モニカ（ニューイヤー） 第1話
消えた福の神の像を探すモニカたちは、一人の老人と行動を共にするうちに何度も強運に恵まれる。老人に無尽の幸福が欲しいかと問われるもモニカたちはこれを断る。老人は満足そうに像を残して消える。
-------------- situation:
幸福の行方
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ジオ・ゲヘナとランドソル両国にまたがる
蛇絡みの騒動を治めたモニカたちは、
少し遅めの正月休みを満喫していた。そして──
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
モニカはメドゥーサと共に、
{player}との待ち合わせに急いでいた。
voice: vo_adv_1332001_000
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
やれやれ、この私が遅刻とは……
【chara 133212 face 3 (anger)】
メドゥーサが屋台のくじなんかにハマるからだぞ。
voice: vo_adv_1332001_001
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
だ、だってあのまま引き下がるなんて悔しいじゃない！
【chara 133612 face 4 (sad)】
もうちょっとで、一等のなんとかちゃん人形とれたはずなんだから！
voice: vo_adv_1332001_002
メドゥーサ：
【chara 133612 face 1 (normal)】
まあ、結局上位の賞は当たんなかったけど。
【chara 133612 face 2 (joy)】
アイツにおみやげはできたから
遅れた分はこれで手を打ってもらうわよ。
voice: vo_adv_1332001_003
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
大量の残念賞を押し付けようとするんじゃない。
【chara 133212 face 6 (surprised)】
ていうかそれは何だ？ 石ころか……？
【chara 133212 face 1 (normal)】
っと、待ち合わせ場所はこの辺りだったはず……【chara 133212 face 2 (joy)】
お、いたぞ。
voice: vo_adv_1332001_004
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
あれ、でもミーアもいるわよ？
【chara 133612 face 4 (sad)】
なんか困り顔で頭下げてるけど……
voice: vo_adv_1332001_005
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
ほんっとうに、本当に申し訳ないんですが、
お力を貸していただけませんか～
voice: vo_adv_1332001_006
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
すまない、貴公。少々遅れてしまった。
voice: vo_adv_1332001_007
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
はいこれ、遅れたお詫び。
【chara 133612 face 8 (special_b)】
遠慮しなくていいわよ、全部持ってきなさい！
Choice: (1) ありがとう！
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1332001_008
ミーア：
【chara 51611 face 6 (surprised)】
モ、モニカさん、それにメドゥーサさんも……
voice: vo_adv_1332001_009
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
困るな、ミーア。そいつは休暇中だぞ。
【chara 133212 face 1 (normal)】
これ以上こいつの正月を潰すのは感心しないな。
voice: vo_adv_1332001_010
ミーア：
【chara 51611 face 6 (surprised)】
モ、モニカさん……！ 【chara 51611 face 4 (sad)】
うぅ……はい、ごもっともです……
ですが、これはランドソルとの国交にも関わる重要な、
そして公にはできないことなんです～
voice: vo_adv_1332001_011
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
なっ！ それは穏やかじゃないな。さすがにこれは捨て置けないか……
【chara 133212 face 1 (normal)】
とりあえず事情を聞こうか。
voice: vo_adv_1332001_012
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
うぅ～、恩に着ますぅ……【chara 51611 face 6 (surprised)】
みなさん、広場にランドソルからお借りした
『福の神の像』が展示されているのはご存じ、ですよね？
voice: vo_adv_1332001_013
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
ああ、なんかあったわね。みんなありがたそうに拝んでたけど。
【chara 133612 face 4 (sad)】
……ねえ、もしかして。
voice: vo_adv_1332001_014
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
……はい。今朝がた、像が忽然と姿を消してしまったのです～
voice: vo_adv_1332001_015
モニカ：
【chara 133212 face 8 (special_b)】
いや、それはありえない！ 像は頑丈なケースに入れられ、
周囲を魔法でガードされている。
さらに人気のない夜間でも警備員が見張っていたはずだ。
voice: vo_adv_1332001_016
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
そうなんです、だから困ってるんです～
【chara 51611 face 6 (surprised)】
絶対に誰も盗み出せない状況での消失事件なんですよ。
voice: vo_adv_1332001_017
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
早朝の見物人がいない状況なのが幸いして、
一般の方々にはまだ知られてはいませんが、
いつまでも秘密にはしておけません。
voice: vo_adv_1332001_018
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
なによりランドソルからの大事な借り物を紛失したとあっては、
今後の両国との関係にも大きく響いてしまいます～
Choice: (2) 助けてあげよう！
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1332001_019
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
貴公……【chara 133212 face 1 (normal)】
分かった、私も手伝おう。
せっかくここまで盛り上がった交流祭を、
こんなことで不意にしたくはないからな。
voice: vo_adv_1332001_020
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
それに早急に解決して、こいつにしっかりと正月休みを
取らせなくてはいけないからな。全く、骨が折れるな。
voice: vo_adv_1332001_021
メドゥーサ：
【chara 133612 face 1 (normal)】
仕方ないわね。【chara 133612 face 2 (joy)】
アタシも協力してあげるわ。
【chara 133612 face 7 (special_a)】
メドゥシアナに乗ったつもりで安心してよね！
voice: vo_adv_1332001_022
メドゥーサ：
【chara 133612 face 1 (normal)】
誰にも気付かれずに像を盗み出すなんて普通じゃないわ。
【chara 133612 face 6 (surprised)】
もしかしたらお姉ちゃんたちがいなくなったことに関係あるかも。
【chara 133612 face 1 (normal)】
ついでにお姉ちゃんの手がかりも探しちゃおっと。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
様々な思惑を抱えつつも、一行は福の神の像の捜索に当たるのだった。
voice: vo_adv_1332001_023
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
さて、実際に現場を見にきたわけだが……
ケースは壊されていないし、魔法のセンサーも異常なし。
四方から警備員が監視しており、【chara 133212 face 6 (surprised)】
警備体制に不備はないようだ。
voice: vo_adv_1332001_024
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
むむぅ、ここから一体どうやって盗み出したというのか……
voice: vo_adv_1332001_025
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
ふふん、まだ分かんないのモニカ？
【chara 133612 face 1 (normal)】
犯人はね、空のケースと入れ替えたのよ！
voice: vo_adv_1332001_026
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
いや、それは不可能だ。
ケースに触れた瞬間に防犯魔法が発動するのだぞ？
voice: vo_adv_1332001_027
メドゥーサ：
【chara 133612 face 1 (normal)】
甘いわね。たしかにケースに触れれば魔法が発動するわ。
【chara 133612 face 3 (anger)】
でも、台座ごとならどう？ 犯人は外から地面を掘り進んで、
地中から台座ごとすり替えたのよ！
Choice: (3) 名推理だよメドゥーサちゃん！
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1332001_028
メドゥーサ：
【chara 133612 face 7 (special_a)】
でしょでしょ？ 【chara 133612 face 2 (joy)】
そしてそんなことができるのは──
【chara 133612 face 3 (anger)】
モグラの妖魔人だけよ！
voice: vo_adv_1332001_029
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
……いや、百歩譲って外から掘り進んだとしても、
台座の下に掘った跡があるはずだが、【chara 133212 face 4 (sad)】
見たところそんなものはないぞ？
voice: vo_adv_1332001_030
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
し、【chara 133612 face 3 (anger)】
知らないわよ！ そんなの犯人に聞けばいいのよ！
voice: vo_adv_1332001_031
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
やれやれ……【chara 133212 face 1 (normal)】
だが、地面に注目したのは悪くないな。
見てみろ。
voice: vo_adv_1332001_032
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
これって、足跡と……杖の跡？
【chara 133612 face 4 (sad)】
でも観光客がたくさん来てるんだし、別に怪しくはなくない？
voice: vo_adv_1332001_033
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
よく見るんだ。そこは観光客が入れないエリア、
それに足跡は像から外へと向かっている。
観光客ではありえない挙動だ。
voice: vo_adv_1332001_034
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
待ってよ、じゃあこの人は一体どこから来たのよ？
voice: vo_adv_1332001_035
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
さあな。それがこの事件の一番の謎だからな。
【chara 133212 face 1 (normal)】
だがこれは重要な手がかりだ、まずはこの足跡を追ってみるとしよう。
voice: vo_adv_1332001_036
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
杖の跡ってことはお年寄りかしら？
【chara 133612 face 2 (joy)】
意外とすぐに見つかったりして。
voice: vo_adv_1332001_037
メドゥーサ：
【chara 133612 face 4 (sad)】
──って、思ってたけど甘かったわ。
この人混みで足跡なんかもう消えちゃってるし、
お年寄りもいっぱいいるし、捜査ってこんな大変なのね……
voice: vo_adv_1332001_038
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
たしかに一人一人当たっていては時間がかかりすぎる。
目星をつけて聞き込みをすべきだが、さてどうしたものか……
【chara 133212 face 6 (surprised)】
って、貴公、どこへ行くのだ？
Choice: (4) 何かお困りですか？
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1332001_039
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
ちょっとモニカ、【chara 133612 face 4 (sad)】
アイツおじいちゃんに声かけてるわよ？
voice: vo_adv_1332001_040
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
杖をついた老人か。一応捜査対象には当てはまるが……
【chara 133212 face 1 (normal)】
仕方ない、我々も行こう。
voice: vo_adv_1332001_041
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
ご老公、我々はこの祭りの関係者だ。
困ったことがあれば遠慮なく申し付けてほしい。
voice: vo_adv_1332001_042
老人：
【chara 511 face 6 (surprised)】
ん？ 【chara 511 face 2 (joy)】
ああ、これはこれは、親切な若者たちじゃな。
いやあ、楽しそうな空気に誘われて外に出てみたのだが、
あまりの人出に圧倒されてしまってのう。
voice: vo_adv_1332001_043
老人：
【chara 511 face 6 (surprised)】
不慣れな場所で一人というのは少々心細くてな、
【chara 511 face 2 (joy)】
もしよければ案内をしてもらえんじゃろうか？
voice: vo_adv_1332001_044
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
なるほど、そういうことだったか。
【chara 133212 face 1 (normal)】
それならば我々がお供させていただこう。
voice: vo_adv_1332001_045
メドゥーサ：
【chara 133612 face 4 (sad)】
ちょっとモニカ、いいの？ そんな安請け合いして。
【chara 133612 face 6 (surprised)】
アタシたち像を捜さなきゃいけないのよ？
voice: vo_adv_1332001_046
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
もちろん忘れてはいないぞ。【chara 133212 face 1 (normal)】
ただ、あいつはきっと
何かに気付いたんだ。だから老人に声をかけた。
【chara 133212 face 2 (joy)】
そうだろう？ 貴公。
Choice: (5) ？？ ……うん！
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1332001_047
メドゥーサ：
【chara 133612 face 4 (sad)】
ねえ、今すごく不安な間があったんだけど……
voice: vo_adv_1332001_048
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほほ、すまないねお若いの。
なにぶん世俗に不慣れなものでな、本当に助かるわい。
voice: vo_adv_1332001_049
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
世俗に不慣れ？ 奇異なことを言うな。
【chara 133212 face 4 (sad)】
それなりにお年をめした人の言葉とは思えないが。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうしてモニカたちは老人と共に祭りを見て回ることになった。
voice: vo_adv_1332001_050
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
さてご老公、どこか見たいところはあるか？
voice: vo_adv_1332001_051
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほ、ワシはどこでも構わんよ。
アンタたちが楽しんでいるところが見れれば、それでよいからな。
voice: vo_adv_1332001_052
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
それならまずはあの屋台でフルーツ飴を買うべきね。
あれがあるとないとじゃテンションが大違いなんだから。
voice: vo_adv_1332001_053
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
其方が食べたいだけだろうに……【chara 133212 face 1 (normal)】
まあいいだろう。
大将、４つもらおうか。
voice: vo_adv_1332001_054
フルーツ飴屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
まいど！ お、これはまたかわいいお客さんが来たもんだ。
出血大サービスだ、おまけでこいつも持ってきな！
voice: vo_adv_1332001_055
モニカ：
【chara 133212 face 2 (joy)】
おお！ これはありがたい。感謝するぞ、大将。
voice: vo_adv_1332001_056
メドゥーサ：
【chara 133612 face 8 (special_b)】
ふふん、アタシのびぼーのおかげね。
【chara 133612 face 2 (joy)】
はい、これはアンタたちの分。しっかり感謝するのよ。
voice: vo_adv_1332001_057
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほほ、これはこれはありがたい。
【chara 511 face 6 (surprised)】
どうじゃ、次はあの射的なんぞやってみては。
voice: vo_adv_1332001_058
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
射的？ アタシやってみたいわ！
【chara 133612 face 6 (surprised)】
この銃であの景品を撃ち落とせばいいのね？
voice: vo_adv_1332001_059
射的屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
おうよ。落とした景品はその場でお持ち帰りできるぞ。
よーく狙って撃ってくんな！
voice: vo_adv_1332001_060
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
よーし、狙うはもちろんあの一番大きなヤツよ！
【chara 133612 face 8 (special_b)】
見てなさい、一発で落としてやるんだから。
voice: vo_adv_1332001_061
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
いや、あれは重すぎてコルク銃程度ではまず落とせないのだが……
【chara 133212 face 4 (sad)】
まあ指摘するのも野暮だろうな。
voice: vo_adv_1332001_062
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほ、お主たちはツキがあるようだから、
何があるか分からんぞ。
voice: vo_adv_1332001_063
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
ご老公……【chara 133212 face 4 (sad)】
それはそうだが難しいと思うぞ。
voice: vo_adv_1332001_064
射的屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
くくく、またジオ・ゲヘナのカモが来たぞ。
景品こそ本物だが、あれはいわば客寄せの飾り、
いくら狙ったところで落とせるわけがねえ──
voice: vo_adv_1332001_065
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
あ、落ちた！ 【chara 133612 face 7 (special_a)】
やったやったー！
【chara 133612 face 2 (joy)】
アタシって射的の才能があるのかも！
voice: vo_adv_1332001_066
射的屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
ゲエーッ！ そ、そんなバカな……
お、おめでとう、ございまーす……
voice: vo_adv_1332001_067
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_1332001_068
メドゥーサ：
【chara 133612 face 7 (special_a)】
あー楽しかった！ 【chara 133612 face 6 (surprised)】
射的って案外楽勝なのね。
【chara 133612 face 2 (joy)】
残りの弾で他の景品も落とせたから、
アンタたちにもおすそ分けよ。
voice: vo_adv_1332001_069
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほほ、ありがとうな娘さん。見事な腕前じゃったな。
【chara 511 face 6 (surprised)】
そうだ、この流れであちらのくじ引きなんかどうじゃ？
voice: vo_adv_1332001_070
メドゥーサ：
【chara 133612 face 4 (sad)】
う……で、でも、さっき何回も引いたけど、
ほとんどハズレだったし……
voice: vo_adv_1332001_071
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ならば今度こそ当たる可能性が高いかもしれんのう。
ほれ、ワシのおごりで一発勝負じゃ。
voice: vo_adv_1332001_072
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
おじいちゃん……【chara 133612 face 2 (joy)】
ありがと！ アタシやってみるわ！
【chara 133612 face 1 (normal)】
店主！ リベンジに来たわよ！
voice: vo_adv_1332001_073
くじ引き屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
お、さっきのお嬢ちゃんじゃないか。
今度こそいいの当ててくれよ。
voice: vo_adv_1332001_074
くじ引き屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
なーんてな。屋台のくじに一等なんか入れるわけがねえだろ！
今回もしっかり社会勉強してくれよな！
voice: vo_adv_1332001_075
メドゥーサ：
【chara 133612 face 1 (normal)】
よーし、いくわよ！ 当たりのくじは……【chara 133612 face 6 (surprised)】
はっ！？
今なんかビビッときた気がするわ！ 【chara 133612 face 8 (special_b)】
間違いない、これよ！
voice: vo_adv_1332001_076
メドゥーサ：
【chara 133612 face 8 (special_b)】
どれどれ……【chara 133612 face 2 (joy)】
や、やったー！ 一等賞だわ！
【chara 133612 face 7 (special_a)】
なんとかちゃん人形ゲットよ！
voice: vo_adv_1332001_077
くじ引き屋：
【chara 1 face 1 (normal)】
ホ、ホゲェー！？ あ、ありえねぇ、絶対に当たるわけねえのに……
voice: vo_adv_1332001_078
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほほ、お見事。ついてるのう娘さん。
voice: vo_adv_1332001_079
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
……貴公、のどが渇かないか？
冬場でも水分補給は大事だ。ご老公と一緒に好きな物を買ってきてくれ。
Choice: (6) それじゃあ行きましょう。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1332001_080
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
うむ、よろしく頼むわい。
voice: vo_adv_1332001_081
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
……行ったか。【chara 133212 face 8 (special_b)】
さてメドゥーサよ、不自然だとは思わないか？
voice: vo_adv_1332001_082
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
え、何が？
voice: vo_adv_1332001_083
モニカ：
【chara 133212 face 8 (special_b)】
射的やくじは基本、大物は当たらないようになっているものだ。
それが老人と一緒だとあんなにも幸運が舞い込んでくる。
【chara 133212 face 4 (sad)】
はたしてこれは偶然だろうか……
voice: vo_adv_1332001_084
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
ええ！？ それってサギじゃない！
【chara 133612 face 3 (anger)】
ちょっとアイツら石にしてくるわ。
voice: vo_adv_1332001_085
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
いや、そこは驚かないでくれ……
【chara 133212 face 8 (special_b)】
いいか、盗まれたのは福の神の像だ。
その力で幸運が舞い込んできたというなら説得力がある。
voice: vo_adv_1332001_086
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
でももしおじいちゃんが犯人だとしたら、像はどこにあるの？
【chara 133612 face 1 (normal)】
杖しか持ってないわよ？ 【chara 133612 face 6 (surprised)】
あっ！ 【chara 133612 face 2 (joy)】
分かったわ！
voice: vo_adv_1332001_087
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
福の神の像って木彫りでしょ？
だからバラバラにして杖の形にしたのよ。
【chara 133612 face 3 (anger)】
それなら盗んだ時に警備員に見つかっても絶対にバレないわ！
voice: vo_adv_1332001_088
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
またトンチキ推理を……どれほどの腕を持つ技師でも、
短時間で像を杖に作り替える時間はないだろう。
【chara 133212 face 6 (surprised)】
いや、でもバラバラにして持ち歩くだけなら……
voice: vo_adv_1332001_089
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
待て待て、そもそも犯人ならのこのこと人前に現れて
祭りの案内を頼むこと自体がおかしな話だ。
全く、頭脳労働は担当ではないのだがな……
Choice: (7) おーい！ たーすけてー！
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1332001_090
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
【chara 133212 face 6 (surprised)】
【chara 133612 face 6 (surprised)】
え、アイツおじいちゃん抱えて走ってくるわよ？
【chara 133612 face 4 (sad)】
なにやってるの……【chara 133612 face 6 (surprised)】
って、魔物に追いかけられてるじゃない！？
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1332001_091
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
こんな人混みの中で戦闘はマズい！
【chara 133212 face 8 (special_b)】
貴公！ そのまま会場の外まで走るんだ！
voice: vo_adv_1332001_092
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
よし、ここまでくれば大丈夫だ。
【chara 133212 face 8 (special_b)】
メドゥーサ、思い切りやっていいぞ！
voice: vo_adv_1332001_093
メドゥーサ：
【chara 133612 face 9 (special_c)】
はいはい、パパっと片づけるわよ！
【chara 133612 face 10 (special_d)】
でええぇい！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_1332001_094
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
戦闘終了。【chara 133212 face 2 (joy)】
貴公、よく頑張ったな。
【chara 133212 face 4 (sad)】
ご老公もケガはないか？
voice: vo_adv_1332001_095
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
うむ、おかげさまでな。【chara 511 face 6 (surprised)】
でも意外だったのう。
お主、ワシを疑っておったじゃろ？
なのに助けてくれるとはな。
voice: vo_adv_1332001_096
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
っ！ バレて、いたのか……
voice: vo_adv_1332001_097
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほほ、伊達に長生きはしとらんよ。
voice: vo_adv_1332001_098
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
たしかに私は其方を、福の神の像窃盗の容疑者だと思っていた。
現場の痕跡、それに不可解ともいえるツキの良さは
疑うには十分だった。
voice: vo_adv_1332001_099
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
だが、それとこれとは話が別だ。なにより……
其方はとても悪人には、私欲で像を盗むとは思えない。
voice: vo_adv_1332001_100
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほ、うれしいことを言ってくれるのう。
voice: vo_adv_1332001_101
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
しかし、ただの一般的な老人とも思えない。
先程の魔物も明らかにご老公、其方を狙っていた。
其方は一体何者なのだ？
voice: vo_adv_1332001_102
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
……お主の言う通りじゃ。
幸運の周りには、いつも悪事が集まるもの。
異界の地であろうとそれは変わりないようじゃ。
voice: vo_adv_1332001_103
老人：
【chara 511 face 6 (surprised)】
もう少しお主らといたかったが、どうやらここまでのようじゃな。
voice: vo_adv_1332001_104
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
幸運……やはり其方は像について知っているのではないか？
voice: vo_adv_1332001_105
老人：
【chara 511 face 6 (surprised)】
……なあお嬢さんがた、
もしも神様から無尽の幸福を授ける、と言われたらどうする？
Choice: (8) 僕は遠慮します。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1332001_106
メドゥーサ：
【chara 133612 face 1 (normal)】
同感ね。アタシには必要ないわ。
voice: vo_adv_1332001_107
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
ああ、右に同じだ。
voice: vo_adv_1332001_108
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
ほほほ、若いのに無欲じゃのう。
voice: vo_adv_1332001_109
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
いや、決して無欲などではない。軍人として情けないくらい欲は深い。
【chara 133212 face 1 (normal)】
だが、神頼みで全部叶えてもらおうなんて気はさらさらないぞ。
【chara 133212 face 2 (joy)】
願いは自分の手で叶えてこそ尊いのだからな！
voice: vo_adv_1332001_110
メドゥーサ：
【chara 133612 face 2 (joy)】
まあ、アタシはラッキーなんかに頼らないでも、
絶対にお姉ちゃんたちを見つけられるからね！
Choice: (9) 僕は今でも十分幸せだよ。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1332001_111
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
……そうか。なあお嬢さんがた、少しの間目を閉じていてくれないか？
安心せい、逃げも隠れもせんから。
voice: vo_adv_1332001_112
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
分かった。
voice: vo_adv_1332001_113
老人：
【chara 511 face 2 (joy)】
お主らのような若者に出会えたことが、ワシの一番の幸福じゃ。
この温かな思いを胸に、静かに見守るとしよう。
心優しき若者たちに幸多からんことを──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1332001_114
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
ご老公！？ 【chara 133212 face 4 (sad)】
……いない。一体どこへ──【chara 133212 face 6 (surprised)】
あっ。
voice: vo_adv_1332001_115
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
ねえ、これって捜してた福の神の像、だよね？
【chara 133612 face 4 (sad)】
え、ど、どういう、こと……？
voice: vo_adv_1332001_116
ミーア：
【chara 51611 face 2 (joy)】
いや～ありがとうございました！
おかげさまで大きな混乱もなく、展示を再開できました！
もういくら感謝してもしきれませんよ～
voice: vo_adv_1332001_117
ミーア：
【chara 51611 face 1 (normal)】
お礼といってはなんですが、こちら特別ボーナスが出てます。
【chara 51611 face 2 (joy)】
みなさんで遠慮なく使ってくださいね～
voice: vo_adv_1332001_118
メドゥーサ：
【chara 133612 face 4 (sad)】
まあ、無事に像が返ってきたからよかったけど、
【chara 133612 face 6 (surprised)】
結局あのおじいちゃん、なんだったのかしら？
【chara 133612 face 4 (sad)】
盗んだ犯人、とはとても思えないけど……
voice: vo_adv_1332001_119
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
世の中には不思議なこともあるものだ。
そういうことにしておこう。
voice: vo_adv_1332001_120
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
そう、福の神が祭りの空気にあてられ、
つい遊びに来てしまった、なんてこともきっとあるのだ。
voice: vo_adv_1332001_121
ミーア：
【chara 51611 face 1 (normal)】
それにしてもあんな奇怪な事件を解決してしまうなんて、
【chara 51611 face 2 (joy)】
みなさんさすがですね～
Choice: (10) 二人ともいいコンビだったからね。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1332001_122
メドゥーサ：
【chara 133612 face 7 (special_a)】
ふふん、まあね。【chara 133612 face 8 (special_b)】
アタシの名推理とモニカの助手っぷりが
事件を解決したんだから。
名探偵メドゥーサって呼んでもいいわよ？
voice: vo_adv_1332001_123
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
……ああ、さすが『迷』探偵だ。
voice: vo_adv_1332001_124
メドゥーサ：
【chara 133612 face 4 (sad)】
ねえ、バカにされた気がするのは気のせい？
voice: vo_adv_1332001_125
ミーア：
【chara 51611 face 6 (surprised)】
そういえば像の展示が再開されてからというもの、
見に来た人たちが心なしか前より幸せそうに見えるんですよね～
【chara 51611 face 2 (joy)】
もしかしてご利益が強化されてたりして。
voice: vo_adv_1332001_126
メドゥーサ：
【chara 133612 face 6 (surprised)】
そうなの？ 【chara 133612 face 2 (joy)】
じゃあアタシたちも拝んでおく？
voice: vo_adv_1332001_127
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
いや、私たちは十分ご利益をもらっただろう。
【chara 133212 face 1 (normal)】
これ以上欲張っては罰が当たるというものだ。
それに……
voice: vo_adv_1332001_128
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
何度でも言うが、幸福とは人から与えられるものではなく、
自分で叶えるものだと思う。
voice: vo_adv_1332001_129
モニカ：
【chara 133212 face 1 (normal)】
そう、たとえ私一人ではなし得ないことも、
貴公たちがいればきっと……いや、なんでもない。
voice: vo_adv_1332001_130
モニカ：
【chara 133212 face 2 (joy)】
さあ、ボーナスも出たことだし、
こいつで祭りの続きを楽しむとしよう。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
報酬以上の温かな幸福感を胸に、笑みを漏らすモニカだった。