ネネカ(アルファ) 第3話
別行動をとるマサキと別れ、暴走したネネカの分身たちの居城に潜入する{player}とネネカ。大量の魔物と複数のネネカの姿になり襲い来る分身に対し、本物のネネカは過去の姿となり立ち向かう。


-------------- situation:
大妃繚乱
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 目的地へと向かう道すがら、{player}は
ネネカとマサキから今回の作戦の概要を聞いていた。

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ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 発端は、先日の事件です。
【chara 107011 face 1 (normal)】 これにより発生した混乱は、まだ完全に収束はしていません。

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 私は各地に分身を配置し、日々情報収集を行っています。
分身とはいえ、与えている任務にあわせて能力の調整をしているので
基本的には分け与えた私の権能の大きさによりその強さが決まります。

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ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 個体によっては、本体である私とほぼ同等の権能を与えた者も……
【chara 107011 face 2 (joy)】 さて、そんな本物の私と分身の違いとは何か。
分かりますか?

Choice: (1) 記憶?
Choice: (2) 強さ?
----- Tag 1 -----
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ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ええ、そのとおりです。
本物としての最新の記憶を持っているものが、本物の私です。

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ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 分身にも作戦行動と再統合をスムーズに行うために
記憶を与えてはいますが、【chara 107011 face 1 (normal)】 それはあくまで簡易的なもの……

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----- Tag 2 -----
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ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 ほぼ同等の権能を与えていると言ったでしょう?
【chara 107011 face 1 (normal)】 まあ、戦って負けるわけもありませんが……
【chara 107011 face 2 (joy)】 答えは、本物である私の、本物の記憶です。

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ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 勝った方が本物でいい?
【chara 107011 face 1 (normal)】 まあ、その場合でも勝つのは本物の私ですが。

----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1338003_007
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 とはいえ、その本物の記憶という定義も実際はあやふやなもの。
【chara 107011 face 2 (joy)】 情報量を比較すれば、その差は明確ですが
主観からでは気づかないこともあるでしょう。

voice: vo_adv_1338003_008
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ですので、分身たちには自分たちが分身であるというタグ……
【chara 107011 face 6 (surprised)】 目印を埋め込んで管理していたのですが、
【chara 107011 face 4 (sad)】 先日の事件でそれが外れてしまいました。

voice: vo_adv_1338003_009
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 そう、今回の作戦目標は私の分身。
自分自身を本物だと思い反旗を翻した愚かな存在です。

Choice: (4) 話し合いでなんとかならない?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1338003_010
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 まったく、貴方は本当に甘い……
【chara 107011 face 1 (normal)】 まあいいでしょう。説得で管理下に戻るなら良し。
そうでないなら……【chara 107011 face 2 (joy)】 後は分かりますね?

voice: vo_adv_1338003_011
マサキ:
【chara 191011 face 1 (normal)】 見えてきました。
あちらの城です。

voice: vo_adv_1338003_012
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 あれは……【chara 107011 face 2 (joy)】 なるほど。
では、作戦はプランCで行きます。
後は手筈通りに。

voice: vo_adv_1338003_013
マサキ:
【chara 191011 face 3 (anger)】 はっ! では、行ってまいります!
しばしのお待ちを!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 マサキと別れ、{player}とネネカは
古びた城の中へと入っていく。

voice: vo_adv_1338003_014
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 何をしているのです。
【chara 107011 face 1 (normal)】 進みますよ。

voice: vo_adv_1338003_015
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 貴方にとって、私の姿の敵と戦うのは心苦しいことかもしれませんが……
【chara 107011 face 1 (normal)】 先の訓練を思い出してきちんと立ち向かうのですよ。
【chara 107011 face 6 (surprised)】 どうしました?

Choice: (5) マサキさんを待たないでいいの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1338003_016
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 なるほど、情報の大切さは理解しているようですね。
【chara 107011 face 1 (normal)】 ですが、それだけではまだ半分……
敵に情報を与える前に動くことも大切です。

voice: vo_adv_1338003_017
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 情報を集めているのはこちらだけではありません。
私はこの建築物の構造は知っていますから、先に動くこともできる。
【chara 107011 face 2 (joy)】 つまり、先手を取ることも可能になります。

voice: vo_adv_1338003_018
マサキ:
【chara 191011 face 1 (normal)】 ネネカさま!
ここにおられましたか。
この先は……

voice: vo_adv_1338003_019
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 このように、ね。

voice: vo_adv_1338003_020
マサキ:
【chara 191011 face 4 (sad)】 ぐああっ!?

Choice: (6) 何をしてるの!?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1338003_021
マサキ:
【chara 191011 face 4 (sad)】 ネネカ、さま……
これは……

voice: vo_adv_1338003_022
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 私がマサキに与えた指令はプランC。
開戦するまで合流するな、です。
【chara 107011 face 2 (joy)】 まんまと釣られてくれたようですね。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ネネカの魔法に撃たれたマサキはネネカの姿へと変わり
光の粒子になっていく。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_023
ネネカの分身:
【chara 107011 face 3 (anger)】 おの、れ……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_024
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 こうして仕掛けてきたということは、
話し合いの余地はありません。
覚悟を決めなさい。

Choice: (7) 本物だったらどうするの!?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1338003_025
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 本物ならば私の指示に背いてここに来ることなどありませんし
【chara 107011 face 2 (joy)】 なにより喜んで撃たれるでしょう。

voice: vo_adv_1338003_026
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 さて、もう探り合いの時間は終わっていますよ?
【chara 107011 face 1 (normal)】 さっさと始めましょう。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_027
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 そうですね。
これ以上は時間の無駄ですから。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その言葉と共に、目の前の像がネネカの姿になり
周囲の瓦礫や調度品が多数の魔物へと姿を変えていく。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_028
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 しかし、拍子抜けしました。
思っていた以上に、愚かな選択をしましたね。

voice: vo_adv_1338003_029
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 ふむ……【chara 107011 face 1 (normal)】 一応、そう思った理由を聞いておきましょうか?

voice: vo_adv_1338003_030
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 一つ目は、無策でこの場所に踏み込んだこと。
【chara 107011 face 6 (surprised)】 遠距離から攻撃なり、地形ごと呑み込む罠を仕掛けるなり
対処の仕方はいくつかあったと思いますが……

voice: vo_adv_1338003_031
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 二つ目は、マサキの不在。
他の能力はともかく、【chara 107011 face 2 (joy)】 盾としては優秀ですからね。
【chara 107011 face 1 (normal)】 壁となる者がいなければ物量の前にはなす術はないでしょう?

voice: vo_adv_1338003_032
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 三つ目は……【chara 107011 face 2 (joy)】 彼を連れてきたこと。
この場においては切り札ではなく、弱点にしかなりません。

voice: vo_adv_1338003_033
ネネカの分身:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 そういえば、彼に対して教師を気取っていましたね。
【chara 107011 face 2 (joy)】 どうですか?
勉強になりましたか?

voice: vo_adv_1338003_034
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 なるほど、よく分かりました。
貴方が、何も分かっていないことが。

voice: vo_adv_1338003_035
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 もしその理由が正しいと思っているのでしたら、
実際に試してみなさい。

voice: vo_adv_1338003_036
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 そうさせてもらいましょう!
【chara 107011 face 3 (anger)】 いきますよ!

魔物:
【chara 3 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 分身の号令と共に、一斉に周囲の魔物たちが動き出す。
しかし、四方を囲まれているネネカはそのすべての攻撃を避けていた。

voice: vo_adv_1338003_037
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 単調ですね。
これでは目をつぶっていても躱せますよ?

voice: vo_adv_1338003_038
ネネカの分身:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 この物量で傷一つついていない?
【chara 107011 face 4 (sad)】 一体なぜ……

voice: vo_adv_1338003_039
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 単純に情報処理能力の不足ですよ。
これだけの量の分身を扱うには、相応のリソースが必要になります。
【chara 107011 face 6 (surprised)】 それが足りないばかりに、ただ突っ込んできて腕を振るだけ。

voice: vo_adv_1338003_040
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 そんなものに当たるわけがないでしょう。
【chara 107011 face 1 (normal)】 貴方になくて私にあるもの……その差が分かりますか?

voice: vo_adv_1338003_041
ネネカの分身:
【chara 107011 face 3 (anger)】 そんなもの……
私と貴方に差など、あるはずがないでしょう!

voice: vo_adv_1338003_042
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 おや、簡単な質問だと思ったのですが。
【chara 107011 face 2 (joy)】 貴方には分かりますか?

Choice: (8) もしかして、グレゴール?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1338003_043
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ふふっ、正解です。
何もしていないように見えるかもしれませんが
常に私の情報処理のサポートをしてくれているのです。

voice: vo_adv_1338003_044
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 それでは、答え合わせといきましょうか。
【chara 107011 face 1 (normal)】 愚かなる分身と、その薄っぺらい仮説の。

voice: vo_adv_1338003_045
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 一つ目に関しての間違いは明らかですね。無策ではありません。
策が不要なだけです。【chara 107011 face 6 (surprised)】 そもそもの目的が貴方の回収だというのに
消し飛ばしてしまっては意味がないでしょう。

voice: vo_adv_1338003_046
ネネカの分身:
【chara 107011 face 3 (anger)】 くっ……
【chara 107011 face 1 (normal)】 とはいえ、ここから逃げることもできないでしょう。
いつまでも持ちこたえることはできませんよ。

voice: vo_adv_1338003_047
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ふふっ……このままの状況が維持できると?
もしかして、まだ気がついていないのですか?

voice: vo_adv_1338003_048
ネネカの分身:
【chara 107011 face 3 (anger)】 何を言って……

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

Choice: (9) 魔物同士が、戦ってる……?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1338003_049
ネネカの分身:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 これは一体……まさか、『煌輝創正』!?

voice: vo_adv_1338003_050
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ふふっ、二つ目に関しても間違いですね。
……マサキは私にとっては盾ではありません。
その本質は、敵を討つ剣。

voice: vo_adv_1338003_051
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 だからこそ、今の私は守りと分身たちの操作にリソースを割ける。
本当に貴方は何も分かっていないのですね。
あまりに情報が古く、分析能力が低い。

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 魔物同士の乱闘は激しさを増す中、
{player}はネネカに腕を引かれる。

voice: vo_adv_1338003_052
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 さあ、今のうちに離脱しますよ。
振り返ってはいけません。
全力で、私だけを見てついてきなさい。

Choice: (10) 分身のほう……だよね?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1338003_053
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 何を言っているのです。私は貴方の先生ですよ。
【chara 107011 face 1 (normal)】 今しか離脱のチャンスはありません。【chara 107011 face 2 (joy)】 私を信じて……

voice: vo_adv_1338003_054
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 はぁ……まったく。
あさましくて見ていられませんね。
真の教育とは、生徒に信じてもらうようなものではありません。

voice: vo_adv_1338003_055
ネネカの分身:
【chara 107011 face 3 (anger)】 どの口が……

voice: vo_adv_1338003_056
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 三つ目に関しては、ブラフでしょうか。
【chara 107011 face 1 (normal)】 彼を足手まといと言いながら、
その実、最も恐れている。

voice: vo_adv_1338003_057
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 どこかへ連れて行き、自分だけ強化をもらおうとでも思っていましたか?
【chara 107011 face 2 (joy)】 残念ですね。
私と彼を引き離すことなど不可能です。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 いつしか、魔物の姿の分身たちは煌輝創正により異形と化した
仲間たちに抑え込まれていた。

voice: vo_adv_1338003_058
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 さて、あらかたの分身たちは無力化しました。
【chara 107011 face 1 (normal)】 あとは核である貴方だけです。

voice: vo_adv_1338003_059
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 この程度であれば、回収する必要もありませんね。
【chara 107011 face 1 (normal)】 消し飛ばしてしまいましょうか。

voice: vo_adv_1338003_060
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 あら、グレゴール。
【chara 107011 face 2 (joy)】 ふふっ、貴方も我慢の限界のようですね。

グレゴール:
【chara 3 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_1338003_061
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 かつて私も圧倒的な火力で全てを蹂躙することが力だと思っていました。
しかし、それではあの天才たちの中で埋もれてしまう。
だからこそ、私は私だけの力を追求しました。

voice: vo_adv_1338003_062
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 成長と、適応です。
マルチタスクと観察、分析という自分の得意分野から導き出された
コピーと分身たち。【chara 107011 face 2 (joy)】 それが、私の強さ。

voice: vo_adv_1338003_063
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 ですが……【chara 107011 face 2 (joy)】 少しだけ、あの頃に戻るのも悪くありません。
貴方にだけ、見せてあげましょう。
むやみな万能感にあふれた、あの頃の私の真の力を。さあ……手を。

Choice: (11) ネネカの手をとる。
----- Tag 11 -----
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_064
ネネカ:
【chara 133811 face 1 (normal)】 準備はできました。
【chara 133811 face 2 (joy)】 さあ、格の違いを見せてあげましょう。

voice: vo_adv_1338003_065
ネネカの分身:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ふっ……
何をするのかと思えば、そんな過去の姿……
そんな使い古した旧式のアバターで、最新の私に勝てるとでも?

voice: vo_adv_1338003_066
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 いいでしょう。相手をしてあげます。
【chara 107011 face 2 (joy)】 最高の、最新の、最強の私たちで。
【chara 107011 face 1 (normal)】 ミラーミラー!

--- Switch scene ---

--- Switch scene ---

story_still_133800301
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}の目の前で、4人のネネカたちが
激しい戦いを繰り広げている。

voice: vo_adv_1338003_067
ネネカの分身:
【chara 107011 face 2 (joy)】 どうしました?
そんな旧式でこの攻撃を躱せますか?
【chara 107011 face 1 (normal)】 インスタンス・ジェム!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_068
ネネカ:
【chara 133811 face 2 (joy)】 当たりませんよ。
その技は相手を動かして、その先に置くようにつかうものです。

voice: vo_adv_1338003_069
ネネカの分身:
【chara 115011 face 1 (normal)】 逃げるのだけは達者ですね。
ならば、これはどうです?
【chara 115011 face 3 (anger)】 ニューイヤープリズム!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_070
ネネカの分身:
【chara 126611 face 2 (joy)】 ふふっ、その古臭いアバターごと消し去ってあげましょう。
シークレットフロート!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_071
ネネカ:
【chara 133811 face 6 (surprised)】 新しいから強い、とでも考えているようですが……
【chara 133811 face 4 (sad)】 見当外れも甚だしいですね。

voice: vo_adv_1338003_072
ネネカ:
【chara 133811 face 1 (normal)】 貴方たちの姿は、あくまで私の適応による結果。
今この状況であれば、この姿こそが最適なのです。
その証拠に、気付いているのでしょう?

voice: vo_adv_1338003_073
ネネカ:
【chara 133811 face 1 (normal)】 私の技は基本的に周囲をサポートするためのものですからね。
現に貴方たちは攻撃の種類が少なく攻めあぐねている。

voice: vo_adv_1338003_074
ネネカの分身:
【chara 107011 face 1 (normal)】 強がっても無駄ですよ。
貴方一人に火力など、この程度で充分です。
【chara 107011 face 3 (anger)】 サテュレイト・レイ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1338003_075
ネネカ:
【chara 133811 face 6 (surprised)】 狙いが甘い。
全然使いこなせていませんね。
【chara 133811 face 4 (sad)】 私の姿をしていながら、まったく嘆かわしい。

voice: vo_adv_1338003_076
ネネカの分身:
【chara 107011 face 3 (anger)】 それはそちらも同じでしょう。
まだまだいきますよ。

--- Switch scene ---

still display end
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 4人のネネカたちが舞うたび、周囲はプリズムの輝きに包まれていく。
{player}は、その幻想的な輝きにしばし心を奪われていた。

voice: vo_adv_1338003_077
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 『Kレポート No.3』
20■■/■■/■■
勤務中の覚え書きとしてここに記す。

voice: vo_adv_1338003_078
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 『七冠』。彼女を調査している中で知った集団だ。
関係としては組織ではなく、天才的な才能を持つ
研究者たちの集まりだという。

voice: vo_adv_1338003_079
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 政府機関が学者に協力を要請する事例は多々あるが、
その場合は専門分野での参画であり、こうして諜報員としての
研修を受けることなどありえない。

voice: vo_adv_1338003_080
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 人事院へのハッキング調査で得られたのは、彼女の正式な立場は
職員ではなく外部委託の技術顧問だという事と、近い将来、
彼女は自分の部下ではなく上司になるという事だった。

voice: vo_adv_1338003_081
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 その密約の証拠を手に彼女を問い詰めた自分に向けられたのは誤魔化しの
嘘でも銃口でもなく「どうやってこの情報にたどり着いたのか」という
質問だった。

voice: vo_adv_1338003_082
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 敵意のまったくない、業務上の質問をするかのような態度に毒気を抜かれ
素直に情報ソースを明かしたところ「この組織にそこまで調べられる
人材がいるとは思わなかった」とやや毒を含んだ賞賛をされてしまった。

voice: vo_adv_1338003_083
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 その上で、彼女がしてきた提案に、自分は眩暈を覚えざるを得なかった。
彼女がしてきた提案とは……今すぐ彼女の配下となり、政府の情報を流す
二重スパイになれ、というものだったからだ。