エミリア(サマー) 第1話
コッコロに、エルフの里の美しい泉に案内されたエミリアたち。精霊たちと戯れるうち、迷子の幽霊と遭遇する。{player}に強化されて幽霊を浄化すると、一行は水遊びを存分に楽しむのだった。
-------------- situation:
清き精霊たちの水辺にて
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
夏のある日。
エミリアたちはコッコロと{player}に案内され、
エルフの里へとやってきた。
voice: vo_adv_1319001_000
エミリア:
【chara 109911 face 2 (joy)】
ほら来て、パック!
風車って初めてだけど、
近くで見るとすごーく迫力があるのね。
voice: vo_adv_1319001_001
パック:
【chara 2611 face 2 (joy)】
リアが楽しそうだとボクもうれしいよ。
【chara 2611 face 6 (surprised)】
あっ、転んだりしないように気をつけてよ。
voice: vo_adv_1319001_002
エミリア:
【chara 109911 face 4 (sad)】
もう、【chara 109911 face 1 (normal)】
子どもじゃないんだから大丈夫よ。
せっかく連れてきてもらったんだから、
隅々までしっかり見ておきたいの。
voice: vo_adv_1319001_003
エミリア:
【chara 109911 face 2 (joy)】
コッコロちゃん、今日はありがとう。
【chara 109911 face 1 (normal)】
コッコロちゃんの故郷──エルフの里を見てみたいって、
私の勝手なお願いだったのに……
voice: vo_adv_1319001_004
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
構いませんよ。
実はわたくしも、ぜひエミリアさまをお招きしたいと
思っていたのです。
voice: vo_adv_1319001_005
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
今は、一年のうちでも緑が鮮やかな季節。
きっとお楽しみいただけると思いますよ。
voice: vo_adv_1319001_006
エミリア:
【chara 109911 face 2 (joy)】
ふふっ。コッコロちゃんはここが大好きなのね。
その気持ち、私もちょっとわかるかも。
voice: vo_adv_1319001_007
エミリア:
【chara 109911 face 2 (joy)】
自分の好きなものを誰かに知ってもらえて、
好きになってもらえるのって、すごーく嬉しいことだもん。
voice: vo_adv_1319001_008
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
はい。
ですから、一緒に来てくださったこと、心から感謝いたします。
エミリアさま、猫精霊さま。
voice: vo_adv_1319001_009
エミリア:
【chara 109911 face 1 (normal)】
それじゃ、次はどこへ行こうかしら?
【chara 109911 face 6 (surprised)】
里の中は一通り案内してもらったけど。
voice: vo_adv_1319001_010
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
……実は、ぜひお連れしたい場所があるのです。
【chara 105913 face 6 (surprised)】
里の外に出て、森をしばらく歩くのですが……
【chara 105913 face 2 (joy)】
誰にも教えたことのない、とっておきの場所でございますよ。
voice: vo_adv_1319001_011
エミリア:
【chara 109911 face 6 (surprised)】
コッコロちゃんのとっておきの場所……!
【chara 109911 face 2 (joy)】
行ってみたいわ!
【chara 109911 face 1 (normal)】
パックも、いいでしょ?
voice: vo_adv_1319001_012
パック:
【chara 2611 face 1 (normal)】
もちろんだよ。
【chara 2611 face 2 (joy)】
ボクはそもそも歩かないしね~
Choice: (1) みんなで行ってみよう!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1319001_013
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
ふふっ、ありがとうございます。
【chara 105913 face 1 (normal)】
とはいえ準備もありますので、【chara 105913 face 2 (joy)】
出発は明日の朝といたしましょう。
voice: vo_adv_1319001_014
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
森を歩きますから、荷造りは入念にした方がよいですね。
【chara 105913 face 2 (joy)】
お弁当もたくさん用意いたしましょう。
みなさまに準備していただきたいものもございます。
voice: vo_adv_1319001_015
エミリア:
【chara 109911 face 6 (surprised)】
確かに、準備はしっかりやらないと危ないわ。
険しい森を歩くなら、ええと……【chara 109911 face 4 (sad)】
何が必要なのかしら?
お弁当以外だと……
voice: vo_adv_1319001_016
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
ご用意いただきたいのは、
こちらなのですが──
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日。
準備を整えたエミリアたちは、コッコロの先導に従い
深い森の中を歩いていた。
voice: vo_adv_1319001_017
エミリア:
【chara 109911 face 1 (normal)】
だいぶ森が深くなってきたわね……
【chara 109911 face 6 (surprised)】
なんだか周りの空気も変わってきたみたい。
【chara 109911 face 4 (sad)】
お日様が隠れて、周りも暗くなってきちゃったし……
voice: vo_adv_1319001_018
パック:
【chara 2611 face 2 (joy)】
秘境! って感じになってきたね~
探せばどこかに隠されたお宝とかもあるかも……!
voice: vo_adv_1319001_019
エミリア:
【chara 2611 face 1 (normal)】
【chara 109911 face 6 (surprised)】
あれ?
ねえコッコロちゃん、向こうの方が少し明るくなってない?
【chara 109911 face 2 (joy)】
あ、かすかに水の音も聞こえる!
voice: vo_adv_1319001_020
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
はい、あちらが目的地でございます。
もう少しですので、みなさま頑張ってくださいまし。
voice: vo_adv_1319001_021
エミリア:
【chara 109911 face 1 (normal)】
それってもしかして……!
Choice: (2) 行こう!
----- Tag 2 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_022
エミリア:
【chara 131911 face 2 (joy)】
ん~……水が冷たくて、気持ちいい。
森の奥に、こんなに綺麗な泉があるなんて……
voice: vo_adv_1319001_023
エミリア:
【chara 131911 face 2 (joy)】
確かにこれなら着替えを持ってきてて大正解。
【chara 131911 face 1 (normal)】
夏の森にはこんな楽しみ方もあるのね。
voice: vo_adv_1319001_024
コッコロ:
【chara 107612 face 2 (joy)】
はい。森での水遊びは海とはまた違った趣がございます。
波はありませんがその分水は穏やかで木陰もありますから
ゆっくり遊んでいただけるかと。
voice: vo_adv_1319001_025
パック:
【chara 2612 face 1 (normal)】
名案だね。
海は賑やかで楽しかったけど、【chara 2612 face 7 (special_a)】
まったりのんびりするなら
こういう場所もいいかも。
voice: vo_adv_1319001_026
エミリア:
【chara 131911 face 2 (joy)】
濃い森の香りと、こんなにきれいな景色があって、
暑いんだけど、涼やかで、
【chara 131911 face 1 (normal)】
すごーくぜいたくな気分……!
voice: vo_adv_1319001_027
コッコロ:
【chara 107612 face 1 (normal)】
この辺りには、里の者でもほとんど足を運びませんからね。
【chara 107612 face 2 (joy)】
わたくしも来たのは久しぶりですが……
精霊たちも変わりない様子で、安心しました。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_028
エミリア:
【chara 131911 face 2 (joy)】
この子たちがここの精霊なのね。
【chara 131911 face 1 (normal)】
ふわふわ光ってて楽しそう。
voice: vo_adv_1319001_029
コッコロ:
【chara 107612 face 2 (joy)】
はい、森に棲む精霊たちですね。
この泉は魔力の流れが集まっているからか
精霊たちにとっても、居心地の良い場所のようです。
voice: vo_adv_1319001_030
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
主さまやエミリアさまたちの姿に、驚いているのかもしれませんが……
【chara 107612 face 2 (joy)】
きっとすぐに、受け入れてくださることでしょう。
voice: vo_adv_1319001_031
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
ホントね。みんなの周りにも集まってきてる。
コッコロちゃんは、この子たちの声が聞こえるの?
voice: vo_adv_1319001_032
コッコロ:
【chara 107612 face 2 (joy)】
はい。
こうして心を澄ませ、耳を傾ければ……
voice: vo_adv_1319001_033
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
おや?
お待ちください。精霊たちが何か話があるようですね。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_034
パック:
【chara 2612 face 4 (sad)】
ねえ、リア。
なんとなーく、妙な気配がしない?
涼しいっていうのとはちょっと違うような。
voice: vo_adv_1319001_035
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
そう言われると、少し変かも。
あそこの暗いところ……洞窟の入り口かしら?
【chara 131911 face 4 (sad)】
マナを感じるわけじゃないんだけど……
voice: vo_adv_1319001_036
コッコロ:
【chara 107612 face 4 (sad)】
ええ、以前は美しい洞窟だったのですが……
【chara 107612 face 6 (surprised)】
たった今精霊たちからも事情を聴きました。
voice: vo_adv_1319001_037
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
最近になって、あの洞窟に悪い気を纏った幽霊が棲みついてしまい、
【chara 107612 face 4 (sad)】
困っているのだと……
voice: vo_adv_1319001_038
エミリア:
【chara 131911 face 4 (sad)】
幽霊……そ、それって確か、ホロゥのことよね?
前にスバルに聞いたことがあるような……
【chara 131911 face 6 (surprised)】
え? ほ、ホロゥがいるの?
voice: vo_adv_1319001_039
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
ホロゥと同じかどうかは分かりませんが、
【chara 107612 face 1 (normal)】
こちらの世界では幽霊とは、
在り方が歪んでしまった魂のことでございます。
voice: vo_adv_1319001_040
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
大抵は何か理由があって、肉体を失ったあとも
現世に留まっているのですが……
Choice: (3) 何か困ってるのかも。助けられないかな。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1319001_041
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
ホロゥなのに、人間みたいに困ったり助けてあげたりできるの?
こっちのホロゥってヘンテコね……
voice: vo_adv_1319001_042
コッコロ:
【chara 107612 face 1 (normal)】
お気持ちは分かりますが、【chara 107612 face 4 (sad)】
主さま。お気を付けください。
すでに悪霊と化していたら、近づくだけで危険かもしれません。
Choice: (4) でも、話を聞いてみたい。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1319001_043
コッコロ:
【chara 107612 face 2 (joy)】
主さまならそうおっしゃると思いました。
わたくしもお供させていただきますね。
voice: vo_adv_1319001_044
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
ま、待って! 【chara 131911 face 3 (anger)】
もし危なそうなら……私たちも行くわ。
【chara 131911 face 4 (sad)】
パックも、大丈夫よね? 頑張れる?
voice: vo_adv_1319001_045
パック:
【chara 2612 face 6 (surprised)】
ボクは全然大丈夫だけど、リアの方こそ大丈夫?
ホロゥが怖いんなら……【chara 2612 face 1 (normal)】
って言っても聞かないか。
【chara 2612 face 6 (surprised)】
でも、無理そうだったら早めに言うんだよ?
voice: vo_adv_1319001_046
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
結構広い洞窟ね。
【chara 131911 face 4 (sad)】
薄暗いし、ほんのちょっとだけ怖くなってきたかも……
voice: vo_adv_1319001_047
コッコロ:
【chara 107612 face 3 (anger)】
お静かに……件の霊を見つけました。
voice: vo_adv_1319001_048
幽霊:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
う、うぅ……うぅぅ……
voice: vo_adv_1319001_049
エミリア:
【chara 131911 face 4 (sad)】
きゃあっ!
Choice: (5) 何か困っているの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1319001_050
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
帰りたい……家に、帰りたいの……
Choice: (6) 家はどこ?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1319001_051
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
わからない……
いつの間にか、ここに迷い込んで……
探して、帰らなきゃ……
Choice: (7) 僕に手伝えることはある?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1319001_052
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
手伝ってくれるの……?
ふふ、ありがとう……じゃあ……
voice: vo_adv_1319001_053
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
その体、私に貸して?
voice: vo_adv_1319001_054
パック:
【chara 2612 face 4 (sad)】
あちゃー、これはどうも友好的な感じじゃなさそうだね。
voice: vo_adv_1319001_055
コッコロ:
【chara 107611 face 4 (sad)】
やはり正気を失っているご様子ですね。【chara 107611 face 3 (anger)】
幽霊さま。
主さまに憑りつくのはおやめくださいっ……!
voice: vo_adv_1319001_056
コッコロ:
【chara 107611 face 6 (surprised)】
っ……攻撃が、通じない?
【chara 107611 face 3 (anger)】
主さま、お下がりください。ここは危険でございます。
voice: vo_adv_1319001_057
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
わわっ、どうすればいいのかしら!?
【chara 131911 face 4 (sad)】
とりあえず氷漬けにすれば止まってくれるかしら……【chara 131911 face 3 (anger)】
えい!
voice: vo_adv_1319001_058
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
ああぁぁ……体……
体を、よこせぇっ……!!
voice: vo_adv_1319001_059
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
初めてホロゥ相手に魔法を使ったけど、効かないみたい……!
voice: vo_adv_1319001_060
コッコロ:
【chara 107611 face 4 (sad)】
物理的な力では、あの霊を退けるのは
難しいかもしれません。
voice: vo_adv_1319001_061
コッコロ:
【chara 107611 face 4 (sad)】
加えて、強い望みがあの霊を現世に縛っている様子。
家に帰りたいという想いが、それほどまでに切実なのでしょう。
Choice: (8) くっ……体が……
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1319001_062
コッコロ:
【chara 107611 face 6 (surprised)】
主さまっ! 【chara 107611 face 4 (sad)】
まさか、あの悪霊に力を奪われて……?
【chara 107611 face 3 (anger)】
このままでは危険です、いったん退きましょう!
voice: vo_adv_1319001_063
パック:
【chara 2612 face 6 (surprised)】
ちょっと待って。
入口の方から別の気配を感じるよ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_064
エミリア:
【chara 107611 face 6 (surprised)】
【chara 131911 face 6 (surprised)】
これって……泉にいた精霊たち? まさかついてきちゃったの?
【chara 131911 face 4 (sad)】
ダメよ、ここは危ないもの!
voice: vo_adv_1319001_065
コッコロ:
【chara 107611 face 6 (surprised)】
いえ、そうではないようです。
精霊たちがまた、エミリアさまの周りに集まって……もしや、これは……
voice: vo_adv_1319001_066
コッコロ:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
【chara 107611 face 1 (normal)】
エミリアさま、集中を!
彼らの声を聞くことに、意識を向けてください!
voice: vo_adv_1319001_067
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
が、頑張ってみるけど……
【chara 131911 face 4 (sad)】
私、まだここの精霊たちとは上手にお話しできてなくて……
Choice: (9) エミリアちゃんを強化する!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1319001_068
エミリア:
【chara 131911 face 6 (surprised)】
これは……【chara 131911 face 1 (normal)】
そっか、これがあなたの力ね。
voice: vo_adv_1319001_069
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
すごい……精霊たちの言葉が、はっきりわかる……
【chara 131911 face 2 (joy)】
みんなと力を合わせてって言ってるわ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_070
エミリア:
【chara 131911 face 3 (anger)】
迷える子に……導きの光を……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_071
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
あぁ、まぶしい……
私、やっと……
voice: vo_adv_1319001_072
幽霊:
【chara 1 face 1 (normal)】
ありがとう……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1319001_073
コッコロ:
【chara 107612 face 1 (normal)】
あの霊は、無事に浄化されたようですね。
【chara 107612 face 2 (joy)】
あたりに立ち込めていた重い空気が、すっかり消えました。
voice: vo_adv_1319001_074
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
ええ、きっと大丈夫。
あの子はおうちに帰れたと思う。そんな気がするの。
voice: vo_adv_1319001_075
パック:
【chara 2612 face 6 (surprised)】
リア、そんなことがわかるの?
voice: vo_adv_1319001_076
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
さっきね、精霊たちの言葉と一緒に
あの子の心が伝わってきたの。
voice: vo_adv_1319001_077
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
故郷への道しるべを見失って、ずっと彷徨っていたけれど、
光についていけば大丈夫そうって……そう言ってた。
Choice: (10) よかった……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1319001_078
コッコロ:
【chara 107612 face 4 (sad)】
しかし主さま、今回は本当に危ない所でした。
エミリアさまがいなければどうなっていたことか。
voice: vo_adv_1319001_079
コッコロ:
【chara 107612 face 4 (sad)】
軽はずみな行動は、めっ、でございますよ。
voice: vo_adv_1319001_080
エミリア:
【chara 131911 face 2 (joy)】
でもなんとかなったんだし、あんまり怒らないであげてね。
【chara 131911 face 1 (normal)】
それに、ここの精霊たちと急にお話しできるようにしてくれたおかげで
あの子も助けてあげられたわ。
voice: vo_adv_1319001_081
コッコロ:
【chara 107612 face 2 (joy)】
おそらく精霊たちはエミリアさまの魔力を感じ、
協力してくれたのでしょう。
自分たちが協力すれば、あの霊を導けると。
voice: vo_adv_1319001_082
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
もしかしたら……
あの子と私が少し似た境遇なのが精霊たちにもわかったのかも。
voice: vo_adv_1319001_083
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
あの霊とエミリアさまが、ですか?
voice: vo_adv_1319001_084
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
そう。【chara 131911 face 6 (surprised)】
本来の居場所とは違うところに来ちゃって、
【chara 131911 face 1 (normal)】
本当はおうちに帰らないといけないのは同じだもの。
だから、あの子とも心を通わせることができたのかもしれないわ。
voice: vo_adv_1319001_085
パック:
【chara 107612 face 1 (normal)】
【chara 2612 face 2 (joy)】
こうやって夏を満喫してると、
時々忘れそうになっちゃうけどね~
voice: vo_adv_1319001_086
エミリア:
【chara 131911 face 4 (sad)】
もう、パックったら……忘れちゃダメじゃない。
【chara 131911 face 2 (joy)】
忘れないように頑張りながら夏を満喫しないと!
voice: vo_adv_1319001_087
コッコロ:
【chara 107612 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_1319001_088
エミリア:
【chara 131911 face 1 (normal)】
だって、この夏も、みんなと一緒の毎日も、
ずっと続くわけじゃないもの。
【chara 131911 face 2 (joy)】
一緒にいる時間は全力で楽しまないとって思うの。
voice: vo_adv_1319001_089
エミリア:
【chara 131911 face 2 (joy)】
だから、もうしばらくよろしくね。
『さまぁばけぇしょん』をもっともっと教えてほしいわ!
voice: vo_adv_1319001_090
コッコロ:
【chara 107612 face 2 (joy)】
分かりました、お任せください。
この世界の夏は、まだまだ味わい尽くせておりませんので。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
限られた時間だからこそ、大切に。
一行は残された夏の日々に想いを馳せるのだった。