ヴルム 第3話
ついにポポじいさんの秘密兵器を完成させたヴルムたち。最終テスト中、トラブルで秘密兵器が暴走を始めてしまうも、大騒ぎの裏で人知れず行われたヴルムの見事な活躍により、事態は無事に収束するのだった。


-------------- situation:
ゴミ掃除とメイドの秘密
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジオ・テオゴニアの街外れに呼び出された{player}。
そこにヴルムとポポじいさんが物資満載の荷車を引いてやってきた。

voice: vo_adv_1278003_000
ヴルム:
【chara 127812 face 2 (joy)】 騎士さん、できましたよ。例のブツが。

Choice: (1) 超なんとか……1号だっけ?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1278003_001
ポポじいさん:
【chara 9212 face 3 (anger)】 超ギャラクティックボンバー1号じゃ。
【chara 9212 face 1 (normal)】 オマエたちが協力してくれたおかげで、
当初予定していたよりも早く完成にこぎつけたわい。

voice: vo_adv_1278003_002
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 見よ、たやすく撃墜されんよう分厚い装甲に身を包み……
自動追尾で敵を追い詰め、最後にはトドメの大爆発じゃ!!
【chara 9212 face 2 (joy)】 まさに必殺! どうじゃ、ロマンを感じるじゃろ?

voice: vo_adv_1278003_003
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ええ。不必要に頑丈に作ったボディに、機能的には
全くの無駄どころか邪魔でしかないサングラス。
ロマンの代償は空気抵抗の悪化と機体重量の増加でした。

voice: vo_adv_1278003_004
ポポじいさん:
【chara 9212 face 4 (sad)】 だってワシが作ったって知ってほしいし……
皆に褒められたいし……

voice: vo_adv_1278003_005
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 まあ性能の方は保証しますよ。
ポポじいの要望とスペックの両立を実現させましたから。
あたしは、ただ言われるまま手伝っただけですけど。

voice: vo_adv_1278003_006
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 それじゃ騎士さんも運ぶの手伝ってくれませんか?
【chara 127812 face 4 (sad)】 ロマンを積んだこの荷車、
可憐で儚いメイドには荷が重いんですよ。文字通り。

voice: vo_adv_1278003_007
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】 おっ? 珍しい組み合わせだな。
【chara 193511 face 6 (surprised)】 なんかでっけー荷車引っ張ってっけど。

voice: vo_adv_1278003_008
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 どもです、ヴォルさん。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 こないだの大掃除で出た廃材ってどこに置いてます?
例の秘密兵器が完成したんで、最終テストしようかと。

voice: vo_adv_1278003_009
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】 ああ、姫様からちょろっと話は聞いてるぜ。
何かあれば力を貸すようにってな。

voice: vo_adv_1278003_010
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 2 (joy)】 ま、秘密兵器とやらが
今後の『同僚』になるなら、顔合わせくらいしとかねーとな。
俺さまも見物させてもらうとすっか。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278003_011
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……通信魔法のチャンネル、全てクリア。
外部通信も正常稼働。弾頭の安全機構チェック。
あとは……【chara 127812 face 6 (surprised)】 ん、燃料の配合変えました?

voice: vo_adv_1278003_012
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 ああ、燃料は問題ない。初速を上げるため
打ち上げ時にはわざと圧力が高めになるようにしておる。
飛行中は自動で最適な状態に──

voice: vo_adv_1278003_013
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 はー……あの二人が何言ってんのかさっぱりだ。

Choice: (2) む、難しい……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1278003_014
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】 だよな。俺さまにはよくわかんねーけどよ……
ポポじいさんもすげーけど、
それに付いてってるヴルムも相当すげーんじゃねーか?

voice: vo_adv_1278003_015
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 買い物とか備品発注とか、よく数字を扱いますからね。
他のメイドだって似たようなことができますよ。たぶん。

voice: vo_adv_1278003_016
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 とはいえ……【chara 127812 face 2 (joy)】 褒められるのは悪い気分じゃないですね。
ヴォルさん、もっと讃えてくれていいですよ。

voice: vo_adv_1278003_017
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 さっきの撤回するわ。ぜってー褒めてやんねぇ。

voice: vo_adv_1278003_018
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……燃料セット、誘導魔法システム、オールグリーン。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 エンジンのプレヒート始めるよ。

voice: vo_adv_1278003_019
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ポポじいの開発を手伝ってここまできたけど……
この秘密兵器が完成しても、
姉貴の戦いたがりを止められるかっていうと多分無理。

voice: vo_adv_1278003_020
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……でも、姉さんがくたばるようなコトになってもアレだし。
【chara 127812 face 4 (sad)】 ほんと妹の心、姉知らずって感じですよ。

voice: vo_adv_1278003_021
ヴルム:
【chara 127812 face 3 (anger)】 だから、無事に完成してもらわないと。
姉さんを止めるのは無理でも……
あたしも姉さんも、ちょっとでも戦わなくて済むように。

voice: vo_adv_1278003_022
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 風速、湿度も許容範囲内……問題なし。
こりゃ絶好の打ち上げ日和じゃの。
よし、発射シークエンスに入っていいぞ。

voice: vo_adv_1278003_023
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 了解、発射シークエンスに移行。
セキュリティ呪文入力……管制用マジックアイテム起動、っと。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278003_024
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──プロトコルPO-2、認証完了。
推進システム、カウントダウン開始まで起動状態を維持。

voice: vo_adv_1278003_025
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 あん?
なんだこの声。

voice: vo_adv_1278003_026
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ポポじいが、
クロさん2号機を造ろうとしたときの副産物……だそーです。
このミサイル専用の、ガイド役だと思ってもらえれば。

voice: vo_adv_1278003_027
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】 へー、すげーな!
しゃべるゴーレムみてーなもんか。

voice: vo_adv_1278003_028
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 がっはっは!
結局、クローチェ2号機はお蔵入りになったがの。
再利用してみたんじゃ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278003_029
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──カウントダウンを開始します。9、8、7、6──

voice: vo_adv_1278003_030
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 2 (joy)】 なんかワクワクしてくるな……!
体が震えてきちまうぜ!

voice: vo_adv_1278003_031
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──3、2、1、カウントゼロ。発射します──

voice: vo_adv_1278003_032
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】 おお、おおぉぉぉおおーーーーー!?
……お?

voice: vo_adv_1278003_033
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ……飛び、【chara 127812 face 4 (sad)】 ませんね。
エンジンの火も消えてますし。

Choice: (3) もしかして失敗……?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1278003_034
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 まずは安全装置をオンに……
【chara 9212 face 4 (sad)】 ふむ、点火装置は……問題なさそうじゃな?
が、スタートせん……なんでじゃ?

voice: vo_adv_1278003_035
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 工房でのテストだと問題はなかったし、
設計変更で発生した不具合も全部潰したはず……

voice: vo_adv_1278003_036
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】 ………………よし。

Choice: (4) 何が「よし。」なの?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1278003_037
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 7 (special_a)】 俺さまにはよくわかんねーけどよ。
こういう時は……やっぱこれだよな。

voice: vo_adv_1278003_038
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ねえヴォルさん、武器を構えてる理由を聞いてもいい?
あたしの予想通りだったら、
ヴォルさんは相当な脳筋ってことになるけど。

voice: vo_adv_1278003_039
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 7 (special_a)】 何とでも言え!
機械ってなぁ──叩けば直~~~るッ!!

voice: vo_adv_1278003_040
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──ガ、ガガ、ガガガガガガガ──

voice: vo_adv_1278003_041
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 えっ、本当に起動した? 【chara 127812 face 4 (sad)】 嘘でしょ?

voice: vo_adv_1278003_042
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 2 (joy)】 ナッハッハッハ! 見たか!
これで最終テストってのは続けられそうだな!
めでたしめでたし──

voice: vo_adv_1278003_043
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──ガガガガガガガ外部からの攻撃を確認──

voice: vo_adv_1278003_044
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──ターゲットを設定。対象・ヴォルガーノを殲滅します──

voice: vo_adv_1278003_045
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 は?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ゴゴゴゴゴゴゴ────

Choice: (5) わぁ……飛んだぁ……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1278003_046
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 なあ、ターゲットとかなんとか不吉なこと言ってたけどよ……?

voice: vo_adv_1278003_047
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 まずいぞヴォルガーノ……
オマエが無暗に叩いたせいで、自動迎撃システムが起動したんじゃ!
このままでは地の果てまでオマエを追ってくるぞ!

voice: vo_adv_1278003_048
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 はぁ!? 冗談だろ!?

voice: vo_adv_1278003_049
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 じゃが、安心せい!
こんな場合に備えて緊急停止機能も用意しておる!

voice: vo_adv_1278003_050
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 2 (joy)】 おお、さすがだぜ!

voice: vo_adv_1278003_051
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 非常停止リモコンくん3号、出番じゃ!
それポチッとな!

voice: vo_adv_1278003_052
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 1 (normal)】 ………………

voice: vo_adv_1278003_053
ヴルム:
【chara 9212 face 1 (normal)】 【chara 127812 face 1 (normal)】 …………何も起きないですけど。

voice: vo_adv_1278003_054
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 しまった! 肝心の設定処理を忘れておった!
停止機能を作ったのに満足して、つい……【chara 9212 face 2 (joy)】 てへ。

voice: vo_adv_1278003_055
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 2 (joy)】 てへ、【chara 193511 face 8 (special_b)】 じゃねえ! 意味ねぇじゃねーか!
なんだこんなもん!!

voice: vo_adv_1278003_056
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 ああっ! 非常停止リモコンくん3号が!!

voice: vo_adv_1278003_057
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 あの、漫才やってるとこ悪いんですけど。
マズくないですかこの状況……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ゴゴゴゴゴゴゴ────

voice: vo_adv_1278003_058
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 オイオイオイ、向こうから地面スレスレに飛んで来てんぞ!?
ポポじい、どうすりゃいーんだ!?

voice: vo_adv_1278003_059
ポポじいさん:
【chara 9212 face 3 (anger)】 本体下部を狙え!
基板を壊せば、推進装置への魔力が伝達できず墜落するはずじゃ!

voice: vo_adv_1278003_060
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 狙えったって、奴さんとんでもねー速さだぜ!?
【chara 193511 face 8 (special_b)】 ──うぉわッ!?

voice: vo_adv_1278003_061
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 あっぶねぇ……【chara 193511 face 4 (sad)】 見たか今の!?
あの速さを避けながらすれ違いざまに一撃入れろって?
マジで言ってんのか!?

voice: vo_adv_1278003_062
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ええ。ちなみに真正面からぶっ叩くのはNGです。
先端の弾頭には圧縮マナ炸薬、本体には混合燃料タンク、
まさに全身火薬庫って感じなんで。アレ。

voice: vo_adv_1278003_063
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 一瞬で、正確に、制御基板だけを破壊しないと……
【chara 127812 face 4 (sad)】 下手に引火したら、あたしたちまとめてポップコーンになりますよ。

voice: vo_adv_1278003_064
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 そいつぁゾッとしねぇな……
【chara 193511 face 6 (surprised)】 って、あれ? ヴルムの嬢ちゃんどこ行くんだ?

voice: vo_adv_1278003_065
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 あたしちょっと用事思い出したんで。
【chara 127812 face 1 (normal)】 ヴォルさん、生きてたらまた会いましょう。お達者で。

voice: vo_adv_1278003_066
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 なッ!? あいつ、マジで行きやがった……

voice: vo_adv_1278003_067
管制システム:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──攻撃を再開します──

voice: vo_adv_1278003_068
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 3 (anger)】 来やがるか! チッ、こうなりゃやるしかねェ!
猫妖精の根性見せてやんよ!!

voice: vo_adv_1278003_069
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 3 (anger)】 ──っだらァ!!

voice: vo_adv_1278003_070
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 クソッ、思ったより硬ェ!!
俺さまでも歯が立たねえとは……!

Choice: (6) 手伝うよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1278003_071
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】 坊主は危ねえから離れてろ……【chara 193511 face 3 (anger)】 なんて、
強がり言える状況じゃねえな!
【chara 193511 face 1 (normal)】 悪ぃ、手ぇ貸してくれんなら助かる!

voice: vo_adv_1278003_072
ポポじいさん:
【chara 9212 face 3 (anger)】 撃墜した後はこっちに任せてくれ!
ワシの作った子じゃ、誘爆せんよう迅速に処置しよう。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}たちが迎撃の準備をする一方で──

voice: vo_adv_1278003_073
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 確かこの辺りのはず………………【chara 127812 face 6 (surprised)】 あった。
【chara 127812 face 4 (sad)】 ヴォルさんが遠くに投げるから探すのに時間かかったじゃないですか。
非常停止リモコンくん3号。

voice: vo_adv_1278003_074
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 元々、このリモコンから通信魔法で制御する設計だったし。
調整されてないだけで、送受信装置は準備されてるはず。

voice: vo_adv_1278003_075
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 なら、通信魔法を応用して制御システムに介入してやれば──

voice: vo_adv_1278003_076
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 3 (anger)】 ──来るぞ! 坊主、構えろ!

voice: vo_adv_1278003_077
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ……悠長にやってる時間はなさそうですね。
【chara 127812 face 1 (normal)】 少しだけ頑張りますか。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278003_078
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 飛翔体との通信魔法リンク確立──
多重魔法防壁へ侵入──
第1、第2、第3防壁突破──

voice: vo_adv_1278003_079
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 制御システムの中枢にアクセス──
【chara 127812 face 6 (surprised)】 該当領域に、本来なら搭載されているはずの
起爆信管の停止コードを再構築、展開して──

voice: vo_adv_1278003_080
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ────実行、っと。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1278003_081
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ふぅ…………
あとは無事に『軟着陸』できるかですね。
【chara 127812 face 1 (normal)】 ま、向こうに任せるしかないですけど。

voice: vo_adv_1278003_082
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 3 (anger)】 来た……! 坊主、合わせろ!
──今だッ!!

voice: vo_adv_1278003_083
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 よくやった! 次はワシの番じゃな!
燃料システム、起爆システムの停止にかかる!

voice: vo_adv_1278003_084
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 む、これは……!

voice: vo_adv_1278003_085
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】 どうしたじいさん?
【chara 193511 face 4 (sad)】 まさかここに来て止まらねーとか勘弁してくれよ!?
いくら俺さまでも二人担いで全力ダッシュはさすがにキツ──

voice: vo_adv_1278003_086
ポポじいさん:
【chara 9212 face 6 (surprised)】 いや、起爆システムの稼働が止まっとるんじゃ。

voice: vo_adv_1278003_087
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 4 (sad)】 あ? どういうことだ?

voice: vo_adv_1278003_088
ポポじいさん:
【chara 9212 face 1 (normal)】 散々制御装置を狙うように言ったが……
起爆システムが動いてないなら、普通に本体を止めればいい訳で。

voice: vo_adv_1278003_089
ポポじいさん:
【chara 9212 face 4 (sad)】 つまりじゃな……
素直にぶっ壊しても問題なかったということじゃ。

voice: vo_adv_1278003_090
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 おい!? それじゃあ俺さまが冷や汗垂らしながら
飛んだり跳ねたりして避けてたのも、
坊主に協力してもらってたのも、全部徒労だったってか!?

voice: vo_adv_1278003_091
ポポじいさん:
【chara 9212 face 4 (sad)】 しかし、ふむ……?
動作していた燃料システムも誘導システムも止まっとる。
制御基板の損傷だけで、ここまで影響は及ばんはずじゃが……

voice: vo_adv_1278003_092
ポポじいさん:
【chara 9212 face 2 (joy)】 これはまた基本設計からやり直しじゃな。
……迎撃されんためには、耐久性より速度が必要か?
ならより軽量な素材を……【chara 9212 face 4 (sad)】 うむむ……

voice: vo_adv_1278003_093
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ヴォルさん、お疲れさまです。
【chara 127812 face 2 (joy)】 あたしは必ず生きて帰るって信じてましたよ。

voice: vo_adv_1278003_094
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 6 (surprised)】 あっ、ヴルム! 【chara 193511 face 4 (sad)】 お前さんなぁ……

voice: vo_adv_1278003_095
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ま、終わったことはいいじゃないですか。
それよりこの残骸を運べるよう解体しないとですよ。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 周辺の安全のため、門番さんも手伝ってもらえます?

voice: vo_adv_1278003_096
ヴォルガーノ:
【chara 193511 face 8 (special_b)】 まだ働かされんのか、俺……

Choice: (7) あれ、そのリモコンって……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1278003_097
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 ……ああ、さっき拾ってきたんですよ。
これも実験に使った器具の一つですから。
【chara 127812 face 6 (surprised)】 レポートに『動作不良』って書いとかないと。

voice: vo_adv_1278003_098
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 はぁ、あわや大惨事ってとこでしたけど。
【chara 127812 face 1 (normal)】 騎士さんとヴォルさんのおかげで解決しました。
【chara 127812 face 2 (joy)】 さすがですね。

voice: vo_adv_1278003_099
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ん? どうしたんですか騎士さん。
手招きなんかして。内緒話ですか?

Choice: (8) 率直に聞くけど、ミサイル止めた?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1278003_100
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 そんな事あるわけないじゃないですか。
【chara 127812 face 1 (normal)】 一体どうやって……

voice: vo_adv_1278003_101
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 さっきのリモコン……?
【chara 127812 face 1 (normal)】 ですからそれは、【chara 127812 face 7 (special_a)】 実験器具の一つだから回収しただけで……

Choice: (9) じっと見つめる。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1278003_102
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ……はぁ。
言い訳ムダっぽいですね。
騎士さんの目、確信に満ちてますし。

voice: vo_adv_1278003_103
ヴルム:
【chara 127812 face 4 (sad)】 ……バレないと思ったんだけどなぁ。
【chara 127812 face 1 (normal)】 そうです、あたしがやりました。下手人です。

voice: vo_adv_1278003_104
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 あたしもアレ作るの手伝ったんで、
大まかな仕組みくらいはわかりますし……
通信魔法で制御できるかも、ってことは知ってました。

voice: vo_adv_1278003_105
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ただ通じるかどうかもわからない一か八かに
期待させるのもなーって。
【chara 127812 face 4 (sad)】 そんなわけで……黙ってました。すみません。

Choice: (10) 助けてくれてありがとう。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1278003_106
ヴルム:
【chara 127812 face 7 (special_a)】 ……お礼を言われることじゃないですよ。
逃げられるなら逃げたかったってのも本音なんで。

voice: vo_adv_1278003_107
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 ただ、あの場にいても、
他にできることもなかったっていうか。
【chara 127812 face 1 (normal)】 ヴォルさんほどの腕力もないですし。

voice: vo_adv_1278003_108
ヴルム:
【chara 127812 face 1 (normal)】 だからまあ、ピッタリだったんじゃないですか。
適材適所って意味だと。
かよわい、いちメイドにできるのはこれくらいの事です。

voice: vo_adv_1278003_109
ヴルム:
【chara 127812 face 6 (surprised)】 まあ、ヴォルさんたちがああも喜んでるんですし。
【chara 127812 face 2 (joy)】 せっかくの『勝利』に水を差すのも悪いんで──

voice: vo_adv_1278003_110
ヴルム:
【chara 127812 face 2 (joy)】 ここは一つ──
騎士さんの胸にだけ留めておいてくれると助かります。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 立てた人差し指をそっと唇に当てると、
{player}に静かに微笑むヴルムなのだった。