ヴァイオレット 第4話
{player}は夢の中で菫という少女を助ける。自分は死者だと話す彼女だったが、自身が生きていると気がつき心から喜ぶ。その姿は目覚めた後も、普通の少女と変わらないように見えるのだった。
-------------- situation:
たまきはる世に
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ランドソルでの公務が終わり、ヴァイオレット姫が
ジオ・ニヴルヘルへ戻った日。
{player}は彼女から、労をねぎらう茶会に招かれていた。
voice: vo_adv_1331004_000
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 1 (normal)】
あらためてになりますが、騎士様。
ランドソルを案内していただいただけでなく……
巨鯨城まで送り届けてくださり、本当にありがとうございました。
voice: vo_adv_1331004_001
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 2 (joy)】
騎士様の世界は、話に聞いていた以上の、すばらしい場所でしたわ。
人々は活気と生命力に溢れ、草木は青々として瑞々しく……
それに猫たちも、とても愛らしくて……
ブルッブ：
【chara 133118 face 1 (normal)】
──ばうばう！
voice: vo_adv_1331004_002
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
あっ。
【chara 133111 face 1 (normal)】
ごめんなさいね、ブルッブ。
ユックもヴシュヴーズルも、やきもちを焼かないで。
Choice: (1) 仲が良いんだね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1331004_003
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 2 (joy)】
……ふふっ。
３匹とも、とても良い子なのですよ。
【chara 133111 face 1 (normal)】
それにわたくし、動物の霊に好かれるようで……
voice: vo_adv_1331004_004
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
──あら？
なんでしょうか、この光は。
voice: vo_adv_1331004_005
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
ジオ・ニヴルヘルに、このような光が差すなんて。
まるでランドソルのような……【chara 133111 face 4 (sad)】
いえ。
そもそもここは、城の中では──……
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
──ある日。
商店街へ買い物に来た{player}は、
往来に人だかりができているのを発見した。
voice: vo_adv_1331004_006
警官：
【chara 1 face 1 (normal)】
……あー、君。
もう一度聞くけれど……
Choice: (2) 女の子が、事情聴取されてる……？
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1331004_007
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『その……大変申し訳ありません。
わたくしも、何故このような見知らぬ土地にいるのか
まるでわからず……』
voice: vo_adv_1331004_008
警官：
【chara 1 face 1 (normal)】
うーん、迷子かぁ。
困ったね。
mimi持ってるみたいだけど、それで知り合いに連絡とかできないの？
voice: vo_adv_1331004_009
？？？：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『み、耳？
【chara 133131 face 4 (sad)】
良くわかりませんが、知り合いは──』
voice: vo_adv_1331004_010
？？？：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……！
騎士様っ……！？』
voice: vo_adv_1331004_011
？？？：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『そちらにいらっしゃるのは、騎士様ではありませんかっ？
【chara 133131 face 4 (sad)】
服装は異なるようですが、【chara 133131 face 6 (surprised)】
そのお顔は間違いなく……！』
Choice: (3) えっ！？
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1331004_012
警官：
【chara 1 face 1 (normal)】
なんだ、友達が一緒だったのかい？
voice: vo_adv_1331004_013
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『友達……その……』
voice: vo_adv_1331004_014
？？？：
【chara 133131 face 1 (normal)】
『……はい。
騎士様さえ、よろしければ……』
voice: vo_adv_1331004_015
警官：
【chara 1 face 1 (normal)】
ったく人騒がせな。
キミも友達なら、女の子を知らない街で一人きりにしちゃダメだぞ。
Choice: (4) えっと……知り合いだったっけ？
Choice: (5) どうしてそんな格好を？
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1331004_016
？？？：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……！
【chara 133131 face 4 (sad)】
そんな……』
voice: vo_adv_1331004_017
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『……やはり、騎士様も
ご記憶が薄らいでいらっしゃるのでしょうか……？
わたくしも頭の中に、深い霧がかかったようで……』
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1331004_018
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『それが……頭の中に、深い霧がかかったようで。
自分でも、わからないのです。
この姿だけでなく、ここがどこなのか……わたくしが、何者なのか……』
voice: vo_adv_1331004_019
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『唯一、騎士様のことだけは親しい方と
お顔を見てすぐに確信を抱けたのですが……』
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1331004_020
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『正直、わからないことしかありませんが……
【chara 133131 face 1 (normal)】
こうして騎士様に巡り合えたのは、不幸中の幸いですわ。
【chara 133131 face 4 (sad)】
このまま異世界で一人きり、朽ち果ててしまうのかと……』
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
商店街の人達からの、怪訝な視線を感じる……
Choice: (7) とりあえず、ここを離れよう。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1331004_021
？？？：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『は、はい。
【chara 133131 face 4 (sad)】
……申し訳ありません、緩やかめの歩調でお願いできますでしょうか？
この装束ですと、歩くのがとても難しくて……』
voice: vo_adv_1331004_022
？？？：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『ふぅ……』
Choice: (8) 記憶喪失みたいだけど……
----- Tag 8 -----
Choice: (9) それじゃあ、名前も分からないの？
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1331004_023
？？？：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『名前……
わたくしの、名前は……そう……』
voice: vo_adv_1331004_024
菫：
【chara 133131 face 1 (normal)】
『……菫、と申します。
【chara 133131 face 6 (surprised)】
たしか、そう呼ばれていたはず……』
voice: vo_adv_1331004_025
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『……でも、誰に……』
Choice: (10) じゃあ、苗字は分かる？
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1331004_026
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……苗字？
【chara 133131 face 4 (sad)】
ええと……氏族を呼び表す呼称、でしょうか？
……思い出せません……』
voice: vo_adv_1331004_027
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『他には……
わたくしのことで、思い出せるのは……』
voice: vo_adv_1331004_028
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『…………
暗い曇り空……降りしきる灰……稲の枯れた、冷たい土……
……飢えた人々……、……神々の怒り……』
voice: vo_adv_1331004_029
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『──……』
voice: vo_adv_1331004_030
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『わたくしは……そうです。
【chara 133131 face 4 (sad)】
すでに、死んでいる身なのです……』
voice: vo_adv_1331004_031
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『……あのとき。
凍るような海へ、己を捧げて……』
voice: vo_adv_1331004_032
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『…………』
Choice: (11) 菫さん……
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1331004_033
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『一体……わたくしはこれから、どうすれば良いのでしょうか。
自身の素性すらわからず、雨風をしのぐ宿も無く……』
Choice: (12) 僕がついてますから。
Choice: (13) うちに来ます？
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1331004_034
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……騎士様……
【chara 133131 face 1 (normal)】
騎士様は、どのような世界でも変わらずお優しいのですね。
【chara 133131 face 4 (sad)】
……ですが……』
Jump to tag 14
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1331004_035
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『えっ……！？
【chara 133131 face 4 (sad)】
そ、それは願ってもないことですが……
……ですが……』
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1331004_036
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『屍人であるわたくしは……
騎士様から情けをかけていただく資格など……ありませんわ』
voice: vo_adv_1331004_037
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『いくらお慕いしているとしても……
この心臓の止まった冷たい身体では、騎士様の隣に並ぶことは……』
Choice: (15) …………
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1331004_038
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『……』
Choice: (16) ……お茶でも飲んで、一息つこう。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1331004_039
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『えっ……？
騎士様が大きな箱に触れたら
液体の入った、瓶のようなものが出てきましたが……』
Choice: (17) ペットボトルのお茶だよ。
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1331004_040
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『あ……ありがとうございます。
……ぺっと、ぼとる……？』
voice: vo_adv_1331004_041
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……不思議です。
この瓶……すごく薄くて、透明で。
しかも、火も使わずに温かいなんて……』
voice: vo_adv_1331004_042
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……あの、騎士様。
このお茶は、どのようにしていただけば……？』
Choice: (18) 蓋を開けるから、貸してみて？
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_1331004_043
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『はい……、【chara 133131 face 6 (surprised)】
──っ！？』
voice: vo_adv_1331004_044
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
手袋なしで、騎士様の肌が触れっ……
voice: vo_adv_1331004_045
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『あっ……！』
Choice: (19) 急いで拾う！
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_1331004_046
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『──っ！？』
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
同時にペットボトルを拾おうとした
{player}と菫は、もつれあうように転んでしまった。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1331004_047
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
『……も、申し訳ありません騎士様……
裾を、踏んでしまったようで……、【chara 133131 face 6 (surprised)】
……？』
voice: vo_adv_1331004_048
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
あ、あぁっ……？
【chara 133131 face 4 (sad)】
き、騎士様が、これほどまでに近くに……っ。
voice: vo_adv_1331004_049
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
いえ……！
【chara 133131 face 6 (surprised)】
騎士様のお顔が、わたくしに触れてっ……！？
voice: vo_adv_1331004_050
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『し、失礼いたしました……！
すぐに離れますので──……【chara 133131 face 4 (sad)】
きゃっ！』
voice: vo_adv_1331004_051
菫：
【chara 133131 face 4 (sad)】
裾が、絡んでっ……
より、密着を……！
【chara 133131 face 6 (surprised)】
早く身体をどけなくては、騎士様が窒息なさってしまいます……！
Choice: (20) ……る……
----- Tag 20 -----
voice: vo_adv_1331004_052
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『っ……！
【chara 133131 face 4 (sad)】
騎士様、いますぐに……』
Choice: (21) 心臓の音が聞こえる……
----- Tag 21 -----
voice: vo_adv_1331004_053
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『え──……』
voice: vo_adv_1331004_054
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『わ、わたくしは……屍人のはず。
【chara 133131 face 4 (sad)】
心臓など、動いている、はずが……
【chara 133131 face 6 (surprised)】
……はずが……』
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1331004_055
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……動いて……、います、ね……』
voice: vo_adv_1331004_056
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『……！
【chara 133131 face 3 (anger)】
つまり、今……わたくしは、生きているっ？
本当に……！？』
voice: vo_adv_1331004_057
菫：
【chara 133131 face 6 (surprised)】
『胸が高鳴り……
【chara 133131 face 1 (normal)】
頬は、熱を帯びています……！
【chara 133131 face 2 (joy)】
ああ、なんと喜ばしいのでしょう……！』
雀たち：
【chara 3 face 1 (normal)】
──ちゅんちゅん！
猫たち：
【chara 3 face 1 (normal)】
──にゃーにゃー！
Choice: (22) 動物が集まってきて、踊ってる……！？
----- Tag 22 -----
--- Switch scene ---
Choice: (23) しかも、花まで咲き始めた……！？
----- Tag 23 -----
voice: vo_adv_1331004_058
菫：
【chara 133131 face 2 (joy)】
『ふふっ。
動物たちや草花が、わたくしを祝福してくれておりますわ。
どうもありがとう♪』
voice: vo_adv_1331004_059
菫：
【chara 133131 face 2 (joy)】
『……ええ。
わたくしは今、本当にうれしいのです。
もしこれが、夢だとしても──』
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1331004_060
菫：
【chara 133131 face 2 (joy)】
『騎士様と同じ刻を、こうして生きているのですから……！
今のわたくしならば、騎士様に温もりを伝えることもっ──』
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
Choice: (24) …………？
----- Tag 24 -----
voice: vo_adv_1331004_061
ティア：
【chara 1 face 1 (normal)】
…………………………………………
Choice: (25) ……ティア？
----- Tag 25 -----
voice: vo_adv_1331004_062
ティア：
【chara 193211 face 4 (sad)】
……金髪天使のアレとかさ。
メタルなスライムのアレとかさ。
あーゆーガチもん人外に比べりゃマシだと思ったのよ今回は。
voice: vo_adv_1331004_063
ティア：
【chara 193211 face 4 (sad)】
……まぁなんか、いつの生まれかもわかんないくらい情報古いし。
本人だって記憶掠れてほぼ無くなってるみたいだしで
怪しいっちゃ怪しかったけど……でも人間なのは間違いねーし……
voice: vo_adv_1331004_064
ティア：
【chara 193211 face 3 (anger)】
……って思ってた時期が、あたしにもあったんだけどさ……
voice: vo_adv_1331004_065
ティア：
【chara 193211 face 6 (surprised)】
なにあれ。
【chara 193211 face 4 (sad)】
いやマジ。
古いとかそんなもんじゃないし……【chara 193211 face 6 (surprised)】
千年とか？ 二千年とか？ もっと？
voice: vo_adv_1331004_066
ティア：
【chara 193211 face 3 (anger)】
それに最後のほう……なんか、起きちゃダメな現象起きてたでしょ。
【chara 193211 face 4 (sad)】
あんなん『現実』のエミュじゃありえねーし。
あたしビビッて夢止めちったんだが……
voice: vo_adv_1331004_067
ティア：
【chara 193211 face 4 (sad)】
……【chara 193211 face 3 (anger)】
園上矛依未や流魅空とかみたいな、
世界のバグ──超能力者ってワケじゃないけど。
う～ん……
voice: vo_adv_1331004_068
ティア：
【chara 193211 face 3 (anger)】
……わからん。
【chara 193211 face 4 (sad)】
わからんけど……
voice: vo_adv_1331004_069
ティア：
【chara 193211 face 4 (sad)】
巫女さんとか、神官とか……
【chara 193211 face 6 (surprised)】
そういうののオリジナル？ みたいなやつかも……？
【chara 193211 face 4 (sad)】
なんか、ミラクル的な……
voice: vo_adv_1331004_070
ティア：
【chara 193211 face 6 (surprised)】
そーゆー巫女さんが生きたまま、生娘のまま生贄にされたんだとして……
【chara 193211 face 4 (sad)】
そもそもそんなトンデモが、どうしてLoAに……
う～んう～ん……
voice: vo_adv_1331004_071
ティア：
【chara 193211 face 6 (surprised)】
あ。
ヴァイオレット姫には、菫みたいなヘンな能力残ってねーっぽいわ。
ここまでくると、生まれ直し的なもんかもね。ほーちゃんじゃないけど。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1331004_072
ティア：
【chara 193211 face 4 (sad)】
……にしても。
動物とかに好かれるのって、なんか……
voice: vo_adv_1331004_073
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 2 (joy)】
…………
きし、さま……
voice: vo_adv_1331004_074
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 2 (joy)】
……温もり……伝え……
【chara 133111 face 6 (surprised)】
──……？
Choice: (26) ぅ～ん……
----- Tag 26 -----
voice: vo_adv_1331004_075
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 2 (joy)】
……、【chara 133111 face 6 (surprised)】
……！？
voice: vo_adv_1331004_076
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
わたくしは、いつの間に寝てしまって……
【chara 133111 face 4 (sad)】
それも、なぜ騎士様にもたれかかっているのでしょうか……！？
voice: vo_adv_1331004_077
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 7 (special_a)】
し、しかも……
騎士様の首元が、すぐ目の前に……！
voice: vo_adv_1331004_078
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1331004_079
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
もし……
voice: vo_adv_1331004_080
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
もしこのまま、騎士様の首元に口づけをしてしまったら……
騎士様も、ゾンビになってしまったり……するのでしょうか？
【chara 133111 face 4 (sad)】
そう、このまま……
voice: vo_adv_1331004_081
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
かぷっ、と……
voice: vo_adv_1331004_082
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
そう、かぷっと──
voice: vo_adv_1331004_083
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
かぷかぷっと──
Choice: (27) ……ヴァイオレットさん、上……
----- Tag 27 -----
voice: vo_adv_1331004_084
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
……えっ？
voice: vo_adv_1331004_085
グレイス：
【chara 133014 face 6 (surprised)】
あ。
ども。
voice: vo_adv_1331004_086
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
グレイス！？
【chara 133111 face 4 (sad)】
ど、どうして……！
voice: vo_adv_1331004_087
グレイス：
【chara 133012 face 1 (normal)】
それはこちらの台詞です姫。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
どうして騎士氏を押し倒し、口づけを迫っていたのですか？
voice: vo_adv_1331004_088
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
そっ、それは……！
【chara 133111 face 4 (sad)】
口づけなど……
決してそのようなことは、しておりませんわ……！
voice: vo_adv_1331004_089
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
では──やはり、噛みつき攻撃を？
スケコマシな騎士氏をかぷっとしてちゅーっとしてゾンビの同士に？
【chara 133012 face 7 (special_a)】
まぁ、大胆。姫ったら。
voice: vo_adv_1331004_090
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 4 (sad)】
～～～っ！
【chara 133111 face 3 (anger)】
グレイス、もうっ……！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
霊体化して逃げようとするグレイスを追うヴァイオレットの表情は、
どこにでもいる少女のものと何も変わらないように見えるのだった──
