ユイ(プリンセス) 第2話
自らを鍛え直すべく街の外へ出たユイは、ついてきてしまった{player}をお世話しつつ特訓する。帰り道、ユイは眠気に負けそうな{player}を励ましながらなんとか街へと戻るのだった。
-------------- situation:
こっそり特訓したくて
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
【レイジ・レギオン】の一員を名乗るカリザとの戦いを経験したユイは、
自らを鍛え直すため、秘密裏に特訓を行うべく街の外へ向かっていた。
voice: vo_adv_1802002_000
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
この間はみんな無事でよかった……
覇瞳皇帝さんとは違う人たちと、また戦わなくちゃいけないんだ……
voice: vo_adv_1802002_001
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
それに……
voice: vo_adv_1802002_002
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
プリンセスフォーム……あんな風に変身して
スゴい攻撃魔法が使えるなら、【chara 100211 face 3 (anger)】
今までの戦いかたを見直さなくちゃ。
voice: vo_adv_1802002_003
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
よしっ、【chara 100211 face 1 (normal)】
今日は頑張ろう!
Choice: (1) ユイ……?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1802002_004
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
守りと回復だけじゃなくて、攻撃もできるようにならないと。
みんなで騎士クンを、守ってあげなくちゃ!
voice: vo_adv_1802002_005
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
フラワーショット!
voice: vo_adv_1802002_006
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
うーん……
voice: vo_adv_1802002_007
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
プリンセスフォームになれるかもしれない今なら、
普段はみんなの援護に回りながら、
戦況次第で変身して、攻めに加われるようにならなくちゃいけない。
voice: vo_adv_1802002_008
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……最初に変身した時は、ペコリーヌちゃんも一緒だったし、
【chara 100211 face 4 (sad)】
勢いでどうにかなった部分が大きかったよね。
voice: vo_adv_1802002_009
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
これからは勢いまかせじゃなくて、【chara 100211 face 3 (anger)】
ちゃんと状況を判断できるくらい、
【chara 100211 face 1 (normal)】
今よりもっと、動じない心を作っていきたいな。
voice: vo_adv_1802002_010
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
でも動かない的が相手だと、攻撃を当てるのは難しくないし……
【chara 100211 face 4 (sad)】
こっそり練習したかったけど、
誰かに付き合ってもらったほうがよかったかな?
voice: vo_adv_1802002_011
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
それに……本当はプリンセスフォームに変身して練習するのが
一番効果的だけど、そのためには騎士クンがいなくちゃいけないし……
voice: vo_adv_1802002_012
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
こんな時、騎士クンがそばにいてくれたらな……
voice: vo_adv_1802002_013
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……何言ってるのわたし。
【chara 100211 face 3 (anger)】
特訓の時からこんな弱気じゃダメだよ。
voice: vo_adv_1802002_014
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
……うん。よしっ、気を取り直して、頑張ろう!
Choice: (2) がんばれー!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1802002_015
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
騎士クン!? えっ? どうして!?
voice: vo_adv_1802002_016
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
コッコロちゃんとキャルちゃんは? 一緒じゃないの?
【chara 100211 face 6 (surprised)】
一人で来たって、ここまで……!?
【chara 100211 face 4 (sad)】
どこも怪我してない? 歩いて疲れてない?
voice: vo_adv_1802002_017
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
……よかった。体調は大丈夫みたい。
騎士クン、どうしてこんなところにいるの?
Choice: (3) ユイ、みつけた。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1802002_018
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
わたしを……? いつから? 【chara 100211 face 7 (special_a)】
街で?
ひょっとして、街の外に出る前からずっと……?
voice: vo_adv_1802002_019
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
わたしのこと見つけて、ついてきちゃったんだ……!
voice: vo_adv_1802002_020
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
特訓で頭がいっぱいだったから、気づかなかったよ……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
そういえばここに来るまで、全然振り返らなかったな……
voice: vo_adv_1802002_021
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
調子に乗って平原まで行かなくてよかった……
あそこまで騎士クンがついてきてたら、【chara 100211 face 4 (sad)】
きっと大変なことに……
voice: vo_adv_1802002_022
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
それに街の外でカリザくんや仲間の人たちに襲われたら、
わたし一人じゃ騎士クンを守りきれないかもしれない。
【chara 100211 face 3 (anger)】
早く街に戻らなくちゃ!
voice: vo_adv_1802002_023
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
気づかなくてごめんね。
【chara 100211 face 1 (normal)】
一緒に帰ろう? きっとみんなが心配してるよ。
Choice: (4) なんでかえるの?
Choice: (5) つづけないの?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1802002_024
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
なんで、って……
騎士クンが危なくなるといけないから、
帰ったほうがいいと思って。
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1802002_025
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
それは……
【chara 100211 face 4 (sad)】
騎士クンのことが心配だから、
これ以上は続けられないよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1802002_026
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クンにも、みんなにも迷惑はかけたくないし、
特訓はまた今度で。
voice: vo_adv_1802002_027
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
いつまたプリンセスフォームになれるかも分からないから、
【chara 100211 face 6 (surprised)】
本当はそれを試してみたい気持ちもあるけど、【chara 100211 face 1 (normal)】
しょうがないよね。
騎士クンの安全には替えられないもん。
Choice: (7) ユイがいるから、だいじょうぶ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1802002_028
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
そんなことないよ。
【chara 100211 face 4 (sad)】
わたし一人じゃそんなに強くないし……
voice: vo_adv_1802002_029
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
騎士クンがわたしを頼りにしてくれるのはうれしいけど、
プレッシャーにも感じちゃう……
voice: vo_adv_1802002_030
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
わたし一人で、騎士クンを守りきれるのかな……
もしそうなったら……
voice: vo_adv_1802002_031
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
ううぅ、自信ないよぉ……
voice: vo_adv_1802002_032
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……こんな時、騎士クンだったらどうするんだろう?
騎士クンは、いつも躊躇せずにわたしを助けてくれた……
voice: vo_adv_1802002_033
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
ならわたしも、そんな時が来たら、必ず同じことをしてあげたい。
【chara 100211 face 2 (joy)】
……それでいいよね、騎士クン。
voice: vo_adv_1802002_034
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
……ありがとう、騎士クン。
やっぱりわたし、もうちょっと特訓するね。
voice: vo_adv_1802002_035
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
わたしが特訓してる間は、あんまり遠くに行かないで。
約束、できるかな?
voice: vo_adv_1802002_036
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
ありがとう。
【chara 100211 face 1 (normal)】
それじゃあ気を取り直して……
voice: vo_adv_1802002_037
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
やあっ! それっ! ええーいっ!
voice: vo_adv_1802002_038
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
まずは足止めして、動けなくなった相手に
そのまま攻撃魔法を連続でたたみかける……【chara 100211 face 1 (normal)】
これで成功かな。
voice: vo_adv_1802002_039
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クン、今の見ててくれた?
【chara 100211 face 6 (surprised)】
あれ、騎士クン……?
voice: vo_adv_1802002_040
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
よかった、遠くには行ってない……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1802002_041
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
けど全然よくないよぉ~!
【chara 100211 face 3 (anger)】
待ってて騎士クン、今助けるから!
voice: vo_adv_1802002_042
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
シューティングスター! いっけえええ!
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1802002_043
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ふぅ……弱い魔物だったみたいで助かったね……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
騎士クン、大丈夫? 怪我は……ないかな。
【chara 100211 face 5 (shy)】
はぁぁ~、よかったぁ~……
voice: vo_adv_1802002_044
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
すごくびっくりしたし、心臓がきゅってなっちゃった……
【chara 100211 face 4 (sad)】
ものすごい緊張感があったし、今のは一人で特訓してる時より
身になった気がするよ……
voice: vo_adv_1802002_045
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
そっか……
これからは騎士クンが危ない目に遭ったとしても、
今みたいに、わたしが助けてあげられたらいいんだ……
voice: vo_adv_1802002_046
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
なんて言ってみたけど、そんなこと本当に……
voice: vo_adv_1802002_047
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
でも今は、もしもの時にはプリンセスフォームだってある……
これからはわたしにできるなら、やるしかない……よね。
voice: vo_adv_1802002_048
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
そうだよね、騎士クン。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……えっ? 騎士クン?
voice: vo_adv_1802002_049
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ああ~っ! またどこかに行こうとしてる~!
騎士クン待って~! どこに行くの~! 止まって~!
voice: vo_adv_1802002_050
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
はあ、はあ、はあ……
voice: vo_adv_1802002_051
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
ううぅ……
お願い騎士クン、じっとしてて……
voice: vo_adv_1802002_052
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……あれ、ホントにじっとしててくれる……?
voice: vo_adv_1802002_053
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
そっか……【chara 100211 face 1 (normal)】
最初からそうお願いしてたら、
ちゃんと聞いてくれたんだね……
voice: vo_adv_1802002_054
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
でもよかった、【chara 100211 face 6 (surprised)】
あれだけ魔物と遭ったのに、
騎士クンがちゃんと無事で。
voice: vo_adv_1802002_055
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
わたし一人でちゃんと戦えたし、今日だけでも
すごく成長できた気がする。結果の話になっちゃうけど、
騎士クンがいてくれてよかったのかも……
voice: vo_adv_1802002_056
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クン。もうそろそろ日が暮れて夜になりそうだし、街に帰ろう。
voice: vo_adv_1802002_057
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
騎士クン……騎士クン……【chara 100211 face 7 (special_a)】
騎士クン!? まだ寝ちゃダメだよ!?
起きて街まで帰らなくちゃ……!
voice: vo_adv_1802002_058
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
どうしよう~!
もしここで騎士クンが眠っちゃったら、
今度こそわたし一人じゃ守りきれないよぉ~!
voice: vo_adv_1802002_059
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
一人で立てる? ごめんね、眠いよね。
【chara 100211 face 1 (normal)】
ほら行こう。みんながお家で待ってるよ。
【chara 100211 face 4 (sad)】
少し歩くけど我慢してね。
voice: vo_adv_1802002_060
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
ううぅ~……強くもなりたいけど、一人で騎士クンのお世話が
できるようにもなりたいな……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
眠たそうに目をこする{player}を連れて街へ戻る中、
ユイは新たな目標への努力を決意するのだった。