ユキ(儀装束) 第1話
吸血鬼の力の眠る結晶を回収していたユキは、それを使い再びドレスへ着替える。そのせいで吸血鬼と誤解されハンターに襲われるが返り討ちに。そしてユキはリスクがあろうと美を妥協したりしないと断言する。
-------------- situation:
美はすべてに優先する
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
伝説の吸血鬼にまつわる騒動から数日後。
見せたいものがあるというユキに、
{player}は呼び出されたのだが……
voice: vo_adv_1263001_000
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
鏡よ鏡、世界で最も美しいのは誰だい?
【chara 100811 face 2 (joy)】
……なんて、愚問だったね。答えは決まってるんだから!
voice: vo_adv_1263001_001
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
そう! ありとあらゆる存在で最も美しいのはボク!
【chara 100811 face 5 (shy)】
ああ、今朝のボクもかわい過ぎるよ!
voice: vo_adv_1263001_002
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
……って、あれっ?
【chara 100811 face 1 (normal)】
{player}さん、いつからそこに?
Choice: (1) さっきから何度も声をかけたんだけど……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1263001_003
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ああ、そう? ボクに夢中で気付かなかったよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】
ボクという、美そのものが鏡に映っているんだもん。
【chara 100811 face 1 (normal)】
呼びかけが耳に入らなくても無理はないよね。
voice: vo_adv_1263001_004
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
それはそうと。今日来てもらったのは他でもないんだ。
【chara 100811 face 2 (joy)】
実は面白いものをたくさん手に入れてね。
voice: vo_adv_1263001_005
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ほら、【chara 100811 face 2 (joy)】
これさ。
【chara 100811 face 1 (normal)】
キミも見覚えがあるだろう?
Choice: (2) それってこの間の……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1263001_006
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
うん。伝説の吸血鬼の力が宿っている、
【chara 100811 face 2 (joy)】
例のアイテムさ。
voice: vo_adv_1263001_007
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ブラドさんが溜め込んでいたこの結晶が
大量に街に残されていたからね。
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクの方で全部回収しておいたんだ。
voice: vo_adv_1263001_008
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
もしこれを悪人が手に入れてしまったら、
また悪だくみだとか世界征服だとかに使いかねないでしょ?
【chara 100811 face 4 (sad)】
けど、そんな使い方ちっとも美しくないよね。
voice: vo_adv_1263001_009
ユキ:
【chara 100811 face 5 (shy)】
この結晶の最も美しい使い方……
それはもちろん、【chara 100811 face 2 (joy)】
ボクが使うことさ。
voice: vo_adv_1263001_010
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
──そう、こんなふうにね!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1263001_011
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふ、どうだい?
【chara 126311 face 1 (normal)】
ボクのこの姿がまた見られてうれしい?
Choice: (3) やっぱりきれいだね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1263001_012
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
当然さ♪ 【chara 126311 face 5 (shy)】
このドレスを着ると、ボクの魔性の魅力が
ますますあふれ出しちゃうんだもん!
voice: vo_adv_1263001_013
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
結晶は何十個もあったからね。
【chara 126311 face 2 (joy)】
おかげで、いつでもこの姿になれるよ。
voice: vo_adv_1263001_014
ユキ:
【chara 126311 face 5 (shy)】
さぁ、ボクのヴァンパイアのように蠱惑的な美を、
キミも存分に堪能するといいよ。
【chara 126311 face 2 (joy)】
紅茶でも飲みながら、ゆっくり、たっぷりとね♪
voice: vo_adv_1263001_015
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ああ、紅茶はセルフサービスでよろしく。
【chara 126311 face 2 (joy)】
それとボクの分もお願いするよ。
voice: vo_adv_1263001_016
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふ……改めてこうやって見てもこのドレスは最高だよ……♪
【chara 126311 face 5 (shy)】
ボクの魅力を最大限に引き立ててくれるんだもの!
Choice: (4) 紅茶、淹れてきたよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1263001_017
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ああ、ありがと。
早速、いただくとするよ──
voice: vo_adv_1263001_018
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
──って、ああっ!?
ティーカップの取っ手が壊れた!?
【chara 126311 face 4 (sad)】
軽く持っただけなのに……
Choice: (5) 大丈夫!?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1263001_019
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
うん、平気。紅茶がかかったりしたわけじゃないから。
【chara 126311 face 4 (sad)】
……それより、寿命だったのかな、このカップ。
お気に入りだったんだけど……
voice: vo_adv_1263001_020
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
美しい物にはいつか終わりが来るのかもしれないね。
【chara 126311 face 6 (surprised)】
仕方ない、新しいティーカップを買いにいかなくちゃ。
voice: vo_adv_1263001_021
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
また、ボクに相応しいものが見つかるといいんだけど。
【chara 126311 face 4 (sad)】
まったく、こんなことになるなんてね──
voice: vo_adv_1263001_022
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
なっ……!? 今度はドアがすごい勢いで壊れた……!?
【chara 126311 face 4 (sad)】
ボクはただ、普通に開けようとしただけなのに!?
voice: vo_adv_1263001_023
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
さっきからなんだかおかしいよ……
【chara 126311 face 6 (surprised)】
もしかしてこれって……【chara 126311 face 3 (anger)】
いや、間違いない。
voice: vo_adv_1263001_024
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
このドレスに秘められた莫大な吸血鬼の力によって、
どうやら今のボクは、
人間離れしたパワーが出てしまうみたいだね……
voice: vo_adv_1263001_025
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
繊細な力の加減は……難しそうかも。
これはちょっと困っちゃうなあ。
カップや扉に触れただけで壊しちゃうんじゃ不便だよ。
Choice: (6) 元の服に戻った方がいいんじゃ?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1263001_026
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
いいや、それだけは絶対に嫌だね。
voice: vo_adv_1263001_027
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
ボクは今日、このドレスを着たい気分なんだ。
誰がなんと言おうとね!
voice: vo_adv_1263001_028
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
たとえなにがあったって、
絶対に着替えたりなんてするもんか!
voice: vo_adv_1263001_029
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
それにさ、よく言うでしょ?
【chara 126311 face 1 (normal)】
オシャレはガマンだって。
voice: vo_adv_1263001_030
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
だから、気が済むまでこの格好で居続けるよ。
多少の不便をガマンしても。
【chara 126311 face 3 (anger)】
ボクの誇りにかけてね!
Choice: (7) そこまで言うのなら……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1263001_031
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
理解してくれたみたいだね。
【chara 126311 face 2 (joy)】
なら、いこうか。ボクに似合う最高のティーカップを探しにね♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして数時間後……
voice: vo_adv_1263001_032
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ようやく手に入れたよ!
ボクに相応しいティーカップを!
voice: vo_adv_1263001_033
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
何十軒もお店を回って、長い道のりだったね。
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ああ、キミ。割ったりしないように慎重に持ってよね?
voice: vo_adv_1263001_034
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふ、ティータイムが楽しみだよ♪
【chara 126311 face 5 (shy)】
新しいティーカップで紅茶を楽しむボクも
さぞかし華麗で美しいに違いないからね!
voice: vo_adv_1263001_035
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
……うん、なんだって? 今のボクが紅茶を飲もうとしたら、
またカップを壊しちゃうんじゃないかって?
voice: vo_adv_1263001_036
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ははっ、そんな心配、必要ないよ。
【chara 126311 face 1 (normal)】
だって、キミがこのティーカップを持って
ボクに飲ませれば、【chara 126311 face 2 (joy)】
なんの問題もないじゃないか。
voice: vo_adv_1263001_037
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ドアの開閉だとか、食事だとか。
そういったものも全部キミに手伝ってもらえば、
【chara 126311 face 2 (joy)】
吸血鬼の力のデメリットなんて一切ないってわけさ!
voice: vo_adv_1263001_038
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
さぁ、そんなわけだし。
欲しいものは手に入ったから帰ろうか。
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ボク、少しノドが乾いちゃったよ……
voice: vo_adv_1263001_039
???:
【chara 1011 face 3 (anger)】
……待ってもらおうか。
そのまま帰らせるわけにはいかない。
voice: vo_adv_1263001_040
???:
【chara 1111 face 3 (anger)】
その隠す気なんて微塵もない禍々しい魔力……
間違いない、吸血鬼だな?
voice: vo_adv_1263001_041
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
むっ……誰だい、キミたち。
【chara 126311 face 1 (normal)】
……ああ、ボクのファンとか? サインが欲しいのかい?
voice: vo_adv_1263001_042
ハンター1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
いいや。サインなんかよりも欲しいものがある。
……おまえの命だ。
voice: vo_adv_1263001_043
ハンター2:
【chara 1111 face 3 (anger)】
我々はヴァンパイアハンター
貴様を狩るものだ。
voice: vo_adv_1263001_044
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ふぅん、ヴァンパイアハンターねぇ。
なかなか面白い職業の人たちみたいだけど……
Choice: (8) ユキは吸血鬼じゃないよ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1263001_045
ハンター1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
ならば、そのおぞましいオーラをどう説明する!
それこそが、そいつが吸血鬼であるなによりの証拠だ!
voice: vo_adv_1263001_046
ハンター2:
【chara 1111 face 3 (anger)】
吸血鬼とどんな関係かは分からんが……少年、キミは下がっていろ。
我々は、我々の使命を遂行する! うおおおおっ!
voice: vo_adv_1263001_047
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
やれやれ。くだらない争いになんて興味ないよ。
【chara 126311 face 6 (surprised)】
そんなことより、身だしなみをチェックしなくちゃ。
voice: vo_adv_1263001_048
ユキ:
【chara 126311 face 5 (shy)】
ああ……急に襲われたボクも美しい……!
【chara 126311 face 2 (joy)】
やはりボクは世界に愛されし存在なんだ!
voice: vo_adv_1263001_049
ハンター1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
戦闘中に手鏡に夢中になるとは……!
余裕のつもりか! 覚悟しろ、吸血鬼!
Choice: (9) 危ないっ!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1263001_050
ハンター1:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
……吸血鬼を守った、か。
【chara 1011 face 3 (anger)】
とっさの反応は悪くないようだ。だがっ!
Choice: (10) あっ、カップが……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1263001_051
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
ああっ、割れたっ!?
【chara 126311 face 6 (surprised)】
……いや、そっちも大事だけど。大丈夫かい、キミ?
Choice: (11) 僕は大丈夫だけど、そっちが……!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1263001_052
ハンター2:
【chara 1111 face 3 (anger)】
ここで確実に始末する、吸血鬼! うおお!
voice: vo_adv_1263001_053
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
全く……困った人たちだね!
voice: vo_adv_1263001_054
ハンター2:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
むうっ……!?
俺の剣を、こうもあっさりかわすとは……!?
voice: vo_adv_1263001_055
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
ボクは戦いなんて、野蛮で嫌いなんだ。
【chara 126311 face 1 (normal)】
ティーカップの件は弁償さえしてくれれば許してあげるよ。
voice: vo_adv_1263001_056
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
けど……このままキミたちに好き勝手させて、
万が一にでもドレスに傷がついたら不愉快だからね。
voice: vo_adv_1263001_057
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
特別に、ほんのちょっとだけ相手してあげるよ!
voice: vo_adv_1263001_058
ハンター2:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
なっ……!? 速いっ……!
voice: vo_adv_1263001_059
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
『速い』、だけじゃ言葉が足りないなぁ。
【chara 126311 face 1 (normal)】
正確には『速くて美しい』、だよ!
voice: vo_adv_1263001_060
ハンター2:
【chara 1111 face 4 (sad)】
ぐおおおおっ!?
voice: vo_adv_1263001_061
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふっ、圧倒的に強いボクも実に美しいね!
voice: vo_adv_1263001_062
ハンター1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
くっ、その膂力、そのスピード……!
並の吸血鬼ではないようだな……!
voice: vo_adv_1263001_063
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ボクは吸血鬼じゃないってば。
【chara 126311 face 1 (normal)】
確かに、強く、美しくはあるけどね。
voice: vo_adv_1263001_064
ハンター1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
だったら……おまえはなんなんだ!
voice: vo_adv_1263001_065
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ボクはユキ。
見ての通り……【chara 126311 face 3 (anger)】
美の化身さ!
voice: vo_adv_1263001_066
ハンター1:
【chara 1011 face 4 (sad)】
がはっ……!
voice: vo_adv_1263001_067
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
さて、と。このまま帰ってもいいんだけど……
【chara 126311 face 4 (sad)】
誤解されたままってのも気持ちよくないね。
voice: vo_adv_1263001_068
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
仕方ない、この人たち気絶しちゃってるし……
【chara 126311 face 5 (shy)】
起きるまで、ボクの美でも眺めながら待とうか。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
戦いの後。気絶から目覚めたヴァンパイアハンターたちへ、
ユキは自分が吸血鬼ではないことを説明するのだった。
voice: vo_adv_1263001_069
ハンター2:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
……なるほど。確かに。
その結晶から吸血鬼の魔力をひしひしと感じる。
voice: vo_adv_1263001_070
ハンター1:
【chara 1011 face 4 (sad)】
どうやら我々は誤解していたようだ……
一般人に襲いかかるなんて、非常に申し訳ないことをしてしまった。
voice: vo_adv_1263001_071
ハンター1:
【chara 1011 face 4 (sad)】
すまない、心から謝罪をしよう。
【chara 1011 face 3 (anger)】
だが……そのアイテムに秘められた吸血鬼の力は危険すぎる……!
voice: vo_adv_1263001_072
ハンター2:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
その結晶、何十個もあるとか言っていたね。
【chara 1111 face 1 (normal)】
それら全て、我々が責任をもって処分しよう。
voice: vo_adv_1263001_073
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
処分だって? 【chara 126311 face 3 (anger)】
そんなの、お断りだよ。
ボクはこのドレスが大のお気に入りだからね!
voice: vo_adv_1263001_074
ハンター1:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
なっ……! 【chara 1011 face 3 (anger)】
危険だと言っているだろう!
そのドレスを身にまとっていると、
また吸血鬼だと誤解され、ハンターに襲われるかもしれない!
voice: vo_adv_1263001_075
ハンター2:
【chara 1111 face 4 (sad)】
いや、それだけではない……!
下手をすればその吸血鬼の力が暴走する可能性だってある!
voice: vo_adv_1263001_076
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
その程度のリスク、なんだっていうのさ。
voice: vo_adv_1263001_077
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
美しいボクには、
ボクを引き立てるための美しいドレスが必要なんだ。
voice: vo_adv_1263001_078
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
例えどれだけ危険でも、
ボクは美を妥協したりなんてしないよ!
voice: vo_adv_1263001_079
ハンター1:
【chara 1011 face 4 (sad)】
むぅ……そこまでの覚悟があるとは……
voice: vo_adv_1263001_080
ハンター2:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
……そうしてドレスとして吸血鬼の力を身にまとうだけで、
わずかずつではあるが、結晶の魔力は減っていっているようだ。
voice: vo_adv_1263001_081
ハンター2:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
どうやらその力を悪用する気はなさそうだし……
【chara 1111 face 1 (normal)】
このままドレスという形で魔力を使い切らせるのも一つの手か。
voice: vo_adv_1263001_082
ハンター1:
【chara 1011 face 1 (normal)】
……分かった。では、我々はもう行くとしよう。
【chara 1011 face 3 (anger)】
だが! 先ほどから忠告しているように吸血鬼の力は危ないものだ!
voice: vo_adv_1263001_083
ハンター1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
本当に、本当に気をつけるように!
【chara 1011 face 4 (sad)】
最悪の場合、何が起こってもおかしくないのだから! いいね!
voice: vo_adv_1263001_084
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
はいはい、わかったよ。
全く。ヴァンパイアハンターってのは心配性なんだね。
Choice: (12) ……もし、また襲われたらどうする?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1263001_085
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ははっ、そんなの決まってるよ。
【chara 126311 face 1 (normal)】
そんな時が来たら今度こそ、キミがボクを守ってくれる。でしょ?
voice: vo_adv_1263001_086
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
さっきの戦いで改めて思い知ったよ。
【chara 126311 face 4 (sad)】
やっぱりボクは戦闘には向いてない、って。
voice: vo_adv_1263001_087
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
だから、これからもボクのためによろしくね? 【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふっ。
voice: vo_adv_1263001_088
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
……あれっ? そういえば、
なにか大切なことを忘れてるような気が……?
voice: vo_adv_1263001_089
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
──ああっ!? そうだ! ティーカップの代金!
【chara 126311 face 4 (sad)】
ヴァンパイアハンターたちに弁償してもらうの忘れてた!?
voice: vo_adv_1263001_090
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
くぅ……あのカップ、アンティークだったから、
かなり値が張ったのに……! おかげで一文無しだよ……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後……{player}は落ち込んだユキのために、
改めて、美しいカップを探しだしてプレゼントしたのだった。