ノゾミ(リベレイター) 第4話
限られたオフの時間を{player}と過ごす望。アイドル活動の中で時間の大切さを実感した望は、同じ時を過ごせることへの感謝の気持ちを口にし、常に今の自分の全力で進みたいと微笑むのだった。
-------------- situation:
見つめてリミテッド
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ムイミの提案に応じ、楽園の住人を解放する力を手放したノゾミ。
──その結果、ランドソルから楽園の気配は完全に消滅した。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それから数日後──
ノゾミは仕事の合間を縫って
{player}と短いオフの時間を過ごしていた。
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ノゾミ:
【chara 102913 face 1 (normal)】
ごめんね、呼び出しちゃって!
【chara 102913 face 4 (sad)】
実は、これからまた忙しくなりそうなんだ~
voice: vo_adv_1248004_001
ノゾミ:
【chara 102913 face 1 (normal)】
「女神の祭典」もすっかり終わっちゃったし。
いつまでもお祭り気分じゃいられないもんね。
【chara 102913 face 2 (joy)】
だから、キミと遊べるのも今のうちかなーって。
voice: vo_adv_1248004_002
ノゾミ:
【chara 102913 face 1 (normal)】
それにほら、楽園の事件も全部終わったでしょ?
【chara 102913 face 2 (joy)】
その打ち上げもしないとね♪
Choice: (1) 事件が解決してよかった。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1248004_003
ノゾミ:
【chara 102913 face 2 (joy)】
うん!
【chara 102913 face 6 (surprised)】
……解放する力がなくなっちゃったのは、ちょっと寂しいけど。
【chara 102913 face 1 (normal)】
あの衣装、結構好きなデザインだったんだよね~
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ノゾミ:
【chara 102913 face 6 (surprised)】
あれっ?
なんだか急にまぶしくなってきたような……【chara 102913 face 3 (anger)】
まさか隠し撮りっ?
もうっ、いったいどこの出版社が──
voice: vo_adv_1248004_005
ノゾミ:
【chara 102913 face 6 (surprised)】
ってキミが光ってたの?
【chara 102913 face 4 (sad)】
きゃあああ~~~っ!
--- Switch scene ---
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望:
【chara 102931 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……
間に合ったーっ!
voice: vo_adv_1248004_007
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
よかったぁ約束の時間ぴったり!
【chara 102931 face 6 (surprised)】
間に合わないかと思って焦っちゃったよー
Choice: (2) そんなに気にしなくてもいいのに。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1248004_008
望:
【chara 102931 face 3 (anger)】
もうダメだよ、そういうの!
気をつかってくれるのはうれしいけど、あんまり甘やかすのはNGっ。
呼び出しておいて遅刻とか、普通に考えて失礼だもん!
voice: vo_adv_1248004_009
望:
【chara 102931 face 4 (sad)】
まぁ、遅刻魔の私が言っても説得力ないかもしれないけど……
【chara 102931 face 6 (surprised)】
それは一旦、横に置いておいて。
【chara 102931 face 3 (anger)】
ダメなものはダメだよ、うん。
Choice: (3) でも忙しそうだよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1248004_010
望:
【chara 102931 face 4 (sad)】
うーん……
確かに、忙しくないって言ったらウソになっちゃうけどね。
voice: vo_adv_1248004_011
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
今日も午前中は学校に行って
午後からは雑誌撮影とインタビュー……
あと打ち合わせもちょこっとやったね。それで、今だし。
voice: vo_adv_1248004_012
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
あはは、そんなに心配そうな顔しなくても大丈夫だよ。
ちゃんと休めるときには休んでるし。
【chara 102931 face 2 (joy)】
こうしてキミと会ってリフレッシュもしてるしね♪
voice: vo_adv_1248004_013
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
それにね?
時間が限られてるっていうのも、悪いことばっかりじゃないんだよ。
voice: vo_adv_1248004_014
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
ほら、テストの時間ってすっごい集中できるでしょ?
あれってきっと制限時間があるからなんだよ。
voice: vo_adv_1248004_015
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
アイドルのお仕事だってそう。
撮影もライブも、やれる時間に限りがある。
【chara 102931 face 2 (joy)】
だからこそ全力を出さないとって、気合いが入るんだよ。
voice: vo_adv_1248004_016
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
ちなみに……私は今も気合いが入ってるよ?
【chara 102931 face 6 (surprised)】
だって、もうこんな時間だもん!
【chara 102931 face 4 (sad)】
あんまり遅く帰ると怒られちゃう!
voice: vo_adv_1248004_017
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
というわけで、さっそく移動しよっか!
【chara 102931 face 2 (joy)】
私、飲みたいドリンクがあるんだ♪
期間限定のやつ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
十数分後──
望と{player}は
無事にお目当てのドリンクをテイクアウトしていた。
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望:
【chara 102931 face 2 (joy)】
んんっ!
おいし~っ♪
voice: vo_adv_1248004_019
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
ちょっとびっくりだなぁ……
写真だと甘すぎるかな~、って思ったけど全然平気!
【chara 102931 face 1 (normal)】
もうワンサイズ大きくしてもよかったかも……!
voice: vo_adv_1248004_020
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
これはまた飲みにこないとなぁ……
【chara 102931 face 4 (sad)】
あーでも期間限定なんだよね。
こんなにおいしいのに通常メニューじゃないなんて……くうう~!
voice: vo_adv_1248004_021
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
って、そっか。
期間限定っていうのも、時間が限られてるってことだよね。
【chara 102931 face 1 (normal)】
だから、余計に美味しく感じるのかなぁ……
voice: vo_adv_1248004_022
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
んー……でも、考えてみたらどんなことでもそうだよね。
時間が大切なのって、どんな人でも一緒だもん。
【chara 102931 face 1 (normal)】
大切だから、同じ時間を過ごせるのがうれしいんだよね。
voice: vo_adv_1248004_023
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
ううん、うれしいだけじゃなくて……
ありがとうって気持ちにもなる。
【chara 102931 face 2 (joy)】
私と、同じ時間を過ごしてくれてありがとうって。
voice: vo_adv_1248004_024
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
……あ。ごめんね、急にヘンなこと言いだして。
なんかスイッチ入っちゃった。夜だからかな?
【chara 102931 face 1 (normal)】
深夜テンションって言うには、まだ時間が早いのにね? 【chara 102931 face 2 (joy)】
あはは……
voice: vo_adv_1248004_025
望:
【chara 102931 face 5 (shy)】
でも、せっかく言いかけちゃったし……
もうちょっとだけ聞いててほしいな。
voice: vo_adv_1248004_026
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
それで話を戻すけど……
私、よく胸の中がありがとうでいっぱいになるんだ。
特にライブのときとか。
voice: vo_adv_1248004_027
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
ライブは時間も限られてるし、
会場に来てくれるファンの数だって限られてくる。
【chara 102931 face 1 (normal)】
そんな中でパフォーマンスをしてるとね? 自然と……
voice: vo_adv_1248004_028
望:
【chara 102931 face 2 (joy)】
ありがとう、って気持ちになるんだ。
いつの間にか。
voice: vo_adv_1248004_029
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
それから、もっとがんばりたくなるの。
次はもっといいパフォーマンスをしたい。
次は今ここにいない人たちにも届けたいって。
voice: vo_adv_1248004_030
望:
【chara 102931 face 2 (joy)】
だから……
どんなに忙しくなっても、私は楽しいんだ。
voice: vo_adv_1248004_031
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
……なんて。
ちょっと熱く語っちゃったかな?
【chara 102931 face 2 (joy)】
あはは……
Choice: (4) そんなことないよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1248004_032
望:
【chara 102931 face 5 (shy)】
……ありがとう。
茶化さないでくれるんだね。
ちょっぴりくすぐったいけど……うれしいよ。
voice: vo_adv_1248004_033
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
でも……【chara 102931 face 4 (sad)】
はぁ。
キミはこんなに私に気を使ってくれるのに
私は遅刻したりファンのみんなから逃げたりで落ち着きないんだよね……
voice: vo_adv_1248004_034
望:
【chara 102931 face 4 (sad)】
こんなんじゃ、いつかキミにそっぽ向かれちゃう──
voice: vo_adv_1248004_035
???:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
『そこのキミ!
私にちゅうもーく!』
voice: vo_adv_1248004_036
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
え?
今の声……
Choice: (5) 望がいる!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1248004_037
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
わ、私?
私だったら、ここにいるけど……
って、あーっ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1248004_038
映像の望:
【chara 1 face 1 (normal)】
『ふふ、びっくりした?
こんにちは!
桜井望です!』
voice: vo_adv_1248004_039
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
からの~……
【chara 102931 face 2 (joy)】
ご本人登場♪
なんてね!
voice: vo_adv_1248004_040
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
この映像、最近撮ったんだよ。ライブの宣伝で。
【chara 102931 face 6 (surprised)】
それにしても、こんなにアップになっちゃうのかぁ……
【chara 102931 face 4 (sad)】
さすがに恥ずかしいな~
voice: vo_adv_1248004_041
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
……へ?
かわいいから大丈夫……?
【chara 102931 face 4 (sad)】
い、いきなりそういうこと言わないでよ、もうっ!
voice: vo_adv_1248004_042
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
キミって、ほんとまっすぐだよね……
これじゃあ、そっぽ向かれるかもって心配してた私がバカみたい……
voice: vo_adv_1248004_043
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
うれしいけど…………
ちょっとだけ、悔しいな。
voice: vo_adv_1248004_044
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
……ふーん?
キミは本物の私が隣にいるのに、
広告の私の方が気になっちゃったんだ。
voice: vo_adv_1248004_045
望:
【chara 102931 face 4 (sad)】
私、気合いは入ってるつもりだったけど、
ちょっとがんばりが足りなかったみたいだね。
voice: vo_adv_1248004_046
映像の望:
【chara 1 face 1 (normal)】
『最高のステージにしてみせるから、よそ見は厳禁!
私のこと、ちゃんと見てくれないとダメだよ♪』
voice: vo_adv_1248004_047
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
とか、向こうの私も言ってるけど?
【chara 102931 face 1 (normal)】
やっぱりおっきい方に目がいっちゃう?
私はこーんなに近くにいるのにな~
voice: vo_adv_1248004_048
望:
【chara 102931 face 2 (joy)】
ふふ、焦ってる焦ってる♪
【chara 102931 face 1 (normal)】
よーし、ここはもう一押し……
voice: vo_adv_1248004_049
通行人1:
【chara 1 face 1 (normal)】
なあ。
今、のぞみんの声が聞こえなかったか?
やけにクリアな音質で。
voice: vo_adv_1248004_050
通行人2:
【chara 1 face 1 (normal)】
聞こえた聞こえた!
やっぱり聞こえたよな!?
映像じゃなくて、まるで本人が喋ってるみたいなキレイさだったよ!
voice: vo_adv_1248004_051
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
あ。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1248004_052
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
キミ、こっちこっち!
すぐに隠れよう!
まだファンの人たちは私がいるって気づいてないから!
voice: vo_adv_1248004_053
望:
【chara 102931 face 4 (sad)】
応援してくれるファンの人たちには悪いけど……
私たちが一緒にいる時間も限られてるからね。
【chara 102931 face 1 (normal)】
埋め合わせはパフォーマンスでするってことで!
voice: vo_adv_1248004_054
望:
【chara 102931 face 6 (surprised)】
ほら、キミも急いで!
【chara 102931 face 1 (normal)】
私と同じ時間を過ごせてよかったーって思えるくらい、
【chara 102931 face 2 (joy)】
全力でキミのことを楽しませてあげる!
voice: vo_adv_1248004_055
望:
【chara 102931 face 1 (normal)】
大人気アイドルのぞみんが──
今、この瞬間に出せる全力!
【chara 102931 face 7 (special_a)】
ちゃーんと受け止めてね♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1248004_056
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
はい、お疲れさま。
ちなみにだけど……このあとすぐに、あんたたちは
ノゾミのファンに見つかっちゃったみたい。
voice: vo_adv_1248004_057
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
まあ、それもそうよね。
超人気アイドルの全力よ? 【chara 190011 face 4 (sad)】
どうしたって目立つに決まってるわ。
大したスキャンダルにならなかっただけでも、ツイてるわよ。
voice: vo_adv_1248004_058
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
それにしても……
ノゾミはちゃんと実感しているのね。時間は有限だって。
voice: vo_adv_1248004_059
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……そう。時間は限られてるもの。
限られてるからこそ、出会いと絆が光り輝くの。
voice: vo_adv_1248004_060
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
そしてその光は、前を照らすべきもの。
【chara 190011 face 1 (normal)】
進んできた道が、どれほど美しかったとしても……
過去に向けるものじゃない。
voice: vo_adv_1248004_061
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
これからも、未来への「望み」を忘れないでね。
……がんばりなさいよ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1248004_062
ノゾミ:
【chara 102913 face 4 (sad)】
んっ……
【chara 102913 face 6 (surprised)】
あれ……わわっ?
私、こんなところで寝ちゃってたの!? えっ、キミも?
voice: vo_adv_1248004_063
ノゾミ:
【chara 102913 face 6 (surprised)】
まさか二人して寝ちゃうなんて……
【chara 102913 face 4 (sad)】
うーん、いくら事件が完全に解決したからって気を抜きすぎだよね。
【chara 102913 face 3 (anger)】
これは気合いを入れないといけないかも……!
voice: vo_adv_1248004_064
ノゾミ:
【chara 102913 face 6 (surprised)】
本当は明日に疲れを残さないように
のんびり遊ぼうと思ったけど……【chara 102913 face 3 (anger)】
予定変更!
全力で一日遊ぶよ!
voice: vo_adv_1248004_065
ノゾミ:
【chara 102913 face 1 (normal)】
安心して!
こんなこともあろうかとプランは考えてきてあるから!
【chara 102913 face 2 (joy)】
どこにいくかは移動しながら説明するね♪
voice: vo_adv_1248004_066
ノゾミ:
【chara 102913 face 2 (joy)】
さあ、いこう! {player}くん!
時間は待ってくれないよ~っ?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}の手を握り、走り出すノゾミ。
街を進む二人の足取りは、いつになく軽いものだった。