アオイ(キャンプ) 第2話
キャンプ講座の評判を聞きつけた出版社に密着取材を申し込まれたアオイ。紆余曲折の末、キャンプ本は出版されるも、その内容によりアオイは凄腕キャンプマイスターとして周囲から畏怖されてしまうのだった。


-------------- situation:
密着取材! アオイの流儀
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 【フォレスティエ】が主催したキャンプ講座から数日後──
アオイと{player}は、
BB団の活動のために集まっていた。

voice: vo_adv_1221002_000
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 {player}さん、この間はお疲れさまでした!
おかげさまでキャンプ講座は、アンケートを鵜呑みにしたら、
反響も悪くないみたいですっ!

Choice: (1) アオイの教え方が上手かったからね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1221002_001
アオイ:
【chara 104011 face 5 (shy)】 いや~いやいや、そんなそんな。
上手いだなんて、そんなことはない……【chara 104011 face 2 (joy)】 こともない、かもですけど?
なーんちゃって! あっはっはっは♪

voice: vo_adv_1221002_002
???:
【chara 4911 face 2 (joy)】 ああ、見つけた!
こちらにいらしたんですね!

voice: vo_adv_1221002_003
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 ひゃあああっ!?
すみませんすみません、こんなぼっちが調子に乗ってすみません!
【chara 104011 face 8 (special_b)】 今すぐ降ります! 調子から途中下車します!

voice: vo_adv_1221002_004
???:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 【chara 4911 face 2 (joy)】 ははは! ジョークがお上手ですね。
【chara 4911 face 6 (surprised)】 おっと、申し遅れました。
【chara 4911 face 2 (joy)】 私、ランドソルの出版社で本の編集をしている者です。

voice: vo_adv_1221002_005
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 編集者さん……?
【chara 104011 face 4 (sad)】 流行をけん引するきらびやかな世界の方が、
私みたいなナンセンスエルフに一体どんなご用でしょうか……?

voice: vo_adv_1221002_006
編集者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 そんなに流れるようなご謙遜をなさらなくても!
【chara 4911 face 2 (joy)】 ご安心ください、あなたが不利益になるような話ではございません。

voice: vo_adv_1221002_007
編集者:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 【chara 4911 face 2 (joy)】 アオイさん、単刀直入に申し上げます!
あなたのキャンプ活動を、取材させてはもらえませんか?

voice: vo_adv_1221002_008
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 しゅっ……
【chara 104011 face 7 (special_a)】 えええええーーーーーっ!? しゅしゅしゅしゅしゅ、取材っ?
取材って、あの……密着しがちな?

voice: vo_adv_1221002_009
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 はい、その取材です!
昨今のキャンプブームは、私どもの業界でも注目しておりましてね?
そんな折に開催されたのが、先日のキャンプ講座だったのです!

voice: vo_adv_1221002_010
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 実は私の息子も参加させていただいたのですが……
今ではすっかりキャンプに夢中という次第!
そこで講師の方を調べてみたところ、あなただと分かったのです。

voice: vo_adv_1221002_011
編集者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 驚きましたよ!
あなたのお名前はつい最近、わが社と取引のある……
【メルクリウス財団】の方から伺ったばかりでしたので。

voice: vo_adv_1221002_012
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 【メルクリウス財団】……?
もしかしてユカリさんですか?

voice: vo_adv_1221002_013
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 ええ! キャンプの企画をするのなら、
あなた以外の有識者は考えられないと!
これはもう間違いないと思い、こうして足を運ばせていただいたのです。

voice: vo_adv_1221002_014
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 というわけで!
なにとぞ、取材の許可をいただけませんでしょうか!?
アオイさん……いえ、アオイ先生!

voice: vo_adv_1221002_015
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 せ……先生!?

voice: vo_adv_1221002_016
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 先生のキャンプの極意!
それらをまとめ一冊の本にすれば、大ヒットすること間違いなしです!
重版出来の期待大!

voice: vo_adv_1221002_017
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 わわ、業界用語が押し寄せてくる……!
【chara 104011 face 6 (surprised)】 ええっと……{player}さんっ。
どうしましょう!? 【chara 104011 face 4 (sad)】 私、どうしたらいいですかっ!?

Choice: (2) やってみよう!
Choice: (3) 先生ならできます!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1221002_018
アオイ:
【chara 104011 face 8 (special_b)】 わーお、サムズアップ!
【chara 104011 face 7 (special_a)】 まさかそんなに乗り気とは……!

voice: vo_adv_1221002_019
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 でも、いいんでしょうか……?
私の言うことを印刷するなんて、
紙とインクの無駄遣いにしかならないような……

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----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1221002_020
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 そっ……そうですかぁ~?
いや、それほどでもないですけどぉ……

voice: vo_adv_1221002_021
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 って、また調子に乗るところでした!
【chara 104011 face 4 (sad)】 人間関係の希薄さから、ぼっちはす~ぐ勘違いするんです!
【chara 104011 face 3 (anger)】 おだてるときはそれなりに覚悟してくださいねっ!

----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1221002_022
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 はっ!?
いえ、待ってください。
【chara 104011 face 4 (sad)】 重要なことに気がついてしまいました……!

voice: vo_adv_1221002_023
アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】 もしも、ですよ?
もしも本が大ヒットしたら……
【chara 104011 face 6 (surprised)】 私、ランドソル中の人気者になれるかも……?

voice: vo_adv_1221002_024
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 えぇえぇ、なれますとも!
先生が街を歩けば、誰もが手を振り、声をかけます!
サインだって求められますよ!

voice: vo_adv_1221002_025
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 ほ、本当ですか!?
【chara 104011 face 2 (joy)】 私、サインの練習なら昔からしてるんです!
いつ友達の保証人になってもいいように!

voice: vo_adv_1221002_026
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 ……分かりました。そのお話、喜んでお引き受けします。
最高の一冊を作りましょう!

voice: vo_adv_1221002_027
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 目指すは大ヒット!
そして……人気者になって、ぼっち卒業です!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 それから数日後──
出版社の密着取材を兼ねたキャンプ当日を迎えた。

voice: vo_adv_1221002_028
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 ふわぁ……

Choice: (5) 眠そうだね。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1221002_029
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 すみません……
緊張して眠るのが遅くなっちゃって……あはは。

voice: vo_adv_1221002_030
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 で、でも居眠りなんかしませんよ!
【chara 122111 face 1 (normal)】 今日は取材がありますし、なにより自然相手に油断は禁物!
【chara 122111 face 2 (joy)】 なので……こういうものを持ってきました! じゃんっ!

Choice: (6) 水筒?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1221002_031
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 いろんな薬草や香辛料を煎じて作ったハーブティーです!
名付けて、『眠気ぶっとび猛獣MAX』!

voice: vo_adv_1221002_032
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 一口飲んだら、たちまちシャキッとする優れモノ……【chara 122111 face 1 (normal)】 のはずです!
【chara 122111 face 6 (surprised)】 作ってみたのは、はじめてですけど!
【chara 122111 face 1 (normal)】 とりあえず飲んでみますね……ごくごく。

voice: vo_adv_1221002_033
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 ~~~っ!?
くうぅうう……しぶ、渋いっ!
【chara 122111 face 7 (special_a)】 渋みと苦みがすごいっ……ああっ、あとから妙な甘さがぁ~!

voice: vo_adv_1221002_034
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 おはようございまーす!
【chara 4911 face 6 (surprised)】 いやぁ、すみません! 遅くなりまして……
【chara 4911 face 2 (joy)】 ああ、こちら本日同行させていただきますカメラマンです。

voice: vo_adv_1221002_035
カメラマン:
【chara 311 face 2 (joy)】 先生方、よろしくお願いします!

voice: vo_adv_1221002_036
カメラマン:
【chara 311 face 6 (surprised)】 へえ、この子がキャンプの達人……
話には聞いていたけど、まだ幼いじゃないか。

voice: vo_adv_1221002_037
編集者:
【chara 4911 face 4 (sad)】 ……ん?
気のせいだろうか、先生の表情が険しいような……

voice: vo_adv_1221002_038
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 こ、こんなタイミングで……!
【chara 122111 face 7 (special_a)】 まだ舌は変な感じだけど、挨拶だけでも早くしなくちゃ! 

voice: vo_adv_1221002_039
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 ああ──どうも。

voice: vo_adv_1221002_040
編集者たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 こ……声が渋い……! 

voice: vo_adv_1221002_041
編集者:
【chara 4911 face 1 (normal)】 顔合わせのときとは、雰囲気がまるで別人……
【chara 4911 face 6 (surprised)】 なるほど、これがキャンパーとしての彼女の顔ということか……

voice: vo_adv_1221002_042
カメラマン:
【chara 311 face 6 (surprised)】 自然の厳しさ、そして雄大さを熟知した目をしている……
【chara 311 face 2 (joy)】 ふっ、面白い。必ず俺のファインダーに収めてみせるぜ……! 

voice: vo_adv_1221002_043
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 あわわ、やっちゃった……ヘンな声になっちゃった……!
【chara 122111 face 3 (anger)】 と、とりあえずフレンドリーな感じで巻き返さないと! 

voice: vo_adv_1221002_044
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 あ、あの~……

voice: vo_adv_1221002_045
カメラマン:
【chara 311 face 2 (joy)】 先生! さっそくですが一枚撮らせてください!
そのままの、自然体な感じで!

voice: vo_adv_1221002_046
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 へ?

voice: vo_adv_1221002_047
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 先生のお気持ち、言葉にしなくても分かります。
【chara 4911 face 6 (surprised)】 生半可な覚悟で自然と向き合ってはいけない……
そういうことですね!

voice: vo_adv_1221002_048
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 あれ?
これって、もしかして……【chara 122111 face 6 (surprised)】 キャラを勘違いされてる? 

voice: vo_adv_1221002_049
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 た、たた大変です!
今のうちに誤解を解いておかないと……!
とにかく声の調子を整えて……

voice: vo_adv_1221002_050
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 ん、んんん──
【chara 122111 face 3 (anger)】 ぬうぅん!!

voice: vo_adv_1221002_051
編集者たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 す、すごい気迫だ……! 

voice: vo_adv_1221002_052
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 ひゃあああ……!
今の咳払いは、完全にアウト……!
【chara 122111 face 7 (special_a)】 ああ、もう恥ずかしい~!! 

voice: vo_adv_1221002_053
カメラマン:
【chara 311 face 3 (anger)】 先生……! 俺たち、浮かれてました!
改めて気合いを入れなおします!

voice: vo_adv_1221002_054
編集者:
【chara 4911 face 3 (anger)】 ええ、先ほどの気迫で目が覚めました。
まるで苦みの強いブラックコーヒーを飲んだときのように!

voice: vo_adv_1221002_055
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 は……ははは……
あー終わった、もう終わりました、おしまいです。
今日がダンディキャンパー・アオイの誕生日です。おめでとう! 

voice: vo_adv_1221002_056
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 ひゃいっ!?
{player}さんっ?
ど、どうして私の肩に手を置いたんですか!?

Choice: (7) 上着がずり落ちそうだったから。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1221002_057
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 あ……ああー、【chara 122111 face 4 (sad)】 本当ですね。気が付きませんでした。
すみません。ありがとうござい……
【chara 122111 face 6 (surprised)】 はっ!?

voice: vo_adv_1221002_058
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 ……違う。これは気遣いだけじゃないですね。
あなたの目が語りかけている気がします。
【chara 122111 face 2 (joy)】 今のタイミングで行動したことの真意……それは他にある! 

voice: vo_adv_1221002_059
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ……ふっ、なるほど。
私が怖気づいているのを見抜いたということですか。
さすがはBB団の団長さん……すさまじい洞察力です。

voice: vo_adv_1221002_060
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 そして恐らくは、こうも言いたいのですね?
【chara 122111 face 1 (normal)】 きっとアオイなら乗り切れるよ……と! 

Choice: (8) ……大丈夫?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1221002_061
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 ────ええ。大丈夫です。

voice: vo_adv_1221002_062
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 みなさん、お待たせしました。
さあ、行きましょう。山が──山が、呼んでいます。
私たちのことを──

voice: vo_adv_1221002_063
編集者たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 はいっ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 かくしてアオイの密着取材が始まるのだった。

voice: vo_adv_1221002_064
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 ──飲み水の確保は重要です。
キャンプでは、常に想定外のことが起こるもの──
【chara 122111 face 1 (normal)】 水源の位置は必ず覚えておくとよいでしょう。

voice: vo_adv_1221002_065
編集者:
【chara 4911 face 2 (joy)】 なるほど!

voice: vo_adv_1221002_066
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 キャンプで重要なのは、敬意です。
自然や生き物──あらゆる全てへの。
だからこそ、好き放題にしてはいけないのです──

voice: vo_adv_1221002_067
カメラマン:
【chara 311 face 6 (surprised)】 確かに……
【chara 311 face 1 (normal)】 敬意を持っていれば、ゴミを放置したりうるさくしたりしないですよね。
【chara 311 face 2 (joy)】 目からウロコですっ。

voice: vo_adv_1221002_068
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 ──んんっ?

voice: vo_adv_1221002_069
編集者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 先生?

voice: vo_adv_1221002_070
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 向こうを──見てください。
あの草むらの中──

voice: vo_adv_1221002_071
カメラマン:
【chara 311 face 6 (surprised)】 あれは……リスですね?
【chara 311 face 2 (joy)】 かわいい……!

voice: vo_adv_1221002_072
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 キャンプでの出会いは一期一会──
一つ一つの出会いを大切にしましょう──

voice: vo_adv_1221002_073
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 ──キャンプにおいて、大切なこと──ですか?

voice: vo_adv_1221002_074
編集者:
【chara 4911 face 1 (normal)】 はい。
キャンプを楽しむためには、どのようなことが大切なのでしょう?

voice: vo_adv_1221002_075
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ────

voice: vo_adv_1221002_076
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 自分一人きりであれ──
誰かと過ごすのであれ──
【chara 122111 face 3 (anger)】 大切なのは、対話をすること──でしょうか。

voice: vo_adv_1221002_077
編集者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 対話……【chara 4911 face 1 (normal)】 と言いますと?

voice: vo_adv_1221002_078
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 一人であれば自然や自分自身──
そして他者といるのであれば、その方との──対話です。
【chara 122111 face 1 (normal)】 私の場合は──

voice: vo_adv_1221002_079
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 {player}さんですね。
【chara 122111 face 3 (anger)】 キャンプは友情を育む絶好の機会──
友人と時間を共有する喜びに勝るものはありません。

voice: vo_adv_1221002_080
編集者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 友情、知識、敬意……
【chara 4911 face 2 (joy)】 それがキャンプの三大原則なんですね。

voice: vo_adv_1221002_081
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 その通りです──
【chara 122111 face 1 (normal)】 ああ──【chara 122111 face 2 (joy)】 星がきれいだ──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうしてアオイのキャンプ密着取材は終了したのだった──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──それからしばらくして、無事に書籍は刊行された。

voice: vo_adv_1221002_082
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 わー! 本当に売ってますよ!
【chara 122111 face 6 (surprised)】 見てください、あの表紙! 【chara 122111 face 2 (joy)】 あれ、私の顔ですよ! なんか渋いけど!

voice: vo_adv_1221002_083
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 はぁ……すごいなぁ……♪
『孤高のキャンプマイスター ~彼女の流儀~』かぁ……
かっこいいタイトルだなぁ……♪

voice: vo_adv_1221002_084
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 こんなに堂々と表紙になっちゃったら、
人気者だって夢じゃないかも……えへへへへっ♪

voice: vo_adv_1221002_085
書店店主:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 いらっしゃいませ!
その本に目をつけるとはお目が高い!
売れ行きランキング一位の本で……

voice: vo_adv_1221002_086
書店店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 って、あなたは……!
も、もしや……キャンプマイスター?

voice: vo_adv_1221002_087
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 え?
あ、はい。たぶん……?

voice: vo_adv_1221002_088
書店店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 まさか、ご本人に出会えるとは……
光栄です!

voice: vo_adv_1221002_089
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 そ、そんな、光栄だなんて……
【chara 122111 face 6 (surprised)】 あれ?

voice: vo_adv_1221002_090
男性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 おい、聞いたか?
マイスターだってよ!

voice: vo_adv_1221002_091
男性2:
【chara 1 face 1 (normal)】 うわ、マジっスね!
こんなところで見かけるなんて……

voice: vo_adv_1221002_092
女性:
【chara 1 face 1 (normal)】 は~ヤバ、夢じゃないよね?

voice: vo_adv_1221002_093
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 い、いつの間にか注目の的になってる……?
いつもだったらゾウリムシくらいの存在感なのに……
【chara 122111 face 7 (special_a)】 これが出版業界の影響力!? 

voice: vo_adv_1221002_094
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 見える、見えますよ!
たくさんの人に声をかけられ、
握手とサインを求められる私の姿が……! 

voice: vo_adv_1221002_095
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ふ、ふふふふふ……!

voice: vo_adv_1221002_096
書店店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 マイスター?
どうされました?

voice: vo_adv_1221002_097
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 あっ……【chara 122111 face 1 (normal)】 こほん。
【chara 122111 face 3 (anger)】 いいえ、なんでもありませんっ。お気になさらずっ。

voice: vo_adv_1221002_098
書店店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 そうですか?
何事もないようでしたら、よかったです。

voice: vo_adv_1221002_099
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 はいっ。もう何もないので……【chara 122111 face 1 (normal)】 えっと、いつでもどうぞっ。
【chara 122111 face 2 (joy)】 私は準備できてますから!

voice: vo_adv_1221002_100
書店店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 どうぞ……?
何を、でしょうか?

voice: vo_adv_1221002_101
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 何をって……
【chara 122111 face 5 (shy)】 その……ほら、あの…………本ですし? …………サ、サイン……とか?
あはは、自分で言うと恥ずかしいですね……

voice: vo_adv_1221002_102
書店店主:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 サ、サインなんて……! そんな滅相もない!
マイスターのお手を煩わせるなんて、恐れ多くて恐れ多くて!
もうお会いできただけで満足です!

voice: vo_adv_1221002_103
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 へ……?
【chara 122111 face 4 (sad)】 え、あっ……えっとぉ…………【chara 122111 face 7 (special_a)】 あれ?
あれれれれ?

voice: vo_adv_1221002_104
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 なんだか思ったのと違う反応……
【chara 122111 face 6 (surprised)】 あ、そっか! 本屋さんにサイン本を贈るときは、
それなりの手順を踏まないといけないのかも。サイン会とか。

voice: vo_adv_1221002_105
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 だったら……
【chara 122111 face 2 (joy)】 ちらっ。

voice: vo_adv_1221002_106
男性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 マイスターがこっち見てるぞっ。
おまえ、サインとかもらってこいよ!

voice: vo_adv_1221002_107
男性2:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 お、俺ぇ? いやいやいや、そんな!
マイスターのお時間をもらうなんてできないっス!
先輩が行ってくださいよ!

voice: vo_adv_1221002_108
男性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 俺みたいなキャンプ素人が話しかけられるわけないだろ!?

voice: vo_adv_1221002_109
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 ……ちらっ。

voice: vo_adv_1221002_110
女性:
【chara 1 face 1 (normal)】 あ、ヤバ……マイスターがこっち見てる……
こんな幸せなのって夢だよね、ありえないもんね?
どうしよ、泣けてきた……ぐすぐす。

voice: vo_adv_1221002_111
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 …………あれー?

voice: vo_adv_1221002_112
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 {player}さん、どう思いますか?
私、ちゃんと人気者になりかけてるはずですよねっ?
【chara 122111 face 4 (sad)】 なのに……どうして、こんなに距離をとられてるんでしょうっ?

Choice: (9) みんな緊張してるのかも。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1221002_113
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 私なんかに?
【chara 122111 face 2 (joy)】 いやいやいやいや……
ぼっちですよ?

Choice: (10) でも今はマイスター
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1221002_114
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 …………!
そ、そうでした……【chara 122111 face 4 (sad)】 今の私はマイスターなんですよね。
【chara 122111 face 6 (surprised)】 しかもよりによって、孤高のキャンプマイスター……

voice: vo_adv_1221002_115
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 ……孤高の人気者(希望的観測)と、誰にも見向きされないぼっち。
【chara 122111 face 6 (surprised)】 正反対のようでいて、近寄りがたい存在という点では……
一緒なのかもしれませんね。

voice: vo_adv_1221002_116
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ……ふ、ふふふ……
あっはっはっは!

voice: vo_adv_1221002_117
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 あーもう!
せっかくいい感じの流れだったのに!
どうして、こうなるんですかぁ~!?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ぼっち卒業は改めて険しい道のりだと痛感し、
思わずヤケになるアオイなのだった。