マホ(エクスプローラー) 第3話
小説家からこれまでの冒険が全て作り物だったと明かされるマホ。だがそんなマホたちの前に本物の『伝説の魔獣』が姿を現す。とびきりの思い出と共に、マホ一行の冒険旅行の終わりを迎えるのだった。


-------------- situation:
ピリオドの先のおとぎ話
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジャングルを進むマホたち一行の目前に、
伝説の魔獣が棲むという森が迫っていた。

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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 賑やかどすなぁ。
鳥さんも楽しそうに歌ってはりますわぁ。

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 この先が、伝説の魔獣さんのおる場所どすか?

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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 ええ、調査資料によると最後に目撃されたのは
この付近のはずだけど……

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 【chara 411 face 6 (surprised)】 【chara 123111 face 6 (surprised)】 そこの茂みに何かおるみたいや。
【chara 123111 face 3 (anger)】 みなはん、お気を付けやす。

伝説の魔獣?:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 あ、あれは……資料の通りだわ!
あれが伝説の魔獣よ!

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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 おお~、ほんまに居はったわ。
【chara 123111 face 1 (normal)】 うちもお姫はんとしてきちんとご挨拶せなあきまへんな。

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 マ、マホさん? そんなに近づいちゃ危ないわよ!?

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 魔獣さん、お会いできて光栄どす。
【chara 123111 face 2 (joy)】 うちはマホマホ王国のプリンセスでマホ姫、言いますー

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 ほら、王子はんもご挨拶せな……【chara 123111 face 6 (surprised)】 あら?
王子はんがいはらへん。

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 どこ行かはったんやろ? 王子は~ん?

Choice: (1) は~~い。
----- Tag 1 -----
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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 あら、魔獣さんがお返事しはりました。

伝説の魔獣?:
【chara 1611 face 1 (normal)】 グ、グオオオオオッ……

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マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】 魔獣さん、なんか戸惑ってはるみたいやわ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】 それに、この毛並みと手触り……随分もふもふしたはる。
うちがぬいぐるみ作りで使うのとよう似てはるね?

voice: vo_adv_1231003_012
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 首のとこに繋ぎ目みたいなんが見えるような……
【chara 123111 face 1 (normal)】 魔獣さん、ちょっと失礼しますえ?

voice: vo_adv_1231003_013
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 だめ、マホさん。そんなに頭を引っ張ったら……!

Choice: (2) ……ぐおおおおっ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1231003_014
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 あら、王子はん。こんにちは。
【chara 123111 face 1 (normal)】 こないなとこで会うなんて奇遇やね。
【chara 123111 face 2 (joy)】 魔獣さんの真似なんかしはって、かいらしわぁ♪

voice: vo_adv_1231003_015
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 それで……これは一体どういうことか、
【chara 123111 face 2 (joy)】 うちにも分かるよう説明してくれはります?

--- Switch scene ---

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 少し前のこと──

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スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──先生! 伝説の魔獣の着ぐるみ、準備できました。
撮影機材もカモフラージュして設置済みです。

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小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】 ありがとう。それじゃあ、手筈通りに頼むわね。
【chara 411 face 1 (normal)】 あの二人には知られないよう、
まずは向こうの藪に待機してもらって──

Choice: (3) 何してるんですか?
----- Tag 3 -----
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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 何って、もちろんマホさんたちが
伝説の魔獣と対面するシーンの撮影用──

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 あっ、あなた!? なんでここにいるの?
【chara 411 face 4 (sad)】 ああもう、これじゃ段取りが滅茶苦茶じゃない……

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 ……ねえ、お願い。
この事、マホさんには秘密にしてくれないかしら。

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 幸い、マホさんはまだこっちに気づいてない。
【chara 411 face 4 (sad)】 これが私たちの作った偽物の冒険だって知ってるのは
あなただけなの。

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マホの声:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 あら? また王子はんが居なくなったはるわ。
王子は~ん? どこ行かはりました~?

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スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】 先生、マホさんがキャンプから移動しようとしてます!
このままだと見つかりますよ!

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 迷ってる暇はないわ。お願い!
私たちを助けると思って、ここは協力してくれないかしら!?

Choice: (4) わ、分かりました。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1231003_025
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 ありがとう! それなら早速準備しないと。
【chara 411 face 3 (anger)】 スタッフ。マホさんにバレないよう、例のポイントへ誘導開始よ!

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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 あなたはこの着ぐるみの中に入ってくれる?
頭をかぶって……【chara 411 face 2 (joy)】 うん、いいじゃない! これならいけるわ!

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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 それじゃ、あなたは向こうの茂みに隠れて!
私たちの合図に合わせて登場よ。よろしく頼むわね!

--- Switch scene ---

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 ……というわけで、新作を書くために
これまであなたたちを撮影させてもらってたの。ごめんなさい。

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マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】 そんな……先生だけやなくて、
王子はんまでうちのことを騙してたなんて……
うちの弄ばれた乙女心、どないしたらええの? よよよ……

Choice: (5) ごめんなさい!
----- Tag 5 -----
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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 ふふっ、冗談どす♪

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 王子はんがいけずなことするから、
うちもちょっとからかってみとうなったんよ。【chara 123111 face 2 (joy)】 堪忍な、王子はん。

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 ずっと騙していてごめんなさい、マホさん。
本当は、もっとスリル溢れる大冒険になるはずだったのよ。

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 初めてこういう形の取材をやってみたけど……
頭の中で想像してたほど、上手くいかないわね。

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 でも、幕引きとしてはこれで良かったのかもしれない。
【chara 411 face 4 (sad)】 ごめんなさい、マホさん。それにあなたも。

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 人を騙してもロクなことにならないなんて、
物語の悪役を腐るほど書いてきて、分かってたはずなのにね。

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 先生……

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 うち、先生に感謝してますえ。
この旅行に連れてきてくれはって。

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 え……?

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 草木の濃い匂いに、色とりどりの動物さんがおって。
湿った土に、罠の待ち受けるジャングルの大冒険……
【chara 123111 face 2 (joy)】 うち、ほんまに胸が躍ったんよ。

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 確かに、この冒険は全部が用意されたものかもしれまへん。
【chara 123111 face 1 (normal)】 けれど、うちにとってはほんまもんの大冒険でした。

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 この冒険のおかげで、うち……
ランスロットたちの気持ちが分かった気ぃがします。
今はどんな衣装作ったらええか、なんて悩む事ありまへん。

voice: vo_adv_1231003_042
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 うちは来てよかったと思うてます。
【chara 123111 face 1 (normal)】 王子はんはどないでした?

Choice: (6) すっごくワクワクした。
----- Tag 6 -----
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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 王子はんも、こう言うてます。
【chara 123111 face 1 (normal)】 せやさかい、うちから何も言うことはありまへん。

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 むしろ、うちの悩みを解決してくれたお返しに……
【chara 123111 face 2 (joy)】 今度はうちが恩返しする番どす。

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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 この旅行が終わったら先生を、
マホマホ王国に客人としてご招待させてもらいますえ♪

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 うち、考えたんやけど……
伝説の魔獣さんが来はらへんかったのは、
今日、機嫌が悪かっただけかもしれまへんやろ?

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 それか、うちらみたいに迷子になってはるんかもしれまへん。
【chara 123111 face 1 (normal)】 気分良う散歩してはってたり、お昼寝してるんかも。

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小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 で、でも……大昔の伝説よ?
本当に存在するなんて、誰も本気で信じてるわけじゃ……

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 先生、言ってはりましたやろ?
【chara 123111 face 1 (normal)】 昔は妖精の国があると思ってはったって。

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 今は目に見えへんでも……
それは、無くなってしもうたわけやありまへん。

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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 あるものはあるんどす。
【chara 123111 face 1 (normal)】 妖精の国も、そこに住む妖精はんも、
今はちょっと見えへんようになっとるだけ。

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 せやさかい、うちはマホマホ王国のプリンセスとして、
【chara 123111 face 2 (joy)】 妖精の国とぜひ交流したいと思うとるんどす♪

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 そんな、国際交流の一歩として……
先生をマホマホ王国にお招きしたいんどす。
【chara 123111 face 6 (surprised)】 この招待、受けてくれますやろか……?

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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 ……そこまで丁寧にお誘いを受けたら、
断るわけにはいかないわね。

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小説家:
【chara 411 face 2 (joy)】 私でよければ、ぜひご招待を受けさせていただきますわ。

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マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 おおきに。
お越しの際は、心を尽くしておもてなししますさかい♪

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小説家:
【chara 123111 face 1 (normal)】 【chara 411 face 1 (normal)】 はぁ……話したらスッキリしちゃった。
【chara 411 face 2 (joy)】 それじゃあ帰りましょうか。
結局、最後の仕掛けもネタバラシしちゃったし。

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マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 そんなら、向こうの人にも声かけてきまひょか。
着ぐるみのまま、こっちをじーっと見て待機してはりますえ。

伝説の魔獣?:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ………………

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小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 ちょっとスタッフ、撮影が終わったって周知徹底しないと。
こんな暑い中、ずっと待たせちゃってかわいそうじゃない。

voice: vo_adv_1231003_060
スタッフ:
【chara 1 face 1 (normal)】 え? 自分たちが用意したのは、さっきの一体だけですよ?
その着ぐるみも回収して、みんな撤収準備に入ってますし……

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マホ:
【chara 411 face 6 (surprised)】 【chara 123111 face 6 (surprised)】 ほな、あそこにおる魔獣さんは……

voice: vo_adv_1231003_062
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 まさか……

Choice: (7) 本物…………!?
----- Tag 7 -----
伝説の魔獣:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 あれが本物の魔獣さん……
【chara 123111 face 1 (normal)】 さっき王子はんが着てはった着ぐるみとそっくりやね。

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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 それはそうよ。文献を山ほど読み込んで
資料から忠実に再現したんだもの。
【chara 411 face 6 (surprised)】 でもここまでそっくりとは驚いたわ……本当に瓜二つじゃない。

伝説の魔獣:
【chara 1614 face 1 (normal)】 グルルルルル……

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マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 でも、あの魔獣さん……なんか怒っとりまへん?

voice: vo_adv_1231003_066
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 古代ではそれこそ神のように祀られていたらしいわ。
【chara 411 face 2 (joy)】 狂暴さと穏やかさを兼ね備えていて、
人の善悪を見極めるって伝説があるの。

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小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 純粋な心の持ち主であれば何もされないわ。
【chara 411 face 6 (surprised)】 だけど……

伝説の魔獣:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1231003_068
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 ひいぃっ!?

voice: vo_adv_1231003_069
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 あかん、魔獣さんが先生の方に向かってはる!
【chara 123111 face 3 (anger)】 みらくるまほりん、くるりんぱ~!

voice: vo_adv_1231003_070
小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 きゃあああっ!!

voice: vo_adv_1231003_071
小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 だ、だ、だけど……不純な心の持ち主には、
裁きを与えるって言い伝えがあるの!

voice: vo_adv_1231003_072
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 わ、わわわ、私が囮になるわ。
【chara 411 face 4 (sad)】 あ、あなたたちだけでも逃げなさい!

Choice: (8) ちょっと待って!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1231003_073
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 王子はんの言う通りや。
先生、少しだけ待っておくれやす。

伝説の魔獣:
【chara 1614 face 1 (normal)】 グルルルルル……

voice: vo_adv_1231003_074
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 魔獣さんが威嚇したはるわ……
【chara 123111 face 4 (sad)】 あきまへん、みんな動いたらあきまへんえ……

voice: vo_adv_1231003_075
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 な……なんで魔獣に近寄ってるの、マホさん!?
【chara 411 face 4 (sad)】 危ないわよ、早く逃げないと……!

voice: vo_adv_1231003_076
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 しーっ……【chara 123111 face 4 (sad)】 魔獣さん、ごめんやす。
うちら驚かすつもりはなかったんよ。

voice: vo_adv_1231003_077
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 先生もみんなも、ちょっと驚いてしもうただけどす。
【chara 123111 face 4 (sad)】 出ていくまで少しだけ時間をくれへんやろか……?

伝説の魔獣:
【chara 1614 face 1 (normal)】 グルルルルル……

voice: vo_adv_1231003_078
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 分かってくれはったみたいやわ。
【chara 123111 face 2 (joy)】 やっぱり、まずは話し合いが大事やね。

voice: vo_adv_1231003_079
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 王子はんもおおきになぁ。
みんながパニックにならんよう、止めてもろて。

voice: vo_adv_1231003_080
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 こ、腰が抜けるかと思ったわ……
マホさん、あの魔獣と話せたの……!?

voice: vo_adv_1231003_081
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 フィーリング、どす。

voice: vo_adv_1231003_082
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 フィ、フィーリング……?

voice: vo_adv_1231003_083
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 ちゃんとお話ししたら分かってくれはる気がしたんよ。
【chara 123111 face 2 (joy)】 なんとなーく、やけど。

voice: vo_adv_1231003_084
小説家:
【chara 411 face 4 (sad)】 そ、そんなあやふやな感覚で……
一歩間違えたら、命が危なかったかもしれないのに……?

voice: vo_adv_1231003_085
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 みんな仲良うするのが一番、
そう信じとるからどす♪

voice: vo_adv_1231003_086
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 でも、先生が言うてはったんよ。
【chara 123111 face 2 (joy)】 純粋な心の持ち主なら大丈夫やって。

voice: vo_adv_1231003_087
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 それに、これで分かりました。
先生やって純粋な心の持ち主いうことどす。

voice: vo_adv_1231003_088
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 ………………

voice: vo_adv_1231003_089
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 どないしたんどす、先生?
うち、なんか変なこと言いましたやろか……?

voice: vo_adv_1231003_090
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 ……いいえ、【chara 411 face 2 (joy)】 ありがとうマホさん。
私、今なら、あの妖精の国がもう一度見える気がするわ。

voice: vo_adv_1231003_091
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 ねえ、マホさん。今回の冒険旅行とその取材内容だけど……
捨てるにはとても勿体ないと思うの。

voice: vo_adv_1231003_092
小説家:
【chara 411 face 6 (surprised)】 だから……その、マホさんとあなた。
二人をモチーフにしたお話を私に書かせてもらえないかしら?

voice: vo_adv_1231003_093
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】 うちと王子はんを……どすか?

voice: vo_adv_1231003_094
小説家:
【chara 411 face 1 (normal)】 ええ。書いてみたくなったの。
これまで書いてきたハラハラドキドキの冒険とは違う……
平和な争いのない、メルヘンでファンタジーなお話を。

Choice: (9) ちょっと恥ずかしいかも……
Choice: (10) どうも、マホマホ王国の王子です。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1231003_095
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 うちと王子はんの物語なんて夢みたいやわぁ。
【chara 123111 face 1 (normal)】 先生、お話の最後はハッピーエンドでお願いしますえ♪

Jump to tag 11
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1231003_096
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 王子はんったらノリノリやなぁ♪
【chara 123111 face 1 (normal)】 ほな、マホマホ王国のお姫はんとして
【chara 123111 face 2 (joy)】 うちのことも、どうぞよろしゅうたのんます~

----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1231003_097
小説家:
【chara 123111 face 1 (normal)】 【chara 411 face 2 (joy)】 はい、任されました。
【chara 411 face 1 (normal)】 それで、今度マホマホ王国に伺う際には
ぜひ取材をさせてほしいんだけど……いかがかしら、マホ姫様?

Choice: (12) どうしましょう、姫?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1231003_098
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】 ふふっ、いつでもどうぞおこしやす~
【chara 123111 face 1 (normal)】 マホマホ王国は、誰にでも広く門を開いてますさかいに。

voice: vo_adv_1231003_099
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】 お越しの際は、うちと王子はんの二人で
【chara 123111 face 2 (joy)】 精一杯のおもてなしをさせてもらいます♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして冒険旅行は終わりを迎え、マホマホ王国史に
一冊の本の名前が刻まれる事となるのだった。