シオリ（レンジャー） 第3話
密猟団の狙いが魔鳥ジズだと分かり、現地へ向かったシオリたち。遭遇した密猟団によってニャットちゃんは暴走するが、シオリは見事に鎮める。その後密猟団を拘束し、ジズも解放し、任務を果たしたのだった。
-------------- situation:
シオリの戦い方
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
魔物保護区の村に滞在し、仕事にも慣れてきた頃。
シオリたちの元へ、再びハンターズギルドから手紙が届いた。
voice: vo_adv_1254003_000
シオリ：
【chara 125414 face 1 (normal)】
密猟団について新しい情報が入りました。
【chara 125414 face 3 (anger)】
どうやら彼らは『ジズ』を狙っているようです。
voice: vo_adv_1254003_001
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
ジズ……懐かしいですね。あなたは覚えていますか？
私が以前、魔物を封じ込めた図鑑を所有していて、
【chara 125414 face 4 (sad)】
そこからジズが逃げて……あの時は大変でしたね。
voice: vo_adv_1254003_002
シオリ：
【chara 125414 face 6 (surprised)】
実はそのジズが、
繁殖期になるとこの地へやって来るんだそうです。
voice: vo_adv_1254003_003
シオリ：
【chara 125414 face 1 (normal)】
ここまで辿り着けるジズはほんの一握り。
【chara 125414 face 3 (anger)】
その分体が大きく、美しく……狂暴だと聞いています。
voice: vo_adv_1254003_004
シオリ：
【chara 125414 face 1 (normal)】
ジズの目撃情報も出ているので、
私たちも繁殖地を中心に警戒しましょう。
voice: vo_adv_1254003_005
シオリ：
【chara 125414 face 3 (anger)】
もちろん、そこに密猟団がいたら捕縛します。
……今度こそ。
voice: vo_adv_1254003_006
シオリ：
【chara 125414 face 3 (anger)】
力を貸してもらえますか？
Choice: (1) もちろん。
----- Tag 1 -----
ニャット：
【chara 125414 face 2 (joy)】
【chara 2312 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1254003_007
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
ニャットちゃん。
もちろん、あなたの力も必要だよ。
voice: vo_adv_1254003_008
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
私は未熟な主人だけど、また背中に乗せてくれる？
ニャット：
【chara 2312 face 2 (joy)】
グルルッ♪
voice: vo_adv_1254003_009
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
ふふっ♪
そんなに舐めたら、私の顔が全部溶けちゃうよ。
……ありがとう、ニャットちゃん。
voice: vo_adv_1254003_010
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
ここが、ジズが目撃された場所。
まさか奥地に、こんなにも広い世界があったなんて……
voice: vo_adv_1254003_011
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
全部を回ることはできないから、
ある程度範囲は絞らないと……
voice: vo_adv_1254003_012
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
ニャットちゃん。
同じ匂いがないか、確かめたいの。
密猟者の押収品から、何か情報は掴める？
ニャット：
【chara 2312 face 1 (normal)】
…………
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ガルッ！
voice: vo_adv_1254003_013
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
やっぱりいるんですね……
ニャットちゃん、案内をお願い。
voice: vo_adv_1254003_014
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
それで見つけたら……今度は私たちが彼らを狩ります。
前回と同じ過ちは犯しません。
voice: vo_adv_1254003_015
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
ジズの行方は？
voice: vo_adv_1254003_016
密猟団のメンバー１：
【chara 1 face 1 (normal)】
調査隊が痕跡を発見したようです。
向かった先は、あの大樹の上かと。
voice: vo_adv_1254003_017
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
なるほどな。つがいを見つけて、巣を作るつもりか。
だいぶ気は立ってるだろうが……
待っている顧客のためにも、ここで引くわけにはいかねぇな。
voice: vo_adv_1254003_018
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
よし、全員集めろ！
あの大樹へ向かうぞ！！
voice: vo_adv_1254003_019
密猟団のメンバー２：
【chara 1 face 1 (normal)】
おーい、お頭ー！
大変だ、いなくなった！！！！
voice: vo_adv_1254003_020
密猟団の長：
【chara 911 face 3 (anger)】
あ？
なにがいなくなったって？
voice: vo_adv_1254003_021
密猟団のメンバー２：
【chara 1 face 1 (normal)】
ジズを捜しに行った連中が、みんな消えちまったんだよ！！
voice: vo_adv_1254003_022
密猟団のメンバー１：
【chara 1 face 1 (normal)】
はぁっ？ なに馬鹿なこと言ってんだ。
そんなわけが──
voice: vo_adv_1254003_023
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん！
ニャット：
【chara 911 face 6 (surprised)】
【chara 2312 face 3 (anger)】
ギャオオ──！！
voice: vo_adv_1254003_024
密猟団の長：
【chara 911 face 3 (anger)】
ぐっ……！
voice: vo_adv_1254003_025
密猟団のメンバーたち：
【chara 1 face 1 (normal)】
お頭！
voice: vo_adv_1254003_026
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
動かないでください。動いたら、矢を放ちますから。
【chara 125411 face 1 (normal)】
ニャットちゃんはそのままその人を押さえつけておいて。
voice: vo_adv_1254003_027
密猟団の長：
【chara 911 face 4 (sad)】
はは……
今回は正面から突っ込んでこずに、隙をついてきたか……
【chara 911 face 1 (normal)】
狩りがうまくなったなぁ、子猫のレンジャーさんよ……
voice: vo_adv_1254003_028
密猟団の長：
【chara 911 face 2 (joy)】
しかしアンタの魔物はずいぶん毛並みがいいじゃねぇの……
この毛皮でコートを作ったら、顧客が喜びそうだ……
どうだ、言い値で買ってやるぜ……？
voice: vo_adv_1254003_029
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
……黙ってください。
voice: vo_adv_1254003_030
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
そんなにこの魔物が大事か……？
だがな、いくら情を移したって、コイツらはしょせんけだもの……
本能に支配されちまえば、その友情ごっこも終わりだ……
voice: vo_adv_1254003_031
密猟団の長：
【chara 911 face 3 (anger)】
ここは先輩として、身をもって教えてやるよ……
ふんっ！！
ニャット：
【chara 2312 face 6 (surprised)】
ギャウ！？
voice: vo_adv_1254003_032
密猟団の長：
【chara 911 face 3 (anger)】
おら、どきな。
ニャット：
【chara 2312 face 4 (sad)】
……っ！ ……っ！
voice: vo_adv_1254003_033
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
ニャットちゃん……！
【chara 125411 face 3 (anger)】
その注射器……あなた、なにをしたんですか！！
voice: vo_adv_1254003_034
密猟団の長：
【chara 911 face 2 (joy)】
ちょっとした秘密の薬をな……
【chara 911 face 1 (normal)】
『ソイツ』に殺されたくなきゃ、死に物狂いで逃げるこった。
voice: vo_adv_1254003_035
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
え？
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ガルルッ……
voice: vo_adv_1254003_036
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
ニャットちゃん……私がわからないの……？
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ギャオオ──！！
voice: vo_adv_1254003_037
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
……っ！
【chara 125411 face 4 (sad)】
ニャットちゃん……！ 正気に戻って……！
Choice: (2) シオリ！
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1254003_038
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
危ないので、あなたは下がっていてください……！
voice: vo_adv_1254003_039
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
大丈夫です……腕、噛まれちゃってますが、
【chara 125411 face 3 (anger)】
特殊グローブのおかげで、牙は食い込んでないんです……
voice: vo_adv_1254003_040
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
ちっとばかり酷だが、忠告を聞かなかった嬢ちゃんには
灸をすえておかないとな。
……まぁ、今も聞く余裕はねぇだろうが。
voice: vo_adv_1254003_041
密猟団の長：
【chara 911 face 2 (joy)】
あとのことは、レンジャーの坊主に任せたぜ。
【chara 911 face 1 (normal)】
──野郎ども、行くぞ。
voice: vo_adv_1254003_042
密猟団のメンバーたち：
【chara 1 face 1 (normal)】
へい！
voice: vo_adv_1254003_043
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
麻酔矢は全部、密猟者や魔物たちに使ってしまった……
【chara 125411 face 6 (surprised)】
それなら、全力で走って逃げる……？
……【chara 125411 face 4 (sad)】
ダメ。この人も私も追いつかれて、きっと最後は……！
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ガルルッ……
voice: vo_adv_1254003_044
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
私の首を……急所を狙ってる……
【chara 125411 face 3 (anger)】
この人には大丈夫って言ったけど、このままじゃ……！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1254003_045
獣人の教官：
【chara 414 face 1 (normal)】
レンジャーたちが、魔物を相棒として選ぶことはまぁまぁある。
【chara 414 face 2 (joy)】
その絆は素晴らしいものだ。
voice: vo_adv_1254003_046
獣人の教官：
【chara 414 face 4 (sad)】
……しかし時に『不幸な事故』は起こる。
どちらが生き残るにしろ、残された方は深い傷を残す。
voice: vo_adv_1254003_047
獣人の教官：
【chara 414 face 1 (normal)】
そうならないようにするのが、
ニャットちゃんを相棒に選んだ君の役目だ。
【chara 414 face 3 (anger)】
それでも、もしそんな『不幸な事故』が起こったら──
--- Switch scene ---
Choice: (3) シオリ、訓練のことを思い出して！
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1254003_048
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
はい！
voice: vo_adv_1254003_049
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん、私を見て！
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ガルルッ……
voice: vo_adv_1254003_050
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
ニャットちゃんとやっと目が合ったけど……
まだ私だって気づいていない。【chara 125411 face 3 (anger)】
しっかり声をかけないと。
voice: vo_adv_1254003_051
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
くっ……腕がちぎれそう……！
voice: vo_adv_1254003_052
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
いったん離れるべき？
【chara 125411 face 3 (anger)】
ううん、このまま離れたら二度とチャンスは来ない気がする。
だから──
voice: vo_adv_1254003_053
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
あなたは『けだもの』なんかじゃない。
あなたは私の相棒で、それから──
voice: vo_adv_1254003_054
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん、伏せ！！
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_055
密猟団のメンバー１：
【chara 1 face 1 (normal)】
う、ううっ……！
voice: vo_adv_1254003_056
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
痺れ矢を何発も浴びせてるってのに、タフだな……
【chara 911 face 2 (joy)】
やっぱ、縄張りを荒らされた雄相手はおっかねぇぜ。
voice: vo_adv_1254003_057
密猟団の長：
【chara 911 face 3 (anger)】
部下や使役する魔物たちがいないのは堪えるな。
子猫の爪でも、顔面に食らえば痛いもんだ……
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_058
密猟団のメンバー２：
【chara 1 face 1 (normal)】
お頭！ あぶねぇ！！
voice: vo_adv_1254003_059
密猟団の長：
【chara 911 face 3 (anger)】
ちっ……！
voice: vo_adv_1254003_060
密猟団の長：
【chara 911 face 4 (sad)】
……利き手をやられたか。こりゃ狩りは無理だな。
撤退を──
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_061
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
……させてくれるわけねぇか。
仕方ねぇなぁ。
voice: vo_adv_1254003_062
密猟団のメンバー２：
【chara 1 face 1 (normal)】
お頭！！
voice: vo_adv_1254003_063
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん！
行って！！
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ギャオオ──！！
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
────！？
voice: vo_adv_1254003_064
密猟団のメンバー２：
【chara 1 face 1 (normal)】
お、おめぇらは……
voice: vo_adv_1254003_065
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ジズがいったん離れている隙に隠れてください。
【chara 125411 face 1 (normal)】
あの人たちのこと、あなたにお任せしても大丈夫ですか？
Choice: (4) もちろん。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1254003_066
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
ありがとうございます。
【chara 125411 face 3 (anger)】
私はニャットちゃんと一緒にジズを追い払います。
voice: vo_adv_1254003_067
密猟団の長：
【chara 911 face 6 (surprised)】
おめぇら、まだ一緒にいたのか。
てっきり──
voice: vo_adv_1254003_068
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃんは私の相棒で、友達ですから。
あんな薬で、私たちの絆は断ち切れません。
voice: vo_adv_1254003_069
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
私はあなたに対して怒っています。
必ずハンターズギルドに連れていきますから。
voice: vo_adv_1254003_070
密猟団の長：
【chara 911 face 4 (sad)】
やれやれ、子猫があっという間に虎に化けやがった……
【chara 911 face 1 (normal)】
見誤った時点で俺の命運は尽きたわけか。
voice: vo_adv_1254003_071
密猟団の長：
【chara 911 face 1 (normal)】
大人しくジズの餌食になるつもりだったが……
敗者に文句を言う資格はねぇな。
voice: vo_adv_1254003_072
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
はい。生きて罪を償ってください。
voice: vo_adv_1254003_073
シオリ：
【chara 125411 face 1 (normal)】
あの人たちは安全な場所に隠れた。
【chara 125411 face 3 (anger)】
あとは──
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_074
シオリ：
【chara 125411 face 1 (normal)】
ジズは眉間が弱いから、そこへ石矢をぶつければ戦意喪失するはず。
【chara 125411 face 4 (sad)】
でも、問題は……
voice: vo_adv_1254003_075
シオリ：
【chara 125411 face 1 (normal)】
ニャットちゃん。
私をジズの真正面まで連れていって。
ジズが羽ばたいた時の風圧に負けないぐらい、近くへ。
voice: vo_adv_1254003_076
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
問題は……私の腕。さっきから痛みが増してきている。
きっと一発しか矢を射る力は残ってない。
【chara 125411 face 3 (anger)】
なんとしてでも、成功させなくちゃ……！
voice: vo_adv_1254003_077
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん！
走って！！
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ガルルッ！！
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_078
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
ジズの眉間……【chara 125411 face 3 (anger)】
今だ……！
voice: vo_adv_1254003_079
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
う……っ！？
voice: vo_adv_1254003_080
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
腕のダメージが思ったより深い。
弓を引き絞るには、もっと時間をかけないと……！
voice: vo_adv_1254003_081
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん！
旋回してからもう一度──
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_082
シオリ・ニャット：
【chara 1 face 1 (normal)】
ひゃぁっ！？
──！？
voice: vo_adv_1254003_083
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
竜巻の中に閉じ込められた……！
息が……──
？？？：
【chara 3 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
────！？
voice: vo_adv_1254003_084
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
ケホッ……コホッ……！
ニャットちゃん、大丈夫……？
ニャット：
【chara 2312 face 1 (normal)】
ガルッ！
voice: vo_adv_1254003_085
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
一体なにが……
voice: vo_adv_1254003_086
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
……っ！？
あれは──
魔物たち：
【chara 1611 face 1 (normal)】
────！！
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_087
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
魔物たちが、ジズを攻撃している……
どうしてかわからないけど……
【chara 125411 face 3 (anger)】
ジズが怯んでいる今がチャンス！
voice: vo_adv_1254003_088
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
この光……
Choice: (5) シオリ、援護するよ！
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1254003_089
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
暖かい。腕の痛みも少し、和らいだ気がする。
これなら……！
voice: vo_adv_1254003_090
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
ニャットちゃん！
もう一度、ジズの真正面へ……跳んで！！
ニャット：
【chara 2312 face 3 (anger)】
ギャオオ──！！
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
……！？
voice: vo_adv_1254003_091
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
この一撃に、全部を託して……！
voice: vo_adv_1254003_092
シオリ：
【chara 125411 face 3 (anger)】
当たれっ！！
--- Switch scene ---
ジズ：
【chara 10111 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_1254003_093
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
ジズが飛び去っていく……
【chara 125411 face 2 (joy)】
良かった……
voice: vo_adv_1254003_094
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
ニャットちゃん、お疲れさま。
ニャット：
【chara 2312 face 2 (joy)】
グルルッ♪
Choice: (6) シオリ、大丈夫！？
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1254003_095
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
はい、ご心配をおかけしました。
【chara 125411 face 6 (surprised)】
あの人たちは……【chara 125411 face 2 (joy)】
ああ、縛っておいたなら
逃げる心配はなさそうですね。
魔物たち：
【chara 1611 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1254003_096
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
魔物たちが帰っていきます。
どうしてジズを攻撃したんでしょう。
voice: vo_adv_1254003_097
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
……あれ？
あの魔物たちを見てください、足に巻かれている包帯……！
私たちが密猟団から解放した子ですよね。
voice: vo_adv_1254003_098
シオリ：
【chara 125411 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1254003_099
シオリ：
【chara 125411 face 4 (sad)】
縄張り意識の強い魔物たちが、
侵入してきたジズに襲い掛かっただけなのかもしれません。
【chara 125411 face 2 (joy)】
でも……
voice: vo_adv_1254003_100
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
もしかしたら、私たちを助けにきてくれたのかも。
……【chara 125411 face 6 (surprised)】
なんて考えるのは、夢を見すぎでしょうか？
【chara 125411 face 2 (joy)】
でも、そうだったらうれしいな。
voice: vo_adv_1254003_101
シオリ：
【chara 125411 face 2 (joy)】
これで任務は完了です。
ハンターズギルドへ帰還して、報告しましょう。
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獣人の教官：
【chara 414 face 1 (normal)】
密猟団の悪行を止め、
魔物たちの楽園を守り抜いた功績を称え、ここに表彰する。
……このメダルを受け取ってくれ。
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シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
ありがとうございます。
ニャットちゃんには、トゥンヌスの高級缶詰をくれるって。
良かったね。
ニャット：
【chara 2312 face 2 (joy)】
グルルッ♪
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シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
私、表彰されるなんて初めてです。
レンジャーとして認めてもらえたようで、すごくうれしいです。
voice: vo_adv_1254003_105
シオリ：
【chara 125414 face 4 (sad)】
昔は、魔物って怖い生き物だと思っていました。
それは今でも変わりません。
voice: vo_adv_1254003_106
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
でも……それだけじゃないのかもしれない。
レンジャーの仕事が、私にそのことを教えてくれました。
voice: vo_adv_1254003_107
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
私はもっと、色んなことを知りたい。
自分の可能性を、試してみたい。
voice: vo_adv_1254003_108
シオリ：
【chara 125414 face 2 (joy)】
だからニャットちゃんと一緒に
レンジャーの仕事を続けていこうと思います。
……もちろん、この子のご飯代を稼ぐためにも！
voice: vo_adv_1254003_109
シオリ：
【chara 125414 face 6 (surprised)】
体調を崩してばかりのリーダーですが、
【chara 125414 face 2 (joy)】
どうかこれからも、あなたの力を貸してもらえたらうれしいです♪
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
レンジャーとしての誇りや自信を胸に、
シオリは弾けるような笑顔を見せたのだった。
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