レイ(アストラル) 第3話
シナツから得た情報を頼りに嵐の渓谷で行われる試練に挑むレイ。試練の最中、心のどこかで望んでいた夢の世界を見せられるも、レイは迷いを振り払って試練を乗り越え、風の属性の力を習得するのだった。


-------------- situation:
嵐と願いの中で
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 シナツの残した手掛かりを基に
レイと{player}は険しい山道を登っていた。

voice: vo_adv_1288003_000
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ふぅ……【chara 100311 face 6 (surprised)】 大分登ってきたはずだけど。
目的地はまだ先か。

voice: vo_adv_1288003_001
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 山頂から吹き降ろす風……
シナツの言っていた情報は正しかったみたいだ。

voice: vo_adv_1288003_002
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 私は……彼女ほどに強くなれるだろうか。
どれほどの時を費やせば、あそこまでの力を……

Choice: (1) 嵐の試練……だっけ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1288003_003
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ああ。シナツが元の世界に戻る前に、
詳細を聞き出しておいてよかった。

--- Switch scene ---

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 シナツが自分の世界に帰還する前、
レイと{player}の3人で釣りをしていた時のこと……

voice: vo_adv_1288003_004
シナツ:
【chara 129212 face 7 (special_a)】 ……レイ。
一つ、伝えておきたいことがある。
【chara 129212 face 1 (normal)】 アストラルの力についてだ。

voice: vo_adv_1288003_005
シナツ:
【chara 129212 face 1 (normal)】 ……私が確認した記録によれば。
『私の世界のレイ』は、独力で風の属性に目覚めることがあった。

voice: vo_adv_1288003_006
シナツ:
【chara 129212 face 1 (normal)】 詳細な条件は不明だが……
どのループの中でも、彼女が試練を乗り越えた点は共通している。
基本世界でも似たような現象を起こせるかもしれない。

voice: vo_adv_1288003_007
シナツ:
【chara 129212 face 1 (normal)】 試練に必要なものは二つ。
キミの祖父が遺した剣と……試練の場所となる山だ。
今から伝える山に登るといい。

voice: vo_adv_1288003_008
シナツ:
【chara 129212 face 1 (normal)】 試練を乗り越えれば、属性の力をより引き出せるようになるだろう。
【chara 129212 face 4 (sad)】 だが、試練を乗り越えられなかったループでは……
どのキミも剣を捨て、二度と手に取ることはなかった。

voice: vo_adv_1288003_009
シナツ:
【chara 129212 face 1 (normal)】 ……私が話せることは、ここまでだ。
あとは自分の目で見、自分の肌で理解しなさい。
【chara 129212 face 2 (joy)】 ……キミならきっと乗り越えられる。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_010
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……異なる世界の私は、祖父が遺した剣を用いて
力を発現させたとシナツは言っていた。

voice: vo_adv_1288003_011
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 何の変哲もない剣だと思っていたけれど……
【chara 100311 face 1 (normal)】 今なら分かる。この剣に宿る、風の属性の力が。

voice: vo_adv_1288003_012
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……体力を消耗する前に登り切ってしまおう。
【chara 100311 face 1 (normal)】 少しペースを上げるよ。

voice: vo_adv_1288003_013
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 目的地に到着だね。【chara 100311 face 3 (anger)】 本番はここからだ。

voice: vo_adv_1288003_014
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……やっぱりだ。見て。
持ってきたこの剣だけど……

Choice: (2) 剣に風が渦巻いてる……?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1288003_015
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ああ。さっき見せた時より、
風の属性の力が強まっているんだ。

voice: vo_adv_1288003_016
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 剣と共に遺された祖父の手記に、
試練に関する伝承の記述があった。
【chara 100311 face 6 (surprised)】 曰く、大いなる風呼ぶ者、嵐の竜と相まみえん……

voice: vo_adv_1288003_017
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 ……ここに来て分かった。
この剣は、試練に挑むための鍵らしい。
風の力を収束させ、嵐の竜を呼ぶための。

voice: vo_adv_1288003_018
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 キミ、強化を頼む。

voice: vo_adv_1288003_019
レイ:
【chara 128811 face 6 (surprised)】 呼吸を整えて……
渦巻く風の流れを捉える……

voice: vo_adv_1288003_020
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 空を舞う風よ……
我が剣に集い、荒れ狂う嵐となれ……!

--- Switch scene ---

Choice: (3) 急に天気が……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1288003_021
レイ:
【chara 128811 face 1 (normal)】 ……どうやら第一段階は成功したみたいだ。
【chara 128811 face 6 (surprised)】 属性の力の収束と発散……
【chara 128811 face 2 (joy)】 シナツとの修行が役に立ったな。

嵐の竜:
【chara 128811 face 6 (surprised)】 【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1288003_022
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 お出ましみたいだ!
キミ、戦闘準備を……

嵐の竜:
【chara 128811 face 6 (surprised)】 【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_023
レイ:
【chara 128811 face 6 (surprised)】 あの魔物、突風を起こすのか……!
【chara 128811 face 3 (anger)】 だが、この程度……【chara 128811 face 4 (sad)】 っ!?

voice: vo_adv_1288003_024
レイ:
【chara 128811 face 7 (special_a)】 単なる突風じゃない!? 【chara 128811 face 6 (surprised)】 この魔力の混じった風は……

Choice: (4) レイ!? 大丈……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1288003_025
レイ:
【chara 128811 face 4 (sad)】 ダメだ……! キミの、声が……遠く……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_026
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 はっ! ここは……!?

voice: vo_adv_1288003_027
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 変身が戻っている……?
【chara 100311 face 4 (sad)】 それに私たちは……

Choice: (5) どうかした?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1288003_028
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 キミ! 私たちは……
渓谷で竜と戦っていたんじゃ……

Choice: (6) 怖い夢でも見てた?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1288003_029
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 怖い夢……?
【chara 100311 face 4 (sad)】 ……私は、夢を見ていたのか?

voice: vo_adv_1288003_030
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 っ……

Choice: (7) 大丈夫!?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1288003_031
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ……すまない、少し記憶が混乱しているみたいだ。

Choice: (8) とりあえずご飯にしようか。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1288003_032
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 ありがとう。
……ちょうど、思考をまとめる時間が欲しかった。

voice: vo_adv_1288003_033
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……この場所で、彼に話を聞いて分かったのは、
【chara 100311 face 1 (normal)】 私は現在、彼と一緒に暮らしているらしい。

voice: vo_adv_1288003_034
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 一緒に冒険していたのも昔のことで……
暮らしぶりは質素。清貧とまではいかないが、
贅沢をすることもなく過ごしているようだ。

voice: vo_adv_1288003_035
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ……大丈夫。私はこれが夢だと知っている。
まだ、ここが夢だと認識できている。

voice: vo_adv_1288003_036
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 しかし、まさかこれが試練とでもいうのか?
【chara 100311 face 4 (sad)】 だとしても、何が目的でこんな夢を……

voice: vo_adv_1288003_037
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……このスープ、【chara 100311 face 1 (normal)】 美味しいね。
キミ、いつの間にここまで上達したの?

Choice: (9) それ、レイが作ったんだけど……
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1288003_038
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……私が? これを?

Choice: (10) 料理、すごく上手になったね。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1288003_039
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……この世界の私は、ずいぶんと料理上手なんだな。

voice: vo_adv_1288003_040
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ……気を抜くと、ここが現実だと勘違いしそうになる。
【chara 100311 face 1 (normal)】 煩わしいもののない、温かくて、安心できる場所。

voice: vo_adv_1288003_041
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 キミが一緒にいてくれて……
私の作った温かな食事を、共に食べる。
【chara 100311 face 2 (joy)】 それだけのことが、こんなにも……

voice: vo_adv_1288003_042
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ……ああ、そうか。分かってしまった……

voice: vo_adv_1288003_043
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 この世界は私の見ている……
私が心のどこかで望んだ夢、なんだな。

voice: vo_adv_1288003_044
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 キミに選ばれたかった……そんな私の願いが叶った夢。
手に入らない、どこまでも望んでいた……

voice: vo_adv_1288003_045
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ずっと、戦って勝ち取った先にしか、
自分の生きる道はないと……そう思っていた。

voice: vo_adv_1288003_046
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 だけど、こんなにささやかな願いが……
【chara 100311 face 2 (joy)】 私の中にもあったみたいだ。

voice: vo_adv_1288003_047
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 もし、私が抱えているものを、
全部ひっくるめて打ち明けたら……
剣を捨てたいと願えば……【chara 100311 face 4 (sad)】 きっとキミは……

Choice: (11) もう戦わなくていい。
----- Tag 11 -----
Choice: (12) 全部、僕が守ってみせる。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1288003_048
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 …………っ。

voice: vo_adv_1288003_049
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 その言葉がどれだけうれしいか……
キミに伝えても、きっと伝わらないんだろう。

voice: vo_adv_1288003_050
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】 ……ありがとう。本当に、うれしいよ。
【chara 100311 face 1 (normal)】 キミがそう言ってくれた。それだけで私は……

voice: vo_adv_1288003_051
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 っ、まただ……この感覚……

voice: vo_adv_1288003_052
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 いや、違う……この声は……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 嵐の中、{player}は
意識を失っているレイに何度も呼びかける。

Choice: (13) レイ、聞こえる……!?
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1288003_053
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 キミ……! 【chara 100311 face 3 (anger)】 ああ、聞こえているとも!
……【chara 100311 face 4 (sad)】 ダメだ、こちらの声は届かないのか。

voice: vo_adv_1288003_054
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 どれだけ居心地が良くても、身を預けていたくても……
【chara 100311 face 3 (anger)】 ここに居続けるわけにはいかない。

voice: vo_adv_1288003_055
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 だが、この夢から覚めるにはどうすれば……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_056
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 これは、祖父の剣!? どうしてここに……!?

voice: vo_adv_1288003_057
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 そうか、この世界は私が願った夢……
心から強く念じれば形になる……【chara 100311 face 3 (anger)】 それなら……!

Choice: (14) ……やっぱり行くんだね。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1288003_058
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 ああ……夢の向こうで彼が呼んでいる。
ずっと、私のことを呼び続けてくれている。

voice: vo_adv_1288003_059
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 その想いに応えるためなら、
私は、何度だって剣を手に取る。

voice: vo_adv_1288003_060
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 だからこの夢とは……ここでお別れだ。

Choice: (15) 分かった。
----- Tag 15 -----
Choice: (16) いってらっしゃい。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1288003_061
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 キミ…………

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_062
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】 【chara 100311 face 2 (joy)】 ありがとう、幸せな夢を見せてくれて。
【chara 100311 face 1 (normal)】 ……行ってくる!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_063
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……!
【chara 100311 face 3 (anger)】 すまない! 待たせた!

Choice: (17) レイ!
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1288003_064
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 キミ、傷だらけじゃないか。
【chara 100311 face 1 (normal)】 ……私を、ずっと呼び続けてくれていたんだね。

嵐の竜:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_065
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 くっ……またこの風か……!

voice: vo_adv_1288003_066
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 だが、こんなまやかしで!
今の私を止められると思うな!

voice: vo_adv_1288003_067
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 一気にいくよ! キミ、強化を頼む!

voice: vo_adv_1288003_068
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 私の中に眠る力よ……応えてくれ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_069
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 この力で、私は……キミと進む未来を切り開く!

嵐の竜:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1288003_070
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 これまでの修行の総仕上げだ!
キミ、属性の力を最大出力で! できる!?

voice: vo_adv_1288003_071
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 シナツと修行した時の真逆……
風の力を抑え込むのではなく、引き出すように……! 

Choice: (18) レイを強化する。
----- Tag 18 -----
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_072
レイ:
【chara 128811 face 4 (sad)】 っ……! これはなかなか、凄まじいな……!
【chara 128811 face 2 (joy)】 だが、キミの限界はこの程度じゃないだろう……?

voice: vo_adv_1288003_073
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 私が必ず受け止めてみせる……!
だから……もっと、全力で!

voice: vo_adv_1288003_074
レイ:
【chara 128811 face 2 (joy)】 ……キミが隣にいるだけで、こんなにも力が湧いてくる。
強敵を目前に、こんなことを考えるのは自惚れかな。

voice: vo_adv_1288003_075
レイ:
【chara 128811 face 1 (normal)】 今の私たちなら……
誰にも、全く負ける気がしないんだ。

Choice: (19) 全力を振り絞って、力を発揮する。
----- Tag 19 -----
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_076
レイ:
【chara 128811 face 6 (surprised)】 っ……! これが、キミの全力……!

voice: vo_adv_1288003_077
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 この、流れ込む力を……!
私の全力と、キミの全力を重ね合わせる……!

voice: vo_adv_1288003_078
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 渦巻く風の奔流よ、集い纏いて嵐となれ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_079
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 これが……キミと共に剣を取る、私の覚悟だ!

voice: vo_adv_1288003_080
レイ:
【chara 128811 face 3 (anger)】 アストラルソニック!!!!

嵐の竜:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1288003_081
レイ:
【chara 128811 face 6 (surprised)】 これが属性の力……
【chara 128811 face 2 (joy)】 私たちの、新たな力か……

voice: vo_adv_1288003_082
レイ:
【chara 128811 face 1 (normal)】 ……嵐も止んだみたいだ。
試練は無事に乗り越えられたみたいだね。

voice: vo_adv_1288003_083
レイ:
【chara 128811 face 4 (sad)】 剣を捨ててしまったという別世界の私は、
あの夢に居続けることを選んだんだろう。

voice: vo_adv_1288003_084
レイ:
【chara 128812 face 6 (surprised)】 私の中にあった、迷いを振り払うこと……
それが私にとっての試練だったんだな。

--- Switch scene ---

story_still_128800301
voice: vo_adv_1288003_085
レイ:
【chara 128812 face 6 (surprised)】 だけど、嵐の試練というのが比喩でなく
本当に嵐の中で行われるなんてね……
【chara 128812 face 1 (normal)】 おかげですっかり濡れ鼠だ。

voice: vo_adv_1288003_086
レイ:
【chara 128812 face 6 (surprised)】 変身を解けば、元の服は乾いているだろうから
私は問題ないけれど……【chara 128812 face 1 (normal)】 キミはそうもいかないよね。

story_still_128800302
voice: vo_adv_1288003_087
レイ:
【chara 128812 face 2 (joy)】 そうだ。私が風の力で乾かしてあげようか?
【chara 128812 face 1 (normal)】 力の制御を学ぶのに良い鍛錬になるかもしれない。

Choice: (20) それじゃ、お願いできる?
----- Tag 20 -----
voice: vo_adv_1288003_088
レイ:
【chara 128812 face 1 (normal)】 分かった。【chara 128812 face 2 (joy)】 ただ、力加減を間違えると
服が木っ端みじんになってしまうかもしれないけど。

Choice: (21) ……マントだけにしようかな。
----- Tag 21 -----
voice: vo_adv_1288003_089
レイ:
【chara 128812 face 2 (joy)】 ふふっ……冗談だよ。
だから、おずおずとマントを差し出さなくてもいい。

voice: vo_adv_1288003_090
レイ:
【chara 128812 face 1 (normal)】 まあ、これだけ快晴なら下山しているうちに乾くだろう。
私も力を十分に制御できるとは言えないからね。

--- Switch scene ---

still display end
story_still_128800303
voice: vo_adv_1288003_091
レイ:
【chara 128812 face 2 (joy)】 だけど……ふふっ。ごめん。
さっきのキミの言いようのない表情ときたら……あははっ。

voice: vo_adv_1288003_092
レイ:
【chara 128812 face 2 (joy)】 はぁ……試練を終えて、ほっとしたからかな。
とても清々しい気持ちだ。

voice: vo_adv_1288003_093
レイ:
【chara 128812 face 1 (normal)】 ……うん、良い気分だ。
ずっと気になっていた胸のつかえが取れた……

voice: vo_adv_1288003_094
レイ:
【chara 128812 face 2 (joy)】 すごく、晴れやかな気持ちだよ。

--- Switch scene ---

still display end
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 雨上がりの晴れた空の下、
屈託のない笑顔を浮かべるレイなのだった。