ネネカ(サマー) 第1話
告白できずに悩む青年のため、ネネカは青年のコピーに告白代行させる。だが{player}の言葉に青年は奮起し自身の想いを相手に伝える。ネネカは{player}の成長を感じるのだった。
-------------- situation:
変貌大妃のバカンス
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
秘密魔物の騒動が一段落し、
ようやく落ち着きを取り戻したオーマ──
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そんなオーマでネネカと{player}は、
トゥンヌスの刺身に舌鼓を打っていた。
voice: vo_adv_1266001_000
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
この濃厚な旨味、そしてしっとりとした脂の乗り……
【chara 107011 face 2 (joy)】
これこそ真のトゥンヌスの味わいですね。
散々苦労させられたかいがあったというものです。
voice: vo_adv_1266001_001
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】
マサキはいい気味ですね。
このトゥンヌスを味わうことなくランドソルへと戻るのですから。
Choice: (1) マサキさん、帰ったんだ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1266001_002
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
ええ。素直にオーマの名物を楽しませては癪なので帰らせました。
【chara 107011 face 3 (anger)】
許可なく私の私物を処分した罰です。
voice: vo_adv_1266001_003
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
それよりも。今回の出来事は想定外でした。
【chara 107011 face 4 (sad)】
せっかくバカンスのためにオーマへ来たというのに。
まさか、秘密の処理などという些事にわずらわされるとは。
voice: vo_adv_1266001_004
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
……何をしているか具体的には伏せますが。
【chara 107011 face 1 (normal)】
私は日々、常人では想像もつかないほどの激務をこなしています。
voice: vo_adv_1266001_005
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
だからこそ、時には休息が必要なのです。
心身を癒し、パフォーマンスを保つためにも。
voice: vo_adv_1266001_006
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
いくら七冠といえども生身の人間。
【chara 107011 face 1 (normal)】
リフレッシュすることは大事なことですから。
voice: vo_adv_1266001_007
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
というわけで。今度こそバカンスを楽しませてもらいます。
【chara 107011 face 1 (normal)】
この食事が終わったら、貴方にも付き合ってもらいますよ。
Choice: (2) バカンスって何をするの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1266001_008
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
それはもちろん──
voice: vo_adv_1266001_009
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】
ひと夏の想い出を作るのですよ。
voice: vo_adv_1266001_010
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
こうして改めて見てみると、
オーマの海もなかなか風情がありますね。
Choice: (3) 海で想い出を作るの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1266001_011
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
ええ。【chara 126611 face 6 (surprised)】
とはいえ、ただ遊ぶつもりはありません。
【chara 126611 face 1 (normal)】
このバカンスを通して、貴方への再教育を行います。
voice: vo_adv_1266001_012
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
……貴方は純粋で、なんでも正直に話してしまいます。
それは美点なのかもしれません。
voice: vo_adv_1266001_013
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
しかし、その美点ゆえに。
貴方には秘密が存在しません。
voice: vo_adv_1266001_014
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
人は本来、誰もが秘密をもつ存在。
【chara 126611 face 7 (special_a)】
秘密があることこそが、健全な証とすら言えるでしょう。
voice: vo_adv_1266001_015
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
つまり、今の貴方は歪な状態。
【chara 126611 face 1 (normal)】
ですから、秘密を持つべきだ、と私は考えます。
voice: vo_adv_1266001_016
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
そうすることで、
貴方は人間的に、より成長できるはずですから。
Choice: (4) けど、どんな秘密を持てば……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1266001_017
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
もちろんすでに考えてありますよ。
【chara 126611 face 6 (surprised)】
これから貴方は、しばらく私と過ごすわけですが──
voice: vo_adv_1266001_018
ネネカ:
【chara 126611 face 2 (joy)】
私とどんな夏を過ごしたか。
それを誰にも言ってはいけません。
voice: vo_adv_1266001_019
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
要するに。私との夏の想い出を貴方の秘密にするのです。
Choice: (5) コッコロちゃんにも言っちゃダメ?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1266001_020
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
ええ。【chara 126611 face 6 (surprised)】
むしろ、最も話してはならない存在といえるでしょう。
【chara 126611 face 1 (normal)】
家族同然に親しい相手にすら話せないもの……
voice: vo_adv_1266001_021
ネネカ:
【chara 126611 face 2 (joy)】
それこそが、秘密なのですから。
voice: vo_adv_1266001_022
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
……さて。どういう夏にしましょうか。
【chara 126611 face 1 (normal)】
貴方が自由に決めてくれても構いませんよ。
voice: vo_adv_1266001_023
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
どんなことであれ、私は貴方に付き合い──
voice: vo_adv_1266001_024
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
──あのっ! サーセン、ちょっといいスか……!
voice: vo_adv_1266001_025
ネネカ:
【chara 126611 face 3 (anger)】
……何の用でしょう。
私たちは忙しいのですが。
voice: vo_adv_1266001_026
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
申し訳ないっス……【chara 312 face 6 (surprised)】
けど、お姉さん、ウワサの人っスよね!
どんな秘密でも聞いてくれるっていう!
voice: vo_adv_1266001_027
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
なぜそんな話に……
voice: vo_adv_1266001_028
青年:
【chara 312 face 1 (normal)】
バカでかいクジラの事件のせいで、オーマ中で話題になってるっスよ!
【chara 312 face 2 (joy)】
お姉さんに秘密を聞いてもらえば心が軽くなるって!
voice: vo_adv_1266001_029
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
それで、ぜひぜひ、
オレの秘密も聞いて欲しいんスけど……
voice: vo_adv_1266001_030
ネネカ:
【chara 126611 face 3 (anger)】
お断りします。夏季休暇中なので。
voice: vo_adv_1266001_031
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
そこをなんとか……ならないっスかね?
voice: vo_adv_1266001_032
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
なりませんね。
秘密ならば井戸にでも向かって打ち明けるといいでしょう。
voice: vo_adv_1266001_033
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
うう、そうっスか……サーセン、お邪魔しちゃって……
じゃあ、オレはこれで……
Choice: (6) 僕でよければ話を聞くよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1266001_034
青年:
【chara 312 face 2 (joy)】
おっ、いいんスか少年! 優しいっスね!
voice: vo_adv_1266001_035
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
……やはり、こうなってしまいますか。
voice: vo_adv_1266001_036
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
仕方ありませんね。この夏は貴方に付き合うと決めています。
【chara 126611 face 1 (normal)】
私もその秘密とやらを聞いてあげましょう。
voice: vo_adv_1266001_037
青年:
【chara 312 face 2 (joy)】
マジっすか、アザっス!
【chara 312 face 6 (surprised)】
それで、オレの秘密なんすけど……
voice: vo_adv_1266001_038
青年:
【chara 312 face 1 (normal)】
実はオレ、好きな人がいるんスよ!
voice: vo_adv_1266001_039
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
……そうですか。よかったですね。それでは。
voice: vo_adv_1266001_040
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
ちょいちょいちょい、待ってください!
それ自体は秘密じゃないんス! 【chara 312 face 4 (sad)】
秘密っていうのは、ええと……
voice: vo_adv_1266001_041
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
……オレ、その先輩に告白する勇気がどうしても出なくて……
いつも自分に言い訳ばかりして気持ちを伝えられないんスよ……
voice: vo_adv_1266001_042
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
それが、オレの秘密っス……
はは、情けないっスよね……笑ってほしいくらいっスよ……
voice: vo_adv_1266001_043
ネネカ:
【chara 126611 face 3 (anger)】
ええ、実にありきたりな秘密です。
【chara 126611 face 6 (surprised)】
では貴方。彼のお望み通りに笑ってあげるといいでしょう。
Choice: (7) ……あ、あははははっ!
Choice: (8) 笑ったりしないよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1266001_044
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
む、ムリに笑ってくれてるのがスゲー伝わるっスよ……!?
【chara 312 face 4 (sad)】
オレの自虐を真に受けて、そんな頑張らなくていいっスから!
Jump to tag 9
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1266001_045
青年:
【chara 312 face 1 (normal)】
……やっぱ、優しいんスね少年。
【chara 312 face 2 (joy)】
へへ、ダサいとこ見せちまったっスね。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1266001_046
青年:
【chara 312 face 1 (normal)】
……なんにせよ。自分の本心をさらけ出せて、
少し心が軽くなったっスよ。【chara 312 face 2 (joy)】
秘密を聞いてくれて感謝っス。
voice: vo_adv_1266001_047
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
……とはいえ。問題が解決したわけじゃないんスよね。
……はぁ。一体、どうすりゃいいもんスかねぇ……
voice: vo_adv_1266001_048
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
秘密は聞いてあげたわけですし。
早々に解散したいところですが……
voice: vo_adv_1266001_049
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
貴方の顔を見れば分かります。
彼の力になりたいと、考えているのですね?
Choice: (10) うんっ!
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1266001_050
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
であれば、【chara 126611 face 4 (sad)】
結局のところ……
この問題を解決するまではバカンスなどできそうもありませんね。
voice: vo_adv_1266001_051
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
……はあ。やむを得ませんね。
【chara 126611 face 1 (normal)】
特別に私が力になってあげましょう。
voice: vo_adv_1266001_052
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
えっ、本当っスか、【chara 312 face 2 (joy)】
アザっス!
voice: vo_adv_1266001_053
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
ただし、タダ働きはしません。
【chara 126611 face 1 (normal)】
私たちのためにかき氷を買ってきなさい。それが条件です。
voice: vo_adv_1266001_054
青年:
【chara 312 face 2 (joy)】
もちろんおやすいご用っスよ!
待っててください、秒で買ってくるんで!
voice: vo_adv_1266001_055
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
さて。それでは……
【chara 126611 face 1 (normal)】
待っている間、暇ですし砂遊びでもしましょうか。
voice: vo_adv_1266001_056
青年:
【chara 312 face 1 (normal)】
お待たせっス……【chara 312 face 6 (surprised)】
って、うおおっ!?
いつの間にかエグいクオリティの砂の城ができとる!?
5分くらいでこれ作ったんスか!? パネェ……!
voice: vo_adv_1266001_057
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
ただの手慰みですよ。
【chara 126611 face 1 (normal)】
見とれていないで、早くかき氷を。
voice: vo_adv_1266001_058
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
あ、ああ、そうっスねサーセン。
【chara 312 face 1 (normal)】
ほい、二人ともメロン味。どうぞ。
voice: vo_adv_1266001_059
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
どうも……【chara 126611 face 6 (surprised)】
で、話を本題に戻しますが。
【chara 126611 face 1 (normal)】
要するに、想い人と両想いになりたいのですよね?
voice: vo_adv_1266001_060
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
ええ、まあ、そりゃあ……
voice: vo_adv_1266001_061
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
ならば、泣いて喜びなさい。
貴方がかき氷を買ってくる間に、願いを叶えてあげましたよ。
voice: vo_adv_1266001_062
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
んん……? 一体、どういうこと──
voice: vo_adv_1266001_063
女性:
【chara 1212 face 2 (joy)】
──ダーリンっ!
voice: vo_adv_1266001_064
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
え、せ、先輩っ!? どうしたんスか!?
なんで急に抱きついて……
voice: vo_adv_1266001_065
女性:
【chara 1212 face 2 (joy)】
だってうれしくて!
さっきのダーリンの、情熱的な告白が!
voice: vo_adv_1266001_066
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
へ、は? いや、オレ告白なんてまだしてな──
voice: vo_adv_1266001_067
女性:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
もう、照れちゃってるの?
【chara 1212 face 2 (joy)】
これからよろしくね、ダーリン♪
voice: vo_adv_1266001_068
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
ちょ、ちょっとストップ……!
あの、少しだけここで待っててもらえるっスか先輩……!
voice: vo_adv_1266001_069
青年:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
【chara 312 face 6 (surprised)】
オレ、この人たちと大事な用事があるんで!
さ、お姉さんたち、一旦向こうに行きましょう!
voice: vo_adv_1266001_070
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
一体、何がなんだか分かんないっスよ!?
【chara 312 face 6 (surprised)】
お姉さん、オレの願いを叶えたとか言ってたっスけど……
もしかして、なんかそれと関係あったりするんスか!?
voice: vo_adv_1266001_071
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
ええ。私が問題を解決してあげたのです。
【chara 126611 face 6 (surprised)】
このように、コピーを作り出して──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1266001_072
青年のコピー:
【chara 312 face 1 (normal)】
よっス!
voice: vo_adv_1266001_073
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
なっ……お、オレェ!?
voice: vo_adv_1266001_074
青年のコピー:
【chara 312 face 2 (joy)】
コピーであるオレが、本人の代わりに、
先輩に告白してやったってわけっス! 感謝してほしいっスね!
Choice: (11) いつの間にそんなことを……!?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1266001_075
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
砂遊びの合間に、ですよ。
【chara 126611 face 1 (normal)】
暇つぶしにもならない程にたやすい仕事でした。
voice: vo_adv_1266001_076
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
では、コピーはもう用済みですし消えなさい。
voice: vo_adv_1266001_077
青年のコピー:
【chara 312 face 2 (joy)】
先輩を幸せにするんスよ、オレ! それじゃあ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1266001_078
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
う、うす……
voice: vo_adv_1266001_079
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
さて。二人は無事結ばれ、問題は解決しましたね。
【chara 126611 face 1 (normal)】
これで満足したでしょう?
voice: vo_adv_1266001_080
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
そ、そうっスね……急にこんなこと起こって、
頭が全然追いついてないっスけど……
voice: vo_adv_1266001_081
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
結果的に先輩と付き合えるんだし……
これでいい……【chara 312 face 4 (sad)】
のか……?
Choice: (12) ……このままじゃダメだと思う!
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1266001_082
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
……おや。勝手に私が告白を代行したのがよくない、
【chara 126611 face 7 (special_a)】
とでも言いたげですね。
voice: vo_adv_1266001_083
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
私は一番手っ取り早く、確実な方法を取りました。
実際に成功しましたし、何も問題はありません。
voice: vo_adv_1266001_084
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
後はこの告白代行の件を、我々3人の秘密にすればいいだけ。
【chara 126611 face 6 (surprised)】
たった一つの秘密で、みんなが幸せになれるのですよ?
Choice: (13) いい秘密と悪い秘密があると思う。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1266001_085
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
……今回の件は、悪い秘密だと?
【chara 126611 face 1 (normal)】
なら聞きますが。どうするべきだと思うのですか?
Choice: (14) 自分の想いは自分で伝えるべき!
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1266001_086
青年:
【chara 312 face 3 (anger)】
……そうっスよね。少年の言う通りっス。
voice: vo_adv_1266001_087
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
このまま直接自分の想いを伝えずに先輩と付き合ったって……
【chara 312 face 3 (anger)】
きっと、後悔するに決まってるっス!!
voice: vo_adv_1266001_088
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
……好きだと伝えられないから困っていたのでは?
voice: vo_adv_1266001_089
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
うぐっ!? そ、それはそうなんスけど……
【chara 312 face 3 (anger)】
でも、オレは先輩に気持ちを伝えてみせ──
voice: vo_adv_1266001_090
女性:
【chara 1212 face 1 (normal)】
ダーリン、私のこと呼んだ?
voice: vo_adv_1266001_091
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
うおっ!? 先輩!?
【chara 312 face 4 (sad)】
向こうで待っててって言ったじゃないっスか!
voice: vo_adv_1266001_092
女性:
【chara 1212 face 2 (joy)】
えへへ、待ちきれなくて♪
【chara 1212 face 6 (surprised)】
それで、どうかしたの? 気持ちがどうの、って聞こえたけど。
voice: vo_adv_1266001_093
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
え、ええと、それはその……
Choice: (15) 頑張って!
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1266001_094
青年:
【chara 312 face 2 (joy)】
……少年、ありがとうっス!
voice: vo_adv_1266001_095
青年:
【chara 312 face 3 (anger)】
──先輩。さっきの告白……
【chara 312 face 6 (surprised)】
あれはなんつーか……一旦、忘れてもらえないっスか。
voice: vo_adv_1266001_096
女性:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
えっ……
voice: vo_adv_1266001_097
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
その、さっき告白したのはオレの超そっくりさんっていうか……
【chara 312 face 6 (surprised)】
とにかく! あれはオレじゃなかったんス。
voice: vo_adv_1266001_098
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
だから……【chara 312 face 3 (anger)】
だから、改めて言わせてください!
……好きっス! 付き合ってください!
voice: vo_adv_1266001_099
女性:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
……さっき告白してくれた貴方はね。【chara 1212 face 5 (shy)】
情熱的でロマンチックで。
私の欲しい言葉を全部くれた。まるで、理想の貴方だった。
voice: vo_adv_1266001_100
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
当然です。理想の彼を作り出したのですから。
【chara 126611 face 1 (normal)】
確実に告白を成功させるために。
voice: vo_adv_1266001_101
女性:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
それに比べれば、本物の貴方の言葉はとっても不格好。
voice: vo_adv_1266001_102
青年:
【chara 312 face 4 (sad)】
うぐあっ!? そ、そうっスよね……
voice: vo_adv_1266001_103
女性:
【chara 1212 face 1 (normal)】
……けどね。貴方の想いが直接伝わって、うれしかった。
【chara 1212 face 2 (joy)】
ありがと。改めて、これからよろしくね……ダーリン!
voice: vo_adv_1266001_104
青年:
【chara 312 face 6 (surprised)】
ええっ、い、いいんスか!?
【chara 312 face 2 (joy)】
こ、こちらこそよろしくっス!
voice: vo_adv_1266001_105
青年:
【chara 312 face 2 (joy)】
……お姉さんと少年のおかげで、気持ちを伝えられたっス!
秘密、二人に話して良かったっスよ!
voice: vo_adv_1266001_106
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
そうですか。では、早く行きなさい。
voice: vo_adv_1266001_107
青年:
【chara 312 face 2 (joy)】
感謝してるっスよ、それじゃあ!
【chara 312 face 1 (normal)】
……先輩、かき氷でも食べに行きましょっか!
voice: vo_adv_1266001_108
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
ようやく終わりましたね……【chara 126611 face 6 (surprised)】
しかし結局のところ。
コピーが告白した時と本物が告白した時とで、
二人が付き合うという結果は変わっていません。
voice: vo_adv_1266001_109
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
……余計な手間が増えただけなのでは?
Choice: (16) これで良かったんだと思う。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1266001_110
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
……つまり、貴方の言うところの悪い秘密を防げた、と。
【chara 126611 face 1 (normal)】
では、せいぜい、私と貴方はいい秘密を作るとしましょう。
voice: vo_adv_1266001_111
ネネカ:
【chara 126611 face 2 (joy)】
……それにしても。貴方は以前と比べて、
だいぶ成長を遂げたようですね。
voice: vo_adv_1266001_112
ネネカ:
【chara 126611 face 2 (joy)】
この夏は私がすぐそばで、
その成長ぶりを確認してあげるとしましょう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ネネカは{player}の顔を見つめながら、
楽し気に微笑むのだった。