ユカリ(サマー) 第1話
国家認定準一級聖騎士資格の筆記試験を終えたユカリと、彼女に配達物を届けた{player}は、一緒に試験の合格を確認。次なる実技試験のため、南海の辺境の村へ二人で向かうことになるのだった。


-------------- situation:
ユカリの受験道
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある日……ギルド管理協会の廊下。
集まった真剣な面持ちの冒険者たちの中にユカリの姿があった。

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戦士:
【chara 1011 face 4 (sad)】 ああ、くそ……頼む……
簡単な問題にしてくれ……!

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魔法使い:
【chara 1211 face 3 (anger)】 人生かかってるのよ……
絶対に受かってやるんだから!

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ふぅ……とうとうここまできたわ……
さすがにみんなピリピリしてるわね……
それだけ真剣ってことなんだけど。

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ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】 私だって失敗するわけにはいかない……
背中を押してくれたみんなのために、
麦しゅわもできるだけ控えて頑張ってきたんだから……!

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職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 時間です。
受験者のみなさんは中へどうぞ。

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ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 大丈夫よユカリ!
私だって、あの苦しい日々に耐えてきたんだもの。
【chara 103412 face 3 (anger)】 分厚いテキストとの格闘は今日のため……

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 これが終われば……【chara 103412 face 2 (joy)】 麦しゅわを飲むんだから!
思いっきり……!
【chara 103412 face 1 (normal)】 よし……いくわよ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 一方その頃……{player}はギルド管理協会にある
クエスト依頼掲示板の前で佇んでいた。

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冒険者1:
【chara 911 face 2 (joy)】 よぉ兄ちゃん。
ヒマしてんならオレらと一緒に討伐依頼でもどうだ?
【chara 911 face 1 (normal)】 ソロだとたいした依頼も受けらんねえだろ。

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冒険者2:
【chara 811 face 4 (sad)】 おいおい、そんなやつ誘って大丈夫かぁ?
腕前は悪くなさそうだが、装備は最低限……
【chara 811 face 1 (normal)】 見たところ、普段は採取や配達メインでやってんだろ?

voice: vo_adv_1268001_009
冒険者1:
【chara 911 face 4 (sad)】 あのなあ、配達や採取も立派な依頼だろうが。
【chara 911 face 1 (normal)】 へえ……さっきも配達にいったけど不在で戻ってきた、と。
【chara 911 face 4 (sad)】 そうなんだよ、困るんだよな~、アレ。

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冒険者2:
【chara 811 face 4 (sad)】 ギルド管理協会は危険な依頼は
ソロやひよっこには回してくれねえからな。
気軽に受けられる配達か採取になるのはしょうがねえけどよ。

voice: vo_adv_1268001_011
冒険者1:
【chara 911 face 4 (sad)】 はぁ……国家資格でもあれば割のいい依頼受けられるんだけどよ。
ん? なんだ、知らねえのか? 【chara 911 face 1 (normal)】 国家認定の資格だよ。
ほら、そこの依頼書にも書いてるだろ。

voice: vo_adv_1268001_012
冒険者2:
【chara 811 face 1 (normal)】 これか? 危険生物捕獲依頼、レンジャー資格保有者含む3名から……
【chara 811 face 4 (sad)】 レンジャー資格つったら、確か合宿もいかねえと取れねえ資格だよな。
しかも相当厳しいらしいじゃねえか。

Choice: (1) それなら持ってる。
----- Tag 1 -----
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冒険者1:
【chara 911 face 4 (sad)】 おいおい、資格もちなら早く言ってくれよ!
【chara 911 face 1 (normal)】 どうだ? オレらと一緒にこの依頼を受けようぜ!
取り分には資格手当で色付けるからよ!

voice: vo_adv_1268001_014
冒険者2:
【chara 811 face 4 (sad)】 ムリ? なんでだよ。
【chara 811 face 6 (surprised)】 再配達に行くから? ……【chara 811 face 1 (normal)】 ならしょうがねえな。
そういうプロ意識は嫌いじゃねえぜ。

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冒険者1:
【chara 911 face 1 (normal)】 なら今日はどうすっかねえ。
聖騎士資格でもありゃあ人生勝ち組なんだけどな。
【chara 911 face 2 (joy)】 いっちょオレも取ってみるか!

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冒険者2:
【chara 811 face 2 (joy)】 ははっ、なに言ってやがる。オレらにゃ無理だよ。
【chara 811 face 1 (normal)】 聖騎士っていやあエリート中のエリート資格だぜ?
見てみろよ、あの依頼書。

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冒険者1:
【chara 911 face 4 (sad)】 なになに? 古代墳墓のレイスロード討伐。
聖騎士在籍のギルドのみ受注可能……【chara 911 face 6 (surprised)】 って報酬の桁が二つ違うぞ?
【chara 911 face 4 (sad)】 いったいどんなやつが持ってんだろうな、聖騎士資格……

Choice: (2) 持ってた人を知ってる。
----- Tag 2 -----
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冒険者2:
【chara 811 face 6 (surprised)】 は? そんなエリートが知り合いにいるのか?
すげえな、兄ちゃん……【chara 811 face 4 (sad)】 って、元、聖騎士?
【chara 811 face 1 (normal)】 元ってなんだそりゃ。

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冒険者1:
【chara 911 face 1 (normal)】 確か高度な資格には定期的に更新が必要らしいぜ。
【chara 911 face 4 (sad)】 そう考えるとやっぱりオレにゃあ無理か……
【chara 911 face 1 (normal)】 おっと、もう行くのか?

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冒険者2:
【chara 811 face 1 (normal)】 また機会があればレンジャー資格活かしてオレらと組もうや。
【chara 811 face 2 (joy)】 じゃあな! 再配達がんばれよ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 配達の荷物をもった{player}は
ギルド管理協会へやってきた。

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 はぁ……【chara 103412 face 1 (normal)】 人事は尽くせた、ってところかしら。
【chara 103412 face 3 (anger)】 あとは天命を待つだけ……

voice: vo_adv_1268001_022
戦士:
【chara 1011 face 3 (anger)】 なんなんだよ、今回の問題は……
【chara 1011 face 6 (surprised)】 特に最終問題! あんなの過去問にあったか?

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魔法使い:
【chara 1211 face 4 (sad)】 二百年前の神殿維持費の捻出方法、だっけ?
全然わかんなかった……

voice: vo_adv_1268001_024
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 「あるもの」を特権的に生産することが許されていた、っていうあれね。
【chara 103412 face 4 (sad)】 確かに、過去問には載ってなかったわよね。
【chara 103412 face 6 (surprised)】 私はたまたま知識として知っていたからよかったけど……

voice: vo_adv_1268001_025
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 あってる……わよね? あってるはずよ、たぶん……
【chara 103412 face 4 (sad)】 うわあ、急に不安になってきたわ!
うう、緊張で喉かわいてきちゃった……

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 そ、そうだわ……結果発表までにはまだ時間があるし、
【chara 103412 face 1 (normal)】 今のうちにちょっと一杯いっちゃおうかしら。
ちょっとくらいなら……

Choice: (3) お疲れさま。
----- Tag 3 -----
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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 うん、お疲れさま……
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ……って、えええええ!?
なんでキミが……っていうか今の聞こえちゃった!?

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 い、一杯っていうのはお茶……そう、お茶!
【chara 103412 face 4 (sad)】 まさかこんな明るいうちから麦しゅわなんていっちゃうわけ……
【chara 103412 face 6 (surprised)】 それよりどうしたの?

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 私に配達? 不在で届けに、って……あっ、通信講座……!
ここまで、わざわざ届けに来てくれたんだ? 【chara 103412 face 1 (normal)】 ありがとう。
本当は合格するまでは秘密にしておきたかったんだけど……

voice: vo_adv_1268001_030
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 まさかキミがテキストの配達を担当してたなんてね~
【chara 103412 face 1 (normal)】 何って、さっきまで受けてた「国家認定準一級聖騎士資格試験」よ。
今届けてくれたのが、最終関門の実技試験対策テキスト。分厚いでしょ?

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 なんで聖騎士資格を取ろうとしたのかって?
うーん……まあいろいろあるんだけど……
【chara 103412 face 1 (normal)】 ええと、私が元聖騎士だっていうのは知ってるわよね?

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ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 アキノさんのお父様のギルドから【メルクリウス財団】に移籍した時期が
ちょうど資格の更新の期限と被ってるのを忘れてて、失効しちゃったの。

voice: vo_adv_1268001_033
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 これからのことも考えて、やっぱり再取得したいって思って
通信講座で勉強しなおしてたの。
【chara 103412 face 4 (sad)】 前に比べて問題も難しくなってるし、大変だったわ。

voice: vo_adv_1268001_034
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 さっきの筆記試験に受かってないとこの後の実技試験に進めないし……
そしたら今までの努力が水の泡よ。
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ああ、なんだか不安になってきちゃった……

Choice: (4) ユカリさんならできる。
Choice: (5) 大丈夫だよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1268001_035
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 そうかしら。
【chara 103412 face 2 (joy)】 ふふっ、キミに言われるとなんだかできる気がしてくるわね。

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----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1268001_036
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 そ、そうよね!
準備はしっかりやってきたんだし……

----- Tag 6 -----
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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 元気づけてくれるのね、ありがとう。
【chara 103412 face 1 (normal)】 だったら、もうひとつお願いしてもいいかしら?

voice: vo_adv_1268001_038
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ……この後の合格発表、一緒に見に行って!!
すぐに発表だから心の準備ができてないの!!
【chara 103412 face 4 (sad)】 お願い! あとでなにかごちそうするから!

Choice: (7) もちろん。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1268001_039
ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 ありがとう!
【chara 103412 face 1 (normal)】 あ、もうそろそろ掲示されると思うんだけど……
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ええっ? もう行こうって? ま、待ってちょうだい~!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 合格者発表の掲示板の前で目を閉じて発表を待つ
ユカリと{player}。

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ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 どう……? あるかしら……?
受験番号4851……

Choice: (8) あった!
----- Tag 8 -----
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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ほんとに……? 見間違いじゃないわよね?
485……【chara 103412 face 1 (normal)】 1! 受かってる! 受かってるわ!
【chara 103412 face 2 (joy)】 よかったぁ……

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ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 あはは……力抜けちゃった。
なんだかうれしいっていうより、ホッとした気持ちの方が大きいわね。

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ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】 あとは、最終試験の実技だけ……
【chara 103412 face 1 (normal)】 でも大丈夫よ、こっちはアテがあるの。
ちょうどいいわ、ほら。この通信講座のテキスト読んでみて?

voice: vo_adv_1268001_044
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 実技試験っていうのは登録した付き添いの人と一緒に
指定されたクエストに行くんだけど、
【chara 103412 face 2 (joy)】 その付き添いはこちらで指定できるのよ。

voice: vo_adv_1268001_045
ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 タマキさんかミフユさんにお願いすれば、普段の仕事と変わらないわ。
これはもう受かったも同然よ! 

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ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 そうだわ、筆記試験の合格報告がてら、
付き添いのお願いをしに行かないと。
【chara 103412 face 2 (joy)】 ふふっ、キミも一緒に行きましょ?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして、ユカリと{player}は
【メルクリウス財団】のメンバーの待つギルドハウスへ向かうのだった。
だが……

voice: vo_adv_1268001_047
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 まさか3人ともダメなんてね……アキノさんが忙しいのは知っていたけど
【chara 103412 face 6 (surprised)】 タマキさんはモニカさんの出張でカフェのお店番、
【chara 103412 face 4 (sad)】 ミフユさんは休んだ人たちの代理でおもちゃ工場のシフトかあ……

voice: vo_adv_1268001_048
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 まあ、忙しいのはしょうがないわね。
受験勉強中は私の仕事を代わってもらったりしてたんだもの。
これ以上迷惑はかけられないわ。

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 え? キミ?
あぁ、キミは……【chara 103412 face 2 (joy)】 あはは、気にしないでいいわよ。
【chara 103412 face 1 (normal)】 付き添いにはまあ、いろいろあるから……

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 そうね……【chara 103412 face 1 (normal)】 試験の期日を延ばせるか聞いてみるわ。
実技試験は一日で終わるものでもないから、
期日の融通も利くかもしれないわ。

voice: vo_adv_1268001_051
職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 無理です。
受験者の特別扱いはできません。

voice: vo_adv_1268001_052
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 あはは……やっぱり無理ですか……

voice: vo_adv_1268001_053
職員:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 期日内に試験を受けられないのであれば今回は残念ながら失格です。
聖騎士はなにより周囲からの信用が必要な資格なのはご存じですよね?
【chara 7511 face 1 (normal)】 国家認定準一級聖騎士資格は由緒ある資格です。

voice: vo_adv_1268001_054
職員:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 我々は貴女の高潔な意思にその資格があると判断したため
筆記試験を合格とさせていただいていたのですが……
【chara 7511 face 4 (sad)】 再考が必要でしょうか?

voice: vo_adv_1268001_055
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 うっ、それは……すみません……

voice: vo_adv_1268001_056
職員:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 それに、付き添いの方ならいるじゃないですか。
【chara 7511 face 1 (normal)】 こちらの方で登録していいですか?

Choice: (9) お願いします。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1268001_057
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 え、ええええっ!?
ちょ、ちょっと待って! 彼は……

voice: vo_adv_1268001_058
職員:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 なるほど、まだ付き添いの説明をしていなかったのですね。
【chara 7511 face 1 (normal)】 ではこちらから説明させていただきます。

voice: vo_adv_1268001_059
職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 付き添いの方には試験監督官の役も兼ねていただきます。
つきまして、こちらからいくつか魔法をかけさせていただきます。
【chara 7511 face 6 (surprised)】 もちろん、ご本人の同意が必要ではありますが……

voice: vo_adv_1268001_060
職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 一つは、試験に関して当方からの質問に偽証ができなくなる魔法。
こちらは不正防止のためとなります。

voice: vo_adv_1268001_061
職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 もう一つは、受験者と付き添いの距離がわかる魔法。
【chara 7511 face 6 (surprised)】 こちらは監督官としての役割を果たしているかの確認ですね。
【chara 7511 face 1 (normal)】 試験期間中に一定の距離以上離れてしまうと失格とみなされます。

voice: vo_adv_1268001_062
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 それ! 問題はそれよ!
【chara 103412 face 4 (sad)】 年頃の男女が一定期間ずっと近くにいるなんて……
【chara 103412 face 6 (surprised)】 由緒ある国家認定準一級聖騎士資格はそれでいいの?

voice: vo_adv_1268001_063
職員:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 間違いは起こらないと信じていますよ。
【chara 7511 face 1 (normal)】 先ほども申しました通り、
我々は貴女の高潔な意思にその資格があると判断しておりますので。

voice: vo_adv_1268001_064
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 ぐっ……そう言われると反論できないわね……

voice: vo_adv_1268001_065
職員:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 以上の説明で問題ありませんか?

voice: vo_adv_1268001_066
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ええと……嫌なら断ってくれてもいいのよ?
試験はまた受ければいいんだし。
【chara 103412 face 4 (sad)】 試験期間中ずっと一緒なんだけど……本当に大丈夫?

Choice: (10) 大丈夫。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1268001_067
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ま、まあキミがいいなら、いいんだけど……

voice: vo_adv_1268001_068
職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 では手続きを進めますね。
ユカリさんの試験の場所はランドソルの南方、海辺の村になります。
【chara 7511 face 6 (surprised)】 場所はわかりますか?

voice: vo_adv_1268001_069
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】 ええ、ここなら分かります。
【chara 103412 face 6 (surprised)】 今年は海に縁があるわね……

voice: vo_adv_1268001_070
職員:
【chara 7511 face 1 (normal)】 試験の内容は「村の問題を解決すること」です。
【chara 7511 face 6 (surprised)】 ふむ……予報では天気もいいようですし問題はないでしょう。

voice: vo_adv_1268001_071
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 問題、ですか?
どんな問題かは……

voice: vo_adv_1268001_072
職員:
【chara 7511 face 2 (joy)】 そこを調べるのも含めての試験ですので。
頑張ってください。

voice: vo_adv_1268001_073
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 は、はい……

voice: vo_adv_1268001_074
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 どうやら一筋縄ではいかなそうね……【chara 103412 face 6 (surprised)】 でも村の問題もだけど
こっちのほうも問題なんだけど……
【chara 103412 face 4 (sad)】 試験の間、彼とつかず離れずでずっと一緒だなんて……

Choice: (11) どうかしたの?
Choice: (12) 楽しみだね。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1268001_075
ユカリ:
【chara 103412 face 5 (shy)】 ふぁあっ!? か、顔近……【chara 103412 face 6 (surprised)】 じゃなくて!
な、ななな……なんでもないわ。

voice: vo_adv_1268001_076
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 し、試験で行くんだからね!
頑張らなくちゃ、って思っただけよ。

Jump to tag 13
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1268001_077
ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 もう……はしゃいじゃって。
そうね~、天気いいみたいだし、すごく楽しみ……

voice: vo_adv_1268001_078
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 って、遊びに行くわけじゃないのよ?
【chara 103412 face 4 (sad)】 あくまで試験なんだからね!

----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1268001_079
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 彼がどう思ってるのか分からないのが一番モヤモヤするっ……

voice: vo_adv_1268001_080
ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】 とにかく! 合格目指して頑張るわよ!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 頭の中に嵐が吹き荒れるユカリと、
無邪気に彼女を応援する{player}は
翌日の朝の船で現地に向かうのだった。