ジータ(ウォーロック) 第2話
ジータは魔法使いとして護衛の任務に参加中、役割を忘れ先行し過ぎたことで窮地に陥る。{player}たちと連携して危機を乗り越え、改めて仲間がそれぞれの役割を果たす大切さを学ぶのだった。
-------------- situation:
騎空士に大切なこと
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
野盗の親分を懲らしめてしばらく経った頃。
同行してほしい冒険の依頼があるということで、
{player}はジータに呼び出されていた。
voice: vo_adv_1255002_000
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
あっ、おーい!
【chara 105712 face 1 (normal)】
急に呼び出してごめんね、来てくれてありがとう。
voice: vo_adv_1255002_001
ジータ:
【chara 105712 face 1 (normal)】
軽く説明したとは思うんだけど。
今回私が引き受けた依頼、あなたにも手伝ってほしくて。
【chara 105712 face 6 (surprised)】
ちょっと事情が特殊というか……
voice: vo_adv_1255002_002
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
おっ、今回の依頼を引き受けてくれたジータさんたちだね。
募集をかけても誰も応募してくれなかったから、本当に助かったよ。
voice: vo_adv_1255002_003
僧侶の女:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
んー……でも見た感じ、二人とも剣士の装備よね?
今回の依頼では、魔法使いを募集してたはずなんだけど?
voice: vo_adv_1255002_004
ジータ:
【chara 105712 face 1 (normal)】
大丈夫です、見ててください!
集中して……えいっ!!
voice: vo_adv_1255002_005
ジータ:
【chara 125512 face 1 (normal)】
……ふぅ。
こんな感じで、ちゃんと魔法使いにもなれます!
voice: vo_adv_1255002_006
僧侶の女:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
えっ、ええ~!?
こんなの初めて見たわ。
あなた、ずいぶんと変わった魔法が扱えるのね?
voice: vo_adv_1255002_007
戦士の男:
【chara 1011 face 2 (joy)】
これは期待できそうだな。
【chara 1011 face 1 (normal)】
攻撃のための魔法も扱えるってことでいいんだよね?
魔物への攻撃役は、主にジータさんにお願いしようと思ってるから。
voice: vo_adv_1255002_008
ジータ:
【chara 125512 face 2 (joy)】
はい、もちろん!
任せてください!
voice: vo_adv_1255002_009
ジータ:
【chara 125512 face 1 (normal)】
……というわけで、あなたを呼んだんだ。
【chara 125512 face 6 (surprised)】
まだ新しいジョブチェンジの力って、安定して扱えるか分からないから。
【chara 125512 face 1 (normal)】
いざって時にフォローしてほしくて。
voice: vo_adv_1255002_010
戦士の男:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
ん? どうかしたのかい?
voice: vo_adv_1255002_011
ジータ:
【chara 125512 face 6 (surprised)】
いえ、なんでも!
大丈夫です!
voice: vo_adv_1255002_012
ジータ:
【chara 125512 face 4 (sad)】
……後だしでこんなこと言われても、困っちゃうよね。
もし迷惑だったらごめんね?
Choice: (1) 頼ってくれてうれしい。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1255002_013
ジータ:
【chara 125512 face 5 (shy)】
そ、そう言われると、ちょっと照れるなぁ……!
【chara 125512 face 1 (normal)】
うん、でも、頼りにしてる。
今回の冒険もよろしくね!
voice: vo_adv_1255002_014
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
よし、ここが目的の洞窟だ。
改めておさらいをさせてもらうけれど、
この洞窟の奥に眠るという、貴重な鉱石の回収が目標だ。
voice: vo_adv_1255002_015
僧侶の女:
【chara 1211 face 3 (anger)】
道中では、魔物の出現も含めて困難が予想されるわ。
【chara 1211 face 1 (normal)】
協力して、必ず最奥部にたどり着きましょう。
voice: vo_adv_1255002_016
ジータ:
【chara 125511 face 2 (joy)】
任せてください!
【chara 125511 face 1 (normal)】
この洞窟なら、途中まで前に来たことがあるんですけど、
よかったら私、案内しましょうか?
voice: vo_adv_1255002_017
戦士の男:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
えっ、そうなのかい!?
鉱石を取られると困るから洞窟の詳細は伏せていたんだが。
驚いたな、先を越されていたなんて。
voice: vo_adv_1255002_018
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
いえ、私も一番奥まで進んだわけじゃなくって……
【chara 125511 face 1 (normal)】
前回は、魔物退治のためにここを訪れただけなんです。
近くの畑を荒らしてたらしくて、討伐依頼が出てたんですよ。
voice: vo_adv_1255002_019
僧侶の女:
【chara 1211 face 1 (normal)】
じゃあ、ここの魔物と戦ったこともあるのね。
【chara 1211 face 2 (joy)】
本当に、うってつけの人が来てくれてよかったわ♪
【chara 1211 face 1 (normal)】
それじゃあ、ジータちゃんに先頭をお願いする?
voice: vo_adv_1255002_020
戦士の男:
【chara 1011 face 2 (joy)】
そうしよう。
どうやら、俺たちよりもずっと冒険者として手練れみたいだしな。
改めて、よろしく頼むよ。
voice: vo_adv_1255002_021
ジータ:
【chara 125511 face 2 (joy)】
はい、頑張ります!
【chara 125511 face 1 (normal)】
それじゃあ、私たちが前を歩こっか。
voice: vo_adv_1255002_022
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
えっと、この道は……【chara 125511 face 1 (normal)】
右手側の方を進みましょう。
【chara 125511 face 6 (surprised)】
左手側の道も奥に続いてるとは思いますけど、
地面に魔物の足跡があるのが気になりますから。
voice: vo_adv_1255002_023
戦士の男:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
なるほど、この先がすみかになっている可能性があるってことか。
【chara 1011 face 1 (normal)】
腕っぷしだけじゃなくて、観察眼もなかなか鋭いね。
voice: vo_adv_1255002_024
僧侶の女:
【chara 1211 face 4 (sad)】
私たちもこれくらいセンスがあったら、
もう少し冒険者を続けられてたのかなー……
voice: vo_adv_1255002_025
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
えっ?
冒険者、辞めちゃうんですか!?
voice: vo_adv_1255002_026
戦士の男:
【chara 1011 face 4 (sad)】
ああ、今回の冒険で最後にしようと思ってる。
自分たちなりに努力はしたんだが、
どうにも他のギルドの人たちと比べて成果があがらなくてね。
voice: vo_adv_1255002_027
僧侶の女:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
ぶっちゃけ、副業でやってた農家の方がよっぽど儲かってるのよ。
【chara 1211 face 1 (normal)】
だから鉱石を売ったお金で、ちゃんとした農園を造ろうと思って。
今回の冒険は、新しい目標のための第一歩でもあるのかしら?
voice: vo_adv_1255002_028
ジータ:
【chara 125511 face 4 (sad)】
そうだったんですか……【chara 125511 face 1 (normal)】
分かりました!
新しい目標を追いかけるのって、すごく素敵なことだと思います。
【chara 125511 face 3 (anger)】
必ず鉱石を手に入れて、立派な農園にしましょう!!
voice: vo_adv_1255002_029
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
ん、どうしたの?
……ちょっと力み過ぎじゃないかって?
【chara 125511 face 4 (sad)】
いやぁ、はは……確かにそうかも。
voice: vo_adv_1255002_030
ジータ:
【chara 125511 face 1 (normal)】
私も、騎空団を立派にしていきたいって思ってるし。
なにか挑戦しようって頑張ってる人たちを見ると、
応援したいって力が入るんだ。
voice: vo_adv_1255002_031
ジータ:
【chara 125511 face 2 (joy)】
というわけで、私が先行します!
しっかりお二人の安全を確保しておきますからー!
voice: vo_adv_1255002_032
戦士の男:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
それはそうなんだが、慌てなくても大丈夫だからね?
慌てて鉱石を取ってきたって、
お金に換えるのも時間がかかるからー!
voice: vo_adv_1255002_033
僧侶の女:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
……行っちゃったわね、駆け足で。
【chara 1211 face 4 (sad)】
張り切ってくれるのはありがたいんだけど、
ちょっと心配になってきたかも。
Choice: (2) 追いかけてきます。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1255002_034
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
ああ、そうした方がいい。
幸いここまでの道に魔物はいなかったから、
彼女を優先してもらって構わないよ。
voice: vo_adv_1255002_035
僧侶の女:
【chara 1211 face 4 (sad)】
私たち、才能はなかったかもしれないけど……
【chara 1211 face 1 (normal)】
それでも死なずに済んでるのは、「無理をしなかったから」だからね。
さぁ、行ってらっしゃい。
voice: vo_adv_1255002_036
ジータ:
【chara 125511 face 1 (normal)】
右ヨシ! 左ヨシ! 落ちてきそうな物も無し!
【chara 125511 face 2 (joy)】
うん……この道は大丈夫かな。
【chara 125511 face 1 (normal)】
この調子で、どんどん先に……
voice: vo_adv_1255002_037
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
……あれ?
どうしたの、慌てて追いかけて来て。
【chara 125511 face 1 (normal)】
もう少しゆっくりでも大丈夫だよ?
Choice: (3) それだと意味がない。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1255002_038
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
えっ……あっ!?
【chara 125511 face 4 (sad)】
そう、だね……ごめん。
自分から付き添ってほしいって、あなたに頼んだのに。
voice: vo_adv_1255002_039
ジータ:
【chara 125511 face 4 (sad)】
依頼人から褒められたり、将来の話を聞いたりして、
ちょっと舞い上がっちゃってた。
【chara 125511 face 6 (surprised)】
少しペースを落として……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_040
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
えっ、魔物!? どこから……!?
【chara 125511 face 1 (normal)】
でも、前に討伐したことある種類だから、
難しい相手じゃないはず!
voice: vo_adv_1255002_041
ジータ:
【chara 125511 face 1 (normal)】
しっかり剣で攻撃を捌いて反撃すれば……【chara 125511 face 6 (surprised)】
ん?
剣で、捌いて……
voice: vo_adv_1255002_042
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
……って、ジョブチェンジしたままだった!
【chara 125511 face 4 (sad)】
杖じゃ受け止められない……避けないと!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_043
ジータ:
【chara 125511 face 4 (sad)】
きゃあっ!?
前に戦ったときと全然違う……!
魔物の攻撃が速くなってる……!?
voice: vo_adv_1255002_044
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
ううん、違う……私が遅くなってるんだ!!
【chara 125511 face 4 (sad)】
もしかしてこの姿って、魔法が得意になる代わりに
運動が苦手になっちゃうのかも……!?
voice: vo_adv_1255002_045
ジータ:
【chara 125511 face 4 (sad)】
あうっ……ぐっ!?
全然、魔物の攻撃を避けられない……!
このままじゃ、魔法を使う前にやられちゃう……!?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_046
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
っ……!?
Choice: (4) カバーするから、下がって!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1255002_047
ジータ:
【chara 125511 face 1 (normal)】
ありがとう……!
【chara 125511 face 4 (sad)】
早く、立て直さないと……!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_048
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
もう一体出てきた……!?
【chara 125511 face 4 (sad)】
流石に、{player}一人じゃ抑えきれない……!
voice: vo_adv_1255002_049
ジータ:
【chara 125511 face 4 (sad)】
私が……私が調子に乗ったせいだ!
新しい力がどんなものか、まだちゃんと理解できてなかったのに!
このままじゃ……
voice: vo_adv_1255002_050
戦士の男:
【chara 1011 face 3 (anger)】
おおおおおっ~!
させるか~!!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_051
僧侶の女:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
二人とも、大丈夫!?
【chara 1211 face 3 (anger)】
私たちも手伝うから、なんとかあいつらを撃退しましょう!
voice: vo_adv_1255002_052
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
戦士さん、僧侶さん!
【chara 125511 face 4 (sad)】
ごめんなさい、私……!
voice: vo_adv_1255002_053
戦士の男:
【chara 1011 face 3 (anger)】
謝るのは後だ!
【chara 1011 face 6 (surprised)】
それよりジータさん、君の魔法使いとしての力は信じていいんだよな!?
voice: vo_adv_1255002_054
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
えっ……!?
voice: vo_adv_1255002_055
戦士の男:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
この奥からも魔物の声が聞こえる。
恐らく、音を聞きつけてこっちに殺到してきてるんだろう。
【chara 1011 face 4 (sad)】
そうなったら、剣だけじゃどうしようもない!
voice: vo_adv_1255002_056
戦士の男:
【chara 1011 face 3 (anger)】
俺と彼で時間を稼ぐ!
その間に態勢を整えて、奴らを一掃する魔法を唱えてくれ!
voice: vo_adv_1255002_057
ジータ:
【chara 125511 face 3 (anger)】
分かりました……【chara 125511 face 4 (sad)】
うっ!
voice: vo_adv_1255002_058
僧侶の女:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
無理に動かないで、まずは回復するから。
【chara 1211 face 1 (normal)】
負傷したのは……肩と足首ね。
voice: vo_adv_1255002_059
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
すごい、どんどん痛みが引いていく……
【chara 125511 face 1 (normal)】
もう立ち上がれるようになっちゃった!
voice: vo_adv_1255002_060
僧侶の女:
【chara 1211 face 1 (normal)】
負傷者を癒すのが、私の仕事だからね。
今、彼らが敵を引き付けてくれているのと同じように。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_061
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
いい調子だぞ、坊や!
【chara 1011 face 3 (anger)】
なるべくジータさんたちから魔物を遠ざけるんだ!
voice: vo_adv_1255002_062
僧侶の女:
【chara 1211 face 1 (normal)】
……あんな感じでね。
それで、今日のあなたにお願いしてた仕事はなんだっけ?
voice: vo_adv_1255002_063
ジータ:
【chara 125511 face 3 (anger)】
……魔法使いとして、魔物を一掃することです!
voice: vo_adv_1255002_064
僧侶の女:
【chara 1211 face 2 (joy)】
そういうこと!
【chara 1211 face 3 (anger)】
前衛も限界が近い、私の魔力も分けてあげるから景気よくぶっぱなして!
voice: vo_adv_1255002_065
ジータ:
【chara 125511 face 6 (surprised)】
急がなきゃいけないけど、焦る必要はない。
【chara 125511 face 1 (normal)】
私の周りには、役割を果たしてくれている人たちがいる。
剣で守り、魔法で癒してくれる人たちが。
voice: vo_adv_1255002_066
ジータ:
【chara 125511 face 1 (normal)】
その人たちを信じて、私は私の役割を……
魔法使いとして、期待されてることをやればいいんだ!
voice: vo_adv_1255002_067
ジータ:
【chara 125511 face 3 (anger)】
いける!
二人とも、もう下がって大丈夫だよ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_068
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
了解!
魔物どもも集まってきた、巻き込まれないように走るぞ!
voice: vo_adv_1255002_069
ジータ:
【chara 125511 face 3 (anger)】
思い知れ!
魔道の果てに極めし叡智を!
エーテルブラスト!!
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1255002_070
戦士の男:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
な、なんて威力だ。
何体か討ち漏らすかと思ったが、一発で全滅させるなんて。
voice: vo_adv_1255002_071
僧侶の女:
【chara 1211 face 1 (normal)】
おかげで、あとはのんびり探索できそうね。
【chara 1211 face 2 (joy)】
役割を果たしてくれてありがとう、ジータちゃん。
voice: vo_adv_1255002_072
ジータ:
【chara 125511 face 2 (joy)】
……はい!
voice: vo_adv_1255002_073
戦士の男:
【chara 1011 face 2 (joy)】
今日は二人とも、お疲れさま!
【chara 1011 face 1 (normal)】
おかげでちゃんと鉱石が手に入ったよ!
なんとお礼を言ったらいいか。
voice: vo_adv_1255002_074
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
お礼を言わなきゃいけないのは、私のほうです。
【chara 105712 face 4 (sad)】
今日は、迷惑をかけちゃってすみません……
voice: vo_adv_1255002_075
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
先行し過ぎたことなら、もう気にしなくていいよ。
無事目的は達成できたわけだし。
voice: vo_adv_1255002_076
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
いえ。
今回のお仕事で、大切なことを思い出しました。
voice: vo_adv_1255002_077
ジータ:
【chara 105712 face 1 (normal)】
冒険は、騎空艇の航行と同じ。
操舵をする人、気嚢を管理する人、見張りに立つ人……
みんなが自分の役割を果たし、支えあうことで、初めて空を飛べる。
voice: vo_adv_1255002_078
ジータ:
【chara 105712 face 4 (sad)】
分かってたつもりだったのに。
いろいろと浮ついてて、初心を忘れちゃってたみたいです。
voice: vo_adv_1255002_079
僧侶の女:
【chara 1211 face 1 (normal)】
そうやって反省できるなら、きっと大丈夫。
【chara 1211 face 2 (joy)】
いざってときに、支えてくれるパートナーもいるようだし。
ねっ♪
Choice: (5) ……僕?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1255002_080
ジータ:
【chara 105712 face 2 (joy)】
ふふっ、そうだね!
【chara 105712 face 1 (normal)】
洞窟でもカッコよく助けてくれたし。
【chara 105712 face 2 (joy)】
本当に、今日は一緒にいてくれてありがとう!
voice: vo_adv_1255002_081
僧侶の女:
【chara 105712 face 1 (normal)】
【chara 1211 face 6 (surprised)】
……ところで、手元にはどれくらい鉱石を残しておくの?
ジータちゃんたちに渡す分を差し引いたらこれくらいの量だけど、
全部売ってしまったら、指輪が作れなくなるわよね?
voice: vo_adv_1255002_082
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
そんなにたくさんはいらないよ。
ただ足りなかったら困るし、余裕は持たせておこうか。
voice: vo_adv_1255002_083
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
あれ?
鉱石、全部売るんじゃないんですか?
voice: vo_adv_1255002_084
戦士の男:
【chara 1011 face 5 (shy)】
ああ~……ちょっと恥ずかしいから言わなかったんだけど。
【chara 1011 face 1 (normal)】
実は俺たち、結婚する予定なんだ。
voice: vo_adv_1255002_085
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
け、結婚!?
結婚って、あの、つまり、結婚ですか!?
voice: vo_adv_1255002_086
僧侶の女:
【chara 1211 face 2 (joy)】
あはは、そうよ?
【chara 1211 face 1 (normal)】
だからこの鉱石は資金集めのためだけに採掘したわけじゃなくて、
二人の結婚指輪に加工する目的もあったのよ。
voice: vo_adv_1255002_087
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
指輪を見る度に、最後の冒険を思い出せるようにね。
【chara 1011 face 2 (joy)】
君たちのおかげで、最高の思い出になったよ。
これで心残りなく、農園に集中できる。
voice: vo_adv_1255002_088
ジータ:
【chara 105712 face 1 (normal)】
そうだったんですか……【chara 105712 face 2 (joy)】
素敵だと思います!
お二人の「ジョブチェンジ」が上手くいくように、お祈りしますね!
voice: vo_adv_1255002_089
僧侶の女:
【chara 1211 face 2 (joy)】
ありがとう♪
【chara 1211 face 6 (surprised)】
……っと、いけないわ、報酬を渡さなきゃね。
【chara 1211 face 1 (normal)】
これがあなたたちの分の鉱石よ。
voice: vo_adv_1255002_090
戦士の男:
【chara 1011 face 1 (normal)】
全部売ってもらっても構わないが、
結婚指輪の石に使うと縁起がいいとも言われてるんだ。
【chara 1011 face 2 (joy)】
だから君たちの将来のために、少しとっておいてもいいかもね。
voice: vo_adv_1255002_091
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
私たちの将来って……【chara 105712 face 4 (sad)】
ええっ!?
あの、私と彼は、そういう関係ってわけじゃ……!
voice: vo_adv_1255002_092
僧侶の女:
【chara 1211 face 2 (joy)】
じゃあ、もっと一緒に冒険しなきゃ!
そうやって、私たちの関係も変わっていったのよ?
voice: vo_adv_1255002_093
ジータ:
【chara 105712 face 6 (surprised)】
いや、ええっと、その~……!!
【chara 105712 face 4 (sad)】
あなたもきょとんとしてないで、何か言ってよ~!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
慌てふためくジータに首を傾げる{player}。
戦士の男と僧侶の女は、そんな二人にかつての自分を重ねつつ、
穏やかに微笑むのだった。