アメス 第3話
眠りに落ちた{player}はアメスの元を訪れる。二人で一緒にこれまでの記憶を鑑賞する中、ラビリスタと交わした世界からの修正に関する会話を思い出したアメスは、自らの未来に希望を見出す。
-------------- situation:
思い出の先にある希望
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}が仲間たちとともに
覇瞳皇帝との戦いに勝利して、しばらくたったある日の夜。
いつものようにベッドに入り眠りに落ちようとしていたところ──
Choice: (1) おやすみなさい……
----- Tag 1 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1230003_000
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
~♪
voice: vo_adv_1230003_001
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……ここに来客? 誰かしら……
voice: vo_adv_1230003_002
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あら。あんたからここに来るなんて、珍しいわね。
どういう風の吹き回しかしら?
voice: vo_adv_1230003_003
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
せっかく来てもらったところ悪いけど、
今は作業中だからあんたの相手はしてあげられないの。
【chara 190011 face 1 (normal)】
あっちに戻りなさい。
Choice: (2) 戻り方が分からない。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1230003_004
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
なんですって? ……あたしはあんたに、
こっちへ来る方法教えたことなかったけど、
誰かに教わったんじゃないの? 晶とか。
voice: vo_adv_1230003_005
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
……自分で言っておいてなんだけどそれはないか。
あいつ、人に物を教える才能ないものね……
voice: vo_adv_1230003_006
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ちょっと待ってなさい。
これが終わったらちゃんとあっちに帰してあげるわ。
Choice: (3) なにをしてるの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1230003_007
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
これ? あんたの記憶データの整理中。
【chara 190011 face 4 (sad)】
……勝手にいじるなって顔してるけど、
コピーしたものだから。【chara 190011 face 1 (normal)】
それなら好きにしていいでしょ?
voice: vo_adv_1230003_008
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
暇だったし途中までやってたラベリングっていうか
タグづけをやってたところだったの。
voice: vo_adv_1230003_009
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
ほら、あんたってば知り合いが多いじゃない?
【chara 190011 face 1 (normal)】
コピーした記憶はそのままだとタイムライン順になってて、
それをその人たちごとのフォルダを作って管理してるのよ。
voice: vo_adv_1230003_010
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
こうしてあんたが誰とどこまで絆を取り戻した……【chara 190011 face 6 (surprised)】
とは違うか、
【chara 190011 face 1 (normal)】
絆を深めたかをチェックしてあげてるのよ?
voice: vo_adv_1230003_011
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたの持つ力は、絆と一緒に強くなっていってる。
あたしが時々あんたに見せてる夢みたいなのは、
強くなっていくのに必要なものなの。
voice: vo_adv_1230003_012
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
力の扱いをそのままにしておくと、
いろいろ厄介なことが起きるんだから。
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたとあんたの力をガイドしてあげてるのよ、あたしは。
Choice: (4) そうだったんだ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1230003_013
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
そうなのよ。【chara 190011 face 2 (joy)】
これでもあたし、あんたのガイド妖精だしね。
【chara 190011 face 1 (normal)】
そうだ。何か見たいものでもある?
voice: vo_adv_1230003_014
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ここにはあんたのあらゆる記憶を保存してあるの。
【chara 190011 face 2 (joy)】
今日だけ特別に見せてあげるわ。
voice: vo_adv_1230003_015
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
特にないならあたしが整理してないデータから
選んじゃうけど、それでいいかしら?
voice: vo_adv_1230003_016
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
えーっと……どれにしましょうか……
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……これ、どこのデータ? 【chara 190011 face 1 (normal)】
んー、まあいいわ。
これにしましょ。再生開始っと。
voice: vo_adv_1230003_017
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ここ。あたしの隣が空いてるから座りなさい。
【chara 190011 face 1 (normal)】
……これがデートなら、映画の一つでも見に行けたんだけどね。
voice: vo_adv_1230003_018
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
今回はあんたの記憶で我慢してあげるわ──
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうして再生されはじめた記憶の内容は──
覇瞳皇帝の攻撃で{player}たち全員が
敗れた場面で、本人には覚えのないものだった。
voice: vo_adv_1230003_019
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
ぐすっ……あんた、
こんなにボロボロになっちゃって……
よく頑張ったわ。でもこれ以上は無理よ……
voice: vo_adv_1230003_020
ラビリスタ:
【chara 106813 face 7 (special_a)】
……そうだね。フィオの言う通りだ。
【chara 106813 face 4 (sad)】
少年。キミは本当によくやったよ。
voice: vo_adv_1230003_021
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
あんたもだけど、みんなやられちゃったわ……
ここはもう、完全な行き詰まり。バッドエンドよ。
……それでもまだ、あんたには選択肢が残されてるの。
voice: vo_adv_1230003_022
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
全てを巻き戻して、あんたはまたやり直すの。初めから。
これまでやってきたことも、結んできた絆も、
全部なかったことになっちゃうけど……
voice: vo_adv_1230003_023
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
それでもあんたやみんなっていう存在が
消えてなくなるよりはいいはずなの。
……受け入れてくれる?
voice: vo_adv_1230003_024
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
心配しないで。あんたはただ、目をつぶるだけでいいわ。
後はあたしたちが、きちんとやっておくから……
Choice: (5) ……目をつぶる。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1230003_025
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
……お疲れさま。それと、ごめんなさい。
今はただ、ゆっくり休みなさい。それじゃあ、【chara 190011 face 2 (joy)】
またね──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1230003_026
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……あ、【chara 190011 face 2 (joy)】
あははははは……
【chara 190011 face 6 (surprised)】
あー……忘れていいから今の。
【chara 190011 face 4 (sad)】
まあ起きたら忘れてるでしょうけど。
voice: vo_adv_1230003_027
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……今回は念入りに処理しておこうっと。
voice: vo_adv_1230003_028
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
なんなのよあのデータ!
あんなとこ見せるつもりじゃなかったのに!
voice: vo_adv_1230003_029
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
……ああいうのはなんなら捨ててもいいと思って、
雑に扱ってたのが裏目に出ちゃったわ……
voice: vo_adv_1230003_030
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
今の{player}は覚えてないし、
見たところでいい気分になれるものでもないのに……
voice: vo_adv_1230003_031
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……よし。気を取り直して他のデータを見るわよ。
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたが選びやすくしてあげるわ。これをこうしてっと……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1230003_032
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
さあ、これでどうかしら?
Choice: (6) こんなにたくさん……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1230003_033
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ええそうよ。あんたの知らない、
あんたの軌跡。あんたの生き様がこれだけあるの。
voice: vo_adv_1230003_034
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
実は最近になって、あんたの記憶が
今までよりもなんかたくさん見つかってね……
それで最近はずーっと忙しかったの。
voice: vo_adv_1230003_035
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
今のあんたは分からないだろうけど、
これまであんたって、いろいろと頑張ってきたのよ?
voice: vo_adv_1230003_036
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
夏の浜辺ででっかいイカと戦ったり……
【chara 190011 face 1 (normal)】
まあこれは頑張ってるうちに入らないし、覚えてるか。
【chara 190011 face 2 (joy)】
コッコロたんたちとおいしいごはんも食べたのよね? 羨ましい……
voice: vo_adv_1230003_037
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あとは~……初詣にギルドレース?
【chara 190011 face 6 (surprised)】
合コン!? あんたねえ、遊んでばっかりじゃない!
voice: vo_adv_1230003_038
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
まあいいけどね、別に……こういうのも、
あんたとみんなとの絆が深まる出来事だし。
voice: vo_adv_1230003_039
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
……大事にしなさいよ。みんなとの思い出。
Choice: (7) アメスさまとも思い出作りたい。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1230003_040
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
あたしと? 【chara 190011 face 2 (joy)】
……何言ってるのよ。
まあ気持ちは貰っておくわ。
voice: vo_adv_1230003_041
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……こいつとあたしが、思い出か……
そういえば、晶とそんな話をしたこともあったわね。
--- Switch scene ---
still display end
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
会話の中でアメスは、{player}が
覇瞳皇帝に立ち向かうため、仲間の元へと
戻っていった時のことを思い出していた。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1230003_042
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
行ってらっしゃい……負けないで。
voice: vo_adv_1230003_043
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……行っちゃったわね。それで?
晶、あんたはこれからどうするの?
こっちには戻ってくるのよね?
voice: vo_adv_1230003_044
ラビリスタ:
【chara 106813 face 6 (surprised)】
ああ、そのこと? 【chara 106813 face 2 (joy)】
実はまだあっちでやることがあるから、
アストルムに戻るのはもう少し先になりそうなんだ。
voice: vo_adv_1230003_045
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あらそう。じゃああいつの面倒は引き続き、
あたしが見ておくわ。【chara 190011 face 4 (sad)】
あいつもだけど、
リノちゃんたちをあんまり待たせちゃだめよ。
voice: vo_adv_1230003_046
ラビリスタ:
【chara 106813 face 2 (joy)】
ははっ、そうだね。二人にも迷惑かけっぱなしだ。
【chara 106813 face 1 (normal)】
それに……【chara 106813 face 4 (sad)】
ごめんね、フィオ。
voice: vo_adv_1230003_047
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
な、なにがよ!? いきなりなに!?
晶が人に謝ってるところ初めて見たから、
びっくりしてるわよあたし。
voice: vo_adv_1230003_048
ラビリスタ:
【chara 106813 face 1 (normal)】
今のキミの身体に起きてしまう、世界からの修正を回避する方法が
あると思うんだけど、【chara 106813 face 4 (sad)】
忙しくてそっちにまで
手が回らなくてさ……
voice: vo_adv_1230003_049
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
ええっ!?
できるの、そんなこと……!?
voice: vo_adv_1230003_050
ラビリスタ:
【chara 106813 face 2 (joy)】
アタシの考えが正しければね。
【chara 106813 face 6 (surprised)】
まああっちではその辺りのこともいろいろと
進めたいところではあるんだけど……【chara 106813 face 4 (sad)】
本当にごめんよ。
voice: vo_adv_1230003_051
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……いいわよ別に今更。【chara 190011 face 4 (sad)】
あたしよりも今はあいつと、
みんなをなんとかしてあげて。【chara 190011 face 1 (normal)】
あたしはおまけでいいわ。
voice: vo_adv_1230003_052
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
でも、いつか……自由に動けるようになったら、
あいつと一緒にどこかに行ってみたいわ。
どこでもいいけど。
voice: vo_adv_1230003_053
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あいつなら……あたしの願いも、
叶えてくれるんじゃないかって思うの。
voice: vo_adv_1230003_054
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
どうせ助けられるなら、
あたしは女王さまより騎士さまのほうが好みだし。
voice: vo_adv_1230003_055
ラビリスタ:
【chara 106813 face 2 (joy)】
そりゃそっか。……少年なら、きっと実現できるよ。
今は見届けるとしよう。少年の決断の行く末を。
voice: vo_adv_1230003_056
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ええ……あいつならきっとやり遂げる。
これまでも、何度だって立ち上がり続けてきたもの。
voice: vo_adv_1230003_057
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
だから必ずあたしたちを連れていってくれるわ。
ハッピーエンドの先に、その向こう側にある世界に──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1230003_058
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……そんな話もしてたわね。
voice: vo_adv_1230003_059
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……ねえ。あんたさ、あたしの……
Choice: (8) アメスさまの?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1230003_060
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
……なんでもないわ。【chara 190011 face 1 (normal)】
他に見てみたいものとかないの?
やり方なら教えてあげるから、自分で探してみなさい。
voice: vo_adv_1230003_061
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
こうして{player}と
落ち着いた時間を過ごせるようになっただけ、よしとしておきましょ。
焦らなくても、時間はあるわ……これからはね。そうでしょ?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
アメスは{player}の横で、
これから先の未来での可能性に思いをはせるのだった。