レイ(サマー) 第1話
ガイドブックを手にリゾートを巡る中、参考にするはずの情報にかえって縛られてしまうレイ。その事を悟ったレイは、ガイドブックに頼らない自分たちだけのバカンスの過ごし方を探しに出かけるのだった。


-------------- situation:
夏の地図はまだ白く
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 リゾートの浜辺でビーチチェアに身を横たえながら、
レイはきらめく海を眺めていた。

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レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 青い空、白い雲……
風は穏やかで、天気は晴朗なれども。
【chara 122511 face 4 (sad)】 さて、どうしたものかな……

Choice: (1) 何してるの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1225001_001
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ん? 【chara 122511 face 1 (normal)】 やあ、キミか。海を眺めてたんだ。

voice: vo_adv_1225001_002
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 よかったら隣に来る?
ちょうど椅子も空いているし。

voice: vo_adv_1225001_003
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 どう? 常夏のバカンスの感想は。
【chara 122511 face 6 (surprised)】 私は……【chara 122511 face 1 (normal)】 まだ実感が湧かないかな。

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レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 どこか夢心地というか、現実味がないというか、
【chara 122511 face 1 (normal)】 今、こうしてリゾートにいるのにね。

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レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ねえ、バカンスって何をすればいいんだろう。

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レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 一人で考えてみても、出てくるのは
修行とか釣りとか、いつもやっている事ばかりで。

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レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 せっかく南の島のリゾートに来ているんだし、
夏のバカンスらしく過ごしてみたい、とは思うんだ。

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レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 前に、形だけの旅行は経験したことがあるけれど……
【chara 122511 face 4 (sad)】 あれは家族に付き合わされた堅苦しいものだったから。

Choice: (2) ちょうどいい物を持ってる。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1225001_009
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 これは……リゾートのガイドブック?
【chara 122511 face 1 (normal)】 へぇ、施設の案内や観光スポットがまとめてあるんだ。

voice: vo_adv_1225001_010
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 エリア別の案内に、各種イベントの情報……
【chara 122511 face 2 (joy)】 バカンスの一日プランまで記事になってるのか。
かなり充実した内容だね。

voice: vo_adv_1225001_011
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ……ねえ、キミって今日の予定は空いてる?

voice: vo_adv_1225001_012
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 もしよかったら、なんだけど。
このガイドブックを参考に、一緒に島を巡ってみない?

voice: vo_adv_1225001_013
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 南の島やリゾートの過ごし方について
私はあまり詳しくないし……
【chara 122511 face 2 (joy)】 それなら、この本に頼ってみるのも面白そうかなって。

Choice: (3) 楽しそう!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1225001_014
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 決まりだね。
【chara 122511 face 1 (normal)】 それじゃ最初の行き先はどこにしようか。

voice: vo_adv_1225001_015
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 地図だとこの辺りだけど……【chara 122511 face 2 (joy)】 あっ、あれかな?
あの鐘が観光スポットらしいよ。意外と近くだったね。

voice: vo_adv_1225001_016
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 えっと、ガイドブックによると……
想いを込めて鳴らすと幸せが訪れるって書いてある。
【chara 122511 face 1 (normal)】 大きく鐘を響かせるほど効果あり、だって。

voice: vo_adv_1225001_017
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 もう順番待ちの列ができてるし、私たちも並ぼうか。

voice: vo_adv_1225001_018
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 みんな、思ったより力強く鳴らすんだね。
【chara 122511 face 4 (sad)】 それにしても……

voice: vo_adv_1225001_019
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 ……このスポットに並んでいるのが、
カップルばかりに見えるのは、気のせいだろうか? 

voice: vo_adv_1225001_020
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 いや……私の思い込みだな。
男女の二人組が目につくから、意識してしまっているだけだ。
私と彼みたいに、友人同士で来ている人もいるだろうし。

voice: vo_adv_1225001_021
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 ただ……いくら観光スポットとはいえ、
あちこちハートの形で装飾されているのは
少しこそばゆい気持ちになってくるというか……

Choice: (4) 僕たちの番だよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1225001_022
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 順番……【chara 122511 face 6 (surprised)】 あ、ああ、そうか。
もう私たちの番が回ってきたんだ。

voice: vo_adv_1225001_023
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 この紐を持って、一緒に鐘を鳴らせばいいんだね。
後ろの人を待たせても悪いし、早く鳴らしてしまおう。

voice: vo_adv_1225001_024
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 っ……これは、遠くで聞くのとじゃ大違いだ。

voice: vo_adv_1225001_025
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 まだ音が耳の奥で響いてる気がする……【chara 122511 face 1 (normal)】
【chara 122511 face 2 (joy)】 ……ふぅ、やっとおさまったよ。

voice: vo_adv_1225001_026
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 えっと、これでいいんだよね。
【chara 122511 face 2 (joy)】 でも私たちに訪れる幸せか。一体どんな形だろう。

voice: vo_adv_1225001_027
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ところで、キミは……何をしているの?

Choice: (5) お賽銭箱はどこかなって。
Choice: (6) 両手を合わせてお祈り。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1225001_028
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 ……さすがに置いてないと思うよ。
ここは神殿じゃないからね。

voice: vo_adv_1225001_029
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 似た物なら、コインを投げ入れる泉っていうのが
向こうにあるみたいだけど。
【chara 122511 face 1 (normal)】 あまり遠くなさそうだし、あとで見に行ってみようか。

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----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1225001_030
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 それは神殿へお参りする時の作法じゃないかな。
確かに、鐘の代わりに鈴を鳴らしはするけれど。

----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1225001_031
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 さて、とりあえず一か所目だ。
次はどこに行こうか。【chara 122511 face 1 (normal)】 キミは行きたい場所とかあるの?

voice: vo_adv_1225001_032
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 【chara 122511 face 2 (joy)】 ふふっ、言葉より雄弁に教えてくれたね。
何か食べに行こうか。

voice: vo_adv_1225001_033
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 ガイドブックによると……ここのお店は
二人以上で頼める限定パフェが大人気なんだって。
【chara 122511 face 6 (surprised)】 注文はしてみたけど……【chara 122511 face 1 (normal)】 来たみたいだね。

voice: vo_adv_1225001_034
店員:
【chara 411 face 2 (joy)】 お待たせしました~♪
ご注文のツイントロピカルパフェで~す!
【chara 411 face 1 (normal)】 召し上がる際はこちらの特製スプーンをお使いください♪

voice: vo_adv_1225001_035
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 これは……すごい迫力だな……
【chara 122511 face 1 (normal)】 二人以上じゃないと注文できないのも納得だ。

voice: vo_adv_1225001_036
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 それじゃアイスが溶けてしまう前に早く食べようか。
【chara 122511 face 6 (surprised)】 でも、このスプーン……やけに長いようだけど。

voice: vo_adv_1225001_037
店員:
【chara 411 face 2 (joy)】 あ、そうですそうです!
そのスプーンはそうやって使っていただくんです♪

voice: vo_adv_1225001_038
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 えっと……?
そうやって使う、というのは……

Choice: (8) はい、あ~ん。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1225001_039
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 ああ、なるほど。
テーブルを挟んだ相手に食べさせるために
こんなに長く作ってあるわけだね。

voice: vo_adv_1225001_040
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ……まさか、本当にやるの?

voice: vo_adv_1225001_041
店員:
【chara 411 face 1 (normal)】 みなさん、仲間や友達同士でも楽しそうにされてますよ?
【chara 411 face 2 (joy)】 ほら、お隣の席でも。

voice: vo_adv_1225001_042
女の子1:
【chara 1 face 1 (normal)】 はい、あーん♪

voice: vo_adv_1225001_043
女の子2:
【chara 1 face 1 (normal)】 はむっ……んん~♪ おいし~!
それじゃ、お返しに……どーぞ♪

voice: vo_adv_1225001_044
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 本当にやるのか……

Choice: (9) あ~~ん。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1225001_045
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 う、圧が強い……【chara 122511 face 5 (shy)】 で、でも、こういうのは
もっとお互いを深く知ってからするものじゃないかな。
その、私たちにはまだ早いというか……

voice: vo_adv_1225001_046
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 いや、友達同士でも普通にしている事なら
彼と食べさせあっても、別におかしくはない……のか? 

voice: vo_adv_1225001_047
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 もしも、これがユイやヒヨリ相手だったら、
普通にできる……気がする。うん。
【chara 122511 face 4 (sad)】 だったら、彼が相手でも同じはず……だよね? 

voice: vo_adv_1225001_048
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 そう、これは仲間同士、円滑なコミュニケーションを図るための
親愛を深める一環としての行為であって、特に深い意味はない。
【chara 122511 face 5 (shy)】 だから、変に気にする方がおかしい。そう、きっとそうなんだ。

Choice: (10) アイス溶けちゃうよ?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1225001_049
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 う、うん……! 【chara 122511 face 4 (sad)】 でも少しだけ待ってくれないか。
その、私も覚悟を決めるから。

voice: vo_adv_1225001_050
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 ……よし、もう大丈夫。
それじゃいくよ。【chara 122511 face 5 (shy)】 あ、あ~……むっ。

voice: vo_adv_1225001_051
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 緊張しすぎて、味がよく分からない……
父と顔を合わせて食事をする時のような味気なさとは、
また違うけれど……

voice: vo_adv_1225001_052
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 えっと、今度はキミに食べさせてあげればいいのかな。
【chara 122511 face 5 (shy)】 じゃ、じゃあ……いくよ? あーん……

voice: vo_adv_1225001_053
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 こ、これは、走り込みの鍛錬をするよりも
よっぽど心臓が鍛えられる気がするな……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 それからも、レイと{player}はガイドブック片手に
リゾートのあちこちにある観光スポットを訪れていく。

voice: vo_adv_1225001_054
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 あれから何か所か巡ってみたけれど……
どのスポットも、やけにスキンシップを図らせるような……

voice: vo_adv_1225001_055
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 ガイドブックには「親しい人と一緒に」って書いてあるが、
友人同士で巡るには距離感が近すぎるんじゃないか? 

voice: vo_adv_1225001_056
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 まあリゾートの客層には家族連れも含まれるだろうし、
そこは置いておくにしても……【chara 122511 face 3 (anger)】 一つ、気に食わない事がある。

voice: vo_adv_1225001_057
レイ:
【chara 122511 face 3 (anger)】 ──彼は、あまりにもいつも通りすぎないか? 

voice: vo_adv_1225001_058
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 私だって、仮にも年頃の少女であることには変わりないんだ。
【chara 122511 face 4 (sad)】 ちょっとくらい照れたり、焦った様子を見せてもいいんじゃないか? 

voice: vo_adv_1225001_059
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 そうじゃないと、まるで私ばかり
変に意識しているみたいで……

voice: vo_adv_1225001_060
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 いや、そうじゃない。そういう意味じゃないけれど……
まったく違うというのも、また違うというか……

Choice: (11) 違うって何が?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1225001_061
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 い、いや……な、なんでもない。
【chara 122511 face 6 (surprised)】 キミは別に気にしなくていいから、忘れて。

voice: vo_adv_1225001_062
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 そ、それより、次の行き先を決めないと。
ガイドブックは、と……

voice: vo_adv_1225001_063
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 しかし……浜辺では手を繋いで散歩、だなんて。
この恥ずかしさは少し耐えがたいな……
世間の友人同士は本当にこんな事をやっているの? 

voice: vo_adv_1225001_064
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 だが、ガイドブックに書いてあるんだ。
これがバカンスの過ごし方としては普通なのかもしれない。

voice: vo_adv_1225001_065
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 ほら、このページの紹介文句に書いてある通り、
親しくなるためのお出かけスポットとか……
大好きな人と響かせたい、幸せの鐘……【chara 122511 face 6 (surprised)】 とか……? 

voice: vo_adv_1225001_066
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 …………大好き? 

voice: vo_adv_1225001_067
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ちょっと待って。今日、私たちが巡ってきたのは
友人と回るような観光スポットのはず……だよね? 

voice: vo_adv_1225001_068
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 だから、顔から火が出そうなほど恥ずかしくても、
これが普通なんだと、そう自分に言い聞かせていたけれど……

voice: vo_adv_1225001_069
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 その前提が崩れるなら……
ここに書いてある「大切な人と過ごす」とか
「大好きな人」っていうのは、つまり文字通りの意味で……

voice: vo_adv_1225001_070
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 ──やっぱり、そういうスポットなんじゃないか!

Choice: (12) びっくりした……
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1225001_071
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 え? 【chara 122511 face 5 (shy)】 ……声に出てしまっていたのか。

voice: vo_adv_1225001_072
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 すまない、なんでもないんだ。
ただ、ちょっと目まいがするだけで……

voice: vo_adv_1225001_073
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 じゃあ私は、彼と……これまでずっと、
そういう関係だと思われるような場所を巡っていたわけで。

voice: vo_adv_1225001_074
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ってちょっとキミ!?
【chara 122511 face 5 (shy)】 な、なんでそんなに顔を近づけて……!?

voice: vo_adv_1225001_075
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 顔が赤い……? そ、それは……
これだけ日差しが照り付ければ、た、体温だって上がるさ。
別におかしなことは……

voice: vo_adv_1225001_076
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 ひゃっ!? 【chara 122511 face 5 (shy)】 いきなり触るなんて、一体何を……
【chara 122511 face 6 (surprised)】 熱がある? 【chara 122511 face 5 (shy)】 いや、これは……だ、大丈夫だから!

voice: vo_adv_1225001_077
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……な、なんで逃げてきてしまったんだ私は。
あとで彼には謝っておかないと……

voice: vo_adv_1225001_078
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 だけど、これでいったん落ち着ける……
彼には申し訳ないが、今は頭を冷やす時間が欲しい。

voice: vo_adv_1225001_079
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 ……さっき、彼の手が触れた額がやけに熱い。
それに、胸が苦しくて爆発しそうだ……! 

Choice: (13) 待って!
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1225001_080
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 キミ!? なんで追いかけてくるの!?
【chara 122511 face 4 (sad)】 体調が悪そうだから、放っておけない……?

voice: vo_adv_1225001_081
レイ:
【chara 122511 face 5 (shy)】 ああもう! どうしてこんな時は妙な察しの良さを見せるんだ!
それなら一緒にいる時に、もっと私の気持ちに
気づいてくれたっていいじゃないか……! 

voice: vo_adv_1225001_082
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 それはキミの勘違い……【chara 122511 face 5 (shy)】 って訳でもないけど!
わ、私の事は大丈夫だから!

voice: vo_adv_1225001_083
女性:
【chara 1 face 1 (normal)】 ねえ、あそこの二人見て!
海辺で追いかけっこなんかしちゃって。カワイイ~♪

voice: vo_adv_1225001_084
男性:
【chara 1 face 1 (normal)】 あれ、追いかけっこって言うより、全力疾走してないか?
……リゾートに来たら、そりゃはしゃぎたくもなるよな~!

voice: vo_adv_1225001_085
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……
か、彼の体力を、甘く……見ていたな……

Choice: (14) つ……捕まえ、た……!
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1225001_086
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 はぁ……分かった、降参だ。もう逃げないよ。
だから、そんなに焦らなくても……【chara 122511 face 6 (surprised)】 わっ!?

Choice: (15) 大丈夫!?
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1225001_087
レイ:
【chara 122511 face 4 (sad)】 ああ、ちょっと転んだだけだから平気……

voice: vo_adv_1225001_088
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 なっ!? 【chara 122511 face 4 (sad)】 言ったそばから、なんでキミまで転んでいるんだ!
もう、顔から海に突っ込んで……!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1225001_089
レイ:
【chara 122511 face 6 (surprised)】 全力で走って、体力を使い果たした?
【chara 122511 face 1 (normal)】 まったく……【chara 122511 face 2 (joy)】 ふふ、あはははっ。

voice: vo_adv_1225001_090
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 はぁ……何をしてるんだろうね、私たちは。
こんなところで、二人してずぶ濡れになって。

voice: vo_adv_1225001_091
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 でも、頭を冷やすのにはちょうどいいかもしれない。
【chara 122511 face 2 (joy)】 そんなに離れてないで、キミもこっちにおいでよ。

voice: vo_adv_1225001_092
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 ひんやりして気持ちいいね……
体中の熱が取れていくみたいだ。

Choice: (16) 今日は楽しくなかった?
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1225001_093
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 ううん……楽しかったよ、とても。

voice: vo_adv_1225001_094
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 でも、ガイドブックはむやみに従うものじゃないな。
何かに頼りっきりなのは、私の性に合わないのかもしれない。

voice: vo_adv_1225001_095
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 せっかく家から離れて、自由に羽を伸ばせるのに。
【chara 122511 face 2 (joy)】 主導権を他に渡すなんて、私らしくないじゃないか。

voice: vo_adv_1225001_096
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 ……決めた。

voice: vo_adv_1225001_097
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 私は、私らしい夏の過ごし方を見つけたい。
【chara 122511 face 2 (joy)】 このバカンスで、キミと一緒に。

voice: vo_adv_1225001_098
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 私だけだと、釣りとか鍛錬しか思い浮かばないと思うし……
【chara 122511 face 2 (joy)】 キミなら、きっと今日みたいに
私の予想もつかない所へ連れていってくれるだろう?

voice: vo_adv_1225001_099
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 でも、その前に……ちょっと休憩したいかな。
【chara 122511 face 2 (joy)】 こんなに全力で浜辺を走るなんて思ってもみなかったから。

voice: vo_adv_1225001_100
レイ:
【chara 122511 face 1 (normal)】 少し休憩したら……そうだね、冷たい物でも食べに行こうか。
ブルーハワイのかき氷が好きなんだ。

voice: vo_adv_1225001_101
レイ:
【chara 122511 face 2 (joy)】 ガイドブックには載ってない、けれど私の好きなもの。
まずはそれをキミと共有したくて。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 いたずらっぽく{player}に笑いかけるレイなのだった。