グレイス 第2話
待ち合わせ場所で、グレイスの仕掛けたゾンビに驚かされる{player}。その薄いリアクションに憤るグレイスは幽霊の威信をかけ、あの手この手で{player}を驚かせようと奮闘する。
-------------- situation:
恐怖！ アグレッシブ幽霊
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}がジオ・ニヴルヘルを訪れてからしばらくして。
温泉調査のお礼がしたいというグレイスに呼ばれ、
{player}はある屋敷を訪れていた。
voice: vo_adv_1330002_000
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
お待たせして申し訳ないです、騎士氏。
voice: vo_adv_1330002_001
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
こっちです、後ろです。
さあ……振り返ってください。
Choice: (1) 振り返る。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1330002_002
ゾンビ１：
【chara 314 face 3 (anger)】
オ゛オ゛オ゛……ッ！！
Choice: (2) ……すみません、間違えました。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1330002_003
ゾンビ１：
【chara 314 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1330002_004
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
おやおや騎士氏。そっちじゃありません。左です。
【chara 133012 face 2 (joy)】
さあ、振り返ってください。
Choice: (3) 振り返る。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1330002_005
ゾンビ２：
【chara 917 face 3 (anger)】
ア゛ア゛ア゛……ッ！！
Choice: (4) グレイスさんどこですかー！？
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1330002_006
ゾンビ２：
【chara 917 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1330002_007
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……なんです、それ？
voice: vo_adv_1330002_008
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
今の冷めたリアクションはなんですかとお聞きしてるんです。
幽霊も風邪ひきそうなくらい冷たいリアクションでしたよ。
voice: vo_adv_1330002_009
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
貴方を精一杯驚かせ……【chara 133012 face 1 (normal)】
もとい。
おもてなししようと彼らに手伝ってもらったのに。
【chara 133012 face 4 (sad)】
見てください、ゾンビたちの悲しそうな顔を。
voice: vo_adv_1330002_010
ゾンビたち：
【chara 1 face 1 (normal)】
なんか、すみません……
voice: vo_adv_1330002_011
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
こちらに来てすぐの頃はゾンビにも驚いていたのに。
【chara 133012 face 4 (sad)】
もしかして騎士氏。もうゾンビに慣れちゃいました？
Choice: (5) まあ……はい。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1330002_012
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
なんと。
……騎士氏、ちょっと耐性つくの早すぎでは？
voice: vo_adv_1330002_013
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
ふう……こうなったら出しちゃいますか、とっておき。
【chara 133012 face 2 (joy)】
知り合いの吸血鬼に頼んで──
Choice: (6) 吸血鬼の知り合いはいますよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1330002_014
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……そうですか。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
幽霊に飽き足らず吸血鬼の知り合いまでいらっしゃるとは。
【chara 133012 face 1 (normal)】
あれですか。ヤバそーな奴は大体友達、ですか。
voice: vo_adv_1330002_015
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
そんなことはどうでもいいんです。
先程と同じですよ騎士氏。
知り合いがいたとしても、今の返答はいかがなものかと。
voice: vo_adv_1330002_016
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……いいですか？
【chara 133012 face 1 (normal)】
例えばです。
voice: vo_adv_1330002_017
グレイス：
【chara 133012 face 7 (special_a)】
「えへ☆ 初めてグリーンカレー作ったんだぁ♪ ぷう☆」
【chara 133012 face 1 (normal)】
と微笑む彼女に向かって【chara 133012 face 6 (surprised)】
「グリーンカレーのおいしいお店知ってるよ」
って言います？ 言いませんよね？ デリカシーです。デリカシー
Choice: (7) なんか、すみません……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1330002_018
グレイス：
【chara 133014 face 1 (normal)】
…………
……
Choice: (8) あれ？ グレイスさんがいない？
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1330002_019
グレイス：
【chara 133014 face 3 (anger)】
う ら め し や～
voice: vo_adv_1330002_020
グレイス：
【chara 133014 face 1 (normal)】
……ちら。
Choice: (9) あ。……う、うわあびっくりしたぁ！
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1330002_021
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……わぁ、棒……
「あ。」とか言ってるし。
voice: vo_adv_1330002_022
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
いえ、悪いのは私。
こんな低クオリティのうらめしやをかました私。
……それに、【chara 133012 face 2 (joy)】
フフ。燃えてきましたよ。
voice: vo_adv_1330002_023
グレイス：
【chara 133012 face 2 (joy)】
今日、ジオ・ニヴルヘルを案内する最中に。
私は貴方を驚かせてみせます。
voice: vo_adv_1330002_024
グレイス：
【chara 133012 face 2 (joy)】
貴方の心臓がドクンと脈打つほどの驚きを必ず。
ワンチャン心肺停止も狙う感じで。
【chara 133012 face 7 (special_a)】
覚悟していてくださいね。フフフフフ。
voice: vo_adv_1330002_025
グレイス：
【chara 133014 face 4 (sad)】
……ううっ。
しくしく……
voice: vo_adv_1330002_026
グレイス：
【chara 133014 face 4 (sad)】
一枚……二枚……三枚……
ううっ。
voice: vo_adv_1330002_027
グレイス：
【chara 133014 face 4 (sad)】
八枚……九枚……
あああ……っ。
voice: vo_adv_1330002_028
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
一枚たりないぃぃぃぃ～～……っ。
voice: vo_adv_1330002_029
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……ちら。
Choice: (10) わ、わああ～幽霊だ～！
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1330002_030
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
……まだまだ。
次です。
voice: vo_adv_1330002_031
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
私グレイスちゃん。
今、向こうにそり立つ岩場の影にいるの。
voice: vo_adv_1330002_032
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
私グレイスちゃん。
今、そこの砂丘の下にいるの。
voice: vo_adv_1330002_033
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
私グレイスちゃん。
………………今。
voice: vo_adv_1330002_034
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
あ な た の う し ろ に い る の。
voice: vo_adv_1330002_035
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……ちら。
Choice: (11) ひ、ひいい～怖いよ～！
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1330002_036
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
……次。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして{player}を驚かすことに
燃えるグレイスだったのだが──
voice: vo_adv_1330002_037
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
ぽぽ、ぽっぽっ……ぽぽぽ……
voice: vo_adv_1330002_038
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
…………
……
voice: vo_adv_1330002_039
グレイス：
【chara 133014 face 4 (sad)】
……スー
Choice: (12) 薄くならないでくださいっ！
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1330002_040
グレイス：
【chara 133014 face 4 (sad)】
だって、騎士氏が。ぐすん。
Choice: (13) ごめんなさい……
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1330002_041
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
わかってますよ。事前に驚かすって言っちゃってますもんね。
【chara 133012 face 4 (sad)】
事前に知ってたらそりゃ構えちゃいますよね。
驚けなくても仕方ありません。それに……
voice: vo_adv_1330002_042
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
そろそろ、ネタばらしです。
【chara 133012 face 1 (normal)】
こんな事をしたのには訳がありまして。
voice: vo_adv_1330002_043
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
実はですね。
本当は貴方を試していたんですよ、【chara 133012 face 1 (normal)】
騎士氏。
Choice: (14) 僕を試していた……？
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1330002_044
グレイス：
【chara 133012 face 2 (joy)】
ええ。
貴方の度胸を。
voice: vo_adv_1330002_045
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
貴方とは、今後共に戦うことになるでしょう。
そして時には、うちのプリンセスを守るため
ご助力いただくこともあるかもしれない。
voice: vo_adv_1330002_046
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
だから騎士氏。私には見極める必要があるんです。
貴方が信頼に足る人物かどうか。
voice: vo_adv_1330002_047
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……大事な人を守る時、怖気づいて二の足を踏むようでは、
共に戦うものとして命を預けられませんからね。
死んでますが。
voice: vo_adv_1330002_048
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
結果は……じゃかじゃん、【chara 133012 face 7 (special_a)】
合格です。
何事にも動じない貴方の度胸は信頼できます。
voice: vo_adv_1330002_049
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
よっ、この強心臓。心臓に毛生えまくり。
Choice: (15) そういう事だったんですか。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1330002_050
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
そうです。だから私は傷ついてませんよ。
貴方を驚かせられなくても問題なしです。ノーダメです。
voice: vo_adv_1330002_051
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
それに私、本気出してませんでしたから。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
おや？ まさかあれが私の全力だと思ってました？
そんなバカな。あんなものではありませんよ私のレイス力は。
voice: vo_adv_1330002_052
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
さて。ということで。
【chara 133012 face 2 (joy)】
見事合格した貴方には、ご褒美にこちらを差し上げます。
voice: vo_adv_1330002_053
グレイス：
【chara 133012 face 7 (special_a)】
はい。銀のグレイスちゃん。
Choice: (16) ……これは？
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1330002_054
グレイス：
【chara 133012 face 2 (joy)】
はい。
『銀のグレイスちゃん』を５枚集めると、
何かいいものがもらえます。
voice: vo_adv_1330002_055
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_1330002_056
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
時に騎士氏。一つお尋ねしますが、
私から何かもらえるとしたら何がうれしいですか？
Choice: (17) 何でもうれしいですよ。
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1330002_057
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
じゃあキスでも差し上げましょうか？
ほっぺじゃなく、ぶちゅっと。
Choice: (18) ええっ！！？
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_1330002_058
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
っ！！！
voice: vo_adv_1330002_059
グレイス：
【chara 133012 face 7 (special_a)】
フフ……フフフ。
voice: vo_adv_1330002_060
グレイス：
【chara 133012 face 7 (special_a)】
騎士氏、今驚かれましたね？
こんなに顔を真っ赤にしてドキッて。
voice: vo_adv_1330002_061
グレイス：
【chara 133012 face 7 (special_a)】
フフフ。
やった。
voice: vo_adv_1330002_062
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……っと。
【chara 133012 face 1 (normal)】
うれしさのあまりついガッツポーズが、失礼。
【chara 133012 face 2 (joy)】
ともかく、私の勝ちですね。
Choice: (19) あの……僕を試してたんじゃ？
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_1330002_063
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
ああ、嘘ですよ。
何ですか度胸を試すって。
voice: vo_adv_1330002_064
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
悔しかったのでちょっと強がっちゃいました。
本当は貴方を驚かせたかったに決まってるじゃないですか。
voice: vo_adv_1330002_065
グレイス：
【chara 133012 face 2 (joy)】
よし、今日はぐっすり眠れそうです。
【chara 133012 face 7 (special_a)】
では騎士氏、また。フフ。
voice: vo_adv_1330002_066
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1330002_067
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
しかし。
今の驚かせ方はレイスとしては微妙ですね。
恐怖の驚きではない訳ですし。
voice: vo_adv_1330002_068
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……ふむ。
voice: vo_adv_1330002_069
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
騎士氏。やはり今のはノーカンです。
【chara 133012 face 2 (joy)】
今度は真正面から驚かせてみせますよ。
【chara 133012 face 7 (special_a)】
レイス然とした真の恐怖で、ね。
voice: vo_adv_1330002_070
グレイス：
【chara 133012 face 7 (special_a)】
フフフ……
Choice: (20) ええ……
----- Tag 20 -----
voice: vo_adv_1330002_071
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
さて……どうやって驚かせますか。
ひとまず座学から？
【chara 133012 face 1 (normal)】
まずは怪談物語でも読んで一からレイスの何たるかを……
voice: vo_adv_1330002_072
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
【chara 133012 face 1 (normal)】
ごきげんよう、デュランおじい様。
voice: vo_adv_1330002_073
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
グレイス、今帰ったのか？
守護騎士のお前がヴァイオレット姫の元を離れ、
どこをほっつき歩いておったのだ？
voice: vo_adv_1330002_074
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
……噂では、騎士の少年と懇意にしているとか。
どうなんだグレイス？
voice: vo_adv_1330002_075
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
何をおっしゃいますやら。
【chara 133012 face 1 (normal)】
異国からの客人として丁重に扱っているだけですが。
voice: vo_adv_1330002_076
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
それだけか？
voice: vo_adv_1330002_077
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
何ですか、その奥歯にものが挟まったような言い方は。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
はっきり言ってはどうです？
【chara 133012 face 1 (normal)】
……おやすみません。奥歯はおろか顔面がありませんね。
voice: vo_adv_1330002_078
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
……ゴホン。
勘違いするでないぞ、グレイス。
voice: vo_adv_1330002_079
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
わしは祖父として、お前にいい人ができたのなら
それはとてもよろこばしいことだと思っているし、反対などしない。
しかし、お前は守護騎士だ。
voice: vo_adv_1330002_080
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
ヴァイオレット姫を守る。
その職責に影響を及ぼすようであれば、
浮ついた男女交際など断じて認める訳にはいかん。
voice: vo_adv_1330002_081
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
シャラップ。
首無しじじい。
voice: vo_adv_1330002_082
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
ええ……？
voice: vo_adv_1330002_083
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
お伝えした通り。彼は客人として丁重に扱っているだけです。
本日も姫の命でジオ・ニヴルヘルを案内したにすぎません。
voice: vo_adv_1330002_084
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
おじい様の考えているようなことは
ありませんので、ご心配なく。
voice: vo_adv_1330002_085
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
そ、その割には帰った時のお前の表情。
艶っぽく頬が赤らんでいたように見えたが……？
voice: vo_adv_1330002_086
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
……は？
voice: vo_adv_1330002_087
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
ひいっ！？
voice: vo_adv_1330002_088
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
そんなものは気のせい。見間違いです。
【chara 133012 face 1 (normal)】
まあそもそも、おじい様には目が──
voice: vo_adv_1330002_089
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
目がないけどね！！
フハハ、お前に言われる前に言ってやったわ。
voice: vo_adv_1330002_090
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
っち。
voice: vo_adv_1330002_091
デュラン：
【chara 52612 face 1 (normal)】
……舌打ち！？
voice: vo_adv_1330002_092
グレイス：
【chara 133012 face 3 (anger)】
おじい様。つまらない冗談はおやめに。
失礼します。
voice: vo_adv_1330002_093
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……頬が赤らんでいる？ 【chara 133012 face 1 (normal)】
そんなこと、ありえない。
だって私は死んでるので。
【chara 133012 face 3 (anger)】
血の通っていない顔が赤くなるなんて、バカげてる。
voice: vo_adv_1330002_094
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
……はず、なのに……
voice: vo_adv_1330002_095
グレイス：
【chara 133012 face 5 (shy)】
時々、感じることがある。
失くしたはずの、鼓動する感覚を。
動かないはずの心臓が……ドクンと。
voice: vo_adv_1330002_096
グレイス：
【chara 133012 face 5 (shy)】
騎士氏の……
voice: vo_adv_1330002_097
グレイス：
【chara 133012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1330002_098
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
くだらない心霊現象ね。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ありえない現象にぶるると肩を震わせ、
グレイスは自室へと消えていった──