カスミ(シスター) 第3話
カスミは物件に居つく幽霊の依頼を受けることにした。だがたどり着いた真実はほろ苦く、幽霊も成仏することが難しい。そんな中、カスミはシスターとして祈りを捧げ、幽霊の本来の願いを叶えることができた。


-------------- situation:
謎解きは祈祷のあとで
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 怪奇現象の元となった魔物を退治し、
無事に事件を解決したカスミと{player}。
しかしその夜、突然のポルターガイストが二人を襲ったのだった。

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 さて、と。
それではいまから、この心霊現象をひきおこした者──
真犯人の追跡といこう。

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ふふっ、足跡がなくとも追跡はできるのだよ。
【chara 137412 face 1 (normal)】 飛び散った花瓶に花。ペン……これが今回の『足跡』だ。
仮に姿が見えずとも、ね。

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 うん。この部屋を出て聖堂に向かったに違いない。

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カスミ:
【chara 137412 face 5 (shy)】 ……さっきは、しがみついてしまったけど……
私を守ってくれた助手くん。【chara 137412 face 1 (normal)】 頼もしかったし……【chara 137412 face 2 (joy)】 うれしかったな……

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ──もうちょっと長く、しがみついておけばよかった……
【chara 137412 face 5 (shy)】 じゃないっ、私は何を、何を考えているんだ。
【chara 137412 face 3 (anger)】 今は事件の解決が優先だよね。

Choice: (1) カスミちゃん、あれが幽霊かな?
----- Tag 1 -----
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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ……!
【chara 137412 face 3 (anger)】 あの……霧みたいにおぼろげに見えるのが……
この怪奇現象の、もう一つの正体だねっ!

幽霊:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!!

voice: vo_adv_1374003_006
カスミ:
【chara 137411 face 3 (anger)】 聖職者の名において退治させてもらうよ!
どこへなりとも消え去りたまえ!
『ルクス・イン・テネブ──』

???:
【chara 137411 face 6 (surprised)】 【chara 3 face 1 (normal)】 【chara 137411 face 6 (surprised)】 にゃ~お。

voice: vo_adv_1374003_007
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】 わ、わっ!
あ、足もとに……!?

Choice: (2) カスミの背中を支える。
----- Tag 2 -----
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カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】 す、すまない。
【chara 137411 face 6 (surprised)】 今のは……猫……?
【chara 137411 face 4 (sad)】 迷い込んだんだろうか? 窓は開いていたっけ。

voice: vo_adv_1374003_009
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】 あれ……どこへ行った?
【chara 137411 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_1374003_010
カスミ:
【chara 137411 face 3 (anger)】 ……ねえ、幽霊。
念のために、あなたにこうして話しかけてみるけど……
あなたはなぜ、ここにいるんだい?

voice: vo_adv_1374003_011
カスミ:
【chara 137411 face 3 (anger)】 すぐに退治したっていいのだけれど──フェアじゃないからね。
【chara 137411 face 1 (normal)】 あなたの事情も知りたいんだ。
【chara 137411 face 3 (anger)】 ……『真実の鏡』よ。あの霊の正体を照らし出したまえ──!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374003_012
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】 こっ……これは……!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374003_013
幽霊:
【chara 414 face 1 (normal)】 ……やあどうも。

voice: vo_adv_1374003_014
カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】 ……いたって普通の男の人だね。

voice: vo_adv_1374003_015
幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 よかった~、やっとボクに気づいてくれる人たちが現れたか!
いや~、ハデに暴れた甲斐があったよ!

voice: vo_adv_1374003_016
カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】 ハデ過ぎではあったけどね……

voice: vo_adv_1374003_017
幽霊:
【chara 414 face 1 (normal)】 まあキミたちも、ボクの起こした心霊現象のおかげで、
いっそう愛が深まったことだろう! 【chara 414 face 2 (joy)】 ハハハ!
いいなあ、カップル生活かあ、いいないいなぁ~

voice: vo_adv_1374003_018
カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】 いろいろ聞きたいこと、ツッコミたいことはあるけれど……
【chara 137411 face 6 (surprised)】 つまるところ、あなたはこの館にとり憑いた幽霊なんだね?

voice: vo_adv_1374003_019
幽霊:
【chara 414 face 6 (surprised)】 う~ん、まあ、そういうことになるんだろうな。
【chara 414 face 1 (normal)】 なってみると、あんまり実感はないもんだけど……

voice: vo_adv_1374003_020
カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】 その割には自己主張が強い気がするけどね……
面白がっていたじゃないか。
【chara 137411 face 1 (normal)】 とりあえず、あなたの話を聞かせてもらおうかな。

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カスミ:
【chara 137411 face 1 (normal)】 私はカスミ。
真実を追究することで、人の悩みを解決する者。
【chara 137411 face 2 (joy)】 すなわち──探偵だよ。

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 「かつてこの聖堂で結婚式を挙げた幼なじみに、
伝言を届けてほしい」
【chara 137412 face 1 (normal)】 なるほどそれが、あなたの願いというわけか。

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幽霊:
【chara 414 face 6 (surprised)】 ああ。君たちが探偵だというなら、ぜひ頼むよ。
【chara 414 face 4 (sad)】 こんな俺を信用してくれるかわからないけど──
心残りなのは本当なんだよ。

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 分かった。引き受けよう。
【chara 137412 face 2 (joy)】 本部ではこの依頼が初仕事だ!

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 といいつつ、幽霊からお代はいただけないからね……
【chara 137412 face 1 (normal)】 開設記念、依頼者第一号様限定、
【chara 137412 face 2 (joy)】 無料キャンペーンということにしておこう♪

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ……と、そういうわけでこの先の村に住んでいるはずの
幼なじみを探しに来たけれど……

voice: vo_adv_1374003_027
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 にしても……
彼女が幸せになった姿を確かめたい。
そして伝えたい……「結婚おめでとう」の言葉を……か。

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カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 やっぱり、少々変わった人だね。
結婚するのは、彼の幼なじみ──
そして、ずっと彼の想い人だったのだろう?

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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 私は初め、彼の依頼はなにか恨みごとのたぐいなのかと警戒したよ。

voice: vo_adv_1374003_030
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 だけど。お祝いに駆けつける途中で
事故に遭い命を落としてしまった、と。

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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 そして、魂が向かうべき場所へ向かえない、その理由が、
祝福の言葉を伝えられなかったことの心残り……か……

voice: vo_adv_1374003_032
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ……【chara 137412 face 1 (normal)】 さて! そろそろ着いたようだよ、助手くんっ!

voice: vo_adv_1374003_033
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】 彼の話が正確なら、このあたりにその夫婦の家があるはず。
【chara 137412 face 4 (sad)】 ……なんだけど。全然見当たらないね……
【chara 137412 face 1 (normal)】 村の人に聞いてみようか。

voice: vo_adv_1374003_034
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 コホン、失礼。
このあたりに、若い夫婦の住んでいる家はなかっただろうか?
こういう名前の──

voice: vo_adv_1374003_035
街の女性:
【chara 1511 face 6 (surprised)】 なんだい、あの二人に会いにきたのかい?
【chara 1511 face 1 (normal)】 それならね──
そこの小路を、ちょっと奥に行ったところだよ。

voice: vo_adv_1374003_036
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ありがとう。
助手くん、調査は好調だね♪
早速行ってみよう!

voice: vo_adv_1374003_037
街の女性:
【chara 1511 face 6 (surprised)】 ああ、待って。【chara 1511 face 4 (sad)】 その──

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ここだね。
初めまして。
あなたのお友達に頼まれて、訪ねてきました。

voice: vo_adv_1374003_039
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ……いい場所だね。
緑に囲まれていて、やさしい風が吹いている。
安らぎに満ちた場所だ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374003_040
街の女性:
【chara 1511 face 4 (sad)】 もうずいぶん前のことだけれどね。
流行り病でねえ。
それはそれは仲の良い、夫婦だったのだけれど……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374003_041
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ああ、きっととても仲が良かったのだろう。
【chara 137412 face 2 (joy)】 ほら、一つのお墓に、二つの名前が寄り添って刻まれていることが、
それを証明している。

Choice: (3) お祈りをしていこうか。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1374003_042
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 そうだね。
顔も知らない相手だけれど、こういうのも縁っていうのかな。

voice: vo_adv_1374003_043
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_1374003_044
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ……どうぞ、安らかに。
じゃあ、もう行こうか。……真実はこの目で見届けたのだから。
──ああ、そうだ。

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ご結婚、おめでとうございます。
……あなたのご友人からの、ご伝言です。

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幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 ヘイ、名探偵と彼氏くん! 待ちかねたよ!
【chara 414 face 1 (normal)】 彼女たちの様子、しっかり見て来てくれたかな?
そして僕の言葉、ちゃんと伝えてきてくれた?

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カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 ……。【chara 137412 face 1 (normal)】 ……ああ、伝えたとも。
しっかり様子も探ってきたよ。
【chara 137412 face 2 (joy)】 ……それはそれは仲の良い夫婦だと、近所でも評判だったよ。

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幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 そうだろうそうだろう! アイツはとても一途なヤツだからさ。
そして、アイツの選んだ男なら、きっと間違いないさ。
【chara 414 face 1 (normal)】 で、どんな家だった? 見てきたんだろ?

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カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ああ。とても賑やかな通りにあってね。
そう、いつも笑いが絶えない──
風が心地いい場所だった。

voice: vo_adv_1374003_050
幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 く~っ、幸せになりやがって!
【chara 414 face 1 (normal)】 で、俺の言葉に、彼女はなんて言ってくれた?

Choice: (4) ……カスミちゃん……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1374003_051
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 ……
【chara 137412 face 1 (normal)】 ……ああ。
「ありがとう」って言っていたよ。

voice: vo_adv_1374003_052
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 私と彼は今も、とても幸せだ。あなたも安心して、
行くべきところに行ってほしい──とね。

voice: vo_adv_1374003_053
幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 ……ハハハ。
【chara 414 face 1 (normal)】 ……やっぱり、思った通りの答えだな。
【chara 414 face 2 (joy)】 アイツはそういう、ハッキリしてて無邪気で、優しいやつさ!

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幽霊:
【chara 414 face 1 (normal)】 いや~、心残りはきれいさっぱり消え去ったよ!
彼女の言う通り、俺も行くべき場所へ行けそうだ!
【chara 414 face 2 (joy)】 ありがとう。【chara 414 face 1 (normal)】 ところで……

voice: vo_adv_1374003_055
幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 ……どうやって行けばいいのかな?

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ……え?
どうやって、って……
これ、なんか自然と天に昇ってったりする展開じゃないのかいっ!?

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幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 いやあ、あまりにも長く地縛霊として居座ってたもんで……
迷子……になっちまったみたいでさ……
ハハハ。

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カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 ハハハじゃないよ!
【chara 137412 face 4 (sad)】 ~っ。しかたない。私に任せたまえ。

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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 私は探偵だ、と言ったね。
だけどそれだけじゃないんだ。

voice: vo_adv_1374003_060
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 探偵であり聖職者。
そう、つまりシスターでもあるのさ。
【chara 137412 face 2 (joy)】 なんて、見たままだけどね。

voice: vo_adv_1374003_061
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 だから、──贈るよ。
あなたをあるべきところに送る祈りを。

voice: vo_adv_1374003_062
幽霊:
【chara 414 face 2 (joy)】 ひゅ~! やったぜ!

voice: vo_adv_1374003_063
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 何も恐れることはないよ。
きっと、望むところへ向かえる。
だから、信じてほしい。

Choice: (5) ……カスミちゃん。そんなことできるの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1374003_064
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 できないという理屈はないね。
どんな難局だって諦めないのが私の信条、【chara 137412 face 2 (joy)】 だしね!

voice: vo_adv_1374003_065
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 さあ、始めよう。
依頼人の気が変わらないうちに。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374003_066
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 真実とは、なんだろうね。
私にとっての真実は、彼にとってもそうだっただろうか。

voice: vo_adv_1374003_067
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 目で見たもの、耳で聞いたもの、手で触れたもの。
それらは事実であって、
真実のありかはまた別のところにあって──

voice: vo_adv_1374003_068
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 それを、誰しもが追い求めていくんだろう。
何が現実で、何が幻か、そんな定義さえ曖昧な世界で、
それはきっと、道しるべのようなものだろうから……

voice: vo_adv_1374003_069
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 願わくは、私の祈りが──
少しでも彼の道行を照らすように、願っているよ。

voice: vo_adv_1374003_070
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 整然として、解き明かすことのできる謎は、美しいものだと思う。
しかし、時として理屈のつかない、人の心の謎というものも、
また美しい。そして──

voice: vo_adv_1374003_071
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 私も。
その美しさに少しでも、近づきたい。
助手くんと一緒に。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1374003_072
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 ありがとな。嘘の下手な名探偵さん。

Choice: (6) ……カスミちゃん。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1374003_073
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】 あ……
そうか……
彼はもう……

voice: vo_adv_1374003_074
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 よかった。
私のとっさの作り話で……
きっと安心したのだね。

voice: vo_adv_1374003_075
カスミ:
【chara 137412 face 4 (sad)】 少しばかりは心が痛むけれど……
【chara 137412 face 1 (normal)】 時としてそんな仕事を引き受けるのも、また探偵の役目さ。

voice: vo_adv_1374003_076
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 シスターは祈りを。
探偵は真実を。
【chara 137412 face 2 (joy)】 助手くんは私に力を。

voice: vo_adv_1374003_077
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 そのすべてがなければ、
今回は解決にたどり着くことはできなかった。

voice: vo_adv_1374003_078
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 私があの男性から受けた真実の依頼は、
伝言ではなくて──
『彼の魂を、あるべき場所へ導くこと』だったのだからね。

voice: vo_adv_1374003_079
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 彼は、それをはっきりと告げることはなかったけれど。

Choice: (7) カスミちゃんにはお見通しだったんだね。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1374003_080
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ふふっ、その通り。
真実とは、要は、事実の『使い方』なのだよ。

voice: vo_adv_1374003_081
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ……と、まあこれにて、物語の締めのセリフとしようか♪
ふぅ……長かったけれど、本当に一件落着だ。
お疲れ、助手くん。今回の事件でも、いろいろ助けてもらったね。

voice: vo_adv_1374003_082
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 そのついでではないが、あともう一個だけ、頼まれてくれるかな。
【chara 137412 face 2 (joy)】 ……私に、珈琲を淹れてくれないかい。

Choice: (8) もちろん。
----- Tag 8 -----
Choice: (9) もうしばらく、そばにいるよ。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1374003_083
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】 ありがとう、助手くん。

voice: vo_adv_1374003_084
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】 ふふっ。
なんだかちょっと苦いね、今夜の珈琲は……