マホ(エクスプローラー) 第2話
遭難したマホと{player}は様々な罠が待ち受ける密林や洞窟を踏破して小説家と合流を果たす。だがその裏、小説家の手によって冒険旅行の最後となる大仕掛けが着々と進められていたのだった。
-------------- situation:
王子と姫の小さな冒険
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
秘境への取材旅行にやってきたマホと{player}。
キャンプから離れ、森の中で迷ってしまった二人だったが……
voice: vo_adv_1231002_000
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子は~ん、お茶が入りましたえ。
voice: vo_adv_1231002_001
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
森の中でお茶会なんておとぎ話みたいで素敵やわぁ♪
【chara 123111 face 1 (normal)】
このティーセット、うちのお気に入りなんよ。
voice: vo_adv_1231002_002
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
せやけど、これからどないしまひょ?
うちら迷子になってもうたみたいや。
Choice: (1) これって、いわゆる遭難……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1231002_003
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
そうなん? 【chara 123111 face 4 (sad)】
……って、ちゃうで王子はん。
しょうもない冗談言うたみたいになってしもうたけど。
voice: vo_adv_1231002_004
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
迷子になった時は、変に焦って歩き回ったりせんと
いったん落ち着くのが重要なんどす。
voice: vo_adv_1231002_005
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うち、子どもの頃からよう迷子になったりしてなぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
むかーし、お父はんお母はんに教えてもろたんよ。
voice: vo_adv_1231002_006
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
それに手掛かりが全くなしってわけでもあらへんのよ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
これが、今回の取材旅行で使う地図なんやけど……
ここんとこ見ておくれやす。
voice: vo_adv_1231002_007
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
山の頂上の方に目的地が書いてありますやろ?
【chara 123111 face 1 (normal)】
うち、ここを目指して進んだ方がええと思うんよ。
voice: vo_adv_1231002_008
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
目的地は山のずいぶん上の方やし、
【chara 123111 face 4 (sad)】
先生も、うちらを探して先に進んでるかもしれまへん。
voice: vo_adv_1231002_009
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
それやったら、うちらも山の頂上を目指した方がええと思うんよ。
山を登っていけば、いつか頂上にはたどり着きますさかい。
voice: vo_adv_1231002_010
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
ほな、このお茶を飲み終わったら行きまひょか。
マホマホ探検隊、出発や~♪
voice: vo_adv_1231002_011
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
『そうしてマホマホ探検隊は、伝説の魔獣さんと会うために
険しい森をすすんでいくのでした』
Choice: (2) そのナレーションは?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1231002_012
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
王子はん。あまり細かいこと気にしはったらいけまへん。
【chara 123111 face 1 (normal)】
冒険にはこういうのが付き物なんよ?
voice: vo_adv_1231002_013
マホ:
【chara 123111 face 3 (anger)】
『しかし、マホ姫と王子はんの冒険には
危険な罠が待ち受けているのでした』
Choice: (3) …………罠?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1231002_014
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あの小説家の先生にもらった地図なんやけど、
危なそうなとこが色分けされてるんよ。
voice: vo_adv_1231002_015
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
えっと、この辺やと……
『古代遺跡につながる洞窟を守るため仕掛けられた、
たくさんの罠に注意……』やって。
Choice: (4) うわっ!?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1231002_016
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
わ、王子は~ん。大丈夫どすか~?
voice: vo_adv_1231002_017
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
言うたそばから落とし穴があるやなんて……
【chara 123111 face 6 (surprised)】
すぐロープ下ろしますさかい、ちょっと待っててな~
voice: vo_adv_1231002_018
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はんが無事でよかったわぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
中にクッション敷いててくれるなんて不思議やね。
voice: vo_adv_1231002_019
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
こないな感じで罠がぎょうさん仕掛けられてるみたいやし、
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はん、怪我せんよう気ぃつけて進みまひょ。
voice: vo_adv_1231002_020
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
でも先生、初めて来るって言うてはったのに
なんでこない詳しい地図持ってはったんやろ?
voice: vo_adv_1231002_021
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
この洞窟を抜けたら、目的地まですぐみたいや。
voice: vo_adv_1231002_022
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
中は迷路みたいに入り組んでるさかい、
【chara 123111 face 2 (joy)】
うちから離れたらあきまへんえ。王子はん。
voice: vo_adv_1231002_023
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
お姫はんかて、たくましゅうならなあかん時代どす。
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はんのことは、うちが守ってみせますさかい、
頼りにしておくれやす♪
voice: vo_adv_1231002_024
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うち、前にカスミはんに教えてもろたんよ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
迷路を進む時は、ずっと右手を壁について進むと
出口まで迷わんとたどり着けるて──
voice: vo_adv_1231002_025
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あら、なんか押してもうたみたいやわ。
すごい揺れてるけど、地震やろか?
Choice: (5) う、後ろ……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1231002_026
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
後ろ……?
voice: vo_adv_1231002_027
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あら、遠くの方からえらい大きな岩が転がってきてるなぁ。
このままやと、うちらペシャンコにされてしまいそうやわ。
Choice: (6) 早く逃げないと!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1231002_028
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はん、王子はん。
こないな時は焦ったらあきまへん。
【chara 123111 face 1 (normal)】
おとぎ話やと、知恵を働かせてピンチを脱出するもんどす。
voice: vo_adv_1231002_029
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
まずは周囲を観察することが重要どす。
【chara 123111 face 2 (joy)】
これもカスミはんの受け売りやけど。
voice: vo_adv_1231002_030
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
横に抜け道があったりは……【chara 123111 face 4 (sad)】
せぇへんなぁ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
上も下も……逃げ道は見当たらへん。
voice: vo_adv_1231002_031
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うーん……
なぁ、王子はん。うち思うんやけど。
voice: vo_adv_1231002_032
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
これ、急いで逃げな危ないんとちゃいます?
voice: vo_adv_1231002_033
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
わっ、王子はん?
【chara 123111 face 4 (sad)】
そない手ぇ引っ張らんといて~
うち、走るの苦手なんよ。ちょっと待っておくれやす~
voice: vo_adv_1231002_034
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あ、王子はん! そこ!
そっちの壁に飛び込めそうな穴がありますえ。
voice: vo_adv_1231002_035
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
中にすべり台みたいなんがあるみたいやわ。
【chara 123111 face 4 (sad)】
なんでこないなもんが作られてるんやろ。
voice: vo_adv_1231002_036
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ひゃっ、王子はん?
そない急に抱きしめられたら、うち、びっくりしてしまいますえ?
voice: vo_adv_1231002_037
マホ:
【chara 123111 face 5 (shy)】
でも、ちょっと大胆な王子はんもええなぁ♪
【chara 123111 face 6 (surprised)】
……もう時間があらへん?
ほんまや。のんびりしとる場合とちゃうみたいやね。
voice: vo_adv_1231002_038
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
あ、このまま行くん?
そんなら一緒に行きまひょか、王子はん。
voice: vo_adv_1231002_039
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はん。うちのこと、離さんといてな♪
ほな、行きますえ~
voice: vo_adv_1231002_040
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ひゃ~~~~~~~!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
バシャーーーーン!!
voice: vo_adv_1231002_041
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
すっかりびしょびしょになってしもうたわぁ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
王子はん、怪我とかしとりまへんか?
voice: vo_adv_1231002_042
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
ふぇっ……くしゅん!
うぅ、外と違うてこの辺りはずいぶん涼しなぁ。
このままやと風邪ひいてしまいそうやわ。
voice: vo_adv_1231002_043
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
たき火でもして少し火に当たった方がええね。
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はん、ちょっと待っててな?
voice: vo_adv_1231002_044
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
みらくるまほりん、【chara 123111 face 2 (joy)】
くるりんぱ~♪
voice: vo_adv_1231002_045
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
はい、火ぃつきましたえ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
薪を集めて、冷えた体を温めまひょ。
voice: vo_adv_1231002_046
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ロープでも張れそうな場所があったら
服を乾かせるんやけど……【chara 123111 face 4 (sad)】
見当たらへんなぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
このまま火ぃに当たって乾くの待ちまひょか。
voice: vo_adv_1231002_047
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
鞄の中に、お菓子入れてましてん。
【chara 123111 face 2 (joy)】
こんな状況やからこそ、栄養補給は重要どす。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
えっと、ここに……
voice: vo_adv_1231002_048
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
はい、ありました。
【chara 123111 face 2 (joy)】
まだ濡れてへんやつがあってよかったわぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はん、おあがりやす。
Choice: (7) マホ姫は食べないの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1231002_049
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うち? 【chara 123111 face 4 (sad)】
えっと……
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うちはまだおなか空いてへんさかいに。
【chara 123111 face 1 (normal)】
遠慮せんと先に食べてもうてええよ。
voice: vo_adv_1231002_050
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
……王子はん?
【chara 123111 face 1 (normal)】
そないにうちの鞄見てもあげまへんで。
きちんと半分こずつや。
voice: vo_adv_1231002_051
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あっ、王子はん!?
【chara 123111 face 4 (sad)】
人の鞄、勝手に覗いたらあかんて──
Choice: (8) ……マホ姫の分は?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1231002_052
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
……あらら、バレてしもうた。
voice: vo_adv_1231002_053
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
無事やったの、その一個だけやったんよ。
【chara 123111 face 4 (sad)】
さっき水に落ちた時に
全部ずぶ濡れになってしもうたみたいで……
voice: vo_adv_1231002_054
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
王子はん、うちより体大きいし
【chara 123111 face 6 (surprised)】
いざという時に動けへんかったら困りますやろ?
voice: vo_adv_1231002_055
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
それに……【chara 123111 face 1 (normal)】
ほら。
うちは動けへんようになっても、【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はんが運んでくれますさかい♪
【chara 123111 face 1 (normal)】
そん時はお姫さま抱っこでお願いしますえ?
voice: vo_adv_1231002_056
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
せやから、その……
【chara 123111 face 1 (normal)】
そのお菓子は、うちより王子はんが食べた方がええかなって。
そう思うたんよ。
voice: vo_adv_1231002_057
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あの……王子はん、なんか怒ってはる?
【chara 123111 face 4 (sad)】
ずーっと黙ってはるけど……
voice: vo_adv_1231002_058
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あ……
王子はん、このお菓子……
Choice: (9) 二人で半分こにしよう。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1231002_059
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
王子はん……
Choice: (10) お菓子、ありがとう。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1231002_060
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ううん、うちの方こそ。
【chara 123111 face 4 (sad)】
うち、いつも王子はんに助けられてばっかりや。
voice: vo_adv_1231002_061
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あのな、王子はん。
【chara 123111 face 1 (normal)】
うち、この旅行の話が来た時に決めたことがあるんよ。
どんなことがあっても、まず自分の力だけでやってみるって。
voice: vo_adv_1231002_062
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ほら、うちギルドマスターやっとりますやろ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
【自警団(カォン)】としてギルドへの依頼を受けたりすると、
みんな率先して力仕事をやってくれるんよ。
voice: vo_adv_1231002_063
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
それに助けられてることも多いんやけど……
【chara 123111 face 4 (sad)】
でも、ちょっと申し訳なく感じる時もあってなぁ。
voice: vo_adv_1231002_064
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
確かに、うちはみんなより体力があらへん。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
でも……もう少し頼ってほしいって思う時もあるんよ?
voice: vo_adv_1231002_065
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
それで、今回の旅行の話が来た時に
【chara 123111 face 1 (normal)】
うちだけで、どこまでできるんか試してみよ~思うて。
voice: vo_adv_1231002_066
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
でも、うちにマコトはんやカオリはんみたいに体力あったら、
さっきも王子はんを引っ張っていけたんかもしれへん。
【chara 123111 face 4 (sad)】
カスミはんみたいに頭が良かったら、あの罠も見抜いてたやろうし。
voice: vo_adv_1231002_067
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
なかなかうまくいかへんもんやなぁ。
うち一人やとなーんもできひん。みんなに助けられてばっかりで。
Choice: (11) 僕もそうだよ。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1231002_068
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
王子はんも?
……このたき火で温まれてるのもうちのおかげ、って?
voice: vo_adv_1231002_069
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
これくらい大したことやありまへん。
【chara 123111 face 1 (normal)】
うちかて、王子はんに何度も助けてもろてるし……
Choice: (12) それでいいんじゃないかな。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1231002_070
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
……うち、なんでも自分でできなあかんと思うてたみたいやわ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
だーれもそんなこと、言うてへんのになぁ。
voice: vo_adv_1231002_071
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はんがいて、うちがおる。
一人でなんでもやろうと思わんと、
力を合わせて乗り越えていけばええんやね。
voice: vo_adv_1231002_072
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
なんでこんな簡単なこと、気づかへんかったんやろ。
【chara 123111 face 2 (joy)】
王子はん、おおきに。
voice: vo_adv_1231002_073
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
そろそろ服も乾いてきたし、
王子はん、出発の準備は大丈夫どす?
voice: vo_adv_1231002_074
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
この先、さっきみたいな罠が
ぎょうさん待ち受けとるかもしれまへん。
voice: vo_adv_1231002_075
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はんのことは、うちがきっちり支えます。
せやさかい王子はんもうちのこと、【chara 123111 face 2 (joy)】
よろしゅう支えたってな♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1231002_076
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
王子はん、王子はん!
地図にあった目的地って、あれちゃいます?
Choice: (13) やっと見つけた……!
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1231002_077
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ほんまになぁ……
洞窟出たらすぐやと思うたのに、ずいぶん時間かかってしもて。
voice: vo_adv_1231002_078
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
途中で道を間違うて迷ったり、突然丸太が転がってきたり……
【chara 123111 face 4 (sad)】
王子はんが底なし沼にずっぷりはまった時は
流石にもうあかんかと思いましたえ。
voice: vo_adv_1231002_079
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
でも、色んな偶然に助けられて良かったわぁ。
狙ったように地図が落ちてたりして。
voice: vo_adv_1231002_080
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
この旅行が終わったら、マホマホ王国のみんなにも
【chara 123111 face 2 (joy)】
今回の冒険のこと、ぎょうさん話してあげたいわぁ。
voice: vo_adv_1231002_081
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
今度はランスロットたちと
一緒に冒険するのもええかもしれへんなぁ。
みんなでお揃いの冒険衣装作って。【chara 123111 face 2 (joy)】
どうやろか、王子はん?
voice: vo_adv_1231002_082
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ほな、合流しに行きまひょ。
先生も心配してるやろし、早よ安心させたげな。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1231002_083
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
ああ、マホさんたち。
無事だったのね。良かったわ。
voice: vo_adv_1231002_084
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
心配かけたみたいでえろすんまへん。
【chara 123111 face 2 (joy)】
けど、先生も無事みたいでよかったわぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
ここまで来る途中、大変やありませんでした?
voice: vo_adv_1231002_085
小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】
ええ、本当に大変だったわ……
途中で見失いかけた時はどうしようかと……
voice: vo_adv_1231002_086
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あら、先生も道を間違えはったんどすか?
ほなこうやって合流できたのは、ほんまに奇跡みたいやね。
voice: vo_adv_1231002_087
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
そ……そうね! 合流できて本当に良かったわ!
【chara 411 face 2 (joy)】
それより二人の冒険について聞かせてくれるかしら。
……本人からの体験談も資料にしておきたいし。
voice: vo_adv_1231002_088
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
ほな、お茶でも淹れながらまったりお話ししまひょ♪
voice: vo_adv_1231002_089
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
……ついに洞窟にたどり着いたマホ姫と王子はん。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
そんな愛しの二人に、またしても困難が襲いかかるのでした。
voice: vo_adv_1231002_090
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
迫りくる大きい岩を見て、うちは言いました。
【chara 123111 face 4 (sad)】
『ああ、王子はん。いけまへん。
ここはうちを置いて、王子はんお一人だけでもお逃げやす~』
Choice: (14) そんなことあったかな……?
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1231002_091
小説家:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 411 face 2 (joy)】
ふふふ、聞けば聞くほど興味を引かれるわね。
【chara 411 face 1 (normal)】
マホさんのお話って不思議な魅力があるわ。
voice: vo_adv_1231002_092
小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】
私も子どもの頃は、妖精さんに会ったことがあるの。
その妖精さんに、妖精の国のお話を聞かせてもらったりもしたのよ?
【chara 411 face 1 (normal)】
マホさんが話してくれた、マホマホ王国の物語みたいにね。
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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】
周りの大人たちは信じてくれなかったけど……
【chara 411 face 1 (normal)】
でも、少しでも自分が見たものを伝えたくて。
それで物語を書き始めたのが、小説家になったきっかけ。
voice: vo_adv_1231002_094
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
マホさん……それにあなたは、
まだ心から信じられるのね。
【chara 411 face 4 (sad)】
私は……
voice: vo_adv_1231002_095
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
信じるも何もあらへんと思いますけど……
先生は信じてはらへん?
voice: vo_adv_1231002_096
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
あると信じたい……かしら。
【chara 411 face 6 (surprised)】
だけど、妖精の羽だと思って見た物が、
単なる枯れた木の葉だったり……
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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
そうして確かに見えていた……
【chara 411 face 4 (sad)】
見えていると思っていたものがなくなって。
【chara 411 face 1 (normal)】
今は……本当に妖精が居たのか、分からなくなっちゃった。
voice: vo_adv_1231002_098
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
居るに決まっとります。
妖精の国もあります。
voice: vo_adv_1231002_099
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あら、きっぱりと言い切るのね?
voice: vo_adv_1231002_100
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
仲良うしてた友達なら、
ちょっとくらい離れてても、お互いを覚えとるもんどす。
voice: vo_adv_1231002_101
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
先生が大事にしてはったお友達なら尚更、
【chara 123111 face 1 (normal)】
妖精はんも同じように思うとるんちゃいます?
【chara 123111 face 2 (joy)】
きっと、また会える日を楽しみに待ってはりますえ。
voice: vo_adv_1231002_102
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】
……そういうものかしら。
voice: vo_adv_1231002_103
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
そういうもんどす♪
voice: vo_adv_1231002_104
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
あら、先生。カップが空になってますえ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
お茶のおかわりはいかがどす?
すぐに準備しますさかい──
voice: vo_adv_1231002_105
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
……先生、先生? 大丈夫ですか?
voice: vo_adv_1231002_106
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
……あ、ああ。ごめんなさい。
えーっと、何の話だったかしら?
voice: vo_adv_1231002_107
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】
最後の仕掛けについて、計画通りで大丈夫かの確認です。
voice: vo_adv_1231002_108
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】
マホさんみたいな女の子が活躍するメルヘンな物語。
そんなのがあってもいいのかもしれない。【chara 411 face 4 (sad)】
けれど……
voice: vo_adv_1231002_109
小説家:
【chara 411 face 3 (anger)】
私に求められてるのは、ヒリつくような冒険の物語よ。
このままじゃ、新作の資料としてはとても使えないもの。
voice: vo_adv_1231002_110
小説家:
【chara 411 face 3 (anger)】
想定してたような撮れ高がない以上、このままじゃ帰れない。
撮影は続行よ、あなたたちも準備して。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうして、マホたちの知らぬ裏側で、
旅行最後となる大仕掛けの準備が着々と進められるのだった。