ユイ（プリンセス） 第1話
美食殿のギルドハウスで留守番をすることになったユイは、寂しがる{player}を抱きしめて落ち着かせる中、今まで{player}に感じていたものとは違う、温かな感情の芽生えに気づく。
-------------- situation:
慣れない騎士のあやしかた
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
美食殿のギルドハウスへ、コッコロと一緒に食事を作りにきたユイ。
材料が不足していたため、コッコロとシェフィが買い出しに行く間、
ユイは眠っている{player}の様子を見ることになった。
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ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
いってらっしゃ～い！
voice: vo_adv_1802001_001
ユイ：
【chara 100211 face 2 (joy)】
ふふっ、コッコロちゃんとシェフィちゃん、とっても楽しそう。
【chara 100211 face 1 (normal)】
『主さまのために、少しでもいい食材を選びたい』、【chara 100211 face 5 (shy)】
か……
コッコロちゃん、本当に騎士クンが大切なんだね……
voice: vo_adv_1802001_002
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……騎士クン、よく眠ってる。
voice: vo_adv_1802001_003
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
こうして眠ってる時は、前と何も変わらない。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
騎士クン、どうしてまた赤ん坊みたいになっちゃったんだろう……？
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ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
カリザくんや他の人たちが、いつまた戦いを
しかけてくるか分からないし、【chara 100211 face 1 (normal)】
今はコッコロちゃんや
みんなの代わりに、わたしが騎士クンをお世話するね。
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ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……あ、起きちゃった。【chara 100211 face 1 (normal)】
おはよう、騎士クン。
Choice: (1) ……ユイ？
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1802001_006
ユイ：
【chara 100211 face 2 (joy)】
うん。わたし、ユイだよ。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
えっと……お腹は空いてる？ おトイレは大丈夫？
Choice: (2) ……みんな、いない……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1802001_007
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
騎士クン！？ どこ行くの！？
ちょっと待って！ 【chara 100211 face 4 (sad)】
あの、えっと……
voice: vo_adv_1802001_008
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
コッコロちゃんとシェフィちゃんは今、ちょっとお出かけしてるよ。
【chara 100211 face 1 (normal)】
戻ってくるまで、わたしが騎士クンと一緒にいるね。
voice: vo_adv_1802001_009
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
それにみんなも用事が済んだら今日もここに来るって。
【chara 100211 face 4 (sad)】
だから落ち着いて、ね？
voice: vo_adv_1802001_010
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
そっか……今の騎士クンが誰かと二人きりなんてこと
ほとんどなかったから、静かすぎて、怖くなっちゃったのかな。
voice: vo_adv_1802001_011
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
……やっぱりわたし、
今の騎士クンとも、上手に会話できてない……よね。
voice: vo_adv_1802001_012
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
わたしなんかよりずっと年下なのに
ちゃんと騎士クンをお世話できてる……
コッコロちゃんはすごいな……
voice: vo_adv_1802001_013
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ああ、泣かないで……！
どうしよう……！ 【chara 100211 face 1 (normal)】
そうだ、お菓子食べる？ 【chara 100211 face 4 (sad)】
いらない？
そっか……
voice: vo_adv_1802001_014
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
……騎士クン、ごめんね。
わたし、ちゃんとお母さんできてないよね……
voice: vo_adv_1802001_015
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
うぅ……やっぱりわたしじゃダメなのかな……
voice: vo_adv_1802001_016
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
……騎士クンは、困ってる人がいたら放っておかなかった。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
わたしだって、困ってる騎士クンに手を差し伸べたい……！
voice: vo_adv_1802001_017
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
わたしも、やれるだけのことをやらなくちゃ……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
お母さんがわたしや弟たちにしてたことを、
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クンにしてあげたらいいんだ。
voice: vo_adv_1802001_018
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
たしかお母さん、こんな時は抱きしめてくれたな……
【chara 100211 face 7 (special_a)】
……えええっ！？ だ、抱きしめる！？
voice: vo_adv_1802001_019
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
ああ、ごめんね、大声出しちゃって。
びっくりしちゃったよね？
voice: vo_adv_1802001_020
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
恥ずかしがってる場合じゃない……
騎士クンの寂しさを今埋めてあげられるのは、わたししかいない。
voice: vo_adv_1802001_021
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
今の騎士クンは赤ん坊。赤ん坊。赤ん坊……
まだお母さんの温もりが必要な、【chara 100211 face 1 (normal)】
小さい子ども……
voice: vo_adv_1802001_022
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
心ごと、包みこむように。
【chara 100211 face 5 (shy)】
騎士クンを、優しく抱きしめる……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1802001_023
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
……大丈夫。大丈夫だよ。
わたしがそばにいるから。
voice: vo_adv_1802001_024
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
みんながいなくて、怖かったね。
寂しくなっちゃうよね。
voice: vo_adv_1802001_025
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
わたしが一緒にいるよ。
寂しくなくなるまで、一緒にいてあげる……
だから安心して。……ね？
Choice: (3) ……ありがとう。
Choice: (4) ユイ……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1802001_026
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
ほら、わたしのこと、ぎゅってしてみて。
騎士クンと一緒にいるの、分かるかな。
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1802001_027
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
そうだよ。ユイだよ。
【chara 100211 face 2 (joy)】
騎士クンをぎゅってしてあげてるのが、わたしだよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1802001_028
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
……騎士クン。わたしの温もり、届いてる？
さっきはごめんね。そばにいたのに気づいてあげられなくて。
voice: vo_adv_1802001_029
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
もう一人にしないから。
ずっと、ずーっと近くにいるね……
voice: vo_adv_1802001_030
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
騎士クン、最初は震えてたけど、今はもう止まってる。
よかった、不安じゃなくなったみたい……
voice: vo_adv_1802001_031
ユイ：
【chara 100211 face 2 (joy)】
……よしよし。
voice: vo_adv_1802001_032
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
騎士クンの体、こんなに近くに感じるの、初めてだ……
なんだかわたしも、落ち着いてきた……
voice: vo_adv_1802001_033
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
どうしたの、騎士クン？
もう……平気？
Choice: (6) ……うん。へーき。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1802001_034
ユイ：
【chara 100211 face 2 (joy)】
そっか……よかった。
【chara 100211 face 1 (normal)】
じゃあ、離れるね。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1802001_035
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
ふぅ……なんとかなったみたい。
【chara 100211 face 1 (normal)】
表情もこわばってないし、ちゃんと効果があったんだ。
voice: vo_adv_1802001_036
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……それにしても、【chara 100211 face 1 (normal)】
こんな風に騎士クンを抱きしめるなんて
想像もしてなかったよ。【chara 100211 face 6 (surprised)】
それに……
voice: vo_adv_1802001_037
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
騎士クンに今まで感じてたものとは、違う気持ちになってる。
【chara 100211 face 5 (shy)】
ドキドキじゃなくて、胸の奥からじんわり温かくなる感じ。
voice: vo_adv_1802001_038
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
恋とは違う……【chara 100211 face 5 (shy)】
愛情、なのかな……？
Choice: (7) おなかすいた。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1802001_039
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
お腹空いちゃったの？
やっぱりそれもあったんだね。【chara 100211 face 4 (sad)】
んー、でもこの後ご飯だから……
voice: vo_adv_1802001_040
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
軽くお腹に入れるものなら、
作ってあげてもいいかな。【chara 100211 face 1 (normal)】
ちょっと待って。
voice: vo_adv_1802001_041
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
何にしようかな……♪
voice: vo_adv_1802001_042
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
えっと、騎士クン？
【chara 100211 face 4 (sad)】
……やっぱり、まだ寂しい？
voice: vo_adv_1802001_043
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
火を使うかもしれないし、【chara 100211 face 6 (surprised)】
じっとしててほしいけど……
voice: vo_adv_1802001_044
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……それって、騎士クンのためにはならないよね。
voice: vo_adv_1802001_045
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
あのね、騎士クン。
ちゃんとわたしのいうことを聞いて、お手伝いできる？
Choice: (8) おてつだい、できる！
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1802001_046
ユイ：
【chara 100211 face 2 (joy)】
いいお返事だね！ 【chara 100211 face 1 (normal)】
よし、じゃあ一緒に作ろっか。
後でコッコロちゃんたちにも、ごちそうしちゃおう！
voice: vo_adv_1802001_047
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
たとえどんなに小さなことでも、
騎士クンが元に戻るきっかけになるかもしれないって、
信じてあげなくちゃ。
voice: vo_adv_1802001_048
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
そのためには今日みたいに、
【chara 100211 face 2 (joy)】
わたしが騎士クンにしてあげられることを、
一つでも多く、やっていきたいな。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
そうしてユイと{player}は、
二人で一緒に料理を作りながら
コッコロたちの帰りを待つのだった。
