リンド 第3話
戦う力が欲しいリンドのため、{player}とヴォルガーノは共にランドソルへ向かう。ミツキの手も借りひとまず自分なりの戦い方を見出し、いつか{player}を助けると約束するのだった。
-------------- situation:
リンドの戦力アップ作戦
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある日、キャッスル・オブ・パルフェを訪れた
{player}は、
何やら言い争うリンドとヴォルガーノの姿を目にした。
voice: vo_adv_1277003_000
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
そこをなんとかお願いします、ヴォルガーノさんっ!
voice: vo_adv_1277003_001
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
いやお願いっつったってなぁ……
Choice: (1) 何かあったの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1277003_002
ヴォルガーノ:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
【chara 193511 face 6 (surprised)】
【chara 193511 face 2 (joy)】
おおっ! 坊主いいところに!
【chara 193511 face 1 (normal)】
ちょいこっち来てくれ!
voice: vo_adv_1277003_003
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】
……よし、ここならリンドに聞こえねぇな。
Choice: (2) リンドちゃんがどうかしたの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1277003_004
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
あぁ、それがな……リンドの奴、最近急に
「武器の扱いを教えてください」とか言い始めてよ。
voice: vo_adv_1277003_005
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
なんでも強くなりたいらしいんだが、
【chara 193511 face 4 (sad)】
あいつ、どう考えても戦うとか得意じゃないんだよなぁ……
voice: vo_adv_1277003_006
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
坊主からもうまく言ってやってくんねぇか?
あいつもお前さんの話なら聞くと思うんだよ。
【chara 193511 face 2 (joy)】
あと俺、これから仕事あるし。
voice: vo_adv_1277003_007
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】
ぜんぶ聞こえてますよ、ヴォルガーノさん!
【chara 127712 face 4 (sad)】
もう、さっきからこそこそして……!
voice: vo_adv_1277003_008
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】
ゲッ!
【chara 193511 face 4 (sad)】
……な、頼むぜ坊主! 俺さまを助けると思って! このとーりっ!
Choice: (3) そういうことなら……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1277003_009
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
なるほど、まずはランドソルで腕試しか……
【chara 193511 face 1 (normal)】
確かに、このあたりの魔物なら弱そうだし
修行にゃちょうど良さそうだ。
voice: vo_adv_1277003_010
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
つーかリンド。
お前さん、なんで急に戦えるようになりたいとか言い出したんだ?
【chara 193511 face 4 (sad)】
そもそも、ヴルムだって戦ってねぇだろ?
voice: vo_adv_1277003_011
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】
ヴルムは戦うとか以前の問題なんです!
【chara 127712 face 4 (sad)】
あの子ってば、いつもいつもサボってばかりなんだから……
voice: vo_adv_1277003_012
リンド:
【chara 127712 face 1 (normal)】
『ジオ・テオゴニア』は今後、異世界ともっと
交流することになるはずです。
【chara 127712 face 4 (sad)】
そうなると、危ないこともあるかもしれません。
voice: vo_adv_1277003_013
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
だからこそ、何かあったときのために、
私がしっかりしなきゃって……そう思ったんです。
voice: vo_adv_1277003_014
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
ヴルムだって、戦えるようになったほうがいいってことくらい
わかるはずなのに……
voice: vo_adv_1277003_015
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
相変わらず真面目なこったなぁ……
【chara 193511 face 1 (normal)】
でもま、一理あるっちゃあるか。
voice: vo_adv_1277003_016
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
……っと、んなこと言ってる間に魔物が出てきたな。
【chara 193511 face 1 (normal)】
スライムか……あれならリンドもさすがにいけるだろ。
Choice: (4) 僕の剣を使って。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1277003_017
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
ありがとうございます!【chara 127712 face 4 (sad)】
……け、けっこう重いですね。
【chara 127712 face 3 (anger)】
でも……
voice: vo_adv_1277003_018
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】
いきますよ──たぁっ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
スライムを倒すべく、勢いよく飛び出したリンド。
しかし──
voice: vo_adv_1277003_019
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
あ、あれっ? 当たらなかった?
【chara 127712 face 3 (anger)】
もう一度……【chara 127712 face 8 (special_b)】
って、え?
スライムが増えてる……?
voice: vo_adv_1277003_020
リンド:
【chara 127712 face 7 (special_a)】
どうしよう、どっちから攻撃すれば……
【chara 127712 face 8 (special_b)】
って、うそ、両方一気にこっちに来て……【chara 127712 face 4 (sad)】
きゃあっ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1277003_021
リンド:
【chara 127712 face 7 (special_a)】
た、たすけて~~~っ!
Choice: (5) リンドちゃんっ!?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1277003_022
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
おーおー、見事に囲まれてやがる。
【chara 193511 face 4 (sad)】
つーかこれ、スライムが分裂しちまったのか。
voice: vo_adv_1277003_023
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
冷静に観察してないで助けてくださいっ!
うぅ、剣もどっかいっちゃったし、私、私……【chara 127712 face 7 (special_a)】
ひゃあっ!?
スライム:
【chara 3 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1277003_024
リンド:
【chara 127712 face 7 (special_a)】
な、なにっ!?
やだっ、つんつんしないで!
Choice: (6) スライムにつつかれてる……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1277003_025
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
完全に遊ばれてんな……
にしても、まさかスライムより弱いとはなぁ。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1277003_026
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
ごめんなさいっ!
私が攻撃したのが悪かったですっ!
【chara 127712 face 7 (special_a)】
だからもう、つんつんしないで~~っ!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1277003_027
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
しっしっ!
【chara 193511 face 1 (normal)】
ほら、スライムは蹴散らしたぞ。
Choice: (7) リンドちゃん、大丈夫?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1277003_028
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
うぅ……ぐすっ……
スライムがべちゃって、べちゃってぇ……っ!
voice: vo_adv_1277003_029
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
ま、これでわかったろ?
【chara 193511 face 1 (normal)】
リンドが戦いに向かないっつった意味がさ。
Choice: (8) リンドちゃん、魔法は使える?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1277003_030
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
回復魔法なら、ちょっとだけできます。
【chara 127712 face 6 (surprised)】
攻撃は……【chara 127712 face 4 (sad)】
自分なりに試してはみたんですけど……
voice: vo_adv_1277003_031
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
あー……
【chara 193511 face 1 (normal)】
いいかリンド。
戦いにもセンスっつーもんがあってよ。
voice: vo_adv_1277003_032
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
もちろん、センスがなくても努力である程度カバーできるぜ?
【chara 193511 face 4 (sad)】
が、それをするにゃあ一朝一夕じゃいかねぇのよ。
voice: vo_adv_1277003_033
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
その点、お前さんは……
俺だったら正直、今すぐ前線で戦うのは勧めねぇ。
少なくとも一年は訓練したほうがいい。
voice: vo_adv_1277003_034
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
で、でも私、戦えるようになりたいんです!
【chara 127712 face 3 (anger)】
カヤさんとかグレアさんみたいに
パンチで倒したり、炎を使ったりしたい!
voice: vo_adv_1277003_035
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
でも、どうしたらいいのかわからなくって……
何もできないのが、悔しくって……
voice: vo_adv_1277003_036
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
あの、騎士さん。
カヤさんたちのボス……ホマレさん? とは
連絡がついたりしませんか?
voice: vo_adv_1277003_037
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
あの人もドラゴン族で、すごく強いんですよねっ?
何かすごい技とか知ってたりしませんか?
【chara 127712 face 2 (joy)】
私も教えてもらえたり、しませんかっ?
Choice: (9) それが、連絡がつかなくて……
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1277003_038
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
そんな……
voice: vo_adv_1277003_039
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
……
……そうですよね。
【chara 127712 face 2 (joy)】
やっぱり、急に強くなろうだなんて、都合が良すぎますよね。
voice: vo_adv_1277003_040
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
それに……私がちょっと戦えるようになったくらいじゃ
強い相手には意味がないってことも。
前にヴルムに言われた通り……わかってるんです。
voice: vo_adv_1277003_041
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
でも、私は……
このままお役に立てないままでいるほうが、つらいんです。
【chara 127712 face 3 (anger)】
だから少しだけでも、戦えるようにっ……
voice: vo_adv_1277003_042
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
……ま、【chara 193511 face 1 (normal)】
まぁでもよ!
前線で体張るのにこだわんなきゃ、戦い方もいろいろあると思うぜ?
voice: vo_adv_1277003_043
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】
だからまずは焦らずに、
お前さんに合う戦い方をちょっとずつ探していこうや。【chara 193511 face 2 (joy)】
な?
Choice: (10) ……ちょっと待って。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1277003_044
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
ん?
Choice: (11) 当てなら、もう一人いるかも。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1277003_045
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
えっ──
【chara 127712 face 2 (joy)】
本当ですかっ?
voice: vo_adv_1277003_046
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
──なるほど。
それで、私に白羽の矢が立ったのね。
voice: vo_adv_1277003_047
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
お、お願いします!
私に戦い方を教えてください!
Choice: (12) お願いします!
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1277003_048
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
そうねぇ……
【chara 105111 face 1 (normal)】
いいわよ、教えてあげても。
voice: vo_adv_1277003_049
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
ただし、【chara 105111 face 1 (normal)】
代わりにあなたの体で実験させてほしいの。
【chara 105111 face 2 (joy)】
そっちのネコさんもね。
voice: vo_adv_1277003_050
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】
俺ェ!?
voice: vo_adv_1277003_051
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
当然よ。猫妖精なんてこっちじゃレアだもの。
【chara 105111 face 2 (joy)】
研究者としては、隅々まで分析しつくしたいじゃない。
まさに千載一遇のチャンスよ。【chara 105111 face 3 (anger)】
逃すわけがないでしょう?
voice: vo_adv_1277003_052
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
……それに、実際難しい話なのよ。
戦いに向いてない人を、戦えるようにする、なんて。
【chara 105111 face 1 (normal)】
そんな無理難題、見返りを求めて当然でしょう?
voice: vo_adv_1277003_053
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
それは……
voice: vo_adv_1277003_054
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
この人がミツキさん……
闇医者で科学者って聞いたけど、
【chara 127712 face 4 (sad)】
本当にこの人にお願いしていいのかな……
voice: vo_adv_1277003_055
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】
……よし、わかった。
【chara 193511 face 1 (normal)】
俺は呑むぜ、その条件。
voice: vo_adv_1277003_056
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
ヴォルガーノさん!?
voice: vo_adv_1277003_057
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
あ、でも【chara 193511 face 4 (sad)】
痛いのは勘弁してください。
毛を抜くとか、そういうのもちょっと。
ただでさえクロのヤツのせいで、ハゲができちまってるってのにっ……
Choice: (13) 僕も実験に使って。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1277003_058
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
騎士さんまで……!
voice: vo_adv_1277003_059
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
……ねぇ、リンドちゃん。
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あなたはどうして、そんなに戦うことにこだわるの?
voice: vo_adv_1277003_060
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
それは……
【chara 127712 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_1277003_061
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
私が戦えるようになりたい、のは──
【chara 127712 face 1 (normal)】
今後の、ためです。
【chara 127712 face 4 (sad)】
ちゃんと、強くなりたいんです。
voice: vo_adv_1277003_062
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
これから先──【chara 127712 face 3 (anger)】
もう、二度と。
後悔したくないから。
voice: vo_adv_1277003_063
リンド:
【chara 127712 face 1 (normal)】
お城に攻め込まれたときも、
プリンセス会議が襲撃されたときも、ほかにも……
【chara 127712 face 4 (sad)】
私、ずっとずっと、悔しかったんです。
voice: vo_adv_1277003_064
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
ライラエルさまやみんなが必死で戦ってるのに
私は戦うことも、助けることもできなくて。
みんなが傷ついてくのを、見てることしかできなくて……
voice: vo_adv_1277003_065
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
たしかに、回復魔法はちょっとだけ使えます。
【chara 127712 face 4 (sad)】
でも、戦いのときにはぜんぜん役に立てないんです。
私の力じゃ、大怪我は治せない……!
voice: vo_adv_1277003_066
リンド:
【chara 127712 face 1 (normal)】
何度も納得しようと思ってました。
私はできることをやってる、だから役に立ててるって。
【chara 127712 face 3 (anger)】
でもっ……!
voice: vo_adv_1277003_067
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】
そんな自分がやっぱりいやなんです。
だから。
……お願いします。
voice: vo_adv_1277003_068
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
そう……
……分かったわ。
voice: vo_adv_1277003_069
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
そういうことなら、いいわ。
少しだけ手ほどきをしてあげる。
voice: vo_adv_1277003_070
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
……いいんですか?
【chara 127712 face 2 (joy)】
ありがとうございますっ!
voice: vo_adv_1277003_071
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ええ。あなたみたいな健気な子、私は好きよ?
【chara 105111 face 2 (joy)】
だから特別に、ね。
voice: vo_adv_1277003_072
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
でもそのうえで、提案よ。
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あなた──やっぱり、まずは回復魔法の勉強から始めてみない?
voice: vo_adv_1277003_073
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
そ、そんな……
【chara 127712 face 4 (sad)】
やっぱり、私には……
voice: vo_adv_1277003_074
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
そういうことじゃないわ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
回復魔法とは言ったけど、要するに『体を知る』って考えればいいの。
voice: vo_adv_1277003_075
ミツキ:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
【chara 105111 face 6 (surprised)】
まず武術を身につけるにしろ、魔法を使うにしろ、
どちらも使うのは自分の体。
【chara 105111 face 1 (normal)】
そういう意味じゃ、人体の基本を理解しておいて損はないわ。
voice: vo_adv_1277003_076
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
さらに言うと、回復魔法って癒すだけが仕事じゃないの。
肉体の活性化を応用すれば、仲間や自分を強化できる。
深めておいて損はない知識なのよ。
voice: vo_adv_1277003_077
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】
強化かぁ……
【chara 193511 face 1 (normal)】
そういやリンド、お前さん城が攻撃されたとき
みんなの前で派手に演説かましたよなぁ。
voice: vo_adv_1277003_078
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】
あのときは俺もみんなも、
お前さんの言葉にすっかりやられちまったんだ。
【chara 193511 face 2 (joy)】
そういう意味じゃ、案外向いてるんじゃねぇの?
voice: vo_adv_1277003_079
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
……そして最後に、素質。
【chara 105111 face 6 (surprised)】
回復魔法に必要なのは奉仕の心と、
絶対に生かして帰すっていう責任感と言われてるわ。
voice: vo_adv_1277003_080
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
さっきのあなたの話を聞く限り、
その点に関しては素質バッチリだと思うの。
voice: vo_adv_1277003_081
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
回復に、強化……
【chara 127712 face 2 (joy)】
自分が戦うことばっかり考えていたけど。
回復も強化も、ちゃんと戦いの役に立つんだ……
voice: vo_adv_1277003_082
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
私、全然わかってなかった……!
素質のことも、戦いのことも。
でも、私にできること、ちゃんとあるんだ……!
voice: vo_adv_1277003_083
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
回復魔法って幅広いのよ?
【chara 105111 face 1 (normal)】
それこそ、極めれば細胞まわりをちょちょいっといじったりして──
【chara 105111 face 2 (joy)】
命だって奪えるんだから♪
voice: vo_adv_1277003_084
リンド:
【chara 127712 face 8 (special_b)】
い、命っ!?
voice: vo_adv_1277003_085
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
……って、びっくりしてちゃダメ!
教えてくれる人が見つかったんだから。
【chara 127712 face 3 (anger)】
どんなやり方だって、絶対、意地でもついていかなきゃ!
voice: vo_adv_1277003_086
リンド:
【chara 127712 face 1 (normal)】
改めて……ミツキさん、お願いします。
【chara 127712 face 3 (anger)】
私に戦い方を教えてください!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1277003_087
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
回復魔法を使うときは狙いを絞って、
魔力の流れを感じて……っ!
怪我をした小鳥:
【chara 3 face 1 (normal)】
…………ピィ。
voice: vo_adv_1277003_088
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
前よりも魔法が使いやすい……
【chara 127712 face 2 (joy)】
あっ……傷が、治って……!
怪我をした小鳥:
【chara 3 face 1 (normal)】
ピィ! ピチピチピチ──
voice: vo_adv_1277003_089
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
わぁっ……! 見てください、騎士さん!
怪我した鳥さん、飛んでいきました!
私の回復魔法で、元気に……!
Choice: (14) 魔法がうまくいったんだね。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1277003_090
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
えへへ……はいっ!
【chara 127712 face 6 (surprised)】
でもまだまだです。【chara 127712 face 2 (joy)】
私、もっと練習しますっ!
もっと上手にできるように。みんなの力に、なれるように!
voice: vo_adv_1277003_091
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
次は……【chara 127712 face 6 (surprised)】
あっ、【chara 127712 face 2 (joy)】
あっちの折れてるお花を治してみます!
【chara 127712 face 6 (surprised)】
回復魔法って、お花にも効くのかな……?
【chara 127712 face 2 (joy)】
試してみますねっ!
voice: vo_adv_1277003_092
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
……リンドちゃん、ちょっと不器用なところはあるけど
【chara 105111 face 2 (joy)】
素直ないい子ね。
Choice: (15) 引き受けてくれてありがとうございます。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1277003_093
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
いいのよ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
教えるって言っても、本当に入り口くらいだから。
voice: vo_adv_1277003_094
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
もしそんなにお礼がしたいっていうんなら、
【chara 105111 face 1 (normal)】
また今度実験に付き合ってちょうだい。
【chara 105111 face 2 (joy)】
そっちのネコさんもね。
voice: vo_adv_1277003_095
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】
うえっ!?
【chara 193511 face 4 (sad)】
マジか、せっかく助かったと思ったのに……!
【chara 193511 face 1 (normal)】
……まぁでも、一回くらいならいいか。
voice: vo_adv_1277003_096
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あら、【chara 105111 face 1 (normal)】
優しいのね。
voice: vo_adv_1277003_097
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】
そんなんじゃねえよ。ただ……
あいつは小うるさいとこもあるけど、一生懸命でいい奴だからな。
【chara 193511 face 2 (joy)】
前もあいつのハッパで、城の連中が「やるぜー!」ってなってたし……
--- Switch scene ---
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still display end
voice: vo_adv_1277003_098
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】
見てるとなんとかしてやりたくなるっつーか。
【chara 193511 face 2 (joy)】
……ははっ。
そーいう意味じゃ、あいつもずるい奴だよなぁ。
voice: vo_adv_1277003_099
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
今回も本当にありがとうございました。
Choice: (16) 力になれたならよかった。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1277003_100
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
騎士さんがいてくれたから
ミツキさんにも会えたし、私なりの戦い方を見つけられたんです!
voice: vo_adv_1277003_101
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
それに、私が何もわかってなかったってことも……
【chara 127712 face 2 (joy)】
騎士さんといたおかげでわかったんですよ。
voice: vo_adv_1277003_102
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】
でも、本当にすみません。
頼ってなんて言ったのに、結局私が頼ってばかりですね。
メイドは、みんなを支えるのが仕事なのに……
Choice: (17) じゃあこれは、貸しにしよう。
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1277003_103
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
貸し……ですか?
Choice: (18) そしていつか、僕を助けて。
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_1277003_104
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】
いつか、助ける……?
私が、騎士さんを……
voice: vo_adv_1277003_105
リンド:
【chara 127712 face 2 (joy)】
……はい! わかりました。
私がいつか、あなたを助けられるように。
その日のために、頑張りますね!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}の助けにより、
自分なりの戦い方を見つけたリンド。
二人の間の「貸し」がなくなる日が、いつかやってくるのかもしれない。