ソノ 第1話
一人で錬金堂を切り盛りすることになったソノを手伝う{player}。子どもの姿ながらしっかりと店を切り盛りするソノは{player}の働きぶりに特製のコーヒーを淹れて労うのだった。
-------------- situation:
まったり省エネ錬金堂
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
朝の市場の活気が落ち着き、行き交う人々の足音もまばらになる頃。
路地裏に面したアルケス錬金堂の店先に、小さな影が佇んでいた。
voice: vo_adv_1325001_000
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
よいしょっ……と。
【chara 132512 face 1 (normal)】
ふぅ。
voice: vo_adv_1325001_001
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
さて、と。
そろそろ開店時間だけど……
Choice: (1) おはようございます。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1325001_002
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
お、来た来た。
時間ピッタリじゃん。
やるねえ～
voice: vo_adv_1325001_003
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
それじゃあ……アルケス錬金堂、開店で～す。
voice: vo_adv_1325001_004
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
ふう、君がきてくれて助かったよ。
【chara 132512 face 1 (normal)】
ルイちゃんは遠くに出張で、イロハも用心棒でついてったから、
今日は一人だったんだ～
voice: vo_adv_1325001_005
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
ということで今日は一日お手伝いよろしくお願いします。
あ、定時上がり厳守で残業ないから安心して。
……【chara 132512 face 6 (surprised)】
っと、お客さんだ。
voice: vo_adv_1325001_006
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
接客は慣れてるだろうけど、とりまお手本見せるわ。
【chara 132512 face 1 (normal)】
いくよ大人の接客術……
【chara 132512 face 2 (joy)】
はーい、いらっしゃいませ。
voice: vo_adv_1325001_007
客：
【chara 7911 face 2 (joy)】
あらあら、お嬢ちゃんお手伝いかい？
えらいねえ。
voice: vo_adv_1325001_008
ソノ：
【chara 132512 face 7 (special_a)】
えーっと……
【chara 132512 face 2 (joy)】
うん、そうだよー
お兄ちゃん、何が欲しいのか聞いてみてよ。
Choice: (2) ええと、今日はどうされました？
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1325001_009
客：
【chara 7911 face 4 (sad)】
そうそう。ウチの爺さんが腰を痛めてねえ。
【chara 7911 face 6 (surprised)】
何かいい薬はないかい？
Choice: (3) ありますよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1325001_010
客：
【chara 7911 face 2 (joy)】
ああ、よかった。【chara 7911 face 4 (sad)】
最近、村の近くに魔物がすみついてね。
それで、爺さんが年甲斐もなく追っ払ってやるってんで
昔使ってた槍を担いだらあのざまさ……
voice: vo_adv_1325001_011
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
え……魔物ですか。【chara 132512 face 4 (sad)】
それは怖いですね。
【chara 132512 face 2 (joy)】
じゃあこちらの魔物除けのアミュレットもご一緒にどうです？
ね、お兄ちゃん。
Choice: (4) おすすめです。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1325001_012
客：
【chara 7911 face 1 (normal)】
へえ、いいじゃないか。それももらおうかねえ。
【chara 7911 face 2 (joy)】
はー、それにしても本当にしっかりした子だねえ。
いい買い物ができたお礼に。ほれ。飴ちゃんあげよう。
voice: vo_adv_1325001_013
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
わーいありがとー！
voice: vo_adv_1325001_014
客：
【chara 7911 face 1 (normal)】
また来させてもらうよ。
voice: vo_adv_1325001_015
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
はーい、お待ちしてまーす。
……【chara 132512 face 1 (normal)】
と、まあこんな感じ。
Choice: (5) えらいえらい。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1325001_016
ソノ：
【chara 132512 face 4 (sad)】
いや、子どもじゃないんだからさ。
さっきの大人な販売術、見てたでしょ。
voice: vo_adv_1325001_017
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である。
【chara 132512 face 2 (joy)】
つまり、問題解決の方法を提示するのが、できる店員ってこと。
どう？ 参考になった？
Choice: (6) 話し方は子どもみたいだったけど……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1325001_018
ソノ：
【chara 132512 face 7 (special_a)】
あー、まあいちいち説明するのも大変だし？
【chara 132512 face 2 (joy)】
臨機応変ってやつ。
voice: vo_adv_1325001_019
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
ま、いいや。とりあえず次のお客が来るまではここの在庫を……【chara 132512 face 6 (surprised)】
あれ。
ああ、上か。
【chara 132512 face 1 (normal)】
ちょっち待ってね。踏み台踏み台……
Choice: (7) これですか？
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1325001_020
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
お、ありがと。
【chara 132512 face 1 (normal)】
こういう時は前の体の方がいいな。
【chara 132512 face 4 (sad)】
でも力ないから重いのはどっちみち無理か。
voice: vo_adv_1325001_021
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
やっぱ男の子がいてくれると助かるな。
ね、いっそレギュラーでバイトはいらない？
……【chara 132512 face 4 (sad)】
なんて無理か。【chara 132512 face 1 (normal)】
忙しいもんね。
voice: vo_adv_1325001_022
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
……ふう、品出しはこれでよしと。
【chara 132512 face 4 (sad)】
ってかやばいな……昨日大口の取引が決まって、
契約書やなんやらの事務作業がめっちゃ溜まってんだよね……
Choice: (8) 接客は任せてください。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1325001_023
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
え、マジ？ 【chara 132512 face 2 (joy)】
それすごい助かる。
それじゃ、お言葉に甘えてここ任せようかな。
よろしくね。
voice: vo_adv_1325001_024
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
それじゃあ……こっちも片づけちゃいますか。
voice: vo_adv_1325001_025
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
……ふう、こっちはこれでよし。
次は帳簿を……
Choice: (9) ソノさん。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1325001_026
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
んー？
Choice: (10) 上の棚の在庫は……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1325001_027
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
あーそれはねー、工房の入って左のとこの木箱。
【chara 132512 face 1 (normal)】
色が同じやつ並べといて。
voice: vo_adv_1325001_028
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
……ふふ。
voice: vo_adv_1325001_029
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
うん、適度に静かで、適度に音がするのって
癒されるし、なにより集中できるわ～……
voice: vo_adv_1325001_030
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
いつもみたいにイロハが騒いでルイちゃんが暴走してる
にぎやかなのも悪くはないけどさ。
voice: vo_adv_1325001_031
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
ああ……平和だ。
なんか、いつもの倍くらい効率良い気がする……
【chara 132512 face 1 (normal)】
ずっとこうなら苦労しないんだけどなあ。
voice: vo_adv_1325001_032
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
こんなふうに、彼と二人でまったりと……【chara 132512 face 6 (surprised)】
って。
voice: vo_adv_1325001_033
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
……ん、どした？
なんかあるなら呼んでくれたらよかったのに。
voice: vo_adv_1325001_034
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
ああ……お客さん途切れちゃってたか。
【chara 132512 face 4 (sad)】
ごめんごめん、気付かなかったよ。
voice: vo_adv_1325001_035
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
もうこんな時間か。
【chara 132512 face 2 (joy)】
うん、お客さんもいないし、ちょっと休憩しよっか。
【chara 132512 face 6 (surprised)】
飲み物、私と一緒でいいよね？
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1325001_036
ソノ：
【chara 132512 face 9 (special_c)】
はあ……癒される……
休憩中のコーヒーって神だ……
voice: vo_adv_1325001_037
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
はい、君にも。
砂糖とミルクはそこの使って。
voice: vo_adv_1325001_038
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
私はいいよ。いつもブラックだから。
……【chara 132512 face 4 (sad)】
って、なにその視線。
voice: vo_adv_1325001_039
ソノ：
【chara 132512 face 3 (anger)】
今、子どもなのにーとか思ったでしょ。
【chara 132512 face 4 (sad)】
いつも言ってるけど、こう見えてちゃんと大人だからね、私。
Choice: (11) 夜眠れなくなるよ？
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1325001_040
ソノ：
【chara 132512 face 4 (sad)】
や、それが子ども扱いだから。
【chara 132512 face 2 (joy)】
それにこれ、ルイちゃん特製ブレンドのローカフェイン。
うちのギルマス、バリスタもいけるな。
voice: vo_adv_1325001_041
ソノ：
【chara 132512 face 6 (surprised)】
あ、もしかしてイロハの体のこと心配してくれてたの？
【chara 132512 face 2 (joy)】
ふふっ、優しいんだ。
voice: vo_adv_1325001_042
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
そういうとこにも気を配れるなんてやるじゃん。
結構モテポイント高いよ。
voice: vo_adv_1325001_043
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
まあ、その辺は抜かりないわけよ。
【chara 132512 face 2 (joy)】
お姉さんの年の功、ってやつでね。
voice: vo_adv_1325001_044
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
だからさ、もうちょっと甘えてくれてもいいよ。
年下なんだからさ。
【chara 132512 face 6 (surprised)】
例えば～
voice: vo_adv_1325001_045
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
コーヒーにもうちょっと砂糖とミルクが欲しい時とか。ね。
……【chara 132512 face 1 (normal)】
さて、休憩終わり。
【chara 132512 face 2 (joy)】
定時まであと少し、頑張ろっか。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1325001_046
ソノ：
【chara 132512 face 1 (normal)】
……はい、お疲れ。
【chara 132512 face 2 (joy)】
今日もバッチリ定時厳守できたよ。
仕事が捗ったのは、君のおかげだね。
voice: vo_adv_1325001_047
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
ほんと助かったよ、ありがと。
……【chara 132512 face 6 (surprised)】
そうだ、よかったらご飯食べてく？
voice: vo_adv_1325001_048
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
一人で食べるの寂しいしさ。
【chara 132512 face 9 (special_c)】
若者よ、お姉さんに一杯付き合いたまえ。
Choice: (12) 子どもだからダメですよ。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1325001_049
ソノ：
【chara 132512 face 2 (joy)】
だいじょぶだいじょぶ。
子どもの体でも安心して楽しめるミルクがあるからさ♪
ほら、大人の夜は長い……
voice: vo_adv_1325001_050
ソノ：
【chara 132512 face 4 (sad)】
だふああ……っ。
voice: vo_adv_1325001_051
ソノ：
【chara 132512 face 4 (sad)】
……うう。子どもの体が睡眠を欲している……
まだ起きてたいのに……ふああ……んん。
……すう……すう。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
疲れて眠ってしまったソノを
優しくベッドに寝かせ、優しく頭をなでる
{player}であった。