エリス（サマー） 第1話
仮想領域の海で愛の告白の機を窺うも失敗続きで落ち込むエリス。そんなエリスに{player}は「本物の海に行こう」と提案。思いがけない海デートの約束に、エリスは期待に胸を膨らませるのだった。
-------------- situation:
告白
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
真夏の太陽の照り付ける眩しい浜辺にて。
うつむき加減のエリスは、少しばかりためらいながら口を開く。
白い頬はわずかに赤く染まっていて──
voice: vo_adv_1350001_000
エリス：
【chara 135012 face 5 (shy)】
騎士クン。あの、ね……
わたし、騎士クンのことが。
voice: vo_adv_1350001_001
エリス：
【chara 135012 face 5 (shy)】
好き、だよ……
voice: vo_adv_1350001_002
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
…………だめだ、これでは。
騎士クンに、わたしの気持ちを伝えられない。
告白のために完璧な舞台を整えなくては。
voice: vo_adv_1350001_003
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
もう少し波音を調整して──
【chara 135012 face 5 (shy)】
……好き、だよ。
Choice: (1) 何が好きなの？
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1350001_004
エリス：
【chara 135012 face 5 (shy)】
それは、もちろん──……
【chara 135012 face 6 (surprised)】
…………き、騎士クン……っ？
いつから、そこにっ……
Choice: (2) 今来たところだよ。
Choice: (3) 好きだよ、っていうところから。
----- Tag 2 -----
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1350001_005
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
そ、そう。【chara 135012 face 4 (sad)】
よかった。
voice: vo_adv_1350001_006
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
よかった……いえ、全然よくは、ないけれど。
この練習を見られていたわけではないのなら、
不幸中の幸いというところ……
voice: vo_adv_1350001_007
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
急に声をかけられて、気が動転してしまった……
こんなに取り乱したまま、
騎士クンに告白するわけにはいかない。
voice: vo_adv_1350001_008
エリス：
【chara 135012 face 7 (special_a)】
ここは一度、態勢を立て直すべき。
今日の計画を絶対に成功させるために。
今は──告白の実行を、保留する。
voice: vo_adv_1350001_009
エリス：
【chara 135012 face 3 (anger)】
これは、最高のシチュエーションで最適な愛の言葉を
騎士クンに伝えるための、戦略的な撤退。
【chara 135012 face 7 (special_a)】
1433通りのシミュレーションのうちの、選択肢の一つにすぎない。
voice: vo_adv_1350001_010
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
目の前に広がるこの海は、
仮想領域に再現したわたしのテリトリー
【chara 135012 face 7 (special_a)】
勝負に挑むのは、万全の備えを整えてからでも遅くはない。
voice: vo_adv_1350001_011
エリス：
【chara 135012 face 9 (special_c)】
そう──だから。
【chara 135012 face 4 (sad)】
告白を前に臆しているわけでは、ない。断じて。
voice: vo_adv_1350001_012
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
……その、「好きだよ」っていうのは……
な、何でもないの。独り言。
voice: vo_adv_1350001_013
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
それより、仮想領域まで来てくれてありがとう。騎士クン。
急に呼び出して、ごめんね。
Choice: (4) 誘ってくれてありがとう、エリスさん。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1350001_014
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
ううん、こちらこそ……
もっともっと夏を楽しみたくて──騎士クンに、楽しんでほしくて。
過去の『記録』を研究したの。
voice: vo_adv_1350001_015
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
だから。
今日は最高の海で、わたしと一緒に過ごしてくれる？
voice: vo_adv_1350001_016
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
始めるね。
【chara 135012 face 10 (special_d)】
──『再現』。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1350001_017
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
夏といえば、海の家……
騎士クンがいつも行っている場所。
うん……上手に再現できたと思う。
voice: vo_adv_1350001_018
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
じゃあ、騎士クン。
食べたいものはある……？
【chara 135012 face 4 (sad)】
……いえ、違うわ。わたしが楽しませてあげるんだから……
voice: vo_adv_1350001_019
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
騎士クン、ご注文をどうぞ。
【chara 135012 face 2 (joy)】
おすすめは『波乗りスペシャルコンボ』だよ。
『伝説の海賊プレート』も。
Choice: (5) それじゃ…………これで。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1350001_020
エリス：
【chara 135012 face 7 (special_a)】
騎士クンが注文したのは『特製シーフードカレー』。
【chara 135012 face 10 (special_d)】
ラーメン、焼きそば、イカ焼きなどに比肩する
海の家の定番メニュー……というデータがある。
voice: vo_adv_1350001_021
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
基本の調理過程を守って、食材の加工を実施……
【chara 135012 face 1 (normal)】
わたしなら、最大限においしい料理を
騎士クンに出してあげられる。
voice: vo_adv_1350001_022
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
たとえ──実際に作ったことがなくとも。
超高精度のシミュレーションを行えば、
メニューの再現はできる…………【chara 135012 face 4 (sad)】
はず。
voice: vo_adv_1350001_023
エリス：
【chara 135012 face 3 (anger)】
最高の料理を、騎士クンにあーんしてあげられる、
これは絶好の機会。
voice: vo_adv_1350001_024
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
レシピの調整、読み込み完了。
【chara 135012 face 7 (special_a)】
アイテムクラフトを実行──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1350001_025
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
できたよ、騎士クン。
どうぞ、召し上がれ。
Choice: (6) いただきます！
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1350001_026
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
どう、かな…………？
Choice: (7) いろんな味がする……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1350001_027
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
え……騎士クン、あまり喜んでいない……？
【chara 135012 face 4 (sad)】
騎士クンの好きなメニューをすべて合わせて作った料理が
おいしくないはずはないのに……いったいどこで間違った……？
voice: vo_adv_1350001_028
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
……ごめんなさい。
海の家は終わりにして、他の遊びにしよっか。
voice: vo_adv_1350001_029
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
騎士クンは、釣りも好きだったよね。
【chara 135012 face 2 (joy)】
次は釣りをしよう。一緒に。
voice: vo_adv_1350001_030
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
ちょっと、待っててね。
すぐに切り替えるから──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1350001_031
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
騎士クンのために用意した、とっておきの釣り場……
この仮想領域でなら、釣り竿も仕掛けも……選び放題。
voice: vo_adv_1350001_032
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
もちろんエサ釣りも、ルアー釣りもできる。
気の向くまま、好きなだけ……楽しんでいってね。
Choice: (8) たくさん釣れそう！
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1350001_033
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
わ、騎士クン……もう釣りあげちゃった。
さすがだね……♪
釣られた魚：
【chara 3 face 1 (normal)】
ビチビチビチビチ！！
voice: vo_adv_1350001_034
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
……もちろん、偶然なんかじゃない。
今、この海にいる魚はわたしの制御下にある。
【chara 135012 face 1 (normal)】
水面を泳ぐ小魚の群れも、それを追う大型魚も、すべて。
voice: vo_adv_1350001_035
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
任せて。
わたしが、騎士クンの釣りを支える……
現実では不可能な、最高の釣果を……騎士クンにあげる。
山盛りの魚たち：
【chara 3 face 1 (normal)】
ビチビチビチビチ！
ビチビチビチビチ！！
ビチビチビチビチ！！！
voice: vo_adv_1350001_036
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
すごい。また大物……
騎士クンはランドソルで一番の釣り師だね。
すごいすごい……♪
Choice: (9) ゎあああ……
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1350001_037
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
騎士クン、騎士クン！？
【chara 135012 face 4 (sad)】
魚に埋もれてる……！
いけない、やりすぎた。
voice: vo_adv_1350001_038
エリス：
【chara 135012 face 7 (special_a)】
……魚オブジェクト、消去。
魚の山から騎士クンを救出。
--- Switch scene ---
Choice: (10) 助かった……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1350001_039
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
……ごめんね。やりすぎてしまった……
【chara 135012 face 1 (normal)】
でも、釣りの他にも……いろいろあるから。
【chara 135012 face 6 (surprised)】
次は──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1350001_040
エリス：
【chara 135012 face 7 (special_a)】
砂遊びは……どうかしら。
【chara 135012 face 1 (normal)】
普段じゃできないくらい、大きな城を作ろう。
voice: vo_adv_1350001_041
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
見て……騎士クンのために用意したの。
飛空艇の動力系統を『模倣』して作った、
砂浜での、土木作業専用オブジェクト……
voice: vo_adv_1350001_042
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
──マジカル重機、だよ。
これで、砂の城も砂の騎士クン像も、思いのまま。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
キュイーン！
ガガガガガガガ！
ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……
Choice: (11) マジカル重機……
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1350001_043
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
男の子って、こういうのが好き……なんだよね？
Choice: (12) 好き、だけど……なにか違うような……
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1350001_044
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
ぁ……やりすぎちゃった……？
【chara 135012 face 4 (sad)】
じゃあ、次は……
次、こそは……！
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
そうしてエリスは、夏の海で楽しめるアクティビティを
次々に『再現』していったが──
Choice: (13) ………………
Choice: (14) 遠い海の彼方を見つめる。
----- Tag 13 -----
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1350001_045
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
ああ、騎士クンの目が遠くなっている……
【chara 135012 face 6 (surprised)】
……少し陰がある、【chara 135012 face 2 (joy)】
こんな騎士クンも…………いい。
【chara 135012 face 4 (sad)】
なんて見とれている場合ではない。
voice: vo_adv_1350001_046
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
このままではだめ。打開策を見つけないと──
でも。新たな『記録』を参照することは、
ミネルヴァの力を失ったわたしには、もうできない。
voice: vo_adv_1350001_047
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
だけど、記憶操作魔法の応用で……
わたしが見たことのある『記録』を再生する事は可能なはず。
voice: vo_adv_1350001_048
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
足りないところは各人の性格や行動パターンと、
騎士クンから聞いた話を基に──
【chara 135012 face 7 (special_a)】
シミュレーションを行えば問題ない。
voice: vo_adv_1350001_049
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
わたしのいない楽しい夏の記憶など、
再生するのは業腹だけれど。
騎士クンのためなら。
voice: vo_adv_1350001_050
エリス：
【chara 135012 face 7 (special_a)】
……該当『記録』を、検索。
──『再生』。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1350001_051
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
海底散歩……ミソラたちとの……
【chara 135012 face 4 (sad)】
アクティビティとして悪くはないけど、二番煎じになるのは避けたい。
【chara 135012 face 7 (special_a)】
ならば、検索期間を拡大、かつ季節を夏に限定して……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1350001_052
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
これは……騎士クンが南の島のリゾートに行った時の。
【トゥインクルウィッシュ】と騎士クンでチームを組んで、
ビーチゲーム大会に参加した……
voice: vo_adv_1350001_053
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
む……この『記録』に紐づいているデータが存在している？
設定されているタグは……【chara 135012 face 6 (surprised)】
『カップル』？
voice: vo_adv_1350001_054
エリス：
【chara 135012 face 3 (anger)】
……これは、確認せざるを得ない。
【chara 135012 face 4 (sad)】
参考にしたい、などとは微塵も考えていないが。
【chara 135012 face 9 (special_c)】
批判的に検討する必要はある。そう。だから──『再生』。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1350001_055
ユイ：
【chara 122611 face 6 (surprised)】
あ、騎士クン、そっちのほっぺにソースが。
んーってして？ んー……
voice: vo_adv_1350001_056
ユイ：
【chara 122611 face 2 (joy)】
はい、あ～ん。
【chara 122611 face 6 (surprised)】
……あれ、届かない？
【chara 122611 face 1 (normal)】
騎士クン、もうちょっとくっつくね。【chara 122611 face 6 (surprised)】
……んしょっと。
voice: vo_adv_1350001_057
ユイ：
【chara 122611 face 2 (joy)】
えい。ツンツン。
Choice: (15) えい、ツン返し。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1350001_058
ユイ：
【chara 122611 face 1 (normal)】
きゃっ！ やだ騎士クンたら……
このー！ 【chara 122611 face 2 (joy)】
ツンツンツンツーン！
【chara 122611 face 1 (normal)】
お腹もほっぺも、【chara 122611 face 2 (joy)】
ツンツン！
voice: vo_adv_1350001_059
エリス：
【chara 135012 face 10 (special_d)】
草野、【chara 135012 face 9 (special_c)】
優衣……！
voice: vo_adv_1350001_060
エリス：
【chara 135012 face 9 (special_c)】
よりによって……騎士クンとカップルを名乗ったのが、
草野優衣だとは……なんて耐えがたい事実。
タグの自動設定機能に、きっとバグがある……
voice: vo_adv_1350001_061
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
……だけれど……
草野優衣といる騎士クンは……笑顔だった。
あんなに楽しく、夏の海で。……カップルとして……
voice: vo_adv_1350001_062
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
わたしでは、騎士クンを笑わせられないの？
そんな事ない……と、言いたいのに。
voice: vo_adv_1350001_063
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
今のわたしは、想いを伝えるどころか……
騎士クンを、楽しませることさえできていない。
voice: vo_adv_1350001_064
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
………………
voice: vo_adv_1350001_065
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
……騎士クン、【chara 135012 face 1 (normal)】
今日は来てくれてありがとう。
だけど、今回はもう解散──
Choice: (16) エリスさん。今度は僕と海に行こう！
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1350001_066
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
──え？
voice: vo_adv_1350001_067
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
海なら、ここが──
Choice: (17) 本物の海に行こう。
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1350001_068
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
本物の、海。
ここに完璧な海があるのに、騎士クンは物足りない？
【chara 135012 face 4 (sad)】
それとも──
Choice: (18) きっと楽しいと思うよ。
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_1350001_069
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
それは……騎士クンと一緒に……
遊びに行く、ということ？
voice: vo_adv_1350001_070
エリス：
【chara 135012 face 5 (shy)】
騎士クンが誘ってくれるのなら……
海でも、深海の底だって、一緒に行くわ。
voice: vo_adv_1350001_071
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
あ、でも……【chara 135012 face 4 (sad)】
少し準備する時間が欲しい、かな。
この海を作るのに力を使っちゃったから
回復する時間が欲しい……かも……
voice: vo_adv_1350001_072
エリス：
【chara 135012 face 4 (sad)】
……そ、それに。
作戦を練るための時間も……【chara 135012 face 10 (special_d)】
いえ。
【chara 135012 face 3 (anger)】
……決意を新たにするための時間も……
Choice: (19) じゃあ、３日後でいい？
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_1350001_073
エリス：
【chara 135012 face 1 (normal)】
……うん。
【chara 135012 face 2 (joy)】
約束、だね。騎士クン。
voice: vo_adv_1350001_074
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
お出かけ……【chara 135012 face 1 (normal)】
ううん、騎士クンとの、デート……
【chara 135012 face 2 (joy)】
騎士クンと過ごす、本物の夏。
voice: vo_adv_1350001_075
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
本来の目的……騎士クンへの告白、はできなかったけど。
【chara 135012 face 1 (normal)】
でも。
voice: vo_adv_1350001_076
エリス：
【chara 135012 face 2 (joy)】
……まだ、チャンスはある。
【chara 135012 face 3 (anger)】
この夏の終わりまでに、絶対。
目的を成し遂げなくては。
voice: vo_adv_1350001_077
エリス：
【chara 135012 face 6 (surprised)】
だから、これは……今は、機を窺っているだけ。
【chara 135012 face 4 (sad)】
勇気が出せないとか、決して──臆しているわけじゃない。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして{player}と
海へ出かける約束を交わしたエリスは、
内心で幾度となく繰り返した決意を、再び固めるのであった。
