マホ(エクスプローラー) 第1話
小説家の取材旅行に同伴するマホは、訪れたジャングルで魔物に荷物を奪われてしまう。なんとか荷物を取り返す事に成功するものの、マホたちはそこで遭難してしまっていることに気づくのだった。
-------------- situation:
森の王様を探しに
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
【自警団(カォン)】のギルドハウスを訪れた{player}。
voice: vo_adv_1231001_000
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
王子はん、お茶が入りましたえ。
【chara 101011 face 2 (joy)】
どうぞおあがりやす。
voice: vo_adv_1231001_001
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
でも、王子はんが遊びに来てくれて助かったわぁ。
【chara 101011 face 6 (surprised)】
ちょうど王子はんに意見聞いてみたかったとこやってん。
voice: vo_adv_1231001_002
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
こないだ、街でお洒落な格好したぬいぐるみを見かけてな?
【chara 101011 face 2 (joy)】
ほんまにかいらしかったんよ~♪
voice: vo_adv_1231001_003
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
そんでな、うちもランスロットたちに衣装作ったろ~思うて。
こんな感じで作ってみたんどす。
Choice: (1) このかわいいドレスは?
Choice: (2) この探偵さんの服は?
Choice: (3) この南国っぽい服は?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1231001_004
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
ああ、それはマコトはんの意見取り入れてみたやつなんよ。
【chara 101011 face 2 (joy)】
普段よりフリフリ多めで、かいらしいやろ♪
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1231001_005
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
カスミはんからアイデアもらったやつやね。
コートと帽子に手持ちルーペの3点セットが必須ゆうて
【chara 101011 face 2 (joy)】
楽しそうに教えてもろうたんよ。
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1231001_006
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
カオリはんの好きなものを取り入れてみたんよ。
【chara 101011 face 2 (joy)】
おかげでカオリはんらしい雰囲気出とりますやろ♪
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1231001_007
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
どれも似合てるんは似合てるんやけど……なんでやろ。
【chara 101011 face 4 (sad)】
ランスロットたちが求めてるんは、こういう服やない気がするんどす。
voice: vo_adv_1231001_008
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
そんで、ここしばらくずーっと部屋に籠もって、
色々作ってみたんやけど、【chara 101011 face 4 (sad)】
どうにもしっくりこぉへんでなぁ。
voice: vo_adv_1231001_009
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】
そのうち針も進まへんようなってきてもうて、
【chara 101011 face 6 (surprised)】
だんだん頭もぐるぐる~ってしてきてなぁ。
【chara 101011 face 4 (sad)】
どんな服がええか、分からんようになってしもうて。
voice: vo_adv_1231001_010
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
王子はんに意見聞いたら、【chara 101011 face 1 (normal)】
なんかうまいこと
解決せぇへんかなって、【chara 101011 face 6 (surprised)】
ちょっと思ったりしたんやけど……
Choice: (5) 気分転換しに行く?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1231001_011
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
確かに、外の空気でも吸うた方が
ええアイデアも浮かぶかもしれへんなぁ。
【chara 101011 face 6 (surprised)】
ここんとこ部屋に籠もりっきりやったし……
voice: vo_adv_1231001_012
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
そうやね。【chara 101011 face 2 (joy)】
ほな、王子はんにデートに連れてってもらいまひょ♪
【chara 101011 face 1 (normal)】
すぐに準備しますさかい、ちょっと待ってておくれやす。
voice: vo_adv_1231001_013
マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】
王子はん王子はん、ここのぬいぐるみ屋さんどす。
【chara 101011 face 5 (shy)】
はぁ~、なんてかいらしんやろ♪
voice: vo_adv_1231001_014
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
マホマホ王国に新しい住人を
お迎えするんもええかもしれへんなぁ。
【chara 101011 face 2 (joy)】
ほら、この子なんか王子はんによう似てはる。
voice: vo_adv_1231001_015
女性:
【chara 411 face 1 (normal)】
なるほど、最近はこういうのが売れてるのね。
メモしておかないと……【chara 411 face 6 (surprised)】
きゃっ?
voice: vo_adv_1231001_016
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
ひゃっ? 【chara 101011 face 4 (sad)】
すんまへん、
うち夢中になってもうてたみたいで……
【chara 101011 face 6 (surprised)】
あら、なんか落としましたえ?
voice: vo_adv_1231001_017
女性:
【chara 411 face 1 (normal)】
ああ、ありがとう。【chara 411 face 2 (joy)】
よかった……
このメモがなかったら、
また作品の資料を集め直す羽目になってたわ。
voice: vo_adv_1231001_018
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
作品の資料……どすか?
voice: vo_adv_1231001_019
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
ええ、私は小説を書いててね。
このお店には、次のお話のネタ探しに来たのよ。
voice: vo_adv_1231001_020
小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】
だけど、なかなか良いアイデアが浮かばなくって。
お二人さん、買い物の邪魔してごめんなさいね。
voice: vo_adv_1231001_021
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
そない気にせんといておくれやす。
うちらも買い物に来たわけやありまへん。
【chara 101011 face 2 (joy)】
小説を書いてる先生と同じ理由どすえ。
voice: vo_adv_1231001_022
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
同じ理由……【chara 411 face 1 (normal)】
ってことは、あなたも小説を書いてるの?
voice: vo_adv_1231001_023
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
いえ、うちはお話を書いてるわけやありまへんけど……
【chara 101011 face 1 (normal)】
新しいアイデアを探してるとこなんどす。
voice: vo_adv_1231001_024
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あなたも何かお悩み中みたいね。
【chara 411 face 1 (normal)】
ここで会ったのも何かの縁だし、
私でよければ悩んでる若人の相談に乗るわよ。
voice: vo_adv_1231001_025
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
その代わりに……
ちょっとした取材をさせてもらえるとうれしいんだけど。
私のおごりでお茶でもしながらね。
voice: vo_adv_1231001_026
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
……なるほど。ここまでの話をまとめると、
【chara 411 face 1 (normal)】
マホさんはぬいぐるみの新しい衣装を作ろうとしているわけね。
voice: vo_adv_1231001_027
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
でも、ここしばらく不調続きで……
気分転換のついでに新しいアイデアを求めて外出。
先ほどのぬいぐるみ屋で私と出会った……と。
voice: vo_adv_1231001_028
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
そうなんどす。
【chara 101011 face 6 (surprised)】
うち、こないなこと初めてやさかい、
【chara 101011 face 4 (sad)】
どないしたらええか、分からへんようになってしもて。
voice: vo_adv_1231001_029
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
うーん……話を聞いた感じだと、
まさに典型的なスランプって感じだけど。
voice: vo_adv_1231001_030
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
スランプ……?
これがそうなんどすか?
voice: vo_adv_1231001_031
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
たぶんそうだと思うわ。
【chara 411 face 6 (surprised)】
突破口を探してもがいて、一向に出口が見えない。
ずっと長いトンネルを掘り続けてる気持ちになるのよね。
voice: vo_adv_1231001_032
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
そういう時は、自分の中にエネルギーを溜めるしかないわ。
新しい物を見たり、腕を磨いたり、
今できることをして、最後の壁を越えられる瞬間を待つの。
voice: vo_adv_1231001_033
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
つまり、解決法は……
Choice: (6) ……待つしかない?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1231001_034
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
シンプルに言えば、そうなるわね。
voice: vo_adv_1231001_035
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
はぁ……なるほど。
これがいわゆる「スランプ」やったんやねぇ。
王子はん、うちスランプなんやって。
voice: vo_adv_1231001_036
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
そういえば、さっきから気になってたんだけど。
その男の子のこと、王子って……?
voice: vo_adv_1231001_037
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
そうどす。王子はんはマホマホ王国の王子はんで、
【chara 101011 face 2 (joy)】
うちはマホマホ王国のお姫はんどす♪
voice: vo_adv_1231001_038
小説家:
【chara 101011 face 1 (normal)】
【chara 411 face 4 (sad)】
マホマホ……王国……?
なかなか、その……【chara 411 face 6 (surprised)】
ユニークね。独創性があって。
普段からそう呼び合ってるの? そ、そう……
voice: vo_adv_1231001_039
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
でも、あなたたち……興味深いわね。
次の主人公に、王子と姫……うん、アリかも。
【chara 411 face 3 (anger)】
それなら舞台は……そうなるかしら……
voice: vo_adv_1231001_040
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
あの、どうかしはりました?
voice: vo_adv_1231001_041
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
う、ううん。なんでもない、こっちの話。
【chara 411 face 2 (joy)】
私、ちょっと用事を思い出したから帰るわね。
voice: vo_adv_1231001_042
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あ、支払いは済ませたからゆっくりしていって。
【chara 411 face 1 (normal)】
それじゃ……【chara 411 face 2 (joy)】
また、会いましょうね。
voice: vo_adv_1231001_043
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
…………?
はい、さいなら……?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それから、しばらくして────
voice: vo_adv_1231001_044
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】
王子はん。スランプがつらい言われる理由が、
うちも段々分かってきました。
そない簡単に抜けられへんもんやね……【chara 101011 face 6 (surprised)】
って、あら?
voice: vo_adv_1231001_045
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
王子はん、あの人……
こないだ会うた小説家の先生ちゃいます?
voice: vo_adv_1231001_046
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
こんにちは。あなたたちを探してたのよ。
ここに来れば会えるかと思って。
voice: vo_adv_1231001_047
マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】
うれしいこと言うてくれはりますなぁ。
【chara 101011 face 1 (normal)】
それで、うちらに何かご用どすか?
voice: vo_adv_1231001_048
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
ええ。近々、泊まりの長期取材を予定してるんだけど……
【chara 411 face 2 (joy)】
あなたたち、私の取材旅行に同伴する気はないかしら?
voice: vo_adv_1231001_049
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
取材旅行……?
voice: vo_adv_1231001_050
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
ええ、ちょっと遠くまでね。
【chara 411 face 6 (surprised)】
一人で行ってもいいんだけど……
【chara 411 face 1 (normal)】
私だけじゃなく、若者目線にはどう見えるかも知りたいのよ。
voice: vo_adv_1231001_051
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
それにマホさんの様子を見た感じ……
そのスランプから抜ける手助けにもなると思うわよ。
voice: vo_adv_1231001_052
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】
うちにとっては渡りに船のお話やけど……
どないしまひょ、王子はん?
Choice: (7) 僕は大丈夫。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1231001_053
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
うちも、ギルドのお仕事を調整すれば大丈夫そうや。
【chara 101011 face 2 (joy)】
そんなに忙しない時期で助かったわぁ。
voice: vo_adv_1231001_054
小説家:
【chara 101011 face 1 (normal)】
【chara 411 face 2 (joy)】
二人とも、一緒に来てくれるってことでいいのね?
それじゃ次の週末はどうかしら。
ちょっと遠出になるから、動きやすい服装でよろしくね。
voice: vo_adv_1231001_055
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
場所は行ってからのお楽しみってことで。
【chara 411 face 2 (joy)】
じゃあ、当日にまた会いましょう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして旅行当日。
マホたちは取材旅行の目的地へ到着した──
Choice: (8) 緑がいっぱいだね。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1231001_056
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
ようやく着いたわ。
【chara 411 face 2 (joy)】
このジャングルが取材旅行の目的地よ。
voice: vo_adv_1231001_057
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ランドソルからずいぶん遠くまで来ましたなぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
動きやすい服装で、って言わはった理由が分かりました。
voice: vo_adv_1231001_058
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
虫さんや鳥さんが歌ってはって、賑やかやねぇ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
でも、こないなとこに人が住んではるんやろか。
voice: vo_adv_1231001_059
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
人? 【chara 411 face 1 (normal)】
いいえ、文献での調査によると
このジャングルに人は住んでないはずよ。
voice: vo_adv_1231001_060
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
え? ほな、何を取材しに来はったんどす?
voice: vo_adv_1231001_061
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
よくぞ聞いてくれました。
今回の取材旅行で私たちが捜すのは……
voice: vo_adv_1231001_062
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
この密林に潜んでいるといわれる、伝説の魔獣よ!
voice: vo_adv_1231001_063
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
伝説の魔獣……どすか?
voice: vo_adv_1231001_064
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
そうよ。【chara 411 face 1 (normal)】
二人にはまだ言ってなかったかしら?
私の代表作シリーズは冒険小説なの。
voice: vo_adv_1231001_065
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
人跡未踏の地に隠された伝説を追い求めるロマン!
【chara 411 face 6 (surprised)】
スリルあるアクション&サスペンス!
【chara 411 face 3 (anger)】
呪いと陰謀渦巻く、古代遺跡や魔宮!
voice: vo_adv_1231001_066
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
そしてここはジャングル……獣たちの王国よ。
そんな緑の魔境に潜む伝説の魔獣は
いわば王国の頂点……【chara 411 face 2 (joy)】
つまり、森の王よ!
voice: vo_adv_1231001_067
小説家:
【chara 411 face 3 (anger)】
でも、大自然では一瞬の油断が命取り……
どこにどんな危険が潜んでいるか分からないわ。
【chara 411 face 1 (normal)】
あなたたちも、くれぐれも気をつけてね。
voice: vo_adv_1231001_068
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
森には、かつての古代文明の遺跡が残っているみたいだし
侵入者用の罠もあちこちに……【chara 411 face 3 (anger)】
って、マホさん? 聞いてる?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1231001_069
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
森の王様……【chara 123111 face 2 (joy)】
素敵な響きやわぁ♪
voice: vo_adv_1231001_070
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
もう先生も人が悪いわぁ、前もって言うてくれはったら
ちゃんとした手土産の一つも用意しましたのに。
【chara 123111 face 4 (sad)】
うち、お手製のお茶菓子くらいしかありまへんよ?
voice: vo_adv_1231001_071
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あ、あの、マホさん?
王国っていうのは、あくまで例えで……
voice: vo_adv_1231001_072
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はん、よその国にお邪魔するなら、
うちらも失礼のないようにせなあきまへんえ。
voice: vo_adv_1231001_073
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
でも、こんなこともあるかと思うて
お茶会の道具一式、持ってきといてよかったわぁ。
voice: vo_adv_1231001_074
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
もし王様に会ったら、ちゃんとご挨拶して
【chara 123111 face 2 (joy)】
森の中で優雅にお茶会するのも素敵やと思いまへん?
voice: vo_adv_1231001_075
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あー、まあ……そうね!
細かいことは抜きにして、それでいいわ!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1231001_076
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
でも、今日はこの森に来るまで時間もかかったし、
このままだと暗い森を彷徨うことになるわ。
【chara 411 face 2 (joy)】
暗くなる前にベースキャンプを作りましょう。
voice: vo_adv_1231001_077
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
二人とも、テントを組み立てるのは初めて?
なら、やり方を教えるわね──
voice: vo_adv_1231001_078
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
えっと、まずはテントを建てる場所を探すんやね。
平らな地面がええて言うてはったけど……
voice: vo_adv_1231001_079
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
この辺の岩をどけたらええ感じになりそうやね。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
よい、しょ……
Choice: (9) 手伝おうか?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1231001_080
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ううん、うちのことは大丈夫どす。
王子はんも自分の分、用意せなあきまへんやろ?
voice: vo_adv_1231001_081
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
うちかて一人でテントくらい張れますさかい。
【chara 123111 face 1 (normal)】
それに……うち、自分の力でやってみたいんどす。
voice: vo_adv_1231001_082
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
いつも【自警団(カォン)】のみんなとおる時は、
他のみんなが気ぃ利かしてやってくれはるから、
【chara 123111 face 6 (surprised)】
こういうのする機会ってあんまりあらへんのよ。
voice: vo_adv_1231001_083
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
まあ、ギルドマスターには
他に代われへん仕事が山ほどあるさかい、
【chara 123111 face 2 (joy)】
それに専念させてもろてる訳なんやけど。
voice: vo_adv_1231001_084
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
でも、ここでは誰も代わりにやってくれへんやろ?
【chara 123111 face 1 (normal)】
それがちょっと新鮮で楽しいんよ。
voice: vo_adv_1231001_085
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
こんな機会あんまりあらへんから、
【chara 123111 face 2 (joy)】
自分でできることは目一杯やってみたいんどす。
Choice: (10) 分かった。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1231001_086
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
おおきにな、王子はん。
【chara 123111 face 1 (normal)】
あ、でもやり方は教えてもろてもええ?
【chara 123111 face 2 (joy)】
それに、うちの応援もしてくれはったらうれしいわぁ♪
voice: vo_adv_1231001_087
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
やりましたえ、王子はん!
うち、自分の力でテント張れましたえ♪
Choice: (11) お疲れさま!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1231001_088
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
マホさん、お疲れさま。
【chara 411 face 1 (normal)】
これでベースキャンプの設営は終わったわね。
voice: vo_adv_1231001_089
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
それなら、みんなでお茶するんはいかがどす?
【chara 123111 face 2 (joy)】
うち、お気に入りのティーセットを持ってきてますさかい。
voice: vo_adv_1231001_090
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
テントの脇に置いといたはず……あら?
見当たりまへん。王子はん、どこかに動かさはりました?
Choice: (12) 触ってないよ?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1231001_091
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
うーん、どこ行ったん……?
【chara 123111 face 6 (surprised)】
まさか、鞄がひとりでに動くわけあらへんし……
voice: vo_adv_1231001_092
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
あ! ありましたわぁ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
せやけど、うちキャンプのこんな端の方に置いたやろか?
voice: vo_adv_1231001_093
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あら? うちの鞄の下に何か居はるわ……?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
………………
voice: vo_adv_1231001_094
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
わ、小さな魔物はんや。【chara 123111 face 2 (joy)】
こんにちは~
魔物:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 1611 face 1 (normal)】
………………
voice: vo_adv_1231001_095
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あの、魔物はん。がっしり掴んではるけど……
これはうちの大事な荷物なんよ。
このまま渡してくれるとうれしいんやけど……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
………………
voice: vo_adv_1231001_096
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
あ、分かってくれはった?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1231001_097
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ああっ、魔物はん!
うちの鞄、返しておくれやす~!
voice: vo_adv_1231001_098
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……
ま、待っとくれやす~!
voice: vo_adv_1231001_099
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
はぁ……あきまへん。【chara 123111 face 6 (surprised)】
あの魔物はん、
木の上をひょいひょい~って上手に跳んでいかはる。
【chara 123111 face 4 (sad)】
このまま追いかけっこしてても、よう追いつけへんわぁ。
voice: vo_adv_1231001_100
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
でも、うちの魔法を当ててまうと
鞄ごと中身まで壊してしまうかもしれへん……
voice: vo_adv_1231001_101
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はん、ここは連係プレーでいきますえ。
Choice: (13) 任せて!
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1231001_102
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ほな、うちが魔法で足止めしまひょ。
【chara 123111 face 2 (joy)】
みらくるまほりん、くるりんぱ~♪
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1231001_103
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
驚かせて堪忍どす。
【chara 123111 face 1 (normal)】
でも、これで鞄を放さはりましたえ──【chara 123111 face 3 (anger)】
王子はん!
Choice: (14) 荷物をキャッチする。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1231001_104
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はん、ナイスキャッチや~♪
【chara 123111 face 1 (normal)】
うちの言いたいこと、よう分かってくれはりました。
voice: vo_adv_1231001_105
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
なんも言わんでも通じ合える……
【chara 123111 face 5 (shy)】
やっぱり、王子はんは【chara 123111 face 2 (joy)】
うちの運命のお人どす♪
voice: vo_adv_1231001_106
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
荷物も……【chara 123111 face 1 (normal)】
良かった、中身はぜーんぶ無事や。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
お菓子を詰め込んでたから、この匂いに惹かれたんかなぁ。
Choice: (15) さっきの場所に戻ろう。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1231001_107
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
そうやね、急にキャンプを抜け出してしもうたから
【chara 123111 face 4 (sad)】
心配かけてもうてるやろうし。
voice: vo_adv_1231001_108
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ところで、王子はん。
うちな、一つ聞きたいことがあるんやけど……
voice: vo_adv_1231001_109
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
……うちらの帰り道、どっちか分からはります?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
マホと{player}は、ベースキャンプへの帰り道が
すっかり分からなくなっていることに気づくのだった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──そして、そんな二人を陰から眺める人影があった。
voice: vo_adv_1231001_110
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
いきなりのトラブルだったけど、なんとかなって良かったわ。
【chara 411 face 2 (joy)】
でも、想定外のハプニングはストーリー展開的にハナマルね!
voice: vo_adv_1231001_111
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
二人とも、このまま良いリアクションを見せてちょうだい。
次の新作に生かすため、良い取材対象になってもらうわよ。
voice: vo_adv_1231001_112
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
あの、先生。言われた通りにしましたけど……
本当にいいんですか?
この冒険旅行、すべて仕込みありきってのは……
voice: vo_adv_1231001_113
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
いいのよ。嘘と知らないからこそ、
何も飾っていないナマの反応が見られるの。
あなたたちスタッフまで雇ったのも、すべてはリアリティ追求のため!
voice: vo_adv_1231001_114
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あ、でも怪我はしないように作ってあるのよね?
そこだけはきっちり気をつけておかないとだめよ?
voice: vo_adv_1231001_115
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
はい、大丈夫です。
安全面には最大限注意してますから。
voice: vo_adv_1231001_116
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
よろしい。それでは、取材の続きに行くわよ。
【chara 411 face 2 (joy)】
初々しいあの二人は、どんな冒険を見せてくれるのかしら。
見てるだけでインスピレーションが掻き立てられるわ~!