ユカリ(キャンプ) 第2話
ユカリは前回のキャンプで酔い潰れたことを反省し、そのお詫びとして密かに練習を重ねたキャンプ飯を{player}に振る舞う。ユカリたちは、二人で一緒にキャンプ場で楽しい時間を過ごすのだった。


-------------- situation:
楽しさを持ち寄って
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある日の仕事終わり──
ユカリは、週末のデイキャンプに持ち込む食材を買うため、
{player}を連れて高級食料品店を訪れていた。

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 えっ……このお店……オリーブオイルがこんなに高いの……?
【chara 103412 face 4 (sad)】 さすが、クオリティの高い商品しか置いてないみたいね……

voice: vo_adv_1222002_001
ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】 ううん……でも、ここでおじけづいてはいられないわ。
今週末こそは、彼に見直してもらうんだから……!

Choice: (1) ニンニク持ってきたよ。
----- Tag 1 -----
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ユカリ:
【chara 103412 face 5 (shy)】 ひゃっ!? 【chara 103412 face 1 (normal)】 ……あ、ありがとう。
……これで香辛料はそろったかな。

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ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 あのね、次のデイキャンプの食材は、豪華にしたいの。
……その、この間のお詫びも兼ねてね。

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ユカリ:
【chara 103412 face 5 (shy)】 ほら……自重するって言ったくせに、
結局べろべろになっちゃったでしょ……?

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ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 そのお詫びと、いつも週末に付き合ってくれるお礼を、
改めてしたいの。今週こそね!

voice: vo_adv_1222002_006
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 だから、最高のキャンプ飯をごちそうしてあげる!
【chara 103412 face 2 (joy)】 料理ならキミも楽しめるし、
麦しゅわや気持ちよくなるジュースも抜きのつもりよ!

voice: vo_adv_1222002_007
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 ね? それぐらいの埋め合わせはさせて?
【chara 103412 face 4 (sad)】 これは大人の沽券に関わることだから!

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ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 というわけで、あとは具材ね。
いくらかは山で採るとして、魚介はここで買っとかないと……

voice: vo_adv_1222002_009
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 エビ……イカ……
【chara 103412 face 2 (joy)】 旨味たっぷりの貝も買っておきましょうか。

Choice: (2) なにを作るの?
----- Tag 2 -----
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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 ……ふふ、気になる?
【chara 103412 face 1 (normal)】 残念、まだ内緒よ。できあがってのお楽しみ!

voice: vo_adv_1222002_011
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 さてと……ひとまず食材はこれぐらいでいいかしら。
あんまりたくさん持ち込んでも余らせちゃうし。

Choice: (3) いつものやつは買わないの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1222002_012
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 いつもの? 【chara 103412 face 1 (normal)】 ああ、乾き物のこと?
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ……そ、そんなに言うほどいつも食べてるかしら……?
【chara 103412 face 4 (sad)】 まあうん、食べてるわよね……

voice: vo_adv_1222002_013
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 み、魅力的な提案だわ……正直に言えば、
ツマミもついでに買い置きしておきたい、けど……

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ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】 今回は彼に最高のキャンプ飯をごちそうするって
決めたんだもの。ここは我慢よ! 【chara 103412 face 4 (sad)】 ごめんね、乾き物のみんな……

voice: vo_adv_1222002_015
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 そ、そうね……乾き物も悪くはないけど、
【chara 103412 face 1 (normal)】 あくまで今回は、キミに贈る感謝のキャンプ飯がテーマなの!

voice: vo_adv_1222002_016
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 だから、【chara 103412 face 2 (joy)】 期待してて♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その週末──

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ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ……よし、食材の下ごしらえはこれで万全ね。
我ながら包丁さばきもこなれてきたわ。

voice: vo_adv_1222002_018
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 そろそろ鉄板も温まってきたころかな?
【chara 122211 face 4 (sad)】 ん~、ちょっと火力が弱いかも……?

voice: vo_adv_1222002_019
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 魚介を扱うわけだし、もう少し強いほうがいいわよね……
【chara 122211 face 4 (sad)】 えぇと、火力の調整は薪じゃなくてわらでする、っと……
【chara 122211 face 1 (normal)】 うん、いい感じ♪

Choice: (4) 山菜採ってきたよ。
----- Tag 4 -----
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ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 あら、おかえり。ありがとう!

voice: vo_adv_1222002_021
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 それじゃあ食材も全てそろったことだし、【chara 122211 face 2 (joy)】 ここからが本番よ!
ここでしか味わえない食べ応えのあるキャンプ飯!
腕によりをかけて作っちゃうわよ~!

Choice: (5) なにを手伝えばいい?
----- Tag 5 -----
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ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 あっ、ダメダメ。これは埋め合わせも兼ねてるんだから。
【chara 122211 face 1 (normal)】 キミは、適当にくつろいで待ってて。

voice: vo_adv_1222002_023
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 えっ? 作るところを見てたいの?
【chara 122211 face 4 (sad)】 そ、それくらいなら別にいいけど……

voice: vo_adv_1222002_024
ユカリ:
【chara 122211 face 5 (shy)】 うぅ……間近で見られたら、
毎日仕事終わりに必死に練習してたのが、
バレちゃわないかしら……? 

voice: vo_adv_1222002_025
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ……でもきっと大丈夫なはず……
今日はシラフだもん! 

voice: vo_adv_1222002_026
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】 せっかく汚名返上を果たす機会が、また巡ってきたんだもの。
……今日こそは彼に見直してもらうんだから! 

voice: vo_adv_1222002_027
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ──こうやってほんのり焦げ目がつくまで炒めたら、
一旦火を弱めて……食材に味を染みこませるの。

voice: vo_adv_1222002_028
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 そして最後に香草を散らして……
フライパンごとテーブルにドン!

voice: vo_adv_1222002_029
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 魚介と山菜のパエリア、これで完成ー!
【chara 122211 face 1 (normal)】 どう? 簡単でしょ?

Choice: (6) 手軽なのにおいしそう……!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1222002_030
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 ふふっ、大切なのはちょっとした一手間なのよ。
【chara 122211 face 1 (normal)】 素材の味を最大限生かして、余計なことはしない……
それがおいしい料理を作るコツね。

voice: vo_adv_1222002_031
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 よ、よかったぁ~! まずは一品……!
自分でもびっくりするぐらい上手にできたわ!
【chara 122211 face 1 (normal)】 お店で出されても遜色がない出来じゃない!? 

voice: vo_adv_1222002_032
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 それにこのかぐわしい香り……
これでおいしくないなんてこと、絶対あるはずないわ! 

voice: vo_adv_1222002_033
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 だって、だってこんなにも……
【chara 122211 face 2 (joy)】 麦しゅわが飲みたくてたまらないんだものっ!! 

Choice: (7) ……チーズはまだ煮込むの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1222002_034
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 へっ? ……わあぁっ!
いけない、火にかけっぱなしだったわ!

voice: vo_adv_1222002_035
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 さ、ボサッとしてないで続き続きっ!
料理は効率が肝心! 【chara 122211 face 2 (joy)】 ミフユさんのモットーを見習いましょう!

voice: vo_adv_1222002_036
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ──ここでスパイスを一摘み、と。
【chara 122211 face 2 (joy)】 はい、これが最後の一品よ。全部完成ーっ!

voice: vo_adv_1222002_037
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ほら、見て! この完璧な出来栄え!
ものすごくおいしそうでしょう!?

Choice: (8) すごくおいしそう!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1222002_038
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 ええ! たくさん練習したかいが……
【chara 122211 face 6 (surprised)】 ううん、なんでもないわよ?

voice: vo_adv_1222002_039
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 とにかく! これにて最高のキャンプ飯、完成よ♪

voice: vo_adv_1222002_040
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 うふふ……テーブルの上が輝いて見える……なんて素敵なの……
過去最高に食欲がそそられる光景だわ……

voice: vo_adv_1222002_041
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ああもう、待ちきれないっ!
冷めないうちにいただいちゃいましょう!

voice: vo_adv_1222002_042
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 それと麦しゅわも用意して……
【chara 122211 face 6 (surprised)】 ああ、じゃなかった! 【chara 122211 face 3 (anger)】 今日はなし……禁しゅわキャンプよ……!

Choice: (9) これどうぞ。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1222002_043
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 えっ!? キミ、いつの間に……!
【chara 122211 face 4 (sad)】 でも……どうして……?

Choice: (10) ユカリさんにも楽しんでほしいから。
----- Tag 10 -----
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ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 キ、キミって子は、ほんとうに……!

voice: vo_adv_1222002_045
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 ……ありがとう。一口一口、大事にいただくわね。
キミの気遣い、ちゃんと味わわせてもらうから……!

Choice: (11) 冷めないうちに食べよう。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1222002_046
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 そうね! それじゃ早速……
【chara 122211 face 2 (joy)】 今日もかんぱーいっ! 【chara 122211 face 1 (normal)】 それと、いただきます!

--- Switch scene ---

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ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 んくっ、んくっ、んくっ……ぷしゅ~! 染みる、染みるわ~!
幸せが喉から全身に染みわたっていくような心地がするぅ……

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ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 うふふ、キャンプ飯も麦しゅわも最高ね~……♪
互いが互いの味を高め合って……あむっ。
んん~、いつもよりずっとおいひぃ♪

voice: vo_adv_1222002_049
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 それに、料理にこれだけ食べ応えがあると……
麦しゅわを飲むペースも自然とほどよくなるわね~

voice: vo_adv_1222002_050
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 やっぱり食事にこだわってみて正解だったわ♪
……キミはどう? お味のほうは? 気に入ってくれた?

Choice: (12) いくらでも食べられそう。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1222002_051
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 ふふ、それはエビのアヒージョよ。
ニンニクとオリーブオイルで煮込んだやつ。

voice: vo_adv_1222002_052
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 それでこっちは、最初に作った魚介と山菜のパエリア。
これは鉄板についたおこげがまた絶品なの、あとで試してみて!

voice: vo_adv_1222002_053
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 そして極めつけは、このチーズフォンデュ……
いろんな食材に絡めてみて。それぞれで違った味が楽しめるから♪

Choice: (13) ほんとうにおいしい。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1222002_054
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 ふふ、喜んでもらえてなによりよ。
食材選びから頑張ったかいがあったわ。

voice: vo_adv_1222002_055
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 それと……この料理や麦しゅわがこんなにもおいしいのって、
キミのおかげだと思うの。

voice: vo_adv_1222002_056
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 ほら……この前のフレッシュジュースの時は、
キミのために~とか言いながら……

voice: vo_adv_1222002_057
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 実は自分が思うキャンプの楽しさを、
一方的に押しつけてた気がしてて……

voice: vo_adv_1222002_058
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 でもキミが、この麦しゅわを……
【chara 122211 face 2 (joy)】 ううん、この最高の一杯を手渡してくれた時に気が付いたの。

voice: vo_adv_1222002_059
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 お互いの楽しいことを持ち寄って、共有してこそ、
キャンプは特別になるんだなぁって。

voice: vo_adv_1222002_060
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 んくっ……♪
【chara 122211 face 1 (normal)】 ほら、ちょうどこの麦しゅわとキャンプ飯みたいにね♪

voice: vo_adv_1222002_061
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 さ、もっと食べて食べて!
今日は特別に腕によりをかけたんだから!

Choice: (14) 毎日でも食べたい。
----- Tag 14 -----
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voice: vo_adv_1222002_062
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 ……へっ!? ま、毎日!?
毎日っていうのはその……かか、通い妻的な意味で……?

voice: vo_adv_1222002_063
ユカリ:
【chara 122211 face 5 (shy)】 ななな、なーんてね! そんなわけないわよね!?
なんでもない、なんでもないわ! 忘れて!
それくらいおいしいっていう比喩よね? わ、分かってるわよ……っ!

voice: vo_adv_1222002_064
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 と、というか、毎日だなんて……いくらなんでも褒めすぎ!
毎日こんな量食べてたら太っちゃうわよ?
全くもうっ……あは、あははは……

voice: vo_adv_1222002_065
ユカリ:
【chara 122211 face 5 (shy)】 ……うぅ、急に意味深なこと言われたから、
ビックリして酔いがさめちゃったじゃない……

voice: vo_adv_1222002_066
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 ちょっとだけ飲みなおそうかしら……
キミのせいよ……? 

--- Switch scene ---

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voice: vo_adv_1222002_067
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 キミ……「最高の一杯」、おかわりしてもいいかしら?
このジョッキいっぱいに幸せを注いでね?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その後、ユカリは{player}のフォローもあって、
酔いつぶれることなくデイキャンプを満喫したのだった。

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