リリ(サマー) 第3話
リリはスイカ割りの最中、{player}を危険な目にあわせてしまった。事の重大さに逃げ出してしまうリリであったが、彼女を追いかけてきた{player}がとった行動は意外なものだった。
-------------- situation:
水天彷彿
--------------
voice: vo_adv_1316003_000
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……はぁ……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
スイカ割り中のアクシデントで{player}に
ぶつかってしまったリリ。あまりの出来事に居ても立っても
いられなくなった彼女は、その場から走り去り──
voice: vo_adv_1316003_001
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……とうとう、日が落ちてしまいましたね。
voice: vo_adv_1316003_002
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
お声を聞くのに夢中になるあまり……
兄様と、衝突してしまうだなんて……しかも、【chara 131611 face 5 (shy)】
このような……薄着、で。
ああ、思い出すだけで顔から火が噴き出すかのようです……!
voice: vo_adv_1316003_003
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……そして。
わたくしが働いてしまった無礼はそれだけではありません。
voice: vo_adv_1316003_004
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
兄様からお伝えいただくまで──
わたくしは、兄様に武器を向けてしまっていた。
これは疑う余地のないこと……
voice: vo_adv_1316003_005
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
素肌を過剰に露出した姿で兄様に触れた上、
あまつさえ剣先を向けてしまうだなんて……
voice: vo_adv_1316003_006
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1316003_007
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
自刃……でしょうか。
voice: vo_adv_1316003_008
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
やはり、それが適切でしょう……
【chara 131611 face 4 (sad)】
本来であれば白装束を纏うべきですが、咎人の身で贅沢は言えません。
少なくとも、白浜の砂はおあつらえ向き──
voice: vo_adv_1316003_009
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
……?
気のせいでしょうか、何か……
鳴き声のようなものが……かすかに……
voice: vo_adv_1316003_010
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
……魔物であれば、浜辺の皆様にも危険が及ぶ可能性がありますね。
自刃の前に、確認をしなければ……
???:
【chara 3 face 1 (normal)】
きゅ~……
きゅきゅ~……
voice: vo_adv_1316003_011
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
あら?
そちらにいらっしゃるのはウミガメ様──
【chara 131611 face 4 (sad)】
いいえ、よく見れば魔物のお子様でしょうか……?
魔物の子どもたち:
【chara 3 face 1 (normal)】
きゅ~!
voice: vo_adv_1316003_012
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
まあ、どうなさったのですか……!?
【chara 131611 face 4 (sad)】
ど、どうか落ち着いてくださいませ……!
voice: vo_adv_1316003_013
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
やはり魔物のようですね……
それもまだ産まれて間もない様子。
【chara 131611 face 4 (sad)】
いくら魔物とはいえ退治をするには、はばかられます……
voice: vo_adv_1316003_014
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
……それにしても。
わたくしは動物に興味を持たれる体質ではありますが
こうも一目散に向かってこられるとは……
voice: vo_adv_1316003_015
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
何かお困りごとでもあったのでしょうか?
魔物のお子様たち、一体何があったのか、教えていただけますか?
魔物の子どもたち:
【chara 3 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1316003_016
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
会話は……やはり難しいですね……
【chara 131611 face 4 (sad)】
ですが、ただならぬ様子は気にかかり──……
中型の魔物:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1316003_017
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
なっ!? 海中からも、魔物がっ……!
魔物の子どもたち:
【chara 3 face 1 (normal)】
(ぷるぷるぷる……)
voice: vo_adv_1316003_018
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
……なるほど、あの魔物から逃げていたのですね。
【chara 131611 face 4 (sad)】
まだ幼い子どもを狙うなど……!
中型の魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1316003_019
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……自然界の弱肉強食を否定するつもりはありません。
【chara 131611 face 3 (anger)】
ですが……あまりに弱い者いじめが過ぎます。
見て見ぬ振りはできません。
voice: vo_adv_1316003_020
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
さあ、かかってきなさい!
このわたくしがお相手いたします──
いざ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
十数分後……
voice: vo_adv_1316003_021
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
はあっ!!!
中型の魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ッ!
voice: vo_adv_1316003_022
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
っ!
【chara 131611 face 4 (sad)】
まるで攻撃が通じません……!
voice: vo_adv_1316003_023
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
兄様にご指導をたまわったとはいえ
わたくしの太刀筋はまだまだ未熟……!
【chara 131611 face 4 (sad)】
実戦にはとても……
voice: vo_adv_1316003_024
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
ですが今、未熟を嘆いても仕方ありません。
体力の持つうちに戦局を変える一手を打たなければ……!
voice: vo_adv_1316003_025
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
かくなる上は──
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1316003_026
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1316003_027
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
皮相浅薄、ですね。
voice: vo_adv_1316003_028
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
『黒い天使の力』に頼らないよう
己の地力を鍛えることこそが雲水行脚の主目的。
であるならば、この状況は好機と呼べるはず。
voice: vo_adv_1316003_029
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
相手は小型──【chara 131611 face 6 (surprised)】
いえ、中型の魔物が一匹。
【chara 131611 face 4 (sad)】
こちらは一人、武器は剣を模した棒が一本きり。
【chara 131611 face 3 (anger)】
……苦戦は承知の上。
voice: vo_adv_1316003_030
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
ですが……
voice: vo_adv_1316003_031
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
わたくしのような咎人には──
艱難辛苦の道こそ似つかわしいというもの。
中型の魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1316003_032
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
迎え撃ちます……!
はぁっ!
Choice: (1) リリちゃんを強化する!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1316003_033
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
……!?
この感覚は──もしや!
voice: vo_adv_1316003_034
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
兄様!
Choice: (2) あとでゆっくり話そう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1316003_035
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
……承知いたしました!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後。
{player}の強化を受けたリリの活躍により
魔物の子どもたちを狙う魔物は倒された……
魔物の子どもたち:
【chara 3 face 1 (normal)】
きゅ~!
voice: vo_adv_1316003_036
リリ:
【chara 131611 face 2 (joy)】
皆様、お気をつけて……!
どうか心優しい魔物に育ってくださいね……!
voice: vo_adv_1316003_037
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……行ってしまわれましたね。
Choice: (3) うん。お疲れさま。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1316003_038
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1316003_039
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
……兄様。
ご助力くださり、ありがとうございます。
voice: vo_adv_1316003_040
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
わたくし一人の力では……
きっと倒すことは叶いませんでした。
【chara 131611 face 1 (normal)】
すべては兄様のお力添えがあってこそです。
Choice: (4) リリちゃんががんばってくれたから。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1316003_041
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
もったいないお言葉です……!
【chara 131611 face 4 (sad)】
わたくしの剣技だけでは、魔物に立ち向かうことなどとても……
お恥ずかしい限りです……
Choice: (5) でも、力を使いこなせた。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1316003_042
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
それは……
voice: vo_adv_1316003_043
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1316003_044
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
実感がない、といえば……
嘘になります。
voice: vo_adv_1316003_045
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
以前に比べて、兄様のお力を
あるがままに受け止めることができていたように思えます。
voice: vo_adv_1316003_046
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……ですが。
これはわたくしの思い上がりです。
voice: vo_adv_1316003_047
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
兄様の優しさに甘え、思い上がった結果……
距離を見誤り、不躾にもお体に触れる事態を
招いてしまったのですから。
voice: vo_adv_1316003_048
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
──兄様。
先ほどは逃げ出してしまい申し訳ありません。
voice: vo_adv_1316003_049
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
お時間をいただき、心の支度が整いました。
どうかわたくしをお叱りください。
……どのような処罰もお受けする所存です。
Choice: (6) ……それじゃあ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1316003_050
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
…………っ。
Choice: (7) ちょっと散歩しよう。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1316003_051
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
…………はい?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
かくして、夜の海辺の散歩をはじめた二人。
{player}の隣を歩きながら
リリは彼の様子をうかがっていた……
voice: vo_adv_1316003_052
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
兄様……
何もおっしゃいませんね。
voice: vo_adv_1316003_053
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
お怒り……でしょうか。
【chara 131611 face 6 (surprised)】
それとも……【chara 131611 face 4 (sad)】
やはり、ふしだらな娘と軽蔑されて……?
voice: vo_adv_1316003_054
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
せめて、何か──
兄様のお考えの一端を察することができれば……
Choice: (8) ……リリちゃん。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1316003_055
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
は、はい……!
Choice: (9) 海がきれいだよ。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1316003_056
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
海、ですか……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1316003_057
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1316003_058
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……思い返してみれば。
ゆっくりと海を見ている暇など、ありませんでした……
voice: vo_adv_1316003_059
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
イイコトクラブの皆様とご一緒していた折は当然ながら。
その後も、心は海から離れていて……
【chara 131611 face 4 (sad)】
波音を意識することすら、なかったように思います。
voice: vo_adv_1316003_060
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
……きれい、ですね。
夜の闇の中でさえ、月の光を映して、清廉で。
それでいて、どこまでも広大です。
voice: vo_adv_1316003_061
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
……まるで兄様のお心そのものです。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1316003_062
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
罪も穢れも、後悔すらも。
広く美しいお心で受け止めてくださる。
それが兄様です。
voice: vo_adv_1316003_063
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
だからこそ……
わたくしは、恐ろしいのです。
voice: vo_adv_1316003_064
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
兄様の優しさに受け止められ、包まれていくそのうちに──
己の罪悪すらも取り落としてしまいそうで。
その可能性が恐ろしいのです。
voice: vo_adv_1316003_065
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……わたくしは意志の弱い人間です。
ややもすれば、楽な方へ楽な方へと……
心が流れてしまうのです。
voice: vo_adv_1316003_066
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
そんな今のわたくしに、せめてできることといえば……
たとえどのような状況下であっても、己を律し省みることだけです。
Choice: (10) だから色々と気にしすぎちゃったんだね。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1316003_067
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……申し訳ありません。
言い訳をしてしまいました。
本当に……お恥ずかしい限りです。
Choice: (11) もう気にしないで。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1316003_068
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
しかし……!
Choice: (12) だって僕は気にしてないから。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1316003_069
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
ほ……
本当ですか……?
【chara 131611 face 4 (sad)】
本当の、本当に……?
Choice: (13) この話は、これでおしまい。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1316003_070
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……兄様……
voice: vo_adv_1316003_071
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
わたくしは……なんと弱い人間でしょう。
voice: vo_adv_1316003_072
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
罰を求めていたにもかかわらず。
【chara 131611 face 1 (normal)】
兄様のお言葉を耳にして、これほどまでに安堵してしまうだなんて……
voice: vo_adv_1316003_073
リリ:
【chara 131611 face 7 (special_a)】
……はい。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それからしばらくの間。
リリと{player}の二人は
とりとめのない会話をしながら浜辺を歩くことにしたのだった。
voice: vo_adv_1316003_074
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
あの、兄様。
少し自省をしてみたのですが……
【chara 131611 face 4 (sad)】
わたくし、焦っていたのかもしれません。
voice: vo_adv_1316003_075
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
目に見えた修行の成果もなく。
さらに兄様や皆様とご一緒したことで、己の未熟さを痛感し……
一刻も早く成長したいと焦がれていたように思います。
voice: vo_adv_1316003_076
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
焦り、焦がれ……
【chara 131611 face 1 (normal)】
まるで夏の暑さに、あてられてしまったかのようです。
【chara 131611 face 2 (joy)】
ふふっ。
voice: vo_adv_1316003_077
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
……あっ。
これはその……
わたくしなりの言葉遊びと申しますか、【chara 131611 face 4 (sad)】
俗にいう冗談というもので……
voice: vo_adv_1316003_078
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
ああ、なぜこのようなことを口走ってしまったのでしょう……?
【chara 131611 face 4 (sad)】
まさか本当に暑さにあてられてしまったのでは……!
【chara 131611 face 5 (shy)】
兄様、どうか忘れてくださいっ……
Choice: (14) そういうこともあるよ。
Choice: (15) 焦らないで自分のペースでいこう。
----- Tag 14 -----
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1316003_079
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
はい。
【chara 131611 face 2 (joy)】
……ありがとうございます、兄様……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして翌日……
voice: vo_adv_1316003_080
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
皆様、昨日は申し訳ありませんでした!
スイカ割りを教えてくださったのに、
何の釈明もせず、逃げ出してしまって……
voice: vo_adv_1316003_081
子ども1:
【chara 213 face 1 (normal)】
ううんっ!
【chara 213 face 4 (sad)】
あたしこそからかいすぎちゃってごめんなさい!
voice: vo_adv_1316003_082
子ども3:
【chara 5312 face 6 (surprised)】
あのね、おねえちゃんっ。
【chara 5312 face 1 (normal)】
よかったら、今日も一緒に遊んでもらえる?
voice: vo_adv_1316003_083
子ども2:
【chara 113 face 6 (surprised)】
今度はちゃんとするからっ!
【chara 113 face 4 (sad)】
お願い!
voice: vo_adv_1316003_084
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
こちらこそ、喜んで……!
【chara 131611 face 2 (joy)】
是非お願いいたします、皆様……
voice: vo_adv_1316003_085
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
今のわたくしに焦りはありません。
昨日から成長したところを、皆様にご覧にいれてみせます……!
voice: vo_adv_1316003_086
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
──ここです!
はあっ!
voice: vo_adv_1316003_087
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
……あら?
voice: vo_adv_1316003_088
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
ああっ!
【chara 131611 face 4 (sad)】
また、わずかに届いていませんでしたか……!
Choice: (16) 惜しかったよ!
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1316003_089
子ども3:
【chara 5312 face 6 (surprised)】
な、なかなかうまくいかないね……?
割っちゃいそうな感じはしてるのに。
voice: vo_adv_1316003_090
子ども1:
【chara 213 face 6 (surprised)】
フンイキ?
はすっごいのにね?
voice: vo_adv_1316003_091
子ども2:
【chara 113 face 4 (sad)】
んー……
でも、ちょっと弱そうな感じもしてるよね。
手と足が近すぎるっていうか……
voice: vo_adv_1316003_092
子ども3:
【chara 5312 face 1 (normal)】
あ、それ知ってる!
【chara 5312 face 2 (joy)】
へっぴり腰、っていうんだよ!
voice: vo_adv_1316003_093
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
へ、へっぴり腰……?
voice: vo_adv_1316003_094
リリ:
【chara 131611 face 4 (sad)】
……もしやわたくしには。
剣士としての才がないのでしょうか……
Choice: (17) もう一回やってみよう!
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1316003_095
リリ:
【chara 131611 face 6 (surprised)】
兄様……
【chara 131611 face 1 (normal)】
はいっ。
voice: vo_adv_1316003_096
リリ:
【chara 131611 face 3 (anger)】
……そうです。
たとえわたくしに剣の道が向いていないとしても。
皆様にスイカを振る舞わない理由にはなりません……!
voice: vo_adv_1316003_097
リリ:
【chara 131611 face 1 (normal)】
……もう一度、挑戦してみます。
【chara 131611 face 2 (joy)】
次こそ皆様とスイカをいただけるように……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
かくして。
決意も新たに、リリは再度スイカ割りに挑むのだった。