ヴルム 第2話
ある日ヴルムと{player}がポポじいさんの工房を訪れると、現在開発中の秘密兵器について聞かされる。足りない素材を集めるよう頼まれたヴルムたちは、ある条件と引き換えに素材採集へと向かう。


-------------- situation:
ヴルムの新兵器ゲット作戦
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジオ・テオゴニアの城前広場。
大きな風呂敷包みを背負ったヴルムは
{player}とポポじいさんの工房へ向かっていた。

voice: vo_adv_1278002_000
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ポポじい~、いる~?

voice: vo_adv_1278002_001
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 ヴルムか。よく来たな。
小僧も一緒か。
【chara 9212 face 1 (normal)】 ……なんじゃ? 随分と大荷物じゃが。

voice: vo_adv_1278002_002
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 こないだ、ちょっとランドソルに行くことがあって。
そん時のお土産持ってきた。【chara 127812 face 1 (normal)】 あと他にも色々珍しい素材とか。

Choice: (1) 僕は荷物持ちです。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1278002_003
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 おお、わざわざすまんのう。
【chara 9212 face 1 (normal)】 で……今日はなんの用じゃ? いつものサボりか?
まさか土産を渡して終わりって事はなかろう。

voice: vo_adv_1278002_004
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ま、その通りなんですけど。
【chara 127812 face 4 (sad)】 最近姉さんの目が厳しくて、息が詰まりそうなんで。

voice: vo_adv_1278002_005
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 普段から存分にサボって息抜きしとるんじゃ。
ちょっと詰まるくらいで丁度ええんじゃないかの?
万年サボり魔メイドには。

voice: vo_adv_1278002_006
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 万年サボり魔メイドにも息する権利くらいくださいって。
こないだの脱走が尾を引いて面倒なんですよ。
今日なんかですね……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278002_007
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】 もうっ!
そんなとこでごろごろしてないで、ヴルムもちょっとは手伝って。
【chara 127712 face 4 (sad)】 早く仕事を終わらせなくっちゃ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278002_008
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 手伝ってって……
休憩時間は休むもんでしょ、姉さん。

voice: vo_adv_1278002_009
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】 それはそうだけど……
【chara 127712 face 3 (anger)】 休憩なんてしてたら、時間が足りないの。
みんなの役に立つために、戦いの特訓もしなくちゃだし。

voice: vo_adv_1278002_010
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ……ちょっと姉貴、無理してない?
【chara 127812 face 1 (normal)】 やっぱ向いてないって、戦うとか冒険とかそういうの。

voice: vo_adv_1278002_011
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】 そんなのやってみないとわからないでしょ?
【chara 127712 face 4 (sad)】 すぐに結果が出るわけじゃないことくらいわかってるわよ。

voice: vo_adv_1278002_012
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】 そう言うヴルムも、文句ばっかり言ってちゃダメなんだからね。
なんのかんの理由つけてはいっつもサボって!
この前だって……

voice: vo_adv_1278002_013
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 うわ、まーた始まった、姉貴のお説教……
これじゃおちおち休んでらんないって……

voice: vo_adv_1278002_014
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 あー……そういえば離れの倉庫から
照明の替え、出しといてほしいとか言われてたの思い出した。
ちょっと取ってくる──

voice: vo_adv_1278002_015
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】 待って。そう言ってまたお城から抜け出すつもりでしょ?
私が取ってくるから、ヴルムはここで掃除してて。いい?
休憩時間はそろそろ終わりだからね!

voice: vo_adv_1278002_016
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 こういうとこの詰めが甘いんだけど……
その甘さに今は感謝しますか。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 静かに、そろーっと……抜け出してっと……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278002_017
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ってな感じで、最近妙にやる気で困ってるんですよ。
うちの姉さん。

voice: vo_adv_1278002_018
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 お城の総点検の日が近いんで、ただでさえ作業が増えてて。
ガタついた家具や調度品の入れ替えやら、
かよわいメイドには過酷な重労働が。

voice: vo_adv_1278002_019
ポポじいさん:
【chara 9212 face 4 (sad)】 かよわい? 誰がじゃ?
【chara 9212 face 1 (normal)】 意外とたくましい万年サボり魔メイドなら心当たりはあるが……

voice: vo_adv_1278002_020
ヴルム:
【chara 127812 face 2 (joy)】 やだなあポポじい、老眼が進んだなら言ってくれないと。
いい眼鏡屋さん紹介してあげますね。
ついでにクロさんに背中のマッサージでもしてもらいますか。

voice: vo_adv_1278002_021
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 やめいやめい。ワシが悪かった。
オマエが言うと本気でやりそうで怖いんじゃ。

voice: vo_adv_1278002_022
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……ま、そんなわけで。
【chara 127812 face 4 (sad)】 貴重な休憩時間つぶしてまでやる気出されると
あたしとしては体力続かないっていうか、気力が出ないっていうか。

voice: vo_adv_1278002_023
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 なるほどのう、事情は分かった……が、
それがサボる言い訳にはなるまい。

voice: vo_adv_1278002_024
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 え~、ポポじいまであたしに働けって言うんですか。

voice: vo_adv_1278002_025
ポポじいさん:
【chara 9212 face 3 (anger)】 あったり前じゃろ!
こう見えてワシも新発明の秘密兵器づくりで忙しいんじゃ。
ほら、突っ立ってるくらいなら手伝わんか!

voice: vo_adv_1278002_026
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 秘密兵器? それってどんな──

voice: vo_adv_1278002_027
リンド:
【chara 127712 face 4 (sad)】 もー、こんなところに居た!

voice: vo_adv_1278002_028
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 げ、姉さん……

voice: vo_adv_1278002_029
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】 ヴルム。休憩はとっくに終わってるでしょ?
あちこち捜したんだから!

voice: vo_adv_1278002_030
リンド:
【chara 127712 face 6 (surprised)】 あれ、騎士さんも一緒だったの? ……はっ!
【chara 127712 face 3 (anger)】 まさか、また黙ってランドソルに行こうとしたんじゃ……!?

voice: vo_adv_1278002_031
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ちがうちがう、今日はポポじいにお土産渡しにきただけ。
騎士のひとがいるのは偶然。

voice: vo_adv_1278002_032
リンド:
【chara 127712 face 3 (anger)】 ならもう済んだでしょ?
【chara 127712 face 2 (joy)】 みなさんそれでは失礼しますっ。【chara 127712 face 3 (anger)】 行くわよヴルム!

voice: vo_adv_1278002_033
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 うげ、襟引っ張んなって……
そんじゃ失礼しま~す……

voice: vo_adv_1278002_034
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 ありゃ母ネコに運ばれる子ネコじゃな。
リンドの前じゃとヴルムも形無しじゃのう。

voice: vo_adv_1278002_035
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 しかしこの土産の包み、すこぶる重たいが……
オマエさんたち、なーにを持ってきたんじゃ?
菓子だけじゃこの重さにはならんぞ。

voice: vo_adv_1278002_036
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 もしや、前に珍しい品があればとヴルムに伝えとったが……
【chara 9212 face 2 (joy)】 やはりそうか!

voice: vo_adv_1278002_037
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 ほれ、見てみい。ランドソルの調合レシピに薬品……
こっちはジオ・ゲヘナ産の鉱物の詰め合わせか?
【chara 9212 face 1 (normal)】 ……む、これは……

voice: vo_adv_1278002_038
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 この色艶、この輝き、そしてこのチリチリとした肌触り……
こ、こここ…………

voice: vo_adv_1278002_039
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 これじゃーーーーー!!! ワシが探し求めておったのは!
【chara 9212 face 1 (normal)】 こんなものを見せられてはじっとしておれん!
早く実験再開じゃ! 【chara 9212 face 3 (anger)】 ほれ、突っ立ってないで手伝え小僧っ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 数日後──
{player}とヴルムはポポじいさんに呼び出され、
再び工房を訪れた。

voice: vo_adv_1278002_040
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 待ちわびたぞ、二人とも!!
実は件の秘密兵器が完成間近なんじゃっ!
オマエたちが持ってきてくれた土産のおかげでな!

voice: vo_adv_1278002_041
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 秘密兵器……? って、前言ってた……

voice: vo_adv_1278002_042
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 おう、実は住民が安心して暮らせるよう、
魔物に対処できる秘密兵器を開発しておってな。

voice: vo_adv_1278002_043
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 その名も、超ギャラクティックボンバー1号!
住民が安心して暮らせるよう、魔物を撃退する秘密兵器にして、
超火力爆薬を満載した必殺の自動追尾ミサイルじゃ!

voice: vo_adv_1278002_044
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 へー、よくわかりませんけど良かったですね。
【chara 127812 face 1 (normal)】 ポポじい好きそうだな~と思って、
色々採ってきた甲斐もあったってもんです。

voice: vo_adv_1278002_045
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 で、【chara 127812 face 6 (surprised)】 その超ギャラ……【chara 127812 face 1 (normal)】 なんとかですけど。
それがあたしたちと何の関係があるんです?

voice: vo_adv_1278002_046
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 まさにそこじゃな。
【chara 9212 face 4 (sad)】 実は研究開発に使ってた素材が尽きてしまってのう……
……すまんが、必要な素材を集めてきてくれんか?

voice: vo_adv_1278002_047
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 えぇ~…………

voice: vo_adv_1278002_048
ポポじいさん:
【chara 9212 face 4 (sad)】 頼む! ワシ一人じゃ素材採集まで手が回り切らん!
どうか素ン晴らし~い素材を見つけてきた
オマエのその目利きに頼らせてくれんか?

voice: vo_adv_1278002_049
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 そうじゃ、城の総点検が近いんじゃろ?
【chara 9212 face 2 (joy)】 コイツの破壊力たるや並大抵ではないぞ。
わんさか出てくる廃材の処理なんかにもきっと役立つはずじゃ!

voice: vo_adv_1278002_050
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 や、ホウキ代わりの掃除道具にしては火力が過剰すぎません?
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ですけど……【chara 127812 face 1 (normal)】 ふむ……

voice: vo_adv_1278002_051
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……いいですよ。素材、採ってきてあげます。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ただし、こっちからも条件を出させてほしいんだけど。

voice: vo_adv_1278002_052
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 条件じゃと? なんじゃ?

voice: vo_adv_1278002_053
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 その秘密兵器って作って終わりじゃないですよね?
実際に使って、調整して……よーするに実戦データが必要になるはず。

voice: vo_adv_1278002_054
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 で、そのデータ取りをあたしに任せてくれませんか。
継続してテストさせてもらえれば御の字ですけど。

voice: vo_adv_1278002_055
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 実戦データが取れるのは確かにありがたいが……
【chara 9212 face 4 (sad)】 面倒事を避けたがるオマエが、一体どういう風の吹き回しじゃ?

voice: vo_adv_1278002_056
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 その超ギャラクティック……【chara 127812 face 4 (sad)】 えと、ボンバー1号?
【chara 127812 face 1 (normal)】 が完成すれば、今回に限らず次の大掃除も楽になりますよね。

voice: vo_adv_1278002_057
ヴルム:
【chara 127812 face 2 (joy)】 あのめんどくさい大仕事が楽になるなら
ポポじいに協力するのも仕事のうちに入るでしょ。たぶん。

voice: vo_adv_1278002_058
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……ま、他にも理由はあるけど……

voice: vo_adv_1278002_059
ヴルム:
【chara 127812 face 2 (joy)】 ってわけで……騎士さん。
このかわいいメイドと一緒にお出かけはどうですか?
ちょっと危険もあるかもですけど。

Choice: (2) 素材集めの冒険だね。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1278002_060
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 騎士さんって頼めば大抵イエスって言いますよね。
【chara 127812 face 2 (joy)】 そういうとこ、結構スキですよ。

voice: vo_adv_1278002_061
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 そんじゃポポじい。必要な素材のリストちょーだい。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 あ、一応ライラエルさまのお耳に入れてから出発しますか。
【chara 127812 face 2 (joy)】 ……上を押さえておけば、姉さんも口出しはできないはず。

voice: vo_adv_1278002_062
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 よし。
じゃ、お城に戻って準備が済んだら出かけましょっか。

voice: vo_adv_1278002_063
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 えーっと、ポポじいから依頼されたのは……
レンズに使うフォトンドロップに、
混合燃料用のエーテルソーダ泉、などなど……【chara 127812 face 4 (sad)】 多いですね。

voice: vo_adv_1278002_064
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 他にあたしの目についたものも採ってきてほしいってことですけど……
【chara 127812 face 4 (sad)】 この時期の森、あんま入りたくないんですよね……

Choice: (3) 魔物が多いとか?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1278002_065
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 そーゆうわけじゃないんですが……
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ああ、騎士さんはご存じないかもですね。
今の時期って、森の植物の生長期にあたるんです。

voice: vo_adv_1278002_066
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 陽の光をわんさか浴びて、大地からぐびぐび水分を吸収して、
すくすく健やかに大きくなるんです。何もかもが。

voice: vo_adv_1278002_067
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 急激に生長するってことは、
それだけ環境の変化が著しいってことです。
騎士さんも気を付けてください。

voice: vo_adv_1278002_068
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 特に多いのが、苔なんかで足を滑らせたりとか──

Choice: (4) うわっ!?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1278002_069
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ちょっ、騎士さんっ! だいじょ──【chara 127812 face 4 (sad)】 うわっ!?

--- Switch scene ---

story_still_127800201
voice: vo_adv_1278002_070
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ……言ったそばからこれですよ。
油断するとどうなるか、これでよくわかったんじゃないですか?

voice: vo_adv_1278002_071
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 はぁ……もう服までベトベト……

Choice: (5) ヴルムちゃん、上……!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1278002_072
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 上?

--- Switch scene ---

still display end
story_still_127800202
voice: vo_adv_1278002_073
ヴルム:
【chara 127812 face 3 (anger)】 ………………

--- Switch scene ---

still display end
story_still_127800203
voice: vo_adv_1278002_074
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ……だから、気を付けてって言ったじゃないですか。
はぁ……

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_1278002_075
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 一応、応急処置はしました。
【chara 127812 face 4 (sad)】 服を脱げないので、できる範囲だけですけど。

voice: vo_adv_1278002_076
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 う、まだ甘い匂いがこびりついてるような……
お城に帰ったら洗濯しなきゃ……あーめんど……

voice: vo_adv_1278002_077
ヴルム:
【chara 127812 face 3 (anger)】 騎士さん。これからはあたしが先導するんで。
絶対に指示なく動かないでください。いいですね?

voice: vo_adv_1278002_078
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 クリームの実の汁を拭くのにずいぶん時間使っちゃいましたし。
こっからは巻きでいきますよ。

voice: vo_adv_1278002_079
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 よし、騎士さんかがんでください。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ちょっと背中借りますよ……っと。
【chara 127812 face 2 (joy)】 目標のグルーメープル樹液、ゲットです。

voice: vo_adv_1278002_080
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 だけど、冒険慣れしてそうな騎士さんでも
失敗することってあるんですね。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ……ああ、文句を言いたいわけじゃないです。ただの感想で。

voice: vo_adv_1278002_081
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 姉さんは「みんなの役に立ちたい」って言いますけど……
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ほら、物事には適材適所ってあるじゃないですか。

voice: vo_adv_1278002_082
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 あたしたち、ただのメイドですよ?
戦うっていってもたかが知れてますって。
メイドはメイドらしく、メイドのやり方で役に立てばいいのに。

voice: vo_adv_1278002_083
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 戦力の増強なら、もっといい方法があるんです。
ポポじいの兵器なんて、最たる例ですね。
完成すれば、別にあたしたちが切った張ったしなくていいでしょ。

Choice: (6) それが依頼を受けた理由?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1278002_084
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……の、一部です。
ま、あたしなりの打算と下心もあるんですけど……
【chara 127812 face 7 (special_a)】 姉が前線に立つのは心配ですからね。ぶっちゃけ。

voice: vo_adv_1278002_085
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 今回はあたしの思惑に騎士さんを巻き込んじゃいましたね。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 そのお詫び……って言えるほどじゃないかもしれませんけど。
何かお礼したいです。欲しい物とかあります?

Choice: (7) 紅茶を淹れてほしいかな。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1278002_086
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 紅茶……そんなのでいいんですか?

Choice: (8) 普段淹れてもらう機会がないから。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1278002_087
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 まあ、来客の際は他のメイドが率先して出しますし。
そうでなくても、姉さんに出番とられがちなんで。
【chara 127812 face 2 (joy)】 騎士さんに淹れる機会、あんまなかったかもですね。

voice: vo_adv_1278002_088
ヴルム:
【chara 127812 face 2 (joy)】 いーですよ。わかりました。
じゃ今回の依頼が終わったら
あたしの淹れる紅茶っていうレアアイテムを差し上げます。

voice: vo_adv_1278002_089
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 って、なんかこれフラグっぽいですね。
こういう約束って大体果たされずにお涙頂戴のパターンとか──
トラブルに巻き込まれる前兆だったりしますけど。

子グマ:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 【chara 3 face 1 (normal)】 …………

Choice: (9) あっ子グマだ。かわいいね。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1278002_090
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 そうですね、かわいいですね。で、騎士さん。
【chara 127812 face 4 (sad)】 目の前の子グマ、どう見ても未成熟で独り立ちしてないですよね。

voice: vo_adv_1278002_091
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 まあ、こういう子グマがいるって事は──

親グマ:
【chara 3 face 1 (normal)】 ヴォルルルルル……

voice: vo_adv_1278002_092
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 当然こうなりますよね。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ってか、ロックオンされちゃってません? あたしたち。

voice: vo_adv_1278002_093
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ……あーもー、匂いまでは落とせなかったのかなぁ。
騎士さんがあんなとこですっ転んじゃうからですよ。

voice: vo_adv_1278002_094
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 約束のお茶はこの窮地を乗り切ったらにしましょう。
ひとまずこの場は……【chara 127812 face 3 (anger)】 退散ってことで!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}の手を取ると、
ヴルムは一目散に駆け出すのだった。