クレジッタ(クリスマス) 第1話
秘書1号の計らいにより仕事を早上がりすることになったクレジッタは居合わせた{player}とともに、とある音楽団の元へ向かう。スランプ中の団員たちを、彼女は熱いダンスで鼓舞するのだった。
-------------- situation:
クリスマスとはなんですの
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ペコリーヌに喜んでもらえるようなクリスマスイベントを開催しようと
準備をしてきたクレジッタ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
しかし、その想いが空回りしていたことに気がついた彼女は
改めてペコリーヌに申し出る。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1280001_000
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
わたくしが全身全霊でお応えしますので、
『陛下の望む幸せなクリスマス』のために必要なことを
お申し付けくださいませ!!
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
かくして内容を急遽変更することになったイベントを滞りなく進めるため
クレジッタは寝る間も惜しんで
関係各所に向けた新規書類の作成を進めていたのだった……
voice: vo_adv_1280001_001
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
はい、一丁あがりましたわ! 【chara 118011 face 6 (surprised)】
いえ十五丁目だったかしら!?
【chara 118011 face 2 (joy)】
なんにせよこれで溜まっていた業務はオールコンプリート!
……【chara 118011 face 4 (sad)】
いつの間にか外はすっかり明るくなっておりますけれど……
voice: vo_adv_1280001_002
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】
とにもかくにも、我ながらなんて完璧な企画書でしょう!
どう見たって徹夜明けとは思えない仕上がり!
【chara 118011 face 1 (normal)】
誰もおりませんけどついドヤってしまいますわオーッホッホッホッホ♪
voice: vo_adv_1280001_003
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
おはようございます、クレジッタさま。
朝からお元気ですね。
voice: vo_adv_1280001_004
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
はい、おはようございます……
相変わらず始業ギリギリ5秒前出社ですわね秘書1号。
【chara 118011 face 1 (normal)】
まあいいですわ早速ですけどこちらの書類、手配してくださるかしら。
voice: vo_adv_1280001_005
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
かしこまりました。
…………
voice: vo_adv_1280001_006
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
あらあら何か言いたげな顔をしていますわね?
【chara 118011 face 4 (sad)】
疑わずとも不備はありませんでしてよ?
【chara 118011 face 3 (anger)】
王家主催のイベントで手抜かりなどあってはならないことですからして?
voice: vo_adv_1280001_007
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
そのような心配はしておりません。
不正目的の姑息な見逃しでもない限り
クレジッタさまがミスをすることは考えにくいですから。
voice: vo_adv_1280001_008
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
ちょっと朝からご挨拶ですわね貴女!
それ褒めていますの? けなしていますの?
姑息とか聞こえましたけど?
voice: vo_adv_1280001_009
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
もちろん褒めていますよ。
それに、クレジッタさまの驚異的な体力についても。
【chara 6111 face 4 (sad)】
馬車馬ですら恐れおののく馬車馬ぶり。軽く引きます。
voice: vo_adv_1280001_010
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
だからこそ──
その机に置いてある空のビンが気になってしまいまして。
voice: vo_adv_1280001_011
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
それは、クレジッタさまお手製の栄養剤を入れているビンですね。
私の記憶だと、完全徹夜3日目の昼過ぎ前後に服用する機会が多い代物。
【chara 6111 face 4 (sad)】
徹夜1日程度では、逆に危険なくらいの滋養を得るもののはずです。
voice: vo_adv_1280001_012
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
ゔっ……
さすがに目ざといですわね……!
voice: vo_adv_1280001_013
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
ええ、ええ、その通りですわ。
確かにこの栄養剤の力を借りるのは早かったかもしれません。
voice: vo_adv_1280001_014
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
とはいえ? 昨日の昼は陛下のお供として
ワイバーンとバジリスクを狩ったことですからして。
【chara 118011 face 3 (anger)】
普段とは違う体力を使った分、気付け代わりに飲んだだけのことですわ。
voice: vo_adv_1280001_015
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1280001_016
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
クレジッタさま……
voice: vo_adv_1280001_017
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
な……
なんですの秘書1号?
【chara 118011 face 4 (sad)】
その貴女らしからぬ慈愛に満ちた瞳は?
voice: vo_adv_1280001_018
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
本日は、私が残業します。
クレジッタさまは万事私に任せ、早めに仕事を上がってくださいませ。
voice: vo_adv_1280001_019
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
はい?
voice: vo_adv_1280001_020
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
……私は思ったのです。
今回のクレジッタさまの活躍をお傍で見続けていて……
【chara 6111 face 3 (anger)】
これ以上、貴女にご無理をさせてはならないと。
voice: vo_adv_1280001_021
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
ただでさえ、イベント準備で連日連夜てんてこ舞いのところに舞い込んだ
りっちゃんたちとのてんやわんやの大騒動……
【chara 6111 face 4 (sad)】
さすがのクレジッタさまでも疲れが出てきて然るべきところです。
voice: vo_adv_1280001_022
秘書:
【chara 6111 face 3 (anger)】
であれば!
貴女に休息の時間を差し上げることが、秘書としての務めであると!
そう思わずにはいられなかったのですっ!
voice: vo_adv_1280001_023
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
秘書1号……!
【chara 118011 face 4 (sad)】
貴女って子は……!
voice: vo_adv_1280001_024
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
な~んて美しい思いやりの言葉でしょう!
このような部下を持つことができて、わたくしは果報者でしてよ。
貴女の誠意、否が応でも心打たれてしまいますわ……およよよよ……
voice: vo_adv_1280001_025
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
…………それで?
本当は何が狙いなんですの?
voice: vo_adv_1280001_026
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
はい。
ちょうど良いタイミングなので、残業手当をいただきたいなと。
年末年始は何かと入用でして。
voice: vo_adv_1280001_027
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
どうせそんなことだろうと思いましたわ。
【chara 118011 face 6 (surprised)】
むしろ理由としては至極まっとう。
いっそ清々しいくらいですわ。
voice: vo_adv_1280001_028
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
実際問題ハードワークが続いていることは確かですし。
【chara 6111 face 6 (surprised)】
明日以降の業務効率のためにも
この辺りで早上がりの日を入れておいて損はないかと。
voice: vo_adv_1280001_029
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
まあ、クリスマス休暇のようなものですよ。
私からのプレゼントだと思っていただければ。
voice: vo_adv_1280001_030
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
早上がりをクリスマス休暇と呼ぶなんて
またまた大きく出ましたわね?
【chara 118011 face 4 (sad)】
あまつさえそれをプレゼントだと言い張るとは……
voice: vo_adv_1280001_031
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
まあまあまあ、よしとしましょう!
ありがたく、そうさせていただきますわ。
【chara 118011 face 6 (surprised)】
下心ありありとはいえ、貴女のやる気を削ぐつもりはないことですし?
voice: vo_adv_1280001_032
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
──では、秘書1号。
お言葉に甘えて、外回りの後に直帰させていただきますわ。
【chara 118011 face 2 (joy)】
あとのことは任せましたわよ。
voice: vo_adv_1280001_033
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
かしこまりました。
クレジッタさま、よいクリスマス休暇を。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
数時間後。
テキパキと外回り仕事を片付けていたクレジッタは
その日最後の訪問先へと向かっていた。
voice: vo_adv_1280001_034
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
思ったより早く終わりそうですわね。
【chara 128011 face 4 (sad)】
突然の仕様変更とあれば、相当にごねられるものと
覚悟はしていましたけど……【chara 128011 face 6 (surprised)】
どこも思いのほかあっさりでしたわ。
voice: vo_adv_1280001_035
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
やはり着替えておいて正解でしたわね。
普段のわたくしとのギャップに、誰も彼も戸惑っていましたもの。
先手を取れれば、あとはこっちのものですわ。【chara 128011 face 2 (joy)】
作戦勝ちですわね♪
voice: vo_adv_1280001_036
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
さてさてさて、それはさておき。
【chara 128011 face 2 (joy)】
もうそろそろ仕事も片付くことですし?
休暇らしく、この後の予定でも立てておくことにいたしましょうか。
voice: vo_adv_1280001_037
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
絶賛栄養剤が効いている以上、眠るという選択肢はなし。
【chara 128011 face 6 (surprised)】
となると金勘定か食事か日帰り温泉か……
voice: vo_adv_1280001_038
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
って、これではクリスマス休暇というよりもただの休日ですわね。
もしも秘書1号に知られたら、また楽しく嘲られるに決まってますわ。
【chara 128011 face 3 (anger)】
あの子に笑われないためにも、もっとそれらしいことを……
voice: vo_adv_1280001_039
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
……はて。
クリスマスらしいこと……?
Choice: (1) こんにちは。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1280001_040
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
はい、こんにちは──
voice: vo_adv_1280001_041
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
って誰かと思えば。
貴方でしたのね少年。
Choice: (2) お仕事中ですか?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1280001_042
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
ええ、お仕事中ですわ。
時間を好きに使える貴方と違って、わたくし責任ある立場ですからして。
【chara 128011 face 1 (normal)】
もっとも、あと少しで今日の業務は──
voice: vo_adv_1280001_043
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
【chara 128011 face 2 (joy)】
ああっと、そうですそうですそうですわ!
【chara 128011 face 1 (normal)】
少年、この後わたくしに付き合ってくださるかしら。
どうせおヒマなのでしょう?
Choice: (3) いいですよ。
Choice: (4) どうしようかな……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1280001_044
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
相っ変わらず警戒心の欠片もないんですのね、貴方……
【chara 128011 face 2 (joy)】
まあ、こちらとしましてはやりやすくて
大変結構ですけれども♪
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----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1280001_045
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
くっ、わたくしに交渉してくるなんて……面の皮が厚くなりましたわね!
【chara 128011 face 6 (surprised)】
もちろんタダとは言いませんわ、諸経費はこちらが全て持ちます!
それでよろしいでしょう!? ねっ!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1280001_046
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
何も難しいお願いではありませんわ。
少しの間、わたくしの時間つぶしに付き合っていただきたいのです。
【chara 128011 face 2 (joy)】
どうです? 貴方の得意な分野ではありませんこと?
Choice: (6) クリスマスはどこを見ても楽しいですよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1280001_047
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
ええ、ええどこもかしこも華やかですわね、わかりますわ。
【chara 128011 face 4 (sad)】
でもだからこそ、逆にすべきことを見失ってしまいますのよ。
voice: vo_adv_1280001_048
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
……なにしろわたくし。
クリスマスシーズンに遊んだ経験が全くないものですからして。
Choice: (7) ……そうなんですか?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1280001_049
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】
なっ……【chara 128011 face 3 (anger)】
なんですの、その目は!
その、こちらを傷つけないような言葉を探す目っ!
わたくしが例年おひとりさまを持て余していると思っていますわね!?
voice: vo_adv_1280001_050
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
いいですこと少年?
クリスマスや年末年始というのは商人にとって稼ぎ時なのです!
のんびりしているヒマなどこれっっっぽっちもないのが当然ですのよ!
voice: vo_adv_1280001_051
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
と、いうわけですからして?
ちょうどよく通りがかった貴方にお声がけしてみた次第です。
【chara 128011 face 1 (normal)】
なんにせよ承諾いただけてなによりですわ。
voice: vo_adv_1280001_052
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
ではでは、わたくしその前に。
一仕事ちゃちゃちゃっと片付けてまいりますわね。
終わりましたら、また改めてお声がけしますわ。【chara 128011 face 2 (joy)】
少年、ごきげんよう♪
voice: vo_adv_1280001_053
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
──と、お伝えしたはずですが?
【chara 128011 face 3 (anger)】
どぉ~してどうしてどうして貴方がついてきていらっしゃるのかしら?
Choice: (8) お仕事を手伝おうと思って。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1280001_054
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
手伝うって貴方ねぇ。
公務のコの字も知らないでしょうに……
voice: vo_adv_1280001_055
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
……まあまあまあ、いいですわ。
お手伝いの機会はないかもしれませんが
【chara 128011 face 6 (surprised)】
それでもよろしいと言うのであれば。お好きになさってくださいまし。
voice: vo_adv_1280001_056
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
ここで邪険に扱ったことが
巡り巡って陛下の御耳に入るかもしれませんものね……
わたくしの評価の下落っ! それだけは阻止しませんと!
voice: vo_adv_1280001_057
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
幸いにして、次の訪問先ではイベント当日の流れを最終確認するだけ。
【chara 128011 face 1 (normal)】
陛下のご希望を伺う前と後で、予定の変更がなかった相手ですわ。
見学のお子ちゃまが増えたところで、まったく問題ないでしょう。
voice: vo_adv_1280001_058
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
そう!
まっっっっったく!!
voice: vo_adv_1280001_059
マエストロ:
【chara 7511 face 4 (sad)】
ああああああ!!
私は……私たちはぁっ!
もうっ! もう……ダメだぁ~~~~!!!!
voice: vo_adv_1280001_060
楽団員1:
【chara 6511 face 4 (sad)】
マエストロ、落ち着いて!
どうか落ち着いてください!
voice: vo_adv_1280001_061
楽団員2:
【chara 311 face 6 (surprised)】
深呼吸ですよ、深呼吸!
はい、ご一緒に!
す~っ……は~……!
voice: vo_adv_1280001_062
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】
な、なんですのなんですの?
一体全体この騒ぎは!
明らかに問題が発生中じゃありませんことっ!?
Choice: (9) この人たちは?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1280001_063
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
イベントの演奏を依頼していた音楽団の皆さまですわ。
もちろん実力は超一流の折り紙付きです。
【chara 128011 face 4 (sad)】
なのですけど……
voice: vo_adv_1280001_064
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
とにもかくにも、話を聞かなければ何も始まりませんわね。
【chara 128011 face 6 (surprised)】
ちょっとちょっと皆さま方~っ?
焦らず騒がずどうか落ち着いてくださいまし~!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
なぜか悲観にくれる音楽団のマエストロを全員でなだめた後……
クレジッタは改めて状況を確認するため、楽団員たちに向き直った。
voice: vo_adv_1280001_065
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
──スランプ?
voice: vo_adv_1280001_066
マエストロ:
【chara 7511 face 4 (sad)】
ええ、それはもう!
それはもう大変なスランプなのですよ、キャッシュさん!
【chara 7511 face 6 (surprised)】
我が音楽団の全員が!!
voice: vo_adv_1280001_067
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】
ぜ、全員ですって!?
一人や二人ではなくっ?
voice: vo_adv_1280001_068
マエストロ:
【chara 7511 face 4 (sad)】
全員です!
【chara 7511 face 6 (surprised)】
いや、こうなれば実際に聞いていただいた方がよいでしょう。
皆、演奏の準備を!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうして行われた演奏は、とても美しいハーモニーを奏でていた……
voice: vo_adv_1280001_069
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
ブルァッッッッッヴォーーーーーー!!!
voice: vo_adv_1280001_070
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
ブラボーブラボーブラボーですわ!
なーんて素晴らしい演奏なんでしょう! スランプなんてとんでもない!
【chara 128011 face 1 (normal)】
むしろ至上! 最高! 空前絶後のパフォーマンスでしてよ~っ!!
voice: vo_adv_1280001_071
マエストロ:
【chara 7511 face 4 (sad)】
…………
ああ、やっぱりダメだぁ……おしまいだぁ~……!
voice: vo_adv_1280001_072
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】
はあああぁっ!?
なんでダメなんですの!?
【chara 128011 face 4 (sad)】
聴衆にしてクライアントであるわたくしがここまで喜んでいますのに!?
voice: vo_adv_1280001_073
楽団員2:
【chara 311 face 4 (sad)】
……違うんですよ、キャッシュさん。
【chara 311 face 6 (surprised)】
この演奏も悪くはないんですよ、【chara 311 face 4 (sad)】
多分きっと……おそらくは。
voice: vo_adv_1280001_074
楽団員1:
【chara 6511 face 6 (surprised)】
でも私たち……
過去最高の演奏をしたばかりなんです。
【chara 6511 face 4 (sad)】
それと比べてしまうと、どうしても……
Choice: (10) 過去最高の演奏?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1280001_075
マエストロ:
【chara 7511 face 4 (sad)】
……忘れもしません、あれは一昨日のことです。
あの日の演奏は、それはそれは口では言い表せないほどに美しく……
まさに私たちの理想の音楽そのものだったのです。
voice: vo_adv_1280001_076
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
一昨日?
理想の音楽……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1280001_077
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
理想……の……
Choice: (11) もしかして、りっちゃんの力?
----- Tag 11 -----
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1280001_078
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
……もしかしなくても、そうでしょうね。
voice: vo_adv_1280001_079
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
かの古代遺物──
『自律型幸福具現機』は対象者の幸福を実現させる力を持つ遺物。
【chara 128011 face 6 (surprised)】
仮に演奏であろうとも、理想のものにしてしまうのでしょう。
voice: vo_adv_1280001_080
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
なにせわたくしが……その対象者であるわたくしが。
陛下が喜ぶ幸せなクリスマスを実現するために
この音楽団に演奏を依頼していたのですから。
voice: vo_adv_1280001_081
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】
しかしまさか、こんなところにまで影響してしまうとは……
【chara 128011 face 4 (sad)】
予想外ですが、なってしまったものは仕方がありませんわね。
Choice: (12) どうするんですか?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1280001_082
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
どうもこうもありませんわ! ここは一肌脱ぐ以外にありえません!
【chara 128011 face 4 (sad)】
皆さまのモチベーションを上げないことには進むものも進みませんし
【chara 128011 face 5 (shy)】
それに……
voice: vo_adv_1280001_083
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
自分の尻ぬぐいは!
自分自身で行うほうがスッキリ爽やかになるものでしてよ!
Choice: (13) お手伝いします。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1280001_084
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
ええ、ええ!
貴方だったら、そう言いだすと思ってましたわ。
【chara 128011 face 1 (normal)】
存分に手伝わせて差し上げます!
voice: vo_adv_1280001_085
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
マエストロ! 楽団の皆さま!
どうかもう一曲、演奏していただけますかしら?
voice: vo_adv_1280001_086
マエストロ:
【chara 7511 face 4 (sad)】
ええ……
今の私どもの演奏でよければですが……
【chara 7511 face 6 (surprised)】
どの曲をご希望です?
voice: vo_adv_1280001_087
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
それはもちろん、わたくしが演奏を依頼していた楽曲!
【chara 128011 face 2 (joy)】
クリスマスに人々が手を取り合い笑顔を交わして舞い踊る!
情熱のダンス曲ですわ!
voice: vo_adv_1280001_088
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
さあ、少年!
今こそ出番ですわよ!
わたくしの手を取ってくださいまし!
voice: vo_adv_1280001_089
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
──Shall we dance?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1280001_090
楽団員たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
おおお……!!!
voice: vo_adv_1280001_091
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】
おそらく楽団の皆さまのスランプは一時的なもの……
演奏自体をできている以上、それは間違いのないことでしょう。
voice: vo_adv_1280001_092
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
つまり、ちょっと落ち込んでしまっているだけですわ!
【chara 128011 face 2 (joy)】
であれば!
その音楽で楽しんでいる様子を見せるだけのこと!
voice: vo_adv_1280001_093
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
ああっ!
なんて素晴らしい音楽でしょう!
わたくし、踊りたい衝動を抑えることができませんわ~っ!!
voice: vo_adv_1280001_094
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】
ちょっとちょっと少年!
遠慮は無用ですわ! もっとしっかりとわたくしを支えてくださいまし!
タンゴは情熱でしてよっ!!
voice: vo_adv_1280001_095
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】
はい!
スロースロー、クイッククイック!
スロー、クイッククイッ……
Choice: (14) あ。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1280001_096
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
ぃっっっっっつぅ~~~っ!?
voice: vo_adv_1280001_097
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
踏んでます踏んでます、わたくしの足を踏んでますわよ少年!
【chara 128011 face 3 (anger)】
早くのけてくださいまし! クイッククイック!!
二回目はなしですわよ!?
Choice: (15) あ。
----- Tag 15 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1280001_098
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
んなぁあっ!?
なしって言ったじゃありませんのぉ~~~!!
voice: vo_adv_1280001_099
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】
ハッ!?
いけません、いけませんわよ!
【chara 128011 face 3 (anger)】
ここは楽しんでいる顔をしなければ……!!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1280001_100
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
オ……オホホホホホホッ♪
少年、お気になさらないでくださいまし!
この音楽なら勢いづいてしまうのも当然! いえ必然というものですわ!
voice: vo_adv_1280001_101
マエストロ:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
なんて……
なんて笑顔で、なんて情熱的に踊ってくれるんだ……
私たちの音楽で……
voice: vo_adv_1280001_102
楽団員2:
【chara 311 face 6 (surprised)】
マエストロ!
もしかして僕たちの音楽、思ったよりいい感じなんじゃ……!
voice: vo_adv_1280001_103
楽団員1:
【chara 6511 face 1 (normal)】
よほどいい感じでないと、あのダンスは見られませんよ!
【chara 6511 face 2 (joy)】
というよりも、むしろ……!
voice: vo_adv_1280001_104
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
ええ、ええ!
いい感じどころの騒ぎではありませんわ!
この踊りっぷりが証拠です!
voice: vo_adv_1280001_105
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
皆さまは最高のクリスマスを彩る最高の音楽団でしてよ~っ!!
voice: vo_adv_1280001_106
マエストロ:
【chara 7511 face 2 (joy)】
ああ、なんという力強い言葉……!
先ほどまでの悩みが吹き飛んでしまうようだ……!!
【chara 7511 face 6 (surprised)】
ここまで心が晴れやかになるなんて思わなかった……
voice: vo_adv_1280001_107
マエストロ:
【chara 7511 face 2 (joy)】
ありがとうございます、キャッシュさん!
おかげさまで後ろ向きの時間は終わりました!
──そうだろう、みんな!!
voice: vo_adv_1280001_108
楽団員たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
はいっ!!!
voice: vo_adv_1280001_109
クレジッタ:
【chara 128011 face 2 (joy)】
フフッ、なんとか事なきを得ることができそうですわね。
さすがはわたくしですわ、見事な機転の──
Choice: (16) あ。
----- Tag 16 -----
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1280001_110
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】
んくぅっ!
【chara 128011 face 3 (anger)】
い……
今くらいキレイに決めてもよろしいでしょお~っ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
かくしてクレジッタが体を張った甲斐もあり
音楽団の面々は気持ちを立て直すことに成功。
その後の打ち合わせは、滞ることなく無事に進んだのだった……