キョウカ(ゴシック) 第3話
キョウカは貴族の女の子に{player}への想いを指摘され、困惑する。だが少しだけ自分の気持ちと向き合い、{player}にいつも優しく気にかけてくれることを感謝した。


-------------- situation:
心の穴を埋めるのは
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 キョウカと{player}との間に出現した鎖を
消す手段が分からないまま、二人はキョウカの家へと戻ってきた。

voice: vo_adv_1390003_000
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 消せないものは仕方ないです。
【chara 139012 face 1 (normal)】 でも、また、鎖が消えたときのために
お勉強はしておかなくちゃ。

Choice: (1) キョウカちゃんは偉いね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1390003_001
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 このくらい、当然ですよ。
【chara 139012 face 1 (normal)】 それに……あなたがどこかにフラフラ行っちゃって
事件に巻き込まれたりしないのはいいな、って思います。

Choice: (2) そんなに僕、ふらふらしてる……?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1390003_002
キョウカ:
【chara 139012 face 6 (surprised)】 自覚、なかったんですか……?
【chara 139012 face 1 (normal)】 あ、お客さんかな。誰だろう?
【chara 139012 face 2 (joy)】 出ましょう、一緒に来てください。

voice: vo_adv_1390003_003
キョウカ:
【chara 139012 face 1 (normal)】 はーい、どなたですか?

voice: vo_adv_1390003_004
貴族の女の子:
【chara 1214 face 2 (joy)】 たのもう!
【chara 1214 face 4 (sad)】 じゃなくて、【chara 1214 face 2 (joy)】 ごめんください。
執事のスカウトに来ましたわ。

voice: vo_adv_1390003_005
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 …………?
あの、家、間違ってませんか?

voice: vo_adv_1390003_006
貴族の女の子:
【chara 1214 face 4 (sad)】 そっ、そんなことはなくてよ!
【chara 1214 face 1 (normal)】 私が用があるのはこの家、平民なのに執事を雇ってると噂の
森の民家ですわ!

voice: vo_adv_1390003_007
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 それなら、確かにうちかもしれないけど……

voice: vo_adv_1390003_008
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 単刀直入に申し上げますわ。
あなたの執事をいただきたくってよ!

voice: vo_adv_1390003_009
キョウカ:
【chara 139012 face 6 (surprised)】 【chara 139012 face 3 (anger)】 ダメですっ!
そんなの私が許しません!

voice: vo_adv_1390003_010
貴族の女の子:
【chara 1214 face 1 (normal)】 これは純然たるスカウトですのよ?
執事にも主を選ぶ権利はありますわ。

voice: vo_adv_1390003_011
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 こんな森の民家で仕事をさせるなんてもったいないですわ。
【chara 1214 face 1 (normal)】 聞けば、あなたの執事はいろいろバイトを掛け持ちして
生活に苦労しているようじゃありませんの。

voice: vo_adv_1390003_012
貴族の女の子:
【chara 1214 face 2 (joy)】 うちに来たなら、お給金ももちろんはずみますし
三食昼寝付きの好待遇で雇って差し上げますわよ?

voice: vo_adv_1390003_013
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 それに……
こんな鎖で繋いでおくなんて。
執事がかわいそうですわ。逃げられる心配でもしているのかしら。

voice: vo_adv_1390003_014
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 うっ……
それは、その……【chara 139012 face 3 (anger)】 事情が、あるんです……っ!

Choice: (3) 僕は嫌じゃないよ、この鎖。
----- Tag 3 -----
Choice: (4) 全然困ってないし。むしろ楽しいかも。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1390003_015
キョウカ:
【chara 139012 face 6 (surprised)】 ……!
【chara 139012 face 3 (anger)】 あなた、またそんな適当なことをっ……
【chara 139012 face 6 (surprised)】 きゃあ!?

voice: vo_adv_1390003_016
貴族の女の子:
【chara 1214 face 6 (surprised)】 鎖が短くなった!?
【chara 1214 face 3 (anger)】 あなたたち……そういう趣味ですのねっ!
【chara 1214 face 4 (sad)】 いやっ、へんたいふしんしゃですわ!

voice: vo_adv_1390003_017
キョウカ:
【chara 139012 face 10 (special_d)】 誰がですの!
そんなふうにしか見られないあなたのほうがよほど
へんたいふしんしゃですわ!!

voice: vo_adv_1390003_018
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 なんですって!?
執事を鎖で繋いで満足してるへんたいお嬢様に
とやかく言われたくはありませんわっ!

Choice: (5) まあまあ、二人とも落ち着いて。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1390003_019
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 ……こほん。
じゃあ一体、どういうおつもりでこの鎖をつけているんですの?

Choice: (6) これは僕たちの絆の証です。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1390003_020
貴族の女の子:
【chara 1214 face 6 (surprised)】 ……へ?
【chara 1214 face 4 (sad)】 …………つまり、この鎖は執事だからではなく
身分差の恋の証だと、そういうことですの!?

voice: vo_adv_1390003_021
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 よ、余計に不健全ですわ!!

voice: vo_adv_1390003_022
キョウカ:
【chara 139012 face 5 (shy)】 こ、ここここ恋って!
恋って何ですか! そこまで言ってないじゃないですか!

voice: vo_adv_1390003_023
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 どういう気持ちなんですのっ!
【chara 1214 face 4 (sad)】 その、【chara 1214 face 3 (anger)】 二人の間の鎖はっ!

voice: vo_adv_1390003_024
キョウカ:
【chara 139012 face 5 (shy)】 ううっ、これが私の願望だなんて、
とても言えない……! 

voice: vo_adv_1390003_025
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 もう、結構ですわ!
失礼しますわ!

voice: vo_adv_1390003_026
キョウカ:
【chara 139012 face 1 (normal)】 ……行っちゃいました……

Choice: (7) 追いかけよう! 森で一人なのは危ない。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1390003_027
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 ……確かに。
森とか、慣れてなさそうでしたもんね。
貴族のお嬢様っぽい人でしたし。

voice: vo_adv_1390003_028
キョウカ:
【chara 139012 face 1 (normal)】 私も、あの子が迷子になるのは……
ちょっと心配ですし。

voice: vo_adv_1390003_029
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 でも、どこにもいませんね。
走って行っちゃったのかな──【chara 139012 face 1 (normal)】 あ!
悲鳴みたいな声、聞こえましたよね。

Choice: (8) もしかして……
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1390003_030
貴族の女の子:
【chara 1214 face 4 (sad)】 どなたか! どなたか助けてくださいませんこと!
こんなところにどうしてこんなに深い穴があるんですの!

voice: vo_adv_1390003_031
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 ……やっぱり。
ミソギ、この前のお嬢様ごっこの時に掘った穴、
片付けなかったんだ。まったくもう……

voice: vo_adv_1390003_032
貴族の女の子:
【chara 1214 face 4 (sad)】 あなたたち! 早く引き上げてちょうだいませ!
こんなところに長居しては、ドレスが汚れてしまいますわ!
森なんて嫌ですわ、怖いところ……!

voice: vo_adv_1390003_033
キョウカ:
【chara 139012 face 3 (anger)】 何言ってるんですか!
どんなに急いでも足元はちゃんと見る!
森を歩くときは絶対に気を付けなくちゃダメなんですよ?

voice: vo_adv_1390003_034
貴族の女の子:
【chara 1214 face 4 (sad)】 知りませんわっ。
こんなところに来たのも初めてだし
ランドソルから一人で出たのだって……

voice: vo_adv_1390003_035
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 ……もう。
手のかかる人ですね。
……届かない……もっと手を伸ばして!

voice: vo_adv_1390003_036
貴族の女の子:
【chara 1214 face 3 (anger)】 伸ばしてますわよ!
ほらっ! 【chara 1214 face 4 (sad)】 ううぅ、だけど届かないんですのよっ……

voice: vo_adv_1390003_037
キョウカ:
【chara 139012 face 3 (anger)】 ……わかりました。
私が中に入ります。

voice: vo_adv_1390003_038
貴族の女の子:
【chara 1214 face 6 (surprised)】 えっ、何言ってるんですの!
【chara 1214 face 4 (sad)】 危ないでしょうに!

voice: vo_adv_1390003_039
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 あなただって怖い思いをして半泣きじゃないですか。
【chara 139012 face 2 (joy)】 困ってる人がいたら助けます。
私も、この人も。

voice: vo_adv_1390003_040
キョウカ:
【chara 139012 face 3 (anger)】 へんたいふしんしゃさん。
私が中から合図したら、鎖を引っ張って引き上げてください。

Choice: (9) 分かった。キョウカちゃんも気を付けて。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1390003_041
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 はい。大丈夫です。
だって、あなたのこと、信頼してますから。

voice: vo_adv_1390003_042
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 この鎖が二回も役に立つなんて、思いませんでしたね。
【chara 139012 face 1 (normal)】 ケガとかしてませんか?

voice: vo_adv_1390003_043
貴族の女の子:
【chara 1214 face 1 (normal)】 ええ、大丈夫。
【chara 1214 face 2 (joy)】 助けてくださって、ありがとう。
お礼申し上げますわ。

voice: vo_adv_1390003_044
貴族の女の子:
【chara 1214 face 4 (sad)】 それから、わたくし、あなた方の絆を疑ってしまいました。
本当に……ごめんなさい。

voice: vo_adv_1390003_045
貴族の女の子:
【chara 1214 face 1 (normal)】 お二人はこんなにも強い絆で……愛で結ばれていますのに。
【chara 1214 face 2 (joy)】 どうぞ末永くお幸せに。
心よりお祈りしておりますわ。【chara 1214 face 1 (normal)】 では、失礼。

voice: vo_adv_1390003_046
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 あっ、待って……
行っちゃった。

Choice: (10) 無事助けられてよかったね。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1390003_047
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 はい。
【chara 139012 face 1 (normal)】 ……へんたいふしんしゃさん。
この落とし穴、埋めるの手伝ってくれますか?

Choice: (11) もちろん。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1390003_048
キョウカ:
【chara 139012 face 1 (normal)】 よいしょ、よいしょ……っと。
【chara 139012 face 2 (joy)】 ふふっ、ドレスが泥だらけになっちゃう。
ミソギに大笑いされちゃいそう。

voice: vo_adv_1390003_049
キョウカ:
【chara 139012 face 5 (shy)】 あのね、へんたいふしんしゃさん。絶対こっちを見ないで
聞いてください。【chara 139012 face 1 (normal)】 ……この前、お勉強してた時に、
外で遊んだほうがいいって背中を押してくれたこと。

voice: vo_adv_1390003_050
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 私すごくうれしかったです。
勉強を手伝いに来たって言ってたけど、
ちゃんと私の気持ちも考えてくれてたんだ、って。

voice: vo_adv_1390003_051
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 ジオ・ニヴルヘルで聞き込みをした時も、
疲れてる私のこと、運んでくれましたよね。

voice: vo_adv_1390003_052
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 そんなふうに私のこと、いつも気を遣ってくれてるって、
ちゃんと知ってます、私。

voice: vo_adv_1390003_053
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 みんな、この鎖を外すために、
一生懸命がんばってくれてることも。

voice: vo_adv_1390003_054
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 なのに……私だけ、なんにもできなくて。
あなたに不便な思いをさせて。
ごめんなさい。

voice: vo_adv_1390003_055
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 素直になれないことも……
心に小さな穴が開いた気持ちになるけど
うまく、埋められなくて。

voice: vo_adv_1390003_056
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 だんだん、この落とし穴みたいに
心の穴が大きくなる気がするんです。

voice: vo_adv_1390003_057
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 こんな時、もっと大人だったらよかったのにな……

voice: vo_adv_1390003_058
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 そうしたらちゃんと自分の気持ちを伝えたり、
あなたを困らせたり、
力を暴走させたりしなかったのに、って。

voice: vo_adv_1390003_059
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 ……落とし穴、埋まりましたね。
手伝ってくれてありがとうございます。
【chara 139012 face 5 (shy)】 ……心の穴も、ちょっとだけ小さくなったかも。

Choice: (12) やっぱり、ジオ・ニヴルヘルに行こう。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1390003_060
キョウカ:
【chara 139012 face 6 (surprised)】 えっ? 今からですか!?

Choice: (13) この鎖、僕は困ったりしてないけど……
----- Tag 13 -----
Choice: (14) 君が悲しい顔をするのは嫌だから。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1390003_061
キョウカ:
【chara 139012 face 2 (joy)】 ……はい。
行きましょう、へんたいふしんしゃさん。

voice: vo_adv_1390003_062
キョウカ:
【chara 139012 face 4 (sad)】 もし、この鎖が私の願望、なんだとしても……
【chara 139012 face 3 (anger)】 本当はこんなの、よくないですから。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして、再び二人はジオ・ニヴルヘルへ向かったのだった。