エリコ(コマンダー) 第2話
フラワーアレンジメントの講師を務めたエリコは、参加者の女性と口論になる。やがて歪んだ愛情から魔物に変貌した女性と対峙したエリコは本当の愛を痛みをもって彼女の身に刻み付けるのだった。
-------------- situation:
集いて作るは邪の花
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その日{player}はエリコに呼ばれ
彼女の働く花屋におもむいた。
voice: vo_adv_1299002_000
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
ああ、あなた様、【chara 129911 face 4 (sad)】
急にお呼び立てして申し訳ございません。
【chara 129911 face 1 (normal)】
あなた様には教室の準備をお手伝いしてほしいのです。
Choice: (1) 教室?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1299002_001
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
はい。このたび私の店でフラワーアレンジメント教室を
開くことになりまして。【chara 129911 face 1 (normal)】
ええもちろん、私が講師です。
voice: vo_adv_1299002_002
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
クスクス、【chara 129911 face 1 (normal)】
意外ですか? 私がお花の講師だなんて。
私自身も花よりも斧の方が似合っていると思いますわ。
voice: vo_adv_1299002_003
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
実際、花屋で働いているのは薬作りの知識を得るためでしたし、
【chara 129911 face 1 (normal)】
花の美しさにはあまり興味ありませんでした。
voice: vo_adv_1299002_004
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
ですが【chara 129911 face 5 (shy)】
あなた様の伴侶であるからには、
やはり花の知識や美的感覚は身につけておくべきだと思い直し、
しっかりと勉強したのです。
voice: vo_adv_1299002_005
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
おかげで今は花を愛でることも好きですし、
人に教えられるくらいにまでなりましたわ。
Choice: (2) でも、その格好で教えるの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1299002_006
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
ええ、講師というのは教える者、すなわち教官ですわ。
ならばこの格好が相応しいかと。
voice: vo_adv_1299002_007
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
きっと楽しい授業になると思いますわ、クスクス。
voice: vo_adv_1299002_008
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
みなさん、本日はお越しいただきありがとうございます。
【chara 129911 face 1 (normal)】
今回の講座の講師を務めさせていただくエリコと申します。
voice: vo_adv_1299002_009
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
どうぞよろしくお願いいたしますわ。
voice: vo_adv_1299002_010
参加者1:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
あらまあ、ずいぶんと若い子が来たもんだねえ。
voice: vo_adv_1299002_011
参加者2:
【chara 411 face 6 (surprised)】
それにあの格好……軍服かしら? 【chara 411 face 4 (sad)】
フラワーアレンジメント教室なのに?
なんだか変わった先生ね。
voice: vo_adv_1299002_012
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
クスクス、【chara 129911 face 1 (normal)】
ご意見は多々あるかと思いますが、
これでも私、仕事ぶりには定評がありますわ。
voice: vo_adv_1299002_013
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
実際に作業してみてそれでも文句やご要望があれば、
その時は遠慮なくおっしゃってください。
voice: vo_adv_1299002_014
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
さあ、花は各種たくさん用意してありますので、
まずは自由に、お好きな花を選んでやってみましょう。
voice: vo_adv_1299002_015
参加者1:
【chara 1511 face 1 (normal)】
……それもそうだね。【chara 1511 face 2 (joy)】
それじゃあよろしく頼むよ、先生!
voice: vo_adv_1299002_016
参加者1:
【chara 1511 face 4 (sad)】
うーん、好きな花を集めてみたけど、
なんだかメリハリがなくてパッとしないねぇ……
voice: vo_adv_1299002_017
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
こういう場合はメインにしたい大きな花を選び、
【chara 129911 face 1 (normal)】
その周りに小さい大人しめの花を配置するといいですわ。そうすれば──
voice: vo_adv_1299002_018
参加者1:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
あれま! 一気に見栄えが良くなったよ! 【chara 1511 face 2 (joy)】
見事なもんだね!
voice: vo_adv_1299002_019
参加者2:
【chara 411 face 4 (sad)】
あれ……きれいな色で揃えてみたのに、どうにもまとまりがないわね。
voice: vo_adv_1299002_020
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
それは多くの色を使いすぎているせいです。
この場合は同系統の色で統一してみますと──
voice: vo_adv_1299002_021
参加者2:
【chara 129911 face 1 (normal)】
【chara 411 face 2 (joy)】
すごい! おしゃれで落ち着きが出てきた!
こんなに変わるなんて驚きだわ!
voice: vo_adv_1299002_022
参加者3:
【chara 1211 face 1 (normal)】
あの先生、こんな感じでどうでしょうか?
voice: vo_adv_1299002_023
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
いいと思いますわ。【chara 129911 face 6 (surprised)】
でも、ここに隙間が空いているので
埋めるように花を追加して、【chara 129911 face 2 (joy)】
はい、これでさらによくなりましたわ。
Choice: (3) ちゃんとした講座でよかった……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1299002_024
参加者1:
【chara 129911 face 1 (normal)】
【chara 1511 face 2 (joy)】
ね、ねえ先生、【chara 1511 face 1 (normal)】
あなた花言葉も詳しかったりするのかい?
voice: vo_adv_1299002_025
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
ええ、それなりに精通していますわ。【chara 129911 face 6 (surprised)】
なにか知りたい花言葉でも?
voice: vo_adv_1299002_026
参加者1:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
あ、うん、そのさ、不吉な花言葉の花って、あったりするのかい?
voice: vo_adv_1299002_027
参加者1:
【chara 1511 face 4 (sad)】
実はあたしの旦那がぐうたらでさ、何度叱っても直りゃしないんだ。
【chara 1511 face 1 (normal)】
だから仕返しってわけじゃないけど、怖い花の一つでも飾って
無言の圧力でもかけてやろうかってね。
voice: vo_adv_1299002_028
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
そういうことでしたか。【chara 129911 face 2 (joy)】
クスクス、【chara 129911 face 7 (special_a)】
それなら黄色のカーネーションと
ラベンダーなどどうでしょう?
voice: vo_adv_1299002_029
エリコ:
【chara 129911 face 7 (special_a)】
黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」、
そしてラベンダーは「不信」。【chara 129911 face 2 (joy)】
ぐうたらな旦那さんに向けるには
ふさわしい一言ですわね。
voice: vo_adv_1299002_030
参加者1:
【chara 1511 face 2 (joy)】
いいじゃないか! 見た目はただのキレイな花だからね。
あのぐうたらが花言葉なんか知るわけないから絶対に気付かれないよ。
【chara 1511 face 1 (normal)】
よーし、さっそくこいつで一つ作ってみるとしますか!
voice: vo_adv_1299002_031
参加者3:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
わ、私にも教えてください! 【chara 1211 face 4 (sad)】
この前彼氏に浮気されて……
問い詰めても白を切るばかり。【chara 1211 face 3 (anger)】
ホント、呪ってやりたい……
voice: vo_adv_1299002_032
エリコ:
【chara 129911 face 4 (sad)】
それはお気の毒に。【chara 129911 face 7 (special_a)】
それなら黒バラ、黒ユリ、紫の芍薬、
【chara 129911 face 1 (normal)】
あとは月桂樹の花もいいですわね。
voice: vo_adv_1299002_033
エリコ:
【chara 129911 face 7 (special_a)】
いずれも憎しみ、復讐、憤怒、そして裏切りという花言葉。
【chara 129911 face 2 (joy)】
浮気するような唾棄すべき虫にはちょうどいいでしょう。
voice: vo_adv_1299002_034
参加者3:
【chara 1211 face 2 (joy)】
ああ、素敵です先生! これできっと彼も私の苦しみが分かるはず……
voice: vo_adv_1299002_035
参加者2:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あ、あの、私にもそれお願いします!
voice: vo_adv_1299002_036
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
あらあら、みなさん大層腹に据えかねているようですね。
【chara 129911 face 1 (normal)】
これは少々気合を入れなくてはなりませんね。
【chara 129911 face 6 (surprised)】
あなた様、すぐに追加の花のご用意お願いしますわ。
Choice: (4) うぅ……
----- Tag 4 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
エリコのフラワーアレンジメント教室は大盛況で幕を閉じた。
それから数日後──
voice: vo_adv_1299002_037
参加者3:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
先生、先生!
voice: vo_adv_1299002_038
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
あら、あなたは先日の……
voice: vo_adv_1299002_039
参加者3:
【chara 1211 face 1 (normal)】
はい、先日は素敵な講座をありがとうございました。
【chara 1211 face 4 (sad)】
でも、あれじゃ足りなかったんです。
voice: vo_adv_1299002_040
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
はあ、足りないとは?
voice: vo_adv_1299002_041
参加者3:
【chara 1211 face 4 (sad)】
先生に教えてもらった呪いのフラワーアレンジメント、
飾ってみても効果がなくて……【chara 1211 face 3 (anger)】
彼、相変わらず浮気を続けているんです。
voice: vo_adv_1299002_042
参加者3:
【chara 1211 face 3 (anger)】
だから先生、もっと強力な呪いを教えてください!
彼が浮気を止め、私に振り向いてくれる呪いを!
voice: vo_adv_1299002_043
エリコ:
【chara 129911 face 4 (sad)】
……なにか勘違いをされていますね。【chara 129911 face 6 (surprised)】
私は呪いなんて教えていませんわ。
voice: vo_adv_1299002_044
参加者3:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
え?
voice: vo_adv_1299002_045
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
花言葉はただの言葉、それ以上でもそれ以下でもありません。
ましてや呪いの効果なんて微塵もありませんわ。
voice: vo_adv_1299002_046
参加者3:
【chara 1211 face 4 (sad)】
じゃ、じゃあこの前のあれは……
voice: vo_adv_1299002_047
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
あれは相手に対する不満を花で表現した軽い意趣返し、
【chara 129911 face 1 (normal)】
つまりただのお遊びです。
voice: vo_adv_1299002_048
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
ですので、呪いなんて物騒なことをしたいのであれば、
お一人でご勝手にどうぞ。【chara 129911 face 1 (normal)】
私の関知するところじゃありませんわ。
voice: vo_adv_1299002_049
参加者3:
【chara 1211 face 4 (sad)】
……そうですか。先生とはどこか近しいものを感じていたので、
【chara 1211 face 3 (anger)】
非常に残念です。
voice: vo_adv_1299002_050
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
クスクス、【chara 129911 face 1 (normal)】
勝手にシンパシーを感じておいて、
実像が違ったからと幻滅されても困ってしまいます。
voice: vo_adv_1299002_051
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
あなたに必要なのは花や呪いではなく、
適切な診察ではないでしょうか?
【chara 129911 face 2 (joy)】
よければいいお医者さんを紹介しますよ。
voice: vo_adv_1299002_052
参加者3:
【chara 1211 face 3 (anger)】
結構です。あなたに教わることなどもうありませんから。
voice: vo_adv_1299002_053
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
わかりましたわ。【chara 129911 face 2 (joy)】
あ、もし私に呪いをかけるなら
ぜひ強力なのをお願いいたしますわ。
voice: vo_adv_1299002_054
参加者3:
【chara 1211 face 3 (anger)】
……呪う価値もありませんよ、先生。ではさようなら。
voice: vo_adv_1299002_055
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
──ということがこの前ありました。
【chara 129911 face 4 (sad)】
人にものを教えることの難しさを痛感していますわ。
Choice: (5) その人、大丈夫かな?
Choice: (6) エリコは悪くないのに……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1299002_056
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
さあ? 【chara 129911 face 6 (surprised)】
ですが昔から言うじゃありませんか。「人を呪わば穴二つ」。
【chara 129911 face 1 (normal)】
他者を呪うなんて人間には、
相応の報いが待っているに決まっていますわ。
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----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1299002_057
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
教官というのはときに一方的に恨まれてしまうものです。
ですので何も気にしてはいませんわ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1299002_058
彼氏:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
あっ! やっと見つけた! あ、あんたエリコだよな?
フラワーアレンジメント教えてた。
【chara 1011 face 4 (sad)】
た、頼む、彼女を止めてくれ! このままじゃ殺されちまう!
voice: vo_adv_1299002_059
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
……ああ、もしかして呪いの彼女が言っていた浮気者ですか。
あなたたちの関係に興味はありませんが、【chara 129911 face 4 (sad)】
浮気するような人間は
地獄に落ちても文句は言えないと思いますわ。
voice: vo_adv_1299002_060
彼氏:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
ご、誤解だ! 俺は浮気なんてしていない!
【chara 1011 face 4 (sad)】
職場の飲み会に同僚の女性もいただけなんだ!
なのに何度説明しても全然聞いちゃくれなくて……
voice: vo_adv_1299002_061
エリコ:
【chara 129911 face 2 (joy)】
クスクス、それはご愁傷様。【chara 129911 face 6 (surprised)】
ですがやはり私には関係のない話、
【chara 129911 face 1 (normal)】
どうぞお二人で話し合ってください。
voice: vo_adv_1299002_062
彼氏:
【chara 1011 face 4 (sad)】
もう……もう話し合いでどうにかなる段階じゃないんだ……
voice: vo_adv_1299002_063
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
それはどういう──
voice: vo_adv_1299002_064
???:
【chara 1614 face 1 (normal)】
見ツ、ケタ……見ツケタァ! モウ、逃ガサナイ!
サア、ジックリト愛ヲ教エテアゲル! モウ二度ト離サナイワァ!
voice: vo_adv_1299002_065
彼氏:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
ひいぃっ! 【chara 1011 face 4 (sad)】
で、出たぁ!
Choice: (8) 植物の、魔物……!?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1299002_066
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
……いえ、ちょっと違いますわ。あれは彼女の成れの果て、違いますか?
voice: vo_adv_1299002_067
彼氏:
【chara 1011 face 4 (sad)】
ああ、そうだよ。彼女はどこからか怪しい花を仕入れて育ててた。
でも、そいつがどうやらヤバイ代物だったらしい。
voice: vo_adv_1299002_068
彼氏:
【chara 1011 face 4 (sad)】
異常に成長したと思ったら彼女と一体化して、
ああやって俺を追いかけまわすんだ!
voice: vo_adv_1299002_069
エリコ:
【chara 129911 face 4 (sad)】
なるほど、これでは話し合いは無理そうですわね。
voice: vo_adv_1299002_070
参加者3:
【chara 1614 face 1 (normal)】
セン、セイ……? ナンデ先生ガ彼トイルンデスカ?
モシカシテ二人ハ……!
voice: vo_adv_1299002_071
参加者3:
【chara 1614 face 1 (normal)】
許セナイ……許セナイ許セナイ許セナイ!
彼モオ前モ、ミンナミンナ、呪イ殺シテヤルー!
voice: vo_adv_1299002_072
彼氏:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
う、【chara 1011 face 4 (sad)】
うわあああ!
voice: vo_adv_1299002_073
エリコ:
【chara 129911 face 3 (anger)】
……愚か。頭のてっぺんからつま先まで愚かがぎっしりですわ。
voice: vo_adv_1299002_074
エリコ:
【chara 129911 face 5 (shy)】
私が愛するのはこのおかたのみ、
【chara 129911 face 7 (special_a)】
あなたの恋人などダニの死骸ほどの興味もありません。
【chara 129911 face 3 (anger)】
勝手に嫉妬して攻撃までされて、非常に迷惑ですわ。
voice: vo_adv_1299002_075
エリコ:
【chara 129911 face 3 (anger)】
ですが、ほんの一時とはいえ講師と生徒になった間柄、
教え子の不始末は教官が片付けて差し上げますわ!
voice: vo_adv_1299002_076
参加者3:
【chara 1614 face 1 (normal)】
ホザケェ! コノ泥棒ネコガーッ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1299002_077
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
あなたの気持ち、わからないでもありませんわ。
愛とは尊く、深く、そして甘い悦びをもたらしてくれるもの。
voice: vo_adv_1299002_078
エリコ:
【chara 129911 face 7 (special_a)】
私も日々あのおかたを愛し、そしてあのおかたの愛に生かされてますわ。
【chara 129911 face 6 (surprised)】
しかし、一歩間違えて愛に溺れれば、訪れるのは破滅です。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1299002_079
エリコ:
【chara 129911 face 4 (sad)】
あなたの愛はまさにそれ。
相手の話も聞かず、一方的に恨みを募らせるなんてあまりにも愚か。
voice: vo_adv_1299002_080
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
どれだけ愛していたとしても、一方的な押し付けはただの傲慢。
【chara 129911 face 4 (sad)】
そんなものは愛とは呼べません。
voice: vo_adv_1299002_081
エリコ:
【chara 129911 face 3 (anger)】
相手に恐怖を抱かせてしまった時点で、
残念ながらあなたの愛は破綻してしまっています。
voice: vo_adv_1299002_082
参加者3:
【chara 1611 face 1 (normal)】
ウ、ウルサイウルサイウルサイ!
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1299002_083
エリコ:
【chara 129911 face 3 (anger)】
愛に狂った醜き人よ、その妄執はここで絶ち斬らせていただきますわ!
still display end
voice: vo_adv_1299002_084
参加者3:
【chara 1611 face 1 (normal)】
ウギャアアアァー!
voice: vo_adv_1299002_085
彼氏:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
し、信じられない……あの猛攻を全部薙ぎ払って一撃で沈めるなんて……
【chara 1011 face 4 (sad)】
はっ、そうだ、か、彼女は!
voice: vo_adv_1299002_086
参加者3:
【chara 1211 face 4 (sad)】
う、ぐうぅ……
voice: vo_adv_1299002_087
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
大丈夫、彼女は傷付けてませんわ。
【chara 129911 face 4 (sad)】
もっとも全身を植物に侵食され、さらに激しい攻撃までしていたのです。
その負荷で当分地獄を見ることでしょう。
voice: vo_adv_1299002_088
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
あ、これが件の花の本体ですね。【chara 129911 face 1 (normal)】
こんな危険なものは……【chara 129911 face 2 (joy)】
えい♪
voice: vo_adv_1299002_089
参加者3:
【chara 1211 face 4 (sad)】
うびゃーっ!
voice: vo_adv_1299002_090
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
へえ、【chara 129911 face 7 (special_a)】
たしかにこれは珍しいですね。はじめて見ました。
薬の研究に使えそうなのでいただいていきます。
【chara 129911 face 2 (joy)】
まあ、追加の講習代と思ってください。
voice: vo_adv_1299002_091
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
さて、彼女の処遇はあなたにお任せします。
このまま放置するなりよりを戻すなり、お好きにどうぞ。
voice: vo_adv_1299002_092
エリコ:
【chara 129911 face 3 (anger)】
ただし、再び私の前に立ちふさがるようでしたら、
次は容赦いたしませんから【chara 129911 face 2 (joy)】
そうお伝えください。
voice: vo_adv_1299002_093
彼氏:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
あ、ああ……【chara 1011 face 4 (sad)】
迷惑かけて申し訳なかった……
まあ、身をもって理解してると思うけどな。
voice: vo_adv_1299002_094
エリコ:
【chara 129911 face 4 (sad)】
やれやれ、大変な目にあいましたね。
愛とはああも人を狂わせてしまうのだと思い知らされましたわ。
voice: vo_adv_1299002_095
エリコ:
【chara 129911 face 1 (normal)】
時に愛は大きな力となりますが、「愛憎」などと申しますとおり
憎しみとは紙一重なのですね。
voice: vo_adv_1299002_096
エリコ:
【chara 129911 face 5 (shy)】
ですが、私のあなた様への愛は本物、
これからも変わらずあなた様のために、この身をささげていきます。
voice: vo_adv_1299002_097
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
……おや? なにやら顔色がすぐれませんわ。
【chara 129911 face 4 (sad)】
体調が悪いのですか? 【chara 129911 face 6 (surprised)】
でしたらすぐにお薬を──
Choice: (9) ありがとう、でも大丈夫……
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1299002_098
エリコ:
【chara 129911 face 6 (surprised)】
そう、ですか。【chara 129911 face 1 (normal)】
それではお茶でもして帰りましょう。
【chara 129911 face 2 (joy)】
近くにいいお店がありますのでご案内しますわ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
愛を語るエリコを見て、これまで自身が受けた仕打ちを思い返して
心がもやもやする{player}だった。