アヤネ(エクスプローラー) 第4話
大嫌いな『丸洗い』をされて不貞腐れるぷうきち。しかし綾音と主人公がそれぞれに大事な用事を差し置いて自分を洗濯してくれたことを知り、二人の無償の愛を実感。図らずもうれしくなってしまうのであった。
-------------- situation:
惜しみない思い
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌朝。すっかり仲良くなったプウの民と再会を約束し、
ランドソルへの帰途についた、アヤネたち。
Choice: (1) いい景色。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1232004_000
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『ほんとだな~
助かったよ、プウのヤツらに安全な帰り道を教えてもらえて』
voice: vo_adv_1232004_001
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『ったく、こんな道があるなら、そっちを地図に書けってんだよな。
なにが「プウに至る道のりがあまりにも過酷で」だよ。
この冒険家実はモグリだろ? おかげでひでー目にあったぜ』
voice: vo_adv_1232004_002
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
…………
【chara 123211 face 4 (sad)】
……ごめんね? 私がどうしても来たいって、ダダこねたから……
voice: vo_adv_1232004_003
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『いやいや! アヤネのせいじゃねーよ。
俺だって、俺のルーツが知りたかったし』
voice: vo_adv_1232004_004
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
でも結局、なんにもわかんなかった……
私のワガママで、ただ二人を危ない目にあわせただけで、
肝心のぷうきちのことは、なんにも……
voice: vo_adv_1232004_005
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『アヤネ……そんな顔するなよ……』
voice: vo_adv_1232004_006
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
だってこの旅のせいでぷうきち、【chara 123211 face 4 (sad)】
こんなに汚れて、キズだらけに……
痛い痛いだよね……ごめんね……
voice: vo_adv_1232004_007
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……痛くねぇから。そんなに優しく撫でんな』
voice: vo_adv_1232004_008
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
うそだよ……痛いよ。
voice: vo_adv_1232004_009
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『…………』
voice: vo_adv_1232004_010
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
……あれ? なんか、崖の向こうがまぶしい……?
お日さま……? 【chara 123211 face 4 (sad)】
じゃない……なにこれ……
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
日曜日の昼下がり。
{player}の家のチャイムが鳴った。
voice: vo_adv_1232004_011
綾音:
【chara 102331 face 4 (sad)】
…………!
Choice: (2) 綾音ちゃん? どうしたの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1232004_012
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『やめろ綾音! それだけはやめてくれ頼む!
【chara 102331 face 6 (surprised)】
ぼ、坊ちゃん、なんでもねぇ!
【chara 102331 face 4 (sad)】
なんでもねぇから綾音を追い返してくれ!』
voice: vo_adv_1232004_013
綾音:
【chara 102331 face 1 (normal)】
…………!!
voice: vo_adv_1232004_014
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『綾音! おいこらっ、俺を突き出すな!
死んでも嫌だっつってんだろ!
坊ちゃんの助けを借りたってな、嫌なもんは嫌──』
voice: vo_adv_1232004_015
綾音:
【chara 102331 face 3 (anger)】
…………!
voice: vo_adv_1232004_016
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『だめだと? ぷうきちがなんと言おうと、これだけは譲れない?
【chara 102331 face 4 (sad)】
……って、いつにないまっすぐな眼差しで俺を見つめんじゃねーよ!』
voice: vo_adv_1232004_017
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 1 (normal)】
『いや、俺だって譲れねーよ? いくら綾音に頼まれたところでだ。
【chara 102331 face 3 (anger)】
断固断る。「それ」だけは拒否らせてもらう!
いいか? 「それ」をやってみろ。綾音とは絶交だからな!』
voice: vo_adv_1232004_018
綾音:
【chara 102331 face 1 (normal)】
………………!!!!
voice: vo_adv_1232004_019
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『ああ!? おい絶交だっつってんのに……
【chara 102331 face 3 (anger)】
今、完スルーで俺のことを坊ちゃんに突き出しやがったな!?』
voice: vo_adv_1232004_020
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『あー……そうか。さては絶交の意味が分かってねーな?
【chara 102331 face 1 (normal)】
分かった教えてやる。綾音、まずは俺を置いて、いったんそこへ座れ。
【chara 102331 face 3 (anger)】
いいか? 絶交ってのはだな、この世で最もつらく恐ろしい──』
voice: vo_adv_1232004_021
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『っておい綾音、話を聞けって──!
【chara 102331 face 3 (anger)】
こらっ! 俺の背中を……坊ちゃんに見せるな!』
Choice: (3) ぷうきちの背中になにかついてる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1232004_022
綾音:
【chara 102331 face 2 (joy)】
……うん!
voice: vo_adv_1232004_023
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『……坊ちゃんてめぇ、気付きやがったな……』
voice: vo_adv_1232004_024
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『あーあ、そうさ! 別に隠すこたねぇ。
【chara 102331 face 1 (normal)】
いま俺の背中は、アイスクリームまみれだ』
voice: vo_adv_1232004_025
ぷうきち:
【chara 102331 face 6 (surprised)】
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『え? なんでかって?
【chara 102331 face 1 (normal)】
今日はな、綾音と見るはずだったんだよ、人形劇を。
だからさっきまで俺たちは劇場にいたんだ』
voice: vo_adv_1232004_026
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『だけど公演が始まる直前さ。
【chara 102331 face 4 (sad)】
隣の小僧が持ってたアイスクリームが、俺にベッタリいっちまって。
【chara 102331 face 1 (normal)】
慌てて綾音がここへ駆け込んだって、そういうわけだ』
voice: vo_adv_1232004_027
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『……あ~坊ちゃん、人の背中をずいぶんな同情の目で見てくれるね~
【chara 102331 face 3 (anger)】
けどな、有難迷惑だ。同情はいらねぇ。
たしかに俺は今ひでー状態だよ。だがそれがどーした!』
voice: vo_adv_1232004_028
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 1 (normal)】
『アイスクリームのついたぬいぐるみのなにが悪い?
【chara 102331 face 6 (surprised)】
おまわりさんに捕まるか? 子供たちが怯え泣き叫ぶか?
【chara 102331 face 3 (anger)】
んなことあるか。なんの問題もない。そうだろ坊ちゃん?』
Choice: (4) ぷうきちを洗うのを手伝ってほしい、ってこと?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1232004_029
綾音:
【chara 102331 face 1 (normal)】
……うん!!
voice: vo_adv_1232004_030
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『…………!!!!』
voice: vo_adv_1232004_031
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『坊ちゃん……おい坊ちゃんよ……【chara 102331 face 6 (surprised)】
おまえさん普段は、
物事を察しのさの字もしねぇ、ぼんやり野郎じゃねぇか。
【chara 102331 face 1 (normal)】
俺はな、そこが物足りなくもあり気に入ってるところでもあるんだぜ?』
voice: vo_adv_1232004_032
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『それがおい、今日はどーした……
なんでそんなに察しがいい。【chara 102331 face 4 (sad)】
らしくねーぜ坊ちゃんよ……』
voice: vo_adv_1232004_033
綾音:
【chara 102331 face 1 (normal)】
…………!!
voice: vo_adv_1232004_034
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『嫌だ嫌だ! やめてくれ!
「それ」だけは……丸洗いだけはやめてくれーーーー!
【chara 102331 face 4 (sad)】
ぬいぐるみにとって丸洗いほど屈辱的なことはねーんだ!』
voice: vo_adv_1232004_035
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『おまえら想像できるか?
怒涛の勢いで全身に染み込む水分……
【chara 102331 face 6 (surprised)】
有無を言わさない泡の急襲……』
voice: vo_adv_1232004_036
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 4 (sad)】
『体が地の底まで沈むかのように重くなり、
濁流で自我までもが洗い流されるかのようなあの感覚……
【chara 102331 face 6 (surprised)】
おおお、想像しただけで毛震いが……』
voice: vo_adv_1232004_037
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 3 (anger)】
『それをされるくらいならな、一生背中がカピカピでもいい!
乾いていっそトゲトゲだっていい! 【chara 102331 face 4 (sad)】
だから頼む、丸洗いだけは……!』
voice: vo_adv_1232004_038
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『坊ちゃん! おまえは俺の味方だよな?
【chara 102331 face 4 (sad)】
俺を裏切ったりしねーよな!?』
Choice: (5) ……ええと。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1232004_039
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 4 (sad)】
『坊ちゃん!!』
voice: vo_adv_1232004_040
綾音:
【chara 102331 face 3 (anger)】
……………………!!!!
Choice: (6) ほっとくとカビが生える、だって。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1232004_041
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 4 (sad)】
『………………おまえっ──!』
voice: vo_adv_1232004_042
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
【chara 102331 face 6 (surprised)】
『うぅあぁぁぁぁぁ!
おまえら絶交だぁぁぁぁぁぁ【chara 102331 face 4 (sad)】
ブクブクブクブク……』
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そよそよ……
voice: vo_adv_1232004_043
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『う、うう……』
voice: vo_adv_1232004_044
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『洗われちまった……
そして、洗濯ロープに干されちまった……
俺の魂は漂白されたも同然……屈辱の極みだ……』
voice: vo_adv_1232004_045
綾音:
【chara 102331 face 2 (joy)】
……♪
voice: vo_adv_1232004_046
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『おいおまえら、ニコニコ満足げにこっちを見るな。
くそ、人間なんて所詮手前勝手な生き物──』
voice: vo_adv_1232004_047
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『うん? なんだありゃ?』
voice: vo_adv_1232004_048
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『坊ちゃんよ、テラスのテーブルにあるあの奇妙なもんはなんだ?』
Choice: (7) ラーメンだよ。
Choice: (8) かき氷だよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1232004_049
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『ラーメン!? あれが?
え? お取り寄せしたご当地ラーメンを食べようとしてたところに、
俺たちが来た?』
voice: vo_adv_1232004_050
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『ってもう完全に汁気吸って、
汁なしきしめんみたくなってんじゃねーか。
あんなになっちまったらもう食えねーだろ』
Jump to tag 9
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1232004_051
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『かき氷!? え? 氷屋で氷を買ってきて自分で削った?
憧れの「色んなシロップをミックスしてかける」をやって、
さぁ今から食べようとしているところに、俺たちが来た?』
voice: vo_adv_1232004_052
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『ってもう完全に溶けて、
ただのサイケデリックジュースになっちまってんじゃねーか』
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1232004_053
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『…………』
voice: vo_adv_1232004_054
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『そうだ綾音、人形劇!
始まる前に会場飛び出して──
……あ、もう完全に終わっちまってる……』
voice: vo_adv_1232004_055
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『そういえばあれ、今日で最終公演だったんじゃねーか?
綾音、前から楽しみにしてたのに』
voice: vo_adv_1232004_056
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『…………
おまえら、よかったのか……?』
voice: vo_adv_1232004_057
綾音:
【chara 102331 face 2 (joy)】
…………♪
voice: vo_adv_1232004_058
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『え? そんなことより、俺のリボンのシワが気になる?』
voice: vo_adv_1232004_059
綾音:
【chara 102331 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1232004_060
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『二人で両側からピンと……のばして……』
voice: vo_adv_1232004_061
綾音:
【chara 102331 face 2 (joy)】
…………♪
voice: vo_adv_1232004_062
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『これできれいに乾くね、満足満足……じゃねぇだろおまえら!
俺の洗濯なんかより、もっと大事なことあったんじゃ──』
voice: vo_adv_1232004_063
綾音:
【chara 102331 face 4 (sad)】
へっ……へっ……
voice: vo_adv_1232004_064
綾音:
【chara 102331 face 4 (sad)】
くちゅんっ!
voice: vo_adv_1232004_065
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『二人同時にクシャミ……
っておまえらずぶ濡れじゃねーか!』
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1232004_066
綾音:
【chara 102331 face 2 (joy)】
…………♪
voice: vo_adv_1232004_067
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『……おかまいなしってか』
voice: vo_adv_1232004_068
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『……俺のこと、好きすぎかよ』
voice: vo_adv_1232004_069
綾音:
【chara 102331 face 5 (shy)】
…………♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そよそよ……
voice: vo_adv_1232004_070
ぷうきち:
【chara 2131 face 1 (normal)】
『ちくしょー、風が気持ちいいじゃねーか……』
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1232004_071
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
はい、お疲れさま。
voice: vo_adv_1232004_072
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ふ~ん、同じタイミングでクシャミしちゃうだなんて。
前から思ってたけど、あんたとアヤネちゃんって、
妙に息が合ってるのよね。
voice: vo_adv_1232004_073
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
だいたいしゃべるぬいぐるみなんて、一歩間違えたらシュール過ぎて
腫物扱いのシロモノよ? 【chara 190011 face 1 (normal)】
それを当たり前のように受け入れて、
自分のこともさて置き、あそこまで大切にできるなんて。
voice: vo_adv_1232004_074
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
特筆すべきはその自然さよ。
あんたとアヤネちゃんが無条件で共有するその空気感よ。
voice: vo_adv_1232004_075
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ぷうきちは幸せ者ね。
【chara 190011 face 2 (joy)】
嫉妬でも嫌味でもないわ。心からそう思う。……じゃまたね。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1232004_076
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
……あれ……私、寝ちゃってた……?
こんなところで……
【chara 123211 face 6 (surprised)】
あ、ごめんね、先を急がなきゃだよね──
voice: vo_adv_1232004_077
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『アヤネ』
voice: vo_adv_1232004_078
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
……え?
voice: vo_adv_1232004_079
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『さっきの話だけどな。
アヤネはこの旅に俺たちを連れてきたこと、悔やんでるみてーだけどよ。
俺は後悔してねぇぜ? 来てよかったと思う』
voice: vo_adv_1232004_080
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
え……
【chara 123211 face 4 (sad)】
でも結局、なんにもわかんなかったし──
voice: vo_adv_1232004_081
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『なんにも分からなかったわけじゃねぇ。
この旅で分かったことは……ちゃんと、ある』
voice: vo_adv_1232004_082
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
わかったこと、って?
voice: vo_adv_1232004_083
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……え? ええーと、それはだな……』
voice: vo_adv_1232004_084
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……アヤネや坊ちゃんが、
俺よりも俺のことを大切に思ってくれてること。
身の危険を犯しても、俺を思って行動してくれるその気持ち……』
voice: vo_adv_1232004_085
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『この旅に来ねぇと、分からなかった。
死ぬほどありがてぇ……!』
voice: vo_adv_1232004_086
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『でも! でもそんなこと……くそっ!
照れくさくて、とても俺の口からは言えねぇ……!』
voice: vo_adv_1232004_087
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
……ぷうきち?
voice: vo_adv_1232004_088
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『と、とにかく!
来てよかったんだよ!』
voice: vo_adv_1232004_089
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
…………
……ほんとに?
voice: vo_adv_1232004_090
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『ああ、本当だ。
俺は、ウソもおべんちゃらも言わねぇ』
voice: vo_adv_1232004_091
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
…………ふふふ。
【chara 123211 face 1 (normal)】
だって、お兄ちゃん。ぷうきち、来てよかったって。
Choice: (10) よかったね。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1232004_092
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
うん!
【chara 123211 face 1 (normal)】
……あ、お兄ちゃんもニコニコしてる。
【chara 123211 face 2 (joy)】
えへへ、うれしいね~♪
voice: vo_adv_1232004_093
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……こいつら……』
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1232004_094
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『俺の謎が解けようが解けまいが、
俺が何者であろうが、なかろうが……
この先もずっと、この二人を守り続ける』
voice: vo_adv_1232004_095
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『ああそうだ。そいつが俺の……存在意義だ!』
voice: vo_adv_1232004_096
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……アヤネ! 坊ちゃん!』
voice: vo_adv_1232004_097
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『この先、どんな冒険の時も、いつだって一緒だからな。
俺の側を離れるんじゃねーぞ!』
voice: vo_adv_1232004_098
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
──うん!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
肩を並べ、どこまでも広がる雄大な未来を見据える
アヤネたちなのであった。