カスミ(シスター) 第1話
ジオ・ゲヘナに探偵事務所を開いたカスミ。依頼者たちの相談に乗るうち、{player}との同居生活の妄想が暴走してしまう。結果、当の{player}にも聞かれてしまい大いに焦るのだった。


-------------- situation:
ABC妄想事件
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジオ・ゲヘナで見事、難事件を解決したカスミ。
どんな真実も解き明かす『聖職者』のうわさは
瞬く間に広がっていった。

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 ああ、看板はそっち──【chara 137412 face 1 (normal)】 うん、そのあたりかな。
【chara 137412 face 2 (joy)】 ありがとう、助手くん。

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ……【chara 137412 face 1 (normal)】 よしっ! 今日からここが、
『カスミ探偵事務所 ジオ・ゲヘナ支部』だ!
いい建物を融通してくれて、ネフィ=ネラさんには感謝しかないよ。

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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 ま、支部……っていっても、本部もまだないんだけどね……
【chara 137412 face 1 (normal)】 いつかちゃんとした事務所を開くためにも!
ここで頑張って稼がなくてはね♪

Choice: (1) じゃあ、その衣装は……
----- Tag 1 -----
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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 もちろん、真実を追究する者、聖職者……シスターの装いだとも。
ジオ・ゲヘナの人々にはこの格好の私が
一番印象に残っているだろうからね。

Choice: (2) あの時のカスミちゃんはかっこよかった。
Choice: (3) すごくかわいいと思うよ!
----- Tag 2 -----
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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ふふ、そうだろう、そうだろう!
さしずめ、真実に仕える者の姿──
【chara 137412 face 1 (normal)】 ストイックで私も気に入ってるんだ。

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カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 助手くんが褒めてくれてるからずっと着ていたいだなんて
思ってるわけじゃないからね……!?

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----- Tag 3 -----
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カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 ~~っ! な、な、なにを言うんだいっ!
これは敬虔な聖職者の衣装だよ! そ、それはまあ……私だって……
かわいいなとは思っ……

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 も、もうっ、助手くんってば、そういうところだ!
【chara 137412 face 5 (shy)】 ほ……本気にする……じゃないか……

----- Tag 4 -----
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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 それに。探偵事務所、というからにはつまり
探偵である私と、助手である助手くんが常駐するわけだ。
【chara 137412 face 5 (shy)】 そう、私と、助手くんが二人っきりで……わあああ……

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カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 と、ともかく、【chara 137412 face 1 (normal)】 今日は記念すべき事務所オープンの日だよ!
お客さんにお出しする珈琲の準備をしなくちゃね。
きっと忙しくなるから──

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 え? 珈琲が足りない?
【chara 137412 face 4 (sad)】 盲点だったな……ちょうど切らしていたみたいだ。
買い出しをお願いしてもいいかな、助手くん。

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 おっ、さっそくだね。
【chara 137412 face 2 (joy)】 記念すべき依頼人第一号の足音が聞こえてきたよ。
【chara 137412 face 1 (normal)】 ……どうぞ、入りたまえ!

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カノン:
【chara 134912 face 1 (normal)】 失礼あそばせ! お下々のお噂をお聞きしたのですけれど、
お探偵事務所が今日開業ですとか~~?
【chara 134912 face 2 (joy)】 あたくし様が様子を見に来て差し上げましてよ~? ヲ~ッホッホッホ!

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 やあ、カノンさん。よく来てくれたね。
カノンさんが記念すべき一人目のお客様だ。
【chara 137412 face 1 (normal)】 早速だけど、依頼の内容は……

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カノン:
【chara 134912 face 2 (joy)】 ヲ~ッホッホッホ! いっちょ前に探偵事務所っぽいお話を
されますこと!
【chara 134912 face 1 (normal)】 お探偵事務所といえばそう、【chara 134912 face 2 (joy)】 お調査! お調査のご依頼ですわ~!

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カノン:
【chara 134912 face 3 (anger)】 そう、あのいまいましい、お陰険お極まりないネフィ=ネラ。
【chara 134912 face 1 (normal)】 あの女のヒミツの弱点を探ってほしいのですわ。
【chara 134912 face 2 (joy)】 無駄にネフィのお信頼分厚いアナタなら、お茶の子でございましょう?

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 これは……初日から超・難事件の発生だよ……
【chara 137412 face 4 (sad)】 というか、まったく懲りてないね、この人は……

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カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】 できますの? できませんの?

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ま、まあ待ちたまえ。
この私に、解き明かせないものはないよ。
こういうときは、そう、項目ごとに分け、要点を整理するところから──

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 ……というわけで、結論だ。
今回のケースにおいて、彼女の弱点は──

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 ない。

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カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】 は?

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 調査できた限りの情報において、【chara 137412 face 4 (sad)】 いま現在カノンさんが突くことのできる
戦力的な意味での弱点は、ネフィ=ネラさんには存在しない。
【chara 137412 face 3 (anger)】 それが、導き出された真実だ。

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カノン:
【chara 134912 face 8 (special_b)】 む……むき~~っ! もうよろしいですわ!
そんな! わかりきった! ド正論は!
【chara 134912 face 9 (special_c)】 お排泄物ほどの役にも立ちませんわ~~っ! ごきげんようっ!

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 あ……行ってしまった。
【chara 137412 face 4 (sad)】 真実を受け入れてもらうのは、時として難しいものだね。
それはそれとして……お代は、置いていってほしかったな……

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 【chara 137412 face 1 (normal)】 そんなことを言っている間に次の依頼人が来たようだね。

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ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】 カースーミーちゃんっ♪ えへへ~、ナーナ来たよぉ~☆
今日はお客さんなんだ~♪
カスミちゃんのおなやみそーだんしつ、よろしくお願いしま~す!

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 あっ……これはナーナさん、【chara 137412 face 1 (normal)】 じゃなくって、見習いくんっ!
【chara 137412 face 2 (joy)】 ここはお悩み相談室じゃなくて、探偵事務所なんだ。

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 もちろん、他ならぬナーナさんの悩み事なら聞かせてもらうよ。
【chara 137412 face 2 (joy)】 この私に解けない謎はない。解決できない事件もまた、
ありはしないからね。

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ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】 わあ~♪
【chara 136211 face 1 (normal)】 あのねあのねっ、ナーナ、ずーっと探してるものがあってね。

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ナーナ:
【chara 136211 face 1 (normal)】 ドーナツの穴なんだけど……
【chara 136211 face 4 (sad)】 ナーナが食べようとすると、いっつも消えちゃうの。
探してくれる?

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ドーナツの……穴を……?
【chara 137412 face 4 (sad)】 え、えーっと……
ドーナツを食べると……穴が……【chara 137412 face 6 (surprised)】 なんだって?

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ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】 カスミちゃんなら、わかるかなあって♪

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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 いやそもそも穴は穴だろう?
ドーナツは食べられても、穴は食べられていないんじゃないかな。
だってそこに物体としての何かは存在していないわけだし。

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ナーナ:
【chara 136211 face 1 (normal)】 でも、穴があいてるから、ドーナツはドーナツだよね?
穴がなかったらドーナツじゃないし、
【chara 136211 face 2 (joy)】 だから、穴もドーナツの一部なんだよ! 【chara 136211 face 4 (sad)】 ね、ね、食べたらどーなるの?

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 これは哲学的な命題だね……
【chara 137412 face 4 (sad)】 ……ううん、どう納得してもらえばいいんだろう……?
穴の概念は、どこに属するものなのか……

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ナーナ:
【chara 136211 face 6 (surprised)】 あっ! でも、穴のあいてないドーナツもあったね!
【chara 136211 face 4 (sad)】 ん~、【chara 136211 face 2 (joy)】 餡ドーナツも美味しいよね~

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 命題を複雑化しないでもらえるかな!
いったん置いておこう!

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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 ……というわけなんだが……
私もよく分からなくなってきた……

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ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】 ううん、いいよ、いいよ!
【chara 136211 face 1 (normal)】 探し物も大事だけど、
ナーナがここに来た一番の理由はね──

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ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】 カスミちゃんとおしゃべりしたかったからなのっ!
えへへ~、すっごく楽しかった~♪
【chara 136211 face 1 (normal)】 これ、お礼のドーナツね! 【chara 136211 face 2 (joy)】 またねっ♪

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 1 (normal)】 「真実の館」ってのはここかい?

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 いらっしゃい。
ここは真実を求める者たちの集う場所さ。
【chara 137412 face 2 (joy)】 ご依頼とあれば、喜んで承るよ!

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】 よかった。あんたなら、どんな難題も解決できるって噂を聞いたのさ。
【chara 50611 face 1 (normal)】 それでちょっと相談にやってきたってわけ。
他に相談できる相手もいなくってね……

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 うんうん!
まずは話してみてくれたまえ。
【chara 137412 face 1 (normal)】 もちろん秘密厳守だよ。

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 5 (shy)】 あたし、ほら、アレさアレ……
いま付き合ってる男がいてね……
で、今度いっしょに住むってことになったんだけど……

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 うんうん……
【chara 137412 face 6 (surprised)】 うん……?

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 5 (shy)】 せっかく一緒に住むんだ、あいつ好みの部屋に
してやろうって思ったんだけど……
あいつ、お前の好きなのがいい、【chara 50611 face 2 (joy)】 しか言わなくて困っちゃってさあ……♪

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 あ……あれ……?
これはのろけ話……では……? 

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ま、まあ、【chara 137412 face 1 (normal)】 話を聞くことも探偵の役目だよね!
……もしかして新婚さんなのかな……
【chara 137412 face 2 (joy)】 ふふっ、微笑ましいね。

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 いつか私も……自分の事務所を、ランドソルに構えて……
新しい生活を始めて……
そして、そのときは、私のそばに──

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 なんて……【chara 137412 face 2 (joy)】 ふふ、いいなぁ……

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 1 (normal)】 ……で、どんなのがいいだろ、探偵さん?

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 え? えっ? あっ、そ、そそそそうだねっ。
【chara 137412 face 1 (normal)】 歯ブラシの話だったかな。虫眼鏡と同じで毎日使うものだから、
握りやすさは重視して──【chara 137412 face 2 (joy)】 い、色違いのおそろいとか、どうだいっ?

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 4 (sad)】 そっちはもういいんだよ。
【chara 50611 face 5 (shy)】 もっと、こう……胸の奥の野性が目覚めるような、
猛々しいアイデアはないかなってさ!

voice: vo_adv_1374001_055
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 胸の奥の野性なんて、
そんなの私に分かるわけがないよ~! 

voice: vo_adv_1374001_056
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 ……いやいや。
【chara 137412 face 3 (anger)】 私のこの頭脳を頼って訪れてくれた、大事な依頼者さんだ。
名探偵として力になってあげなくては。例えば自分だったら……

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カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 ……仮に、仮にだよ。【chara 137412 face 1 (normal)】 私にパートナーがいたとしよう。
そう、たとえば……【chara 137412 face 5 (shy)】 じょ、助手くんのような……
か、仮の話だよっ?

voice: vo_adv_1374001_058
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 私だったら。おそろいのマグカップで、モーニング珈琲、
なんてシチュエーションに憧れるかな。
レースカーテンからの優しい日差し、トーストの焼けるにおい。

voice: vo_adv_1374001_059
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 トーストには木いちごのジャムも添えてね。
新聞に目を通しながら一日の予定を話し合って──
壁掛け時計が鳴るころ、一緒に事務所のカギを開けるんだ。そして……

voice: vo_adv_1374001_060
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】 ふうん、いいねいいね! 参考になるよ!
どんどん聞かせとくれよ。
心燃えるような新婚生活のプランをさ!

--- Switch scene ---

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voice: vo_adv_1374001_061
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 そうだな……カップル生活といえば、たとえば料理は欠かせないだろう?
探偵と助手が、「おそろいの好みの味」という二人で一つの謎を解く、
共同作業といえるだろうね。

voice: vo_adv_1374001_062
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 「ね、ちょっと味見してみてくれるかい」
【chara 137412 face 1 (normal)】 と私が言うと、【chara 137412 face 2 (joy)】 彼ったら、待ちきれなくてさ……♪
勢いで、私の指までしゃぶっちゃったりするんだ。

voice: vo_adv_1374001_063
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 で、私がドギマギしてるのにも気づかないでさ。
満面の笑みで料理を頬張って、
【chara 137412 face 1 (normal)】 「うん。美味しい。君の味だね」【chara 137412 face 2 (joy)】 なんて言ったりするんだよ。

voice: vo_adv_1374001_064
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 私はあきれて、彼の背中をポカポカ叩いて……

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アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】 いいねいいね! 猛ってきたよ!
そうそう、そういうのをやってみたいのさ!
【chara 50611 face 5 (shy)】 ほ……ほかにはどうだいっ……?

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voice: vo_adv_1374001_066
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 そうだね……彼ってば、私にはおせっかいなくらい優しいのに、
いざ自分のこととなると無頓着で困ったものなのさ。
シャワーのあと、濡れた髪のままずっといたりして……

voice: vo_adv_1374001_067
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 だから私がね、タオルで拭いてあげるんだ。
【chara 137412 face 1 (normal)】 「こら! じっとしてなさい!」【chara 137412 face 2 (joy)】 なんて言ってさ、わしゃわしゃ~って。
大きな犬みたいじゃないかい? まったく世話が焼けてしまうよね……♪

voice: vo_adv_1374001_068
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 そうしてると彼が急に振り向いて……【chara 137412 face 2 (joy)】 しばらく見つめあって……
ふと目があって、【chara 137412 face 5 (shy)】 だ、抱きついてきたりして……

voice: vo_adv_1374001_069
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】 ひゃ~! 鼻の頭が湿ってきちまうよ!
【chara 50611 face 5 (shy)】 それからそれから? どうなるんだい?

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voice: vo_adv_1374001_070
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 それから……そう。二人で読書もするよ。
私にとって、人生のとても大切な時間だ。
【chara 137412 face 2 (joy)】 そんなひとときを、寄り添って過ごす。【chara 137412 face 1 (normal)】 それが夫婦の本質だと私は思う。

voice: vo_adv_1374001_071
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 私が床に座って、大好きな一冊を読んでいると、
いつしか彼も、私と背中あわせに座って本を読んでいるんだ。

voice: vo_adv_1374001_072
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 外では雨の音がしている……
お互い、言葉はない。ただページをめくる音がときどき響くだけだ。
でも、背中にお互いの体温を感じている。そして、ふと思うんだよ。

voice: vo_adv_1374001_073
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ああ、私は──
この人といっしょになってよかったなって、さ。

voice: vo_adv_1374001_074
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 5 (shy)】 ああ~
わかる~

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_1374001_075
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】 すごいよアンタ!
【chara 50611 face 1 (normal)】 『愛の名探偵』とはアンタのことだね!

voice: vo_adv_1374001_076
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ふふ……私も自分の灰色の脳細胞が恐ろしいよ……
【chara 137412 face 1 (normal)】 じゃあ最後にとっておき! ……その名も、
【chara 137412 face 2 (joy)】 『ハートはラビリンス! 愛の密室大事件!』気になるかい?

Choice: (5) 聞いてみたい!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1374001_077
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 よしっじゃあ……
【chara 137412 face 6 (surprised)】 …………ん?

voice: vo_adv_1374001_078
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 じょ、じょ、じょ、助手く~んっ!?
なんで!? どうして? 私の後ろにいるんだいっ!?

Choice: (6) コーヒー、買ってきたよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1374001_079
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 あ、あああ、そうだった……お願いしたのは私だった。
【chara 137412 face 4 (sad)】 い、いったいいつ帰ってきたのかな……?

Choice: (7) おそろいのマグカップの話のあたりから。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1374001_080
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 ほとんど最初からじゃないかー!

voice: vo_adv_1374001_081
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 1 (normal)】 へぇ、この人がアンタの旦那さんかい?
【chara 50611 face 2 (joy)】 いいオトコの趣味してるじゃないか♪

voice: vo_adv_1374001_082
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 あっ、えっ、えっと、だ、旦那さん、だなんて……

voice: vo_adv_1374001_083
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 もっと言ってほしい……! 

voice: vo_adv_1374001_084
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 そ、そうじゃないんだ。
ち、違うんだ助手くんっ。
これはだね、それはだねっ……

voice: vo_adv_1374001_085
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 6 (surprised)】 ふうん、旦那のこと【chara 50611 face 1 (normal)】 「助手くん」って呼んでるのかい。
【chara 50611 face 2 (joy)】 真面目そうな顔して、アンタもけっこう好きモンだねえ♪

voice: vo_adv_1374001_086
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】 ふふ、あたしもあいつに会いたくなってきたよ。
【chara 50611 face 1 (normal)】 ありがとう。捗ったよ。これはお代だよ。
【chara 50611 face 2 (joy)】 じゃ、ごゆっくり……♪

voice: vo_adv_1374001_087
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 待って! このタイミングで帰らないで! ああっ!

voice: vo_adv_1374001_088
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 ……
……その……
ええと……

voice: vo_adv_1374001_089
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 どうしよう……この空気で……二人っきり……
【chara 137412 face 4 (sad)】 私……なにを言えばいいんだろう……
あんな妄想を聞かれた後では沈黙が気まずいよ~……! 

voice: vo_adv_1374001_090
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 おそろいのマグカップのことも……
二人で料理しながら食べさせっこも……
お風呂あがりに、髪を拭いてあげるのも……それに……! 

voice: vo_adv_1374001_091
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 あのっ……助手くん……! こ……これは……だね……
しんじつ……そう、二人で真実を探るという……
あくまでその……あくまで……しんじつの……ウウッ……!

Choice: (8) カスミちゃん。真実を求めるために……
----- Tag 8 -----
Choice: (9) 今度おそろいのカップを買いに行こう。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1374001_092
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ……!
【chara 137412 face 1 (normal)】 …………【chara 137412 face 2 (joy)】 ありがとう、助手くん。ぜひとも、お願いするよ。
きっと、いつか。私たちの真実にたどり着くために。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 自分の未熟さに頭を抱えつつ、うなずくカスミ。
後日、お揃いのマグカップが机の上に並んだという。