カスミ(シスター) 第1話
ジオ・ゲヘナに探偵事務所を開いたカスミ。依頼者たちの相談に乗るうち、{player}との同居生活の妄想が暴走してしまう。結果、当の{player}にも聞かれてしまい大いに焦るのだった。
-------------- situation:
ABC妄想事件
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ジオ・ゲヘナで見事、難事件を解決したカスミ。
どんな真実も解き明かす『聖職者』のうわさは
瞬く間に広がっていった。
voice: vo_adv_1374001_000
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
ああ、看板はそっち──【chara 137412 face 1 (normal)】
うん、そのあたりかな。
【chara 137412 face 2 (joy)】
ありがとう、助手くん。
voice: vo_adv_1374001_001
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
……【chara 137412 face 1 (normal)】
よしっ! 今日からここが、
『カスミ探偵事務所 ジオ・ゲヘナ支部』だ!
いい建物を融通してくれて、ネフィ=ネラさんには感謝しかないよ。
voice: vo_adv_1374001_002
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】
ま、支部……っていっても、本部もまだないんだけどね……
【chara 137412 face 1 (normal)】
いつかちゃんとした事務所を開くためにも!
ここで頑張って稼がなくてはね♪
Choice: (1) じゃあ、その衣装は……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1374001_003
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
もちろん、真実を追究する者、聖職者……シスターの装いだとも。
ジオ・ゲヘナの人々にはこの格好の私が
一番印象に残っているだろうからね。
Choice: (2) あの時のカスミちゃんはかっこよかった。
Choice: (3) すごくかわいいと思うよ!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1374001_004
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
ふふ、そうだろう、そうだろう!
さしずめ、真実に仕える者の姿──
【chara 137412 face 1 (normal)】
ストイックで私も気に入ってるんだ。
voice: vo_adv_1374001_005
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
助手くんが褒めてくれてるからずっと着ていたいだなんて
思ってるわけじゃないからね……!?
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----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1374001_006
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
~~っ! な、な、なにを言うんだいっ!
これは敬虔な聖職者の衣装だよ! そ、それはまあ……私だって……
かわいいなとは思っ……
voice: vo_adv_1374001_007
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
も、もうっ、助手くんってば、そういうところだ!
【chara 137412 face 5 (shy)】
ほ……本気にする……じゃないか……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1374001_008
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】
それに。探偵事務所、というからにはつまり
探偵である私と、助手である助手くんが常駐するわけだ。
【chara 137412 face 5 (shy)】
そう、私と、助手くんが二人っきりで……わあああ……
voice: vo_adv_1374001_009
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
と、ともかく、【chara 137412 face 1 (normal)】
今日は記念すべき事務所オープンの日だよ!
お客さんにお出しする珈琲の準備をしなくちゃね。
きっと忙しくなるから──
voice: vo_adv_1374001_010
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
え? 珈琲が足りない?
【chara 137412 face 4 (sad)】
盲点だったな……ちょうど切らしていたみたいだ。
買い出しをお願いしてもいいかな、助手くん。
voice: vo_adv_1374001_011
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
おっ、さっそくだね。
【chara 137412 face 2 (joy)】
記念すべき依頼人第一号の足音が聞こえてきたよ。
【chara 137412 face 1 (normal)】
……どうぞ、入りたまえ!
voice: vo_adv_1374001_012
カノン:
【chara 134912 face 1 (normal)】
失礼あそばせ! お下々のお噂をお聞きしたのですけれど、
お探偵事務所が今日開業ですとか~~?
【chara 134912 face 2 (joy)】
あたくし様が様子を見に来て差し上げましてよ~? ヲ~ッホッホッホ!
voice: vo_adv_1374001_013
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
やあ、カノンさん。よく来てくれたね。
カノンさんが記念すべき一人目のお客様だ。
【chara 137412 face 1 (normal)】
早速だけど、依頼の内容は……
voice: vo_adv_1374001_014
カノン:
【chara 134912 face 2 (joy)】
ヲ~ッホッホッホ! いっちょ前に探偵事務所っぽいお話を
されますこと!
【chara 134912 face 1 (normal)】
お探偵事務所といえばそう、【chara 134912 face 2 (joy)】
お調査! お調査のご依頼ですわ~!
voice: vo_adv_1374001_015
カノン:
【chara 134912 face 3 (anger)】
そう、あのいまいましい、お陰険お極まりないネフィ=ネラ。
【chara 134912 face 1 (normal)】
あの女のヒミツの弱点を探ってほしいのですわ。
【chara 134912 face 2 (joy)】
無駄にネフィのお信頼分厚いアナタなら、お茶の子でございましょう?
voice: vo_adv_1374001_016
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
これは……初日から超・難事件の発生だよ……
【chara 137412 face 4 (sad)】
というか、まったく懲りてないね、この人は……
voice: vo_adv_1374001_017
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
できますの? できませんの?
voice: vo_adv_1374001_018
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
ま、まあ待ちたまえ。
この私に、解き明かせないものはないよ。
こういうときは、そう、項目ごとに分け、要点を整理するところから──
voice: vo_adv_1374001_019
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
……というわけで、結論だ。
今回のケースにおいて、彼女の弱点は──
voice: vo_adv_1374001_020
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
ない。
voice: vo_adv_1374001_021
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
は?
voice: vo_adv_1374001_022
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
調査できた限りの情報において、【chara 137412 face 4 (sad)】
いま現在カノンさんが突くことのできる
戦力的な意味での弱点は、ネフィ=ネラさんには存在しない。
【chara 137412 face 3 (anger)】
それが、導き出された真実だ。
voice: vo_adv_1374001_023
カノン:
【chara 134912 face 8 (special_b)】
む……むき~~っ! もうよろしいですわ!
そんな! わかりきった! ド正論は!
【chara 134912 face 9 (special_c)】
お排泄物ほどの役にも立ちませんわ~~っ! ごきげんようっ!
voice: vo_adv_1374001_024
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
あ……行ってしまった。
【chara 137412 face 4 (sad)】
真実を受け入れてもらうのは、時として難しいものだね。
それはそれとして……お代は、置いていってほしかったな……
voice: vo_adv_1374001_025
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
【chara 137412 face 1 (normal)】
そんなことを言っている間に次の依頼人が来たようだね。
voice: vo_adv_1374001_026
ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】
カースーミーちゃんっ♪ えへへ~、ナーナ来たよぉ~☆
今日はお客さんなんだ~♪
カスミちゃんのおなやみそーだんしつ、よろしくお願いしま~す!
voice: vo_adv_1374001_027
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
あっ……これはナーナさん、【chara 137412 face 1 (normal)】
じゃなくって、見習いくんっ!
【chara 137412 face 2 (joy)】
ここはお悩み相談室じゃなくて、探偵事務所なんだ。
voice: vo_adv_1374001_028
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
もちろん、他ならぬナーナさんの悩み事なら聞かせてもらうよ。
【chara 137412 face 2 (joy)】
この私に解けない謎はない。解決できない事件もまた、
ありはしないからね。
voice: vo_adv_1374001_029
ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】
わあ~♪
【chara 136211 face 1 (normal)】
あのねあのねっ、ナーナ、ずーっと探してるものがあってね。
voice: vo_adv_1374001_030
ナーナ:
【chara 136211 face 1 (normal)】
ドーナツの穴なんだけど……
【chara 136211 face 4 (sad)】
ナーナが食べようとすると、いっつも消えちゃうの。
探してくれる?
voice: vo_adv_1374001_031
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
ドーナツの……穴を……?
【chara 137412 face 4 (sad)】
え、えーっと……
ドーナツを食べると……穴が……【chara 137412 face 6 (surprised)】
なんだって?
voice: vo_adv_1374001_032
ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】
カスミちゃんなら、わかるかなあって♪
voice: vo_adv_1374001_033
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】
いやそもそも穴は穴だろう?
ドーナツは食べられても、穴は食べられていないんじゃないかな。
だってそこに物体としての何かは存在していないわけだし。
voice: vo_adv_1374001_034
ナーナ:
【chara 136211 face 1 (normal)】
でも、穴があいてるから、ドーナツはドーナツだよね?
穴がなかったらドーナツじゃないし、
【chara 136211 face 2 (joy)】
だから、穴もドーナツの一部なんだよ! 【chara 136211 face 4 (sad)】
ね、ね、食べたらどーなるの?
voice: vo_adv_1374001_035
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
これは哲学的な命題だね……
【chara 137412 face 4 (sad)】
……ううん、どう納得してもらえばいいんだろう……?
穴の概念は、どこに属するものなのか……
voice: vo_adv_1374001_036
ナーナ:
【chara 136211 face 6 (surprised)】
あっ! でも、穴のあいてないドーナツもあったね!
【chara 136211 face 4 (sad)】
ん~、【chara 136211 face 2 (joy)】
餡ドーナツも美味しいよね~
voice: vo_adv_1374001_037
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
命題を複雑化しないでもらえるかな!
いったん置いておこう!
voice: vo_adv_1374001_038
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】
……というわけなんだが……
私もよく分からなくなってきた……
voice: vo_adv_1374001_039
ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】
ううん、いいよ、いいよ!
【chara 136211 face 1 (normal)】
探し物も大事だけど、
ナーナがここに来た一番の理由はね──
voice: vo_adv_1374001_040
ナーナ:
【chara 136211 face 2 (joy)】
カスミちゃんとおしゃべりしたかったからなのっ!
えへへ~、すっごく楽しかった~♪
【chara 136211 face 1 (normal)】
これ、お礼のドーナツね! 【chara 136211 face 2 (joy)】
またねっ♪
voice: vo_adv_1374001_041
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 1 (normal)】
「真実の館」ってのはここかい?
voice: vo_adv_1374001_042
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
いらっしゃい。
ここは真実を求める者たちの集う場所さ。
【chara 137412 face 2 (joy)】
ご依頼とあれば、喜んで承るよ!
voice: vo_adv_1374001_043
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】
よかった。あんたなら、どんな難題も解決できるって噂を聞いたのさ。
【chara 50611 face 1 (normal)】
それでちょっと相談にやってきたってわけ。
他に相談できる相手もいなくってね……
voice: vo_adv_1374001_044
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
うんうん!
まずは話してみてくれたまえ。
【chara 137412 face 1 (normal)】
もちろん秘密厳守だよ。
voice: vo_adv_1374001_045
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 5 (shy)】
あたし、ほら、アレさアレ……
いま付き合ってる男がいてね……
で、今度いっしょに住むってことになったんだけど……
voice: vo_adv_1374001_046
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
うんうん……
【chara 137412 face 6 (surprised)】
うん……?
voice: vo_adv_1374001_047
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 5 (shy)】
せっかく一緒に住むんだ、あいつ好みの部屋に
してやろうって思ったんだけど……
あいつ、お前の好きなのがいい、【chara 50611 face 2 (joy)】
しか言わなくて困っちゃってさあ……♪
voice: vo_adv_1374001_048
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
あ……あれ……?
これはのろけ話……では……?
voice: vo_adv_1374001_049
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
ま、まあ、【chara 137412 face 1 (normal)】
話を聞くことも探偵の役目だよね!
……もしかして新婚さんなのかな……
【chara 137412 face 2 (joy)】
ふふっ、微笑ましいね。
voice: vo_adv_1374001_050
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
いつか私も……自分の事務所を、ランドソルに構えて……
新しい生活を始めて……
そして、そのときは、私のそばに──
voice: vo_adv_1374001_051
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
なんて……【chara 137412 face 2 (joy)】
ふふ、いいなぁ……
voice: vo_adv_1374001_052
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 1 (normal)】
……で、どんなのがいいだろ、探偵さん?
voice: vo_adv_1374001_053
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
え? えっ? あっ、そ、そそそそうだねっ。
【chara 137412 face 1 (normal)】
歯ブラシの話だったかな。虫眼鏡と同じで毎日使うものだから、
握りやすさは重視して──【chara 137412 face 2 (joy)】
い、色違いのおそろいとか、どうだいっ?
voice: vo_adv_1374001_054
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 4 (sad)】
そっちはもういいんだよ。
【chara 50611 face 5 (shy)】
もっと、こう……胸の奥の野性が目覚めるような、
猛々しいアイデアはないかなってさ!
voice: vo_adv_1374001_055
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
胸の奥の野性なんて、
そんなの私に分かるわけがないよ~!
voice: vo_adv_1374001_056
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】
……いやいや。
【chara 137412 face 3 (anger)】
私のこの頭脳を頼って訪れてくれた、大事な依頼者さんだ。
名探偵として力になってあげなくては。例えば自分だったら……
voice: vo_adv_1374001_057
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
……仮に、仮にだよ。【chara 137412 face 1 (normal)】
私にパートナーがいたとしよう。
そう、たとえば……【chara 137412 face 5 (shy)】
じょ、助手くんのような……
か、仮の話だよっ?
voice: vo_adv_1374001_058
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
私だったら。おそろいのマグカップで、モーニング珈琲、
なんてシチュエーションに憧れるかな。
レースカーテンからの優しい日差し、トーストの焼けるにおい。
voice: vo_adv_1374001_059
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
トーストには木いちごのジャムも添えてね。
新聞に目を通しながら一日の予定を話し合って──
壁掛け時計が鳴るころ、一緒に事務所のカギを開けるんだ。そして……
voice: vo_adv_1374001_060
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】
ふうん、いいねいいね! 参考になるよ!
どんどん聞かせとくれよ。
心燃えるような新婚生活のプランをさ!
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374001_061
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
そうだな……カップル生活といえば、たとえば料理は欠かせないだろう?
探偵と助手が、「おそろいの好みの味」という二人で一つの謎を解く、
共同作業といえるだろうね。
voice: vo_adv_1374001_062
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
「ね、ちょっと味見してみてくれるかい」
【chara 137412 face 1 (normal)】
と私が言うと、【chara 137412 face 2 (joy)】
彼ったら、待ちきれなくてさ……♪
勢いで、私の指までしゃぶっちゃったりするんだ。
voice: vo_adv_1374001_063
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
で、私がドギマギしてるのにも気づかないでさ。
満面の笑みで料理を頬張って、
【chara 137412 face 1 (normal)】
「うん。美味しい。君の味だね」【chara 137412 face 2 (joy)】
なんて言ったりするんだよ。
voice: vo_adv_1374001_064
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
私はあきれて、彼の背中をポカポカ叩いて……
voice: vo_adv_1374001_065
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】
いいねいいね! 猛ってきたよ!
そうそう、そういうのをやってみたいのさ!
【chara 50611 face 5 (shy)】
ほ……ほかにはどうだいっ……?

voice: vo_adv_1374001_066
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
そうだね……彼ってば、私にはおせっかいなくらい優しいのに、
いざ自分のこととなると無頓着で困ったものなのさ。
シャワーのあと、濡れた髪のままずっといたりして……
voice: vo_adv_1374001_067
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
だから私がね、タオルで拭いてあげるんだ。
【chara 137412 face 1 (normal)】
「こら! じっとしてなさい!」【chara 137412 face 2 (joy)】
なんて言ってさ、わしゃわしゃ~って。
大きな犬みたいじゃないかい? まったく世話が焼けてしまうよね……♪
voice: vo_adv_1374001_068
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
そうしてると彼が急に振り向いて……【chara 137412 face 2 (joy)】
しばらく見つめあって……
ふと目があって、【chara 137412 face 5 (shy)】
だ、抱きついてきたりして……
voice: vo_adv_1374001_069
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】
ひゃ~! 鼻の頭が湿ってきちまうよ!
【chara 50611 face 5 (shy)】
それからそれから? どうなるんだい?

voice: vo_adv_1374001_070
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
それから……そう。二人で読書もするよ。
私にとって、人生のとても大切な時間だ。
【chara 137412 face 2 (joy)】
そんなひとときを、寄り添って過ごす。【chara 137412 face 1 (normal)】
それが夫婦の本質だと私は思う。
voice: vo_adv_1374001_071
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
私が床に座って、大好きな一冊を読んでいると、
いつしか彼も、私と背中あわせに座って本を読んでいるんだ。
voice: vo_adv_1374001_072
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
外では雨の音がしている……
お互い、言葉はない。ただページをめくる音がときどき響くだけだ。
でも、背中にお互いの体温を感じている。そして、ふと思うんだよ。
voice: vo_adv_1374001_073
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
ああ、私は──
この人といっしょになってよかったなって、さ。
voice: vo_adv_1374001_074
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 5 (shy)】
ああ~
わかる~
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1374001_075
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】
すごいよアンタ!
【chara 50611 face 1 (normal)】
『愛の名探偵』とはアンタのことだね!
voice: vo_adv_1374001_076
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
ふふ……私も自分の灰色の脳細胞が恐ろしいよ……
【chara 137412 face 1 (normal)】
じゃあ最後にとっておき! ……その名も、
【chara 137412 face 2 (joy)】
『ハートはラビリンス! 愛の密室大事件!』気になるかい?
Choice: (5) 聞いてみたい!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1374001_077
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
よしっじゃあ……
【chara 137412 face 6 (surprised)】
…………ん?
voice: vo_adv_1374001_078
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
じょ、じょ、じょ、助手く~んっ!?
なんで!? どうして? 私の後ろにいるんだいっ!?
Choice: (6) コーヒー、買ってきたよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1374001_079
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
あ、あああ、そうだった……お願いしたのは私だった。
【chara 137412 face 4 (sad)】
い、いったいいつ帰ってきたのかな……?
Choice: (7) おそろいのマグカップの話のあたりから。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1374001_080
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
ほとんど最初からじゃないかー!
voice: vo_adv_1374001_081
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 1 (normal)】
へぇ、この人がアンタの旦那さんかい?
【chara 50611 face 2 (joy)】
いいオトコの趣味してるじゃないか♪
voice: vo_adv_1374001_082
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
あっ、えっ、えっと、だ、旦那さん、だなんて……
voice: vo_adv_1374001_083
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
もっと言ってほしい……!
voice: vo_adv_1374001_084
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】
そ、そうじゃないんだ。
ち、違うんだ助手くんっ。
これはだね、それはだねっ……
voice: vo_adv_1374001_085
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 6 (surprised)】
ふうん、旦那のこと【chara 50611 face 1 (normal)】
「助手くん」って呼んでるのかい。
【chara 50611 face 2 (joy)】
真面目そうな顔して、アンタもけっこう好きモンだねえ♪
voice: vo_adv_1374001_086
アサルトジャガーの女性:
【chara 50611 face 2 (joy)】
ふふ、あたしもあいつに会いたくなってきたよ。
【chara 50611 face 1 (normal)】
ありがとう。捗ったよ。これはお代だよ。
【chara 50611 face 2 (joy)】
じゃ、ごゆっくり……♪
voice: vo_adv_1374001_087
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
待って! このタイミングで帰らないで! ああっ!
voice: vo_adv_1374001_088
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
……
……その……
ええと……
voice: vo_adv_1374001_089
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
どうしよう……この空気で……二人っきり……
【chara 137412 face 4 (sad)】
私……なにを言えばいいんだろう……
あんな妄想を聞かれた後では沈黙が気まずいよ~……!
voice: vo_adv_1374001_090
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
おそろいのマグカップのことも……
二人で料理しながら食べさせっこも……
お風呂あがりに、髪を拭いてあげるのも……それに……!
voice: vo_adv_1374001_091
カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】
あのっ……助手くん……! こ……これは……だね……
しんじつ……そう、二人で真実を探るという……
あくまでその……あくまで……しんじつの……ウウッ……!
Choice: (8) カスミちゃん。真実を求めるために……
----- Tag 8 -----
Choice: (9) 今度おそろいのカップを買いに行こう。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1374001_092
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
……!
【chara 137412 face 1 (normal)】
…………【chara 137412 face 2 (joy)】
ありがとう、助手くん。ぜひとも、お願いするよ。
きっと、いつか。私たちの真実にたどり着くために。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
自分の未熟さに頭を抱えつつ、うなずくカスミ。
後日、お揃いのマグカップが机の上に並んだという。