ヴァイオレット(イサナミ) 第1話
料理対決に備え特訓をするヴァイオレットだが、不慣れゆえに様々なハプニングを引き起こしてしまう。一度は自身に失望しかけるも、{player}たちの言葉に励まされ自信を取り戻すのだった。
-------------- situation:
修める手と、想う心
--------------
voice: vo_adv_1380001_000
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
ふぅ、ふぅ……
は、刃物を持つのは、緊張して……手が、震えてしまいます……
指の一本や二本切り落としてしまっても、平気な体だというのにっ……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ランドソル万博が開催する、少し前のこと──
ヴァイオレットは、{player}と共に
包丁を握っていた。
voice: vo_adv_1380001_001
グレイス:
【chara 133012 face 1 (normal)】
──騎士氏。
【chara 133012 face 2 (joy)】
ヴァイオレット姫の料理レッスン、
引き受けてくださってありがとうございます。
Choice: (1) でも、僕でよかったの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1380001_002
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
もちろん。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……というのもうちのお姫さま、最近根を詰め気味でして。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1380001_003
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
どうしましょう、どうしましょう……
ただでさえ料理対決に相応しい食材が見つからないのに、
キッチンに立つのが、料理をしたことがないわたくしだなんて……!
voice: vo_adv_1380001_004
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
まぁうちの国はゾンビだの幽霊だの、
食べなくていい種族が多いですからね。
【chara 133012 face 1 (normal)】
料理の経験がないのもしょうがない気がしますけど。
voice: vo_adv_1380001_005
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
だからといって、料理ができない言い訳にはならないでしょう?
食材探しと並行しつつ、料理の練習もしなければ……
ですが、あまり時間はありませんし……どうしたら……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1380001_006
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……とまあそんな感じで
【chara 133012 face 1 (normal)】
けっこういっぱいいっぱいみたいなので、
いい感じに気晴らしできつつ、成果も出たらと。
voice: vo_adv_1380001_007
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
てなわけで騎士氏。
うちの姫に、ちょっくら自信つけてあげてください。
Choice: (2) そういうことなら、任せて!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1380001_008
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
あの……騎士様?
いちょう切りというのは、どのようにすればよいのでしょう……?
Choice: (3) ちょっと待ってね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1380001_009
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
き、騎士様……!?
どうして、後ろから抱き付いて……?
Choice: (4) このほうがやり方が伝わるから。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1380001_010
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
手取り足取りってやつですね。
さすが騎士氏、安心のサポートスキル。
【chara 133012 face 1 (normal)】
でも下心ゼロ&無自覚なところが恐ろしい。
voice: vo_adv_1380001_011
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
で、ですが……
これでは、緊張して……余計に手元が……!
voice: vo_adv_1380001_012
グレイス:
【chara 133012 face 1 (normal)】
気を確かに、姫。
あくまで道具の使い方を覚えるためですから。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
そのままちゅっちゅしだしてもグレイスちゃんは一向に構いませんけど。
voice: vo_adv_1380001_013
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 3 (anger)】
グレイス、意識させないで!
【chara 133111 face 4 (sad)】
野菜の形が、不格好になってしまいます……ああっ!
voice: vo_adv_1380001_014
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
あの、本当にこの生き物を煮て、お出汁を取るのですか?
【chara 133111 face 4 (sad)】
とてもぬるぬるしていますが……
voice: vo_adv_1380001_015
グレイス:
【chara 133012 face 1 (normal)】
そのナマコ、鬼族の間では珍味として有名だそうですよ。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
ランドソルでは使います? ナマコ出汁。
Choice: (5) あまり聞いたことはないかも……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1380001_016
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
そ、そうなのですか……?
【chara 133111 face 4 (sad)】
やはり、我が国の食文化は変わっているようですわね……
【chara 133111 face 6 (surprised)】
きゃっ!?
voice: vo_adv_1380001_017
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
ナ、ナマコが滑って……! 【chara 133111 face 4 (sad)】
待って!
逃げようとしないでくださ──ああっ!?
Choice: (6) うわぁっ!?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1380001_018
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
いたた……
申し訳ありません、騎士様。
慌てるあまり、ドレスの裾を踏んでしまい……
voice: vo_adv_1380001_019
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
って、騎士様?
騎士様はどちらに……
voice: vo_adv_1380001_020
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
騎士氏なら、貴女のお尻の下ですよ。
ほら。
voice: vo_adv_1380001_021
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
えっ?
【chara 133111 face 4 (sad)】
……きゃあっ!?
申し訳ございません騎士様! 騎士様のお顔を、このような……!
voice: vo_adv_1380001_022
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
尻に敷いちゃいましたね。
【chara 133012 face 1 (normal)】
早くも。
voice: vo_adv_1380001_023
ヴァイオレット:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1380001_024
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
姫。
ヴァイオレット姫。
いくら普通の火に慣れてないからって、見すぎですよ。
voice: vo_adv_1380001_025
ヴァイオレット:
【chara 1 face 1 (normal)】
ですが、もし鍋の底が焦げてしまったら、せっかくのお料理が
台無しになってしまいます……!
それだけは、避けねば……
voice: vo_adv_1380001_026
グレイス:
【chara 133012 face 4 (sad)】
……でも、至近距離でガン見は絵面的にちょっと。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
あと、顔色ヤバいです。
voice: vo_adv_1380001_027
ヴァイオレット:
【chara 133115 face 6 (surprised)】
えっ……【chara 133115 face 4 (sad)】
ああっ!?
いつの間に……!
voice: vo_adv_1380001_028
ヴァイオレット:
【chara 133115 face 4 (sad)】
まさか、熱で体が温まって……?
いえ、わたくしが、火に気を取られすぎていたから……!?
ど、どうしたら……
Choice: (7) ヴァイオレットさんを強化する!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1380001_029
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
いえいえ、多分こっちのほうが早いです。
【chara 133012 face 1 (normal)】
はい、どーん。
Choice: (8) グレイスさん!?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1380001_030
ヴァイオレット:
【chara 133115 face 6 (surprised)】
きゃっ!?
き、騎士様!?!?
voice: vo_adv_1380001_031
ヴァイオレット:
【chara 133115 face 6 (surprised)】
き、騎士様のお顔が、こんなに近くに!
【chara 133115 face 3 (anger)】
いえ、そうではなく! 早く顔色を戻さないと……っ!
voice: vo_adv_1380001_032
ヴァイオレット:
【chara 133115 face 3 (anger)】
ふぅ…………
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1380001_033
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 3 (anger)】
もう、グレイス!
びっくりしたではありませんかっ……!
voice: vo_adv_1380001_034
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
でも、パニックは落ち着いたでしょう?
【chara 133012 face 2 (joy)】
名付けて『ドキッ☆ あの子に触れて気持ちスイッチ』作戦──
voice: vo_adv_1380001_035
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
またそんなことを言って……!
【chara 133111 face 1 (normal)】
……でも、顔色が戻ってよかった……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後もヴァイオレットは小さなミスやトラブルにうろたえつつ、
懸命に料理修行を続け……
なんとか煮物を作り上げたのだった。
voice: vo_adv_1380001_036
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 1 (normal)】
一応、煮物ができましたね。
【chara 133111 face 4 (sad)】
ですが……はぁ……
voice: vo_adv_1380001_037
グレイス:
【chara 133012 face 1 (normal)】
姫。あんまり気を落とさないでください。
voice: vo_adv_1380001_038
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
いえ、最初からわかっていたのです。
この野菜も不揃いな、いびつな出来栄え……
初心者のわたくしが、簡単に料理を作れるわけがないと。
voice: vo_adv_1380001_039
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
野菜一つ丁寧に切れず、食材の扱いにも手間取り……
挙句の果てに火加減を気にして『王家の装備』の制御まで
疎かになってしまう……こんなにも不器用だったなんて。
voice: vo_adv_1380001_040
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
このままでは、国を誇るどころか
他の国の皆様に笑われてしまいます。
民のためにも、もっと精進しなければなりませんね……
Choice: (9) 落ち込むのはちょっと待って。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1380001_041
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
え……?
Choice: (10) 煮物を食べる。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1380001_042
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
騎士様!?
【chara 133111 face 4 (sad)】
あ……その……
…………お味には、どうか期待せず──
Choice: (11) おいしい!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1380001_043
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
……えっ?
voice: vo_adv_1380001_044
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
ん。本当ですね。
見た目は確かに、少し……【chara 133012 face 4 (sad)】
……【chara 133012 face 2 (joy)】
個性的ですが、味はイイ感じです。
経験を積めば、普通にいけますよ。
voice: vo_adv_1380001_045
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
そんな……!
【chara 133111 face 4 (sad)】
だってわたくしは、あんなに不器用で……
Choice: (12) 疑うなら、食べてみて。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1380001_046
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
は、はい……
【chara 133111 face 6 (surprised)】
では、いただきますね。
…………【chara 133111 face 4 (sad)】
あむっ。
voice: vo_adv_1380001_047
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
…………
……美味しい……!
voice: vo_adv_1380001_048
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
あんなに切り方が不揃いで
手順も順調とは言えなかったのに……
確かに、味は美味しいですわ……
Choice: (13) ヴァイオレットさんは、慣れてないだけ。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1380001_049
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
ですね。
順調ではないと言っても、手順や処理自体は間違えてなかったですし。
それに──
voice: vo_adv_1380001_050
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
うちの姫は真面目で、食材で冒険とかしないタイプですから。
よっぽどの味音痴でもない限り、そう失敗はしないと思いますよ。
voice: vo_adv_1380001_051
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
そ、そうなのですか……?
voice: vo_adv_1380001_052
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
……わたくしは、もしかして……
気負いすぎていた……のでしょうか。
voice: vo_adv_1380001_053
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 4 (sad)】
国を背負うものとして、
民に恥をかかせてはいけないと……
その気持ちだけが先走っていた……?
Choice: (14) ヴァイオレットさんなら大丈夫だよ。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1380001_054
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
そうですよ。
【chara 133012 face 6 (surprised)】
確かに食材の件など、考えることは山積みですが……
【chara 133012 face 1 (normal)】
それらはおいおい考えていくとして。
voice: vo_adv_1380001_055
グレイス:
【chara 133012 face 2 (joy)】
貴女は姫として、どーんと構えていればいいんです。
そのほうが部下も安心できるってもんですよ。
voice: vo_adv_1380001_056
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 2 (joy)】
騎士様……グレイス……
voice: vo_adv_1380001_057
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 1 (normal)】
……そうですわね。
焦っていても仕方がありません。
ここは姫として、一つずつ課題を片付けていくことにします。
voice: vo_adv_1380001_058
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 1 (normal)】
これからもどうか、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
【chara 133111 face 2 (joy)】
グレイス──
それに、騎士様……!
Choice: (15) 任せて!
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1380001_059
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 3 (anger)】
では、さっそく……!
もう一度、野菜の下処理を致しますわ。
参りますっ……!
voice: vo_adv_1380001_060
グレイス:
【chara 133012 face 6 (surprised)】
ちょま。
スミレ、持ち手逆──
voice: vo_adv_1380001_061
ヴァイオレット:
【chara 133111 face 6 (surprised)】
ああっ……!?
ゆ、指がっ──!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
多少のトラブルはあったものの──
その後も熱心に取り組んだ甲斐があり、ヴァイオレットは
対決本番までに、なんとか料理技術を身に付けたのだった。