice: vo_adv_1220001_056
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
ぐああああぁぁーーーーーーッ!!
voice: vo_adv_1220001_057
幽霊船の海賊:
【chara 811 face 6 (surprised)】
お頭がやられちまったってのか!?
【chara 811 face 4 (sad)】
くっ……わかった、降参だ! おまえらも武器を捨てろ!
voice: vo_adv_1220001_058
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
抵抗の意志はなし、か。
よし、おまえたち! 海賊どもを捕らえろ!
voice: vo_adv_1220001_059
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
これでみなさん揃ったみたいですね。
voice: vo_adv_1220001_060
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
ちっ、どうせこんなことしても全部無駄なのによ……
voice: vo_adv_1220001_061
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
無駄というのは?
voice: vo_adv_1220001_062
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
なにせ俺たちは幽霊船の海賊……
みんな幽霊になっちまってるんだからな。
voice: vo_adv_1220001_063
幽霊船の船長:
【chara 911 face 2 (joy)】
海賊生活は楽しいぜ。気ままな海の生活だ。
金銀財宝をたんまりため込んで、パーッと使うのが楽しみさ。
【chara 911 face 1 (normal)】
特に馴染みの酒場なんかでな。
voice: vo_adv_1220001_064
幽霊船の船長:
【chara 122012 face 4 (sad)】
【chara 911 face 4 (sad)】
だが、俺たちの船が幽霊船と呼ばれるようになった頃からか……
気がつけば、陸に上がれなくなっちまってた。
港に近づけば、嵐やら大波やらが呪いのように邪魔しやがる。
voice: vo_adv_1220001_065
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
前に、この兵隊どもに捕まったときもそうだった。
ようやく陸に上がれると思ったよ。
このうんざりする呪いから解放されるって。
voice: vo_adv_1220001_066
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
でもな、目が覚めたらこの船の甲板にひっくり返って寝てたんだ。
ここに戻ってきちまうんだ。いつの間にかな。
voice: vo_adv_1220001_067
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
そんな生活を続けてもう何年になるのか、
数えるのはとっくにやめちまったよ。
voice: vo_adv_1220001_068
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
集めた宝に呪いでもかかってたか、本当のとこはわかんねぇ。
でも、俺たちの旅はいつまで経っても終わらねぇんだ。
終わりにしたいと思ってもな。
voice: vo_adv_1220001_069
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
だから、私が呼ばれたんです。
voice: vo_adv_1220001_070
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
あ……?
voice: vo_adv_1220001_071
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
この場にいるみなさんの……長い旅を終わらせるために。
voice: vo_adv_1220001_072
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】
ありがとうございます、{player}さん。
儀式の準備まで手伝ってもらって。
voice: vo_adv_1220001_073
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
私が受けた依頼は、幽霊船の捜索。
そして──
voice: vo_adv_1220001_074
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
彷徨える幽霊たちの解放だったんです。
voice: vo_adv_1220001_075
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
ええ、シノブ殿、それに騎士殿には感謝しております。
これで、やっと……我々もお役御免ですな。
voice: vo_adv_1220001_076
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
平和的にお話で解決できればと思っていたんですが、
【chara 122012 face 4 (sad)】
状況が状況だったので、戦うことになっちゃいましたけど。
voice: vo_adv_1220001_077
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
それが強い者に従うという彼らの流儀に沿っていたみたいで。
【chara 122012 face 2 (joy)】
結果的に、話もすんなりと聞いていただけました。
voice: vo_adv_1220001_078
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
聖水を盆に、清めの火を焚いて……
星辰も正しい位置に来ていますね。
voice: vo_adv_1220001_079
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
これで準備が整いました。
{player}さん、私に強化をお願いします。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1220001_080
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
星の導きよ、安らぎを抱く母なる海よ。
彷徨える者の罪に赦しを、かの者たちの魂に安らぎを──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1220001_081
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
これは……海賊たちが、光になって昇ってゆく……
voice: vo_adv_1220001_082
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
ああ、胸のつかえがすっと取れていくみてぇだ……
voice: vo_adv_1220001_083
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
みなさんと幽霊船に巣食っていた澱みを祓いました。
【chara 122012 face 2 (joy)】
これで、もうこの船に縛り付けられることもないはずです。
voice: vo_adv_1220001_084
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
俺たちの旅も……ようやく終わりか。
まあ、海の上で逝けるなら海賊として上等だな。
voice: vo_adv_1220001_085
幽霊船の船長:
【chara 911 face 4 (sad)】
嬢ちゃん、さっきは悪かった。
【chara 911 face 1 (normal)】
それとありがとよ。子分たちの分もまとめて礼を言うぜ。
voice: vo_adv_1220001_086
幽霊船の船長:
【chara 911 face 1 (normal)】
できれば礼でもしたいところだが、その時間もねぇみたいだ。
【chara 911 face 2 (joy)】
……じゃあな。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1220001_087
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
奴ら、行ってしまいましたな。
しかし……これで我々の悲願も達成できました。
voice: vo_adv_1220001_088
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
それでは、後を頼みます。
頼まれていた物は船の後ろの方に。
voice: vo_adv_1220001_089
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
分かりました。まだ星辰の位置が変わらないうちに
みなさんを送ってしまわなくてはいけないですから。
Choice: (8) もうみんな送ったんじゃ……?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1220001_090
騎士団員:
【chara 712 face 1 (normal)】
ああ、そうか。
我々についてお話をしていませんでしたな。どれ……
voice: vo_adv_1220001_091
騎士団員:
【chara 714 face 1 (normal)】
幽霊船に縛られておったのは、奴らだけではなかったのですよ。
海賊どもを追いかけるうちに
我々も呪いに縛られてしまい、成仏できずにいたのです。
voice: vo_adv_1220001_092
騎士団員:
【chara 714 face 1 (normal)】
しかしこれで……ようやく我々も職務を終えられます。
此度の件、シノブ殿、そして騎士殿には大変感謝しております。
voice: vo_adv_1220001_093
騎士団員:
【chara 714 face 1 (normal)】
おっと、話し込んでいる場合ではありませんな。
我々もそろそろ行きます。
──お二方も、どうかお達者で。
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
幽霊船の呪いを解いた{player}たちは、
用意していたボートに乗って、陸を目指していた──
voice: vo_adv_1220001_094
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
いいか、小僧。おまえはシノブが用意した船に
ありがたーく乗せてもらってる身分だ。
汗を垂らしながら休まずオールを漕ぎ続けろよ!
voice: vo_adv_1220001_095
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
それを言うならお父さんもじゃない。
{player}さんにばかり無茶言わないで。
voice: vo_adv_1220001_096
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
でも、確かに分担した方が良さそうですね。
ずいぶん霧が出てきてますし……
voice: vo_adv_1220001_097
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
占いでナビゲートしますので、私の示した方向に進んでもらえますか?
【chara 122012 face 2 (joy)】
疲れた時には、私が代わりに漕ぎますから。
voice: vo_adv_1220001_098
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
おい、そんな事させるわけねぇよな。小僧。
かよわい乙女にオールを持たせて
自分はだらけようったって、そうは問屋が──
voice: vo_adv_1220001_099
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
もう、お父さん。私だってボートくらい漕げるから。
【chara 122012 face 1 (normal)】
{player}さん、オールを貸してください。
voice: vo_adv_1220001_100
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
ああああ! やらんでいい! それはこいつの仕事だ!
おい、分かってんだろうな小僧! 絶対渡すんじゃないぞ!
voice: vo_adv_1220001_101
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
もう、お父さんは過保護すぎるよ。
【chara 122012 face 1 (normal)】
父の言う事は無視していいですから。
【chara 122012 face 2 (joy)】
私もお手伝いします。オール、貸してください。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
いつものように騒ぐドクロ親父と、珍しく張り合うシノブ。
そのどちらの言う事を聞くべきか、
オールを手に悩む{player}なのだった。