カヤ(リベレイター) 第4話
絡んできた不良たちを振り切り、喫茶店へ逃げ込む二人。複雑な胸中を打ち明けた嘉夜は、{player}の何気ない言葉によって自身の過去と向き合い、未来へ踏み出すための勇気をもらうのだった。


-------------- situation:
自分色の未来へ
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ムイミの提案に応じ、「楽園の住人」を解放する力を手放したカヤ。
それから数日後、{player}は路地裏で
物思いに耽っていたらしいカヤと遭遇した。

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カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 ……うん? ああ、キミか。

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カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 どうしたんだ、なにかあったのか?
楽園の騒動からこっち、ここいらの界隈は平和そのものだ。
【chara 106511 face 6 (surprised)】 ……平和すぎるくらいにな。

Choice: (1) カヤの様子が気になって。
----- Tag 1 -----
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カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 そんなこと言って……
また飯をおごってもらいに来たんじゃねえのか?

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カヤ:
【chara 106511 face 2 (joy)】 前はオレがおごったんだから、今度はキミがおごる番だぞ。
【chara 106511 face 1 (normal)】 それでもいいなら付き合ってやるけどさ。

Choice: (2) カヤはなにしてたの?
----- Tag 2 -----
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カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 オレは……ちょっと考えごとかな。
あの大騒動から急に平和になったもんだから、
手持無沙汰になっちまってさ。

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カヤ:
【chara 106511 face 4 (sad)】 なんかこう、腹の底にもやもやしたもんが溜まってて……
それですこし、物思いに耽ってた。

Choice: (3) 悩みがあるなら聞かせて。
----- Tag 3 -----
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カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 いや、ほんとうに大したことじゃないんだ。
ただ拳を振るう機会がないと、変に頭ばっか回っちまってな……

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カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 ははっ、らしくないよな。
【chara 106511 face 6 (surprised)】 まだ疲れが抜けきってないのかもしれねえ。
【chara 106511 face 4 (sad)】 ……なんだか目もチカチカしてきたし──

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カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 って、これ……キミが光ってんじゃねえのか!?

--- Switch scene ---

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}は街角で嘉夜を見かけ、
声をかけようとするが、彼女は不良と思しき
学生たちに囲まれていた。

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嘉夜:
【chara 106531 face 3 (anger)】 ──だから! お断りだって言ってんでしょうが!
なんでいちいちバカ兄貴との間にアタシを挟むわけ!?

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不良1:
【chara 1 face 1 (normal)】 おいおい、別に怒ることねえだろ?
ちょっと話つけてきてくれって言ってるだけじゃねえか。

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不良2:
【chara 1 face 1 (normal)】 俺たちを助けると思ってさ。人助けだよ人助け。
大事な妹ちゃんの頼みなら、話聞いてくれっかもだろ?

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 はっ、ダッサ。【chara 106531 face 6 (surprised)】 そうやってイキがってるくせに、
いざとなったら兄貴を頼って、アタシを頼って……
【chara 106531 face 4 (sad)】 ほんとうは人を殴る度胸なんかないんじゃないの?

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不良1:
【chara 1 face 1 (normal)】 妹ちゃん、遅れてんな~
今どきケンカだって、物を言うのは腕っぷしより人脈なんだよ。

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不良2:
【chara 1 face 1 (normal)】 そーそー。情報戦ってやつ。SNSとか使ってさ。
あっ、なんなら妹ちゃんが来てくれたっていいんだぜ?
妹ちゃんも空手、やってたんだろ?

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嘉夜:
【chara 106531 face 3 (anger)】 ……だったらなに?

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不良1:
【chara 1 face 1 (normal)】 へぇ、マジで? 初耳だわ、それどこ情報よ。

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不良2:
【chara 1 face 1 (normal)】 マジマジ。しかも妹ちゃんってば、
空手の試合で対戦相手ボコって、病院送りにしたらしいじゃん?

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嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 …………っ! そ、その話どこで……?

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不良2:
【chara 1 face 1 (normal)】 裏垢だよ、裏垢。ケンカはしねえとか硬派気取ってっけどさ、
結局妹ちゃんだって俺らと同類なんじゃん? 仲良くしようぜ。

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嘉夜:
【chara 106531 face 3 (anger)】 アンタ……それ以上言ったら、許さない。
マジで許さないから……!

Choice: (4) 嘉夜!
----- Tag 4 -----
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嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 ! ……センパイ!?

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不良1:
【chara 1 face 1 (normal)】 あ? なんだよ、おめえは。
俺ら今お取込み中なんだけど──

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 ──やった、ちょうどいいところに!
センパイ! 走って! こっちこっち!

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不良2:
【chara 1 face 1 (normal)】 あっ、くそ、この……!
うお、なんなんだあいつ、足はっや!

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 ぷっ、あはは! アイツら走るのクッソおっそい!
──ほら、センパイ! 早く早く! アタシについてきて!

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 やー、走った走った。心臓バクハツしそー……
【chara 106531 face 6 (surprised)】 アイツらってば、ろくにケンカもしてないせいで、
すーぐ息切らしちゃってさ。【chara 106531 face 2 (joy)】 うまいこと逃げ切れたね!

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 あは、今度はアタシがセンパイの手を引いて……
いつぞやとは逆パターンだ。やってみるとけっこう楽しいね。
映画のワンシーンみたいで、ドキドキしたよ。

voice: vo_adv_1249004_028
嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 でもほんと、センパイが来てくれて助かったよー
【chara 106531 face 1 (normal)】 アイツら、マジでしつこくってさ……

Choice: (5) 助けになれたならよかった。
----- Tag 5 -----
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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 ……うん。ほんとに助かった。
【chara 106531 face 4 (sad)】 頭に血が上ってどうにかなりそーだったもん。

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 ──はぁ、久々に走って汗かいちゃったな~
あはは、センパイも汗だくじゃん。せっかく喫茶店に逃げ込んだんだし、
飲み物たのも! アタシ、砂糖マシマシのカフェオレー!

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嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 あっ、見てみてセンパイ! この喫茶店、肉まん売ってる!
【chara 106531 face 2 (joy)】 お店で手作りしてるんだって。試してみよーよ!

voice: vo_adv_1249004_032
嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 ほかにも……【chara 106531 face 2 (joy)】 あはは、麺類もいろいろある!
ヤッバ、ガッツリ系ばっかじゃん。変わったお店だね。

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 でもアタシ、甘いのもごはんもガッツリ系が好みだからさ。
けっこー気に入ったかも。【chara 106531 face 6 (surprised)】 常連になっちゃおっかな。

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嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 カフェオレもおいしいし。隠れ家にぴったり。
今度から絡まれたら、ここに逃げ込むのがいいかもね……

Choice: (6) さっきの話って……
----- Tag 6 -----
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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 ……あはは。やっぱ聞かれちゃってたか。

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嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 ──センパイになら、もう話してもいいかな。
【chara 106531 face 1 (normal)】 アタシが空手をやめた理由、実は一つじゃないんだ。
【chara 106531 face 4 (sad)】 ……黙っててごめん。

voice: vo_adv_1249004_037
嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 前に対戦相手の友達を泣かせちゃったって話したけどさ……
【chara 106531 face 4 (sad)】 ほんとはね、ケガもさせちゃってたんだ。

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 そのせいであの子は、次の大会に出られなくて……
【chara 106531 face 4 (sad)】 アタシは友達を泣かせた上に、大切な機会まで奪っちゃったんだ。

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嘉夜:
【chara 106531 face 4 (sad)】 あのときのアタシは……きっと責めてほしかった。
誰かが大切にしてきたものを、この手で壊したんだって。

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嘉夜:
【chara 106531 face 4 (sad)】 なのにケガしたあの子も、先生もみんなも、
アタシに優しくて、アタシを甘やかして……

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 そんなふうに、加害者のくせして甘やかされてる自分が、
アタシはどうしても許せなかった。だから空手、やめたんだ。

Choice: (7) 自分で自分を責めてるんだね。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1249004_042
嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 ……うん。誰も責めてくれないから。
アタシはそれからずっと、自分を責め続けてる。

voice: vo_adv_1249004_043
嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 はぁ、なのにうちのバカ兄貴ときたらさ……
現在進行形で好き勝手に拳を振るって、人にケガさせまくってて。
いつか誰かの未来を壊しちゃうかもしれないのに。

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 マジで無責任だよね。おかげでアタシまでメーワクしてるし。
ああやって絡まれるのだって何度目だか。
【chara 106531 face 4 (sad)】 もー、ほんと……うんざりだよ。

Choice: (8) 何度だって助けるよ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1249004_045
嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 ……あは、ありがと。
【chara 106531 face 1 (normal)】 でもセンパイがアタシを助けてくれてるように、
小さいころのアタシを助けてくれたのも、兄貴の拳なんだよね。

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 アタシに未来をくれたのも兄貴の拳なら、
誰かの未来を傷つけてるのも兄貴の拳で。
今じゃもうなにがなんだか、わけ分かんなくなっちゃった。

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 あの子だって今も、空手を続けてるし。
アタシだけがいつまで経っても、どっちつかずで──

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 ──ほら、ちょうどこのカフェオレみたいにさ。
コーヒーでもミルクでもないってかんじ。アタシにお似合いだよ。

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 このままずっと過ごしてたら、いつかは氷も溶け切って……
味のうっすーい、つまんない人間になっちゃうんだろうな。

Choice: (9) カフェオレだっておいしい。
----- Tag 9 -----
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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 ──【chara 106531 face 2 (joy)】 ぷっ、なにそれ。ドーカンだけどさ。

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嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 コーヒーだけじゃ苦すぎるし、ミルクだけじゃ甘すぎる。
間を取ってほどよくガッツリ系で。【chara 106531 face 2 (joy)】 いいよね、カフェオレ。

Choice: (10) それが嘉夜らしさだと思う。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1249004_052
嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 ──えっ。それって……

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voice: vo_adv_1249004_053
嘉夜:
【chara 106531 face 6 (surprised)】 ……そっか。そうだよね。
【chara 106531 face 1 (normal)】 コーヒーみたいな苦い経験も、ミルクみたいな優しい経験も、
どっちかだけが正しいなんてことないんだ。

voice: vo_adv_1249004_054
嘉夜:
【chara 106531 face 1 (normal)】 その両方が、アタシの未来を作ってる。
……そういうこと?

Choice: (11) 全部が間違いだったわけじゃない。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1249004_055
嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 うん。自分を責めるばっかりじゃ、未来に進めない。
【chara 106531 face 1 (normal)】 それは自分のしたことと向き合わないで……
ただ立ち止まってるだけだから。

still display end
voice: vo_adv_1249004_056
嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 ──はー、なんだか今の話、すっごくしっくりきたかも。
あはは、ここ最近のイヤなこと、全部吹っ飛んじゃった!

voice: vo_adv_1249004_057
嘉夜:
【chara 106531 face 2 (joy)】 この話を打ち明けたのがセンパイで、ほんとによかったよ。
……ありがとね。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1249004_058
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 ──い、いまだかつてないシリアスな雰囲気……っ!
【chara 190011 face 3 (anger)】 ちょっとちょっと、あんたってばなかなかの詩人じゃない?
【chara 190011 face 6 (surprised)】 まるでロマンス映画のワンシーンだったわよ!?

voice: vo_adv_1249004_059
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 ……なーんて。どうせあんたのことだから、
単にカフェオレが好きなだけだったんだろうけどさ。
ほんとナチュラルに人を口説くわよね、あんた。

voice: vo_adv_1249004_060
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 ま、人生は長いんだもの。ずっと間違い続けることも、
ずっと正しいままでいることもできない……
ううん、ほんとうは正しさなんて、始めからないのかもしれないわ。

voice: vo_adv_1249004_061
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 カヤの言う兄貴にも、空手を続けてる友達にも、
【chara 190011 face 2 (joy)】 もちろんカヤ自身にも……それぞれ違った自分の道があって、
その先に自分色の未来を探してる。

voice: vo_adv_1249004_062
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 カヤがこれからどんな色に染まって、どんな未来に進むのか。
あんたが隣に寄り添って、ちゃんと見届けてあげなさいよ?
ふふっ、それじゃあね~

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1249004_063
カヤ:
【chara 106511 face 4 (sad)】 ──う、んん……?
今のは……夢? 【chara 106511 face 6 (surprised)】 ああ、寝ちまってたのか。

voice: vo_adv_1249004_064
カヤ:
【chara 106511 face 4 (sad)】 こんな路地裏で居眠りしちまうなんて、
やっぱ疲れが抜けきってなかったんだろうな。
あの解放の力、どんだけ燃費が悪かったんだよ。

Choice: (12) いい夢見れた?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1249004_065
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 んー……【chara 106511 face 1 (normal)】 言われてみれば、なんだか腹の底の
もやもやしたもんが、すっかり消えてなくなったな。

voice: vo_adv_1249004_066
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 よく思い出せねえけど、きっといい夢だったんだろ。
【chara 106511 face 2 (joy)】 単に腹がすいただけかもしれねえけどな。

Choice: (13) 顔も晴れやかになってる。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1249004_067
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 ははっ、そうか?
……でもそれはきっと、キミがいてくれたおかげだろうな。

voice: vo_adv_1249004_068
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 そばにダチがいてくれれば……
たまに立ち止まることがあったって、未来へ進める。
【chara 106511 face 2 (joy)】 今回のことで、それがよく分かったよ。

voice: vo_adv_1249004_069
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 特にキミがいると……なんか安心するっていうか、
背中が温かくなるような心地がするんだよな。
こっ恥ずかしくて言えねえけど。

Choice: (14) 僕なにかしたっけ?
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1249004_070
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 さあな。それはきっと──【chara 106511 face 2 (joy)】 未来になれば分かるさ。

voice: vo_adv_1249004_071
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】 ……さてと、腹ん中もすっきりしたことだし、
【chara 106511 face 2 (joy)】 前に話した路地裏のうまい店、これから連れてってやるよ。
【chara 106511 face 1 (normal)】 ただしキミのおごりだ。【chara 106511 face 2 (joy)】 イヤとは言わせないぜ?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 楽園はランドソルから消え去り、残されたのは
まっさらな未来。{player}とカヤはその先へ、
今まさに一歩を踏み出したのだった。