ユカリ(サマー) 第3話
村人達を尾行した二人は麦しゅわの密造所を発見する。それが幻の麦しゅわであると気付いたユカリは、隠蔽しようとする村人達に村おこしの手伝いがしたいと申し出、その熱意に村人達は心を動かされるのだった。


-------------- situation:
聖騎士候補はお見通し
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 夜の闇に紛れ、神殿を見張る{player}とユカリ。
やがて、二人の前に数人の集団が現れる。

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ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 やっぱり……見て。
誰か来たわ……

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村長:
【chara 511 face 4 (sad)】 ふう……しかし参ったのう。
まさか中央から聖騎士が来るとは……

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村人1:
【chara 414 face 1 (normal)】 まあ試験中だから正確には違うッスけどね。
【chara 414 face 6 (surprised)】 でも危うくバレそうになって焦ったッス……

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村長:
【chara 511 face 3 (anger)】 それはお主がいらんことをしゃべるからじゃ。
【chara 511 face 1 (normal)】 この村の秘密を外に持ち出されるわけにはいかん。
なんとしても隠し通さねば……

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村人1:
【chara 414 face 4 (sad)】 そうッスね。
バレたらただじゃすまないッスからね……

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ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 ……今の話、聞いた?
【chara 126811 face 3 (anger)】 どうやら神殿の中で隠れて何かをしているのは確かね。

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 ここから先は何が待ち構えてるか分からないわ。
中に入ったら無事ではすまないかも……

Choice: (1) 行こう。
----- Tag 1 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 ……キミがいいのなら、行きましょう。
【chara 126811 face 2 (joy)】 ふふっ、頼りにしてるわよ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 村長たちの後をつけ神殿内部へと入るユカリと{player}。
内部の通路は地下の怪しい小部屋へと繋がっていた。

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ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 ……なんだかひんやりしてるわね。
地下の貯蔵庫、かしら?
【chara 126811 face 4 (sad)】 水着で来たのはちょっと失敗だったかも……

Choice: (2) もっとくっつく?
----- Tag 2 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 そ、そうしようかしら……【chara 126811 face 6 (surprised)】 じゃなくて! 【chara 126811 face 3 (anger)】 今は警戒が優先よ。
何が起こるか分からないんだから、動きやすいようにしておかないと。

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ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 それにしてもこの神殿の造り、どこかで……
【chara 126811 face 3 (anger)】 止まって! この先にいるわね。

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村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 それで、今回のできはどうなっている?

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村人1:
【chara 414 face 2 (joy)】 えっへへっ、ここ数年で一番ってとこッスね。
こいつはトベるッスよ。

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村長:
【chara 511 face 2 (joy)】 そうか、それは楽しみだのう。
【chara 511 face 4 (sad)】 あの聖騎士さえこなければ昼間に作業できたのだが……

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ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】 何かを作ってるみたいね……
【chara 126811 face 6 (surprised)】 はっ……この匂い……
でも……【chara 126811 face 1 (normal)】 いや、そんなまさか……?

Choice: (3) ユカリさん?
----- Tag 3 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 あたりに立ち込める、この独特の香ばしさと甘さの混ざった濃厚な香り。
私……知ってる!
【chara 126811 face 4 (sad)】 だけどおかしい……こんなところにあるわけがないのよ……

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ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 でも、芳醇でありながらも独特なキレを予感させるこの風味は……!
【chara 126811 face 1 (normal)】 間違いないわ、これって伝説の……!

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村長:
【chara 511 face 3 (anger)】 何者じゃ!

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 バレてしまったようですね。
……「国家認定準一級聖騎士資格試験」受験者のユカリです。

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村人1:
【chara 414 face 6 (surprised)】 な、なんでここに!?

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村長:
【chara 511 face 3 (anger)】 やはり探っておったのじゃな。
何も知らずに帰ってほしかったが……
知られてしまったからにはただでは帰せぬ。

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ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】 勝手についてきてしまってごめんなさい。
忠告を守らなかったことは謝ります。

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ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】 私、この村の問題を調査していました。自分の試験のために。
【chara 126811 face 3 (anger)】 でも、今は違う……
ここを見てしまっては、そんなことは言ってられないわ。

Choice: (4) どういうこと?
----- Tag 4 -----
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村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 ふっ、その若さではわからぬのも仕方あるまい。
【chara 511 face 3 (anger)】 そう、ここは……

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 麦しゅわの密造所よ!
そりゃあ、麦しゅわを扱っている店は必要ないわけよね。
こうして自分たちで造っているんだから。

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村人1:
【chara 414 face 3 (anger)】 聖騎士様にはお見通しってわけッスか……
しゃあねえ! やるぞ、てめぇら!

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村人2:
【chara 1411 face 3 (anger)】 おう!

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村人3:
【chara 4911 face 3 (anger)】 ややや、やるぞ!

Choice: (5) 完全に囲まれてる……
----- Tag 5 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 あなたたち! こんなことをしていてはダメよ!
申し訳ないと思わないの!?

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村人1:
【chara 414 face 4 (sad)】 くっ……そりゃ後ろめたさはあるッスよ。
オレらがやってるのは所詮密造……

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村長:
【chara 511 face 3 (anger)】 じゃが、それはお主ら中央のものが勝手に決めたこと!
ワシらにはワシらのやり方がある!

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 そういう話じゃないのよ、もう!
んぐっ、んぐっ……

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村人2:
【chara 1411 face 3 (anger)】 話してもわかんねえんだよ!
この人数なら!

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 甘いわ!

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村人2:
【chara 1411 face 4 (sad)】 ぐあっ!

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村人3:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 何て身のこなし……!
これが中央の聖騎士……!

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 話を聞きなさい!
まったく……んっ、んっ……ぷはぁ!

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村長たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 って、麦しゅわ飲んでるぅ!?

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 あー、試験前から禁しゅわしてたからきくわぁ~……

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村人3:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 いったいどこから取り出したんだよあのジョッキ……【chara 4911 face 4 (sad)】 じゃなくて!
【chara 4911 face 3 (anger)】 こんなふざけた相手に負けてられるかよ!
くそっ!

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 らからぁ~、話を! 聞きな、ひゃい!

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村人3:
【chara 4911 face 4 (sad)】 ぐあああっ!
く、くそぉ……

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村人1:
【chara 414 face 4 (sad)】 そんな……水着で浮かれて麦しゅわキメてる
バカンス客にしか見えないのにめちゃくちゃつよいッス!
【chara 414 face 6 (surprised)】 これが、聖騎士の力……

Choice: (6) ちょっと違うような……
Choice: (7) そう、これが聖騎士の力!
----- Tag 6 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 ええー? そんなことないわよ~
……たぶん!

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----- Tag 7 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 2 (joy)】 えっへっへ~! そうよ~
さすがよく分かってるぅ~♪

----- Tag 8 -----
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村長:
【chara 511 face 4 (sad)】 くっ……もうよい……ワシらの負けじゃ……
【chara 511 face 6 (surprised)】 みなの者、剣を引くのじゃ……
もとよりここにいるのは戦いには無縁の者たちじゃ。

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村人2:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 村長?

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村長:
【chara 511 face 4 (sad)】 ふう……ここでの麦しゅわ造りもお終いか……
ワシの代で潰えさせてしまうとは、無念じゃ……

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村人3:
【chara 4911 face 4 (sad)】 そ、そんな……!
村長!

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村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 全ての責はワシにある。
どうか他の者たちは見逃してはいただけませぬか。

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 ほんとうにそれでいいの?
もっと申し訳ないって思うべきじゃないかしら?

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村人1:
【chara 414 face 6 (surprised)】 なっ……【chara 414 face 3 (anger)】 くそっ! これだから中央の連中は……
オレら全員牢屋にでも入れようってんスか?

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 そうじゃないわ。
私とか中央とかそういうのじゃなくて。
この麦しゅわに申し訳ないって思うべきじゃないの?

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村長:
【chara 511 face 3 (anger)】 ……何をおっしゃりたいのですかな?
【chara 511 face 4 (sad)】 どうせ中央の聖騎士様にはこの村の麦しゅわの価値など……

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 分かるわよ!
分かるに決まってるじゃない!

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 南方特有の麦の品種に、ミネラルの多い特別な水!
この地下の冷温貯蔵庫を使った上面発酵!

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ユカリ:
【chara 126811 face 7 (special_a)】 間違いないわ……この村の麦しゅわは
清浄な真水が得られない地方で、病や渇きから人々を救ったという
あの伝説の琥珀の神殿麦しゅわよ! そうなんでしょ?

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村人2:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 お、おどろいたぜ……
ただのお堅い聖騎士様かと思ったら……

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村人3:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 一口飲んだだけでそこまでわかるものか?
オレたちより詳しいんじゃ……

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村長:
【chara 511 face 2 (joy)】 ふっ……ここまで麦しゅわのことがわかるお人とは……
おみそれいたしました……

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村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 この村の麦しゅわの最期を看取ってもらうに相応しい方かもしれぬな。
【chara 511 face 3 (anger)】 さあ、どこへなりとも連行してくだされ……

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 だから! 連行なんてしません!

voice: vo_adv_1268003_062
村人1:
【chara 414 face 6 (surprised)】 でも、さっきまで思いっきり戦ってたッスよね?

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 それはあなたたちが襲い掛かってきたからよ。
私が言いたいことは一つだけ。

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ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 こんなところで密造なんてコソコソ隠してしまって
麦しゅわに申し訳ないと思わないの?

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村人2:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 そりゃあ、どういう意味だい?

voice: vo_adv_1268003_066
ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 もっと大々的に宣伝して、
あの最高のビーチで飲めるようにするべきよ!

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村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 ワシらとて好きで隠れているわけではない。
【chara 511 face 4 (sad)】 じゃが、この規模の麦しゅわ醸造所は国の許可なしでは
罪に問われるのじゃろう?

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村長:
【chara 511 face 6 (surprised)】 あとから申請して追徴金がとられるとも聞いたが
この村にはそんな金はない……
【chara 511 face 4 (sad)】 じゃから、村の伝統を守るために仕方なく……

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ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 なんだ、そんなことを気にしてたの?
【chara 126811 face 2 (joy)】 それは大丈夫よ。
だってここは神殿なんですもの。

Choice: (9) どういうこと?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1268003_070
ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 二百年ほど前は、神殿維持費の捻出方法として
麦しゅわを特権的に造ることが許可されていたの。
【chara 126811 face 2 (joy)】 その法は今でも生きているわよ?

voice: vo_adv_1268003_071
村人1:
【chara 414 face 6 (surprised)】 そ、それマジなんスか?

voice: vo_adv_1268003_072
ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 ええ。今年の「国家認定準一級聖騎士資格試験」にも出題されてたわ。
【chara 126811 face 2 (joy)】 完全に合法なんだから追徴金もなし。

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ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 それに、資金面ならご相談にのれますよ。
こちらの名刺はお渡ししてませんでしたね。

voice: vo_adv_1268003_074
村長:
【chara 511 face 6 (surprised)】 【メルクリウス財団】……?
確か、王都でも有名な実業ギルドでしたな……

voice: vo_adv_1268003_075
ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 実は私、意外かもしれませんが麦しゅわ好きでして……
【chara 126811 face 2 (joy)】 麦しゅわに関してはほんの少しだけ詳しいんです。

voice: vo_adv_1268003_076
村人2:
【chara 1411 face 4 (sad)】 まあ、意外でもないしほんの少しとも思えねえけどな……

voice: vo_adv_1268003_077
ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 観光や水産資源のプランはお気に召されなかったようですが
【chara 126811 face 2 (joy)】 こちらの麦しゅわを基幹とした村おこし……
【chara 126811 face 1 (normal)】 お手伝いさせていただけますか?

voice: vo_adv_1268003_078
村人3:
【chara 4911 face 4 (sad)】 けど、うまい話すぎないか?
なにか裏があるんじゃ……

voice: vo_adv_1268003_079
村人1:
【chara 414 face 4 (sad)】 村長、いいんスか?
【chara 414 face 6 (surprised)】 そりゃ、本当だったらめっちゃいい話ッスけど……

Choice: (10) ユカリさんを信じて!
----- Tag 10 -----
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ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 {player}くん……

voice: vo_adv_1268003_081
村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 二人ともまっすぐな目をしている……
【chara 511 face 2 (joy)】 わかった、信じてみよう。

voice: vo_adv_1268003_082
村長:
【chara 511 face 1 (normal)】 一度はこの村の麦しゅわをこのお方に看取ってもらうと
覚悟を決めたんじゃ。
裏切られても悔いはない……

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ユカリ:
【chara 126811 face 1 (normal)】 っ……! 【chara 126811 face 2 (joy)】 ありがとうございます。
【chara 126811 face 1 (normal)】 聖騎士としてではなく、一人の麦しゅわ好きとして……
【chara 126811 face 2 (joy)】 全力を尽くします!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして、ユカリの「国家認定準一級聖騎士資格試験」を巡る騒動は
無事に幕を閉じたのであった。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ユカリの報告により、さっそく【メルクリウス財団】から援助が届き
村はにわかに活気づいていた。
そんな中、{player}とユカリは海岸へ呼ばれていた。

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村人1:
【chara 414 face 1 (normal)】 撮影準備できたのでおねがいしゃッス!

voice: vo_adv_1268003_085
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】 うっ……やっぱりやらなきゃダメ?

voice: vo_adv_1268003_086
村長:
【chara 511 face 2 (joy)】 【メルクリウス財団】のお力添えもあって、生産体制は整いました。
【chara 511 face 1 (normal)】 あとは販売戦略が必要だとアキノ様もおっしゃられていましたからな。
そのためのポスターは必須と伺っております。

voice: vo_adv_1268003_087
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】 だからって、そのモデルが私である必要ってある?

voice: vo_adv_1268003_088
村長:
【chara 511 face 2 (joy)】 ユカリ様はこの村の大恩人。
これは村人全員の総意であり、お願いでもあるのです。
どうか、どうかお願いいたします!

Choice: (11) これもお仕事!
Choice: (12) みんなのためだよ。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1268003_089
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】 そうよね……これもお仕事だもの。
しっかりやらないと……

Jump to tag 13
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1268003_090
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】 乗り掛かった舟かあ……
【chara 126811 face 3 (anger)】 分かったわ! やってやろうじゃない!

----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1268003_091
村人1:
【chara 414 face 1 (normal)】 それでは、ポスター撮影開始します!
【chara 414 face 2 (joy)】 ポーズは自由におねがいしゃッス!

--- Switch scene ---

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voice: vo_adv_1268003_092
ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】 分かったわ……やるからには、全力よ!
【chara 126811 face 6 (surprised)】 こう、でいいかしら?
【chara 126811 face 1 (normal)】 それともこう?

Choice: (14) 最高!
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1268003_093
ユカリ:
【chara 126811 face 2 (joy)】 ふふっ……
青い海と、蒼い空と、最高の麦しゅわに……乾杯♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして制作されたポスターは、
後にランドソルの麦しゅわ史に残ることになったのだった。

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