ムイミ(リベレイター) 第4話
図書館を訪れた矛依未と詠斗は、偶然出会った{player}を巻き込み一緒に勉強する。矛依未は自身が勉強する理由を隠すが、察していた詠斗もそれを隠していた。そして二人は、大事な約束を交わす。
-------------- situation:
学びで備える明日
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ムイミたちの決断によって、楽園の余波は解決へと至った。
しかしその代償として解放の力を手放すことになってしまったムイミ。
voice: vo_adv_1250004_000
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
よう{player}。
楽園の件では色々と世話になったな!
voice: vo_adv_1250004_001
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】
え、大したことしてない? 【chara 106113 face 2 (joy)】
相変わらず控えめなヤツだな、オマエは!
でもアタシはすっごく感謝してるんだからな!
voice: vo_adv_1250004_002
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】
あれから何日か街の様子を見てきたけど、
もう思い出に囚われてるヤツはいないみたいだ!
voice: vo_adv_1250004_003
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
本当に成功してよかったな!
voice: vo_adv_1250004_004
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
で、今日はその礼と祝いだ! アタシがおごるから飯でも食べに行くぞ!
その後はようやく落ち着いた街をブラブラするのはどうだ!?
Choice: (1) あの力がなくなって、不安じゃない?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1250004_005
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】
不安? そうだな……【chara 106113 face 6 (surprised)】
って、日差しが強くないか?
ちょっとまぶしすぎるぞ。
voice: vo_adv_1250004_006
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】
いったい何が……【chara 106113 face 6 (surprised)】
う、うぎゃああ!
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その日{player}は宿題の調べ物のため、
図書館を訪れていた。
voice: vo_adv_1250004_007
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
た、助けてくれ! 殺されるぅー!
Choice: (2) あれ、君はたしか……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1250004_008
矛依未:
【chara 106131 face 2 (joy)】
おお、覚えててくれたか? そうだ、同じ学校の矛依未だ!
【chara 106131 face 4 (sad)】
って、そんなことはどうでもいいんだ、助けてくれ!
voice: vo_adv_1250004_009
矛依未:
【chara 106131 face 1 (normal)】
アタシは今、ヤバいヤツに追われてる……
【chara 106131 face 3 (anger)】
腹黒でイヤミなおかっぱ野郎だ……
voice: vo_adv_1250004_010
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
このままじゃアタシはアイツに……
voice: vo_adv_1250004_011
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
見ぃーつけた。
voice: vo_adv_1250004_012
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
うひぃいっ! オ、オク……
voice: vo_adv_1250004_013
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
全く、自分から勉強を教えてくれって言っておいて、
逃げるなんてダメダメだよね。そう思わない?
voice: vo_adv_1250004_014
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
で、でも……やっぱ勉強とか、クソだし……
voice: vo_adv_1250004_015
詠斗:
【chara 106231 face 3 (anger)】
でもじゃないよ。逃げるだけならまだしも余所様に迷惑かけないでよね。
【chara 106231 face 4 (sad)】
すみませんね、うちのツレが……【chara 106231 face 6 (surprised)】
おや?
Choice: (3) 生徒会長、ですよね?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1250004_016
詠斗:
【chara 106231 face 6 (surprised)】
……君、うちの学生だね。【chara 106231 face 1 (normal)】
ふーん、宿題ね、そうか、偉いねー
僕は彼女の教育係だったんだけど、この有様でね。
Choice: (4) 二人が知り合いなことに驚きです。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1250004_017
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
僕もびっくりだよ。いやー、世間ってのは想像以上に狭いもんだね。
voice: vo_adv_1250004_018
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
そうだ、これも何かの縁だし君も一緒に勉強しよう。
voice: vo_adv_1250004_019
詠斗:
【chara 106231 face 2 (joy)】
安心して、僕頭いいからさ。
宿題以外の苦手な教科も教えてあげるよ。
voice: vo_adv_1250004_020
矛依未:
【chara 106231 face 1 (normal)】
【chara 106131 face 3 (anger)】
おい! 何言ってるんだ、そんなの駄目に決まってるだろ!
voice: vo_adv_1250004_021
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
君がいてくれた方が、彼女もきっとやる気になると思うんだよね。
voice: vo_adv_1250004_022
詠斗:
【chara 106231 face 2 (joy)】
なにより知り合いが目の前にいるのに
逃げ出すなんてカッコ悪いマネできないだろうからね。
Choice: (5) それじゃあ、お言葉に甘えて……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1250004_023
矛依未:
【chara 106131 face 6 (surprised)】
お、おい! アタシはイヤだからな!
【chara 106131 face 4 (sad)】
聞いてるのか、なあ!?
voice: vo_adv_1250004_024
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
君が始めたことだよ? 諦めようね?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1250004_025
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
ぐ、ぎぎぎ……文章読んでるだけで頭が痛くなってくる……
数字を見ると吐き気がするぞ……
voice: vo_adv_1250004_026
詠斗:
【chara 106231 face 4 (sad)】
そんなマンガみたいなセリフ言う人、はじめて見たよ。
【chara 106231 face 1 (normal)】
君はどう? どこか分からない問題ある?
Choice: (6) ええと、ここがちょっと……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1250004_027
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
どれどれ、ここはね──
Choice: (7) なるほど、分かった!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1250004_028
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
矛依未、そっちはどうかな?
voice: vo_adv_1250004_029
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
ああ、分からないということが分かったぞ……
voice: vo_adv_1250004_030
詠斗:
【chara 106231 face 4 (sad)】
あらま、こっちはダメだね~
voice: vo_adv_1250004_031
詠斗:
【chara 106231 face 6 (surprised)】
そもそもなんで急に勉強なんかしようと思ったの?
控えめに言って君、頭悪いじゃん。
voice: vo_adv_1250004_032
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
おい、全然控えてないぞ! もう少し気を遣え!
voice: vo_adv_1250004_033
矛依未:
【chara 106131 face 6 (surprised)】
……別に、大した理由じゃない。
voice: vo_adv_1250004_034
矛依未:
【chara 106131 face 1 (normal)】
アタシの目標に到達するには、
強いだけじゃなくて頭もよくなくちゃ駄目だ、って思っただけだよ。
voice: vo_adv_1250004_035
詠斗:
【chara 106231 face 2 (joy)】
へえ、そうなんだ。関心関心。
voice: vo_adv_1250004_036
矛依未:
【chara 106131 face 6 (surprised)】
というのはまあ、ウソじゃないけどあくまで表向きの理由だ。
【chara 106131 face 1 (normal)】
本当は万が一オクトーと離れるようなことになった時、
一人でもやっていけるようにしておくんだ。
voice: vo_adv_1250004_037
矛依未:
【chara 106131 face 4 (sad)】
そんなことはないと信じたい……【chara 106131 face 1 (normal)】
でも、アタシたちがしていることは
危険と隣り合わせ、万が一のことも考えておかなきゃな。
voice: vo_adv_1250004_038
詠斗:
【chara 106231 face 6 (surprised)】
──とか思ってるんだろうね、ノウェムの奴。
【chara 106231 face 4 (sad)】
気を回し過ぎなんだけどノウェムなりに考えてのことだし、
【chara 106231 face 1 (normal)】
深く詮索しないで付き合ってあげるか。
voice: vo_adv_1250004_039
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
だとしたらこれくらいの問題はちゃちゃっと片付けてもらわないとね。
ほら、彼なんかもうこんなに解いてるよ?
voice: vo_adv_1250004_040
詠斗:
【chara 106231 face 6 (surprised)】
いやでも、矛依未ちゃんには難しかったかな?
【chara 106231 face 2 (joy)】
ごめんねー、無理しなくていいよー
voice: vo_adv_1250004_041
矛依未:
【chara 106131 face 3 (anger)】
なにぃ? アタシを誰だと思ってる!
この程度の問題、マッハで片付けてやるよ! 【chara 106131 face 7 (special_a)】
うおぉー!
voice: vo_adv_1250004_042
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
ホント、扱いやすいな~
--- Switch scene ---
still display end
Choice: (8) 今日はありがとうございました。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1250004_043
詠斗:
【chara 106231 face 2 (joy)】
いやいや、こちらこそゴメンね。変なことにつき合わせちゃってさ。
voice: vo_adv_1250004_044
詠斗:
【chara 106231 face 6 (surprised)】
まさか晶のプリンセスナイトを、ノウェムを焚きつけるダシに
使うことになるとはね……
voice: vo_adv_1250004_045
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
でもその分勉強いっぱい教えといたから許してほしいね。
voice: vo_adv_1250004_046
矛依未:
【chara 106131 face 2 (joy)】
世話になったな{player}!
【chara 106131 face 1 (normal)】
今日のところはオマエの方が点数良かったけど、
次はアタシが勝つからな! 【chara 106131 face 2 (joy)】
それじゃあ!
voice: vo_adv_1250004_047
矛依未:
【chara 106131 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1250004_048
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1250004_049
矛依未:
【chara 106131 face 1 (normal)】
なあ、オクトー
voice: vo_adv_1250004_050
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
なんだいノウェム。
voice: vo_adv_1250004_051
矛依未:
【chara 106131 face 1 (normal)】
アタシたちは二人で世界一の大悪党になる、それは分かってるよな?
voice: vo_adv_1250004_052
詠斗:
【chara 106231 face 1 (normal)】
まあ、そうだね。
voice: vo_adv_1250004_053
矛依未:
【chara 106131 face 1 (normal)】
だから……だから、絶対アタシから離れるんじゃないぞ。
voice: vo_adv_1250004_054
詠斗:
【chara 106231 face 2 (joy)】
……ま、君がそう言うなら従うよ。
【chara 106231 face 1 (normal)】
でも、この先大変なことが起きても、悲しくて泣いたりしないでよね。
voice: vo_adv_1250004_055
矛依未:
【chara 106131 face 3 (anger)】
アホか! 天下の大悪党が泣くわけないだろ!
いいからちゃんと約束守れよ! いいな!
voice: vo_adv_1250004_056
詠斗:
【chara 106231 face 2 (joy)】
はいはい、仰せのままに。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1250004_057
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
──ふぅ、どんな記憶が再生されるかと思ったけど、
ちゃんとしたいい思い出でよかったわね。
voice: vo_adv_1250004_058
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
この前のオクトーとの件もあったからちょっと心配ではあったけど、
【chara 190011 face 1 (normal)】
どうやら杞憂だったみたいね。
voice: vo_adv_1250004_059
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
残念ながら今二人は離ればなれだけど、
【chara 190011 face 2 (joy)】
ノウェムのそばにはあいつも、そして沢山の仲間がいるから大丈夫。
voice: vo_adv_1250004_060
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
アクセス終了。リブート開始。
【chara 190011 face 2 (joy)】
二人の約束が果たされる未来、楽しみに待つとしましょうか。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1250004_061
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】
ん、あ……【chara 106113 face 6 (surprised)】
あれれ、アタシ外で寝ちゃったのか?
昔の夢見てたぞ……
voice: vo_adv_1250004_062
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】
なんか勉強とかしてたな……勉強……クッソー……
【chara 106113 face 2 (joy)】
でも、オクトーも出てきたから悪くなかったな。
voice: vo_adv_1250004_063
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】
ああ、そういえば解放の力がなくなってどう思うかだっけ?
【chara 106113 face 4 (sad)】
まあ、今まであったものがなくなるってのは寂しいもんだよな。
voice: vo_adv_1250004_064
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】
相棒がいない今だからよく分かるよ……
voice: vo_adv_1250004_065
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
でもな!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1250004_066
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
未来へ進む気持ちは変わらずこの胸にあるし、
オマエも、カヤとノゾミもいてくれる!
voice: vo_adv_1250004_067
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
不安になる要素なんて、これっぽっちもない!
つまり、アタシの未来は明るいってことだ!
voice: vo_adv_1250004_068
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
待ってろよ、未来!
アタシとオクトーが、必ず世界一の大悪党になってやるからな!
voice: vo_adv_1250004_069
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】
はーっはっはっはっはっはーー!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
次なる未来へと歩み出したランドソルの街に
小さな大悪党の高笑いが響き渡るのだった。